気象庁 気象測器の検定と観測施設の届出 観測精度を確保するため 気象測器の検定 <気象業務法第9条、第28条∼第34条> 検定制度は、気象測器の性能を保証するものです。 観測データを発表するには、正しい値であることが必要なことか ら検定に合格した気象測器を使用してください。 <検定の内容> 気象測器の種類に応じて材料、部品等についての「構造の検査」と個別の「精 度の検査」を行います。なお、気象庁があらかじめ構造を検査し「型式証明」を 行った気象測器については、「構造の検査」を省略することができます。詳細は 以下ホームページを参照ください。 http://www.jma.go.jp/jma/kishou/shinsei/kentei/index.html 観測施設の届出 <気象業務法第6条> <気象業務法施行規則第2条> 気象観測施設を設置する際は、観測値を発表する等ご利用の 目的により届出の対象となります。まずは最寄りの気象台に届出 について相談してください。 <届出の方法> 設置(変更、廃止)の届出は、30日以内に最寄りの気象台等へ手続きをお願 いします。 書面、FAX、電子媒体及びインターネットを利用したオンラインによる電子申 請が可能です。詳細は以下ホームページを参照ください。 (届出書について) http://www.jma.go.jp/jma/kishou/shinsei/kentei/index.html (電子申請について) http://www.e-gov.go.jp/ (電子政府の総合窓口ホームページ) 観測施設の届出について不明な点がありましたら、最寄りの気象台にお問い 合わせください。 気象庁 検定の対象測器とその有効期間 <気象業務法第31条> <気象測器検定規則第15条> 対 象 測 器 名 検定有効期間 電気式気圧計 10年 液柱型水銀気圧計、アネロイド型気圧計、風杯型風速計、風車型 風速計、超音波式風速計、電気式日射計、貯水型雨量計(自記式 のものに限る)、転倒ます型雨量計 5年 ラジオゾンデ用温度計、ラジオソンデ用気圧計、ラジオソンデ用湿 度計 1年 ガラス製温度計、金属製温度計、電気式温度計、乾湿式湿度計、 毛髪製湿度計、露点式湿度計、電気式湿度計、積雪計 無期限 ※ 有効期間を定めている気象測器を継続して利用する場合は、検定の有効期間を満了するまでに再 検定を受けてください。 検定の有効期間に係わらず気象測器は定期的に点検等を行い、維持・管理に努めてください。 検定の実務等に関する問い合わせ 検定の実施、料金等に関しては登録検定機関((一財)気象業務支援センター 測器検定室 検定所:茨城県つくば市)へお問い合わせください。 TEL:029-869-8551 FAX:029-869-8552 http://www.jmbsc.or.jp/hp/other/sokki1.html お問い合せ先 : 気象庁観測部計画課 〒100-8122 東京都千代田区大手町1-3-4 TEL 03(3212)8341 (代表) 気象庁ホームページ http://www.jma.go.jp/ 2014.10
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