共に高まる - 江田島市

大崎上島海生体験交流協議
会では、平成 年 月から民
泊を始め、現在、約160軒
の民泊家庭があります。これ
まで中学校 校、高校 校を
受け入れました。どの学校の
生徒も民泊家庭からの評判が
良いです。
住民は当初、「何でこんな
島に修学旅行生が来るのか」
という雰囲気でしたが、回数
を重ねていくと、「また来て
くれた」という感じ方に変
わってきています。
また、民泊は、住民にとっ
て島の良さを再発見する絶好
の機会になっています。
今後の目標は、櫂伝馬体験
など、大崎上島町でしかでき
ない体験プログラムを増やし
ていきたいと思っています。
大崎上島町も江田島市に負け
ないように頑張ります。
8
周防大島町体験交流型観光
推進協議会では、平成 年か
ら民泊を始め、現在、約20
0軒の民泊家庭があります。
受け入れている学校は、中
学・高等学校が多いです。
これまで民泊を行ってきて、
町の中にはこんな変化が生ま
れています。
①地区が異なる民泊家庭同士
のつながりができた。
②普段何気なく見ている風景
や、当たり前のようにして
いることに感動してくれる
修学旅行生の姿を見て、改
めて地元の良さが分かるよ
うになり、地域に誇りを持
てるようになった など。
これからも、修学旅行生の
豊かな心を育むこの素晴らし
い取り組みに、多くの方に参
加していただき、この想いを
共有したいと思っています。
安芸太田町田舎体験推進協
議会では、平成 年 月から
民泊を始め、現在、113軒
の民泊家庭があります。受け
入れている学校は、小・中学
校や高校です。それから外国
人も受け入れています。
町の取り組みに参加する機
会が少ない住民にとって、民
泊は町行政に直接参加できる
絶好の機会になっています。
また、住民同士の交流に広が
りをもたらしています。
今後の目標ですが、新規民
泊家庭の開拓と交流の広がり
を意識して取り組みます。近
隣市町と連携して大規模校を
受け入れていくためには、広
島湾ベイエリア・海生都市圏
研究協議会会員同士の今以上
の連携が必要だと考えていま
すので、江田島市の皆さまよ
ろしくお願いします。
北広島町農山村体験推進協
議会では、平成 年度から都
市部の子どもたちに田舎体験
をしてもらう「子ども農山村
交流プロジェクト」をスター
トし、平成 ・ 年度には国
のモデル地域に指定されまし
た。平成 年度には町内全域
で民泊の取り組みを拡大し、
県内小学校の体験活動(野外
活動)や海外小中高生の受け
入れを中心に進めています。
現在の民泊家庭は約130軒。
町内では民泊に訪れた子ど
もたちが家族で再訪するなど、
民泊家庭との事後交流も続い
ており、民泊が町民のやりが
い創出につながっています。
話しは変わりますが、江田
島市から毎年北広島町へ民泊
に来てくれている小学校があ
ります。今後もこのご縁が続
くようにと、願っています。
新たな仲間に出会い、共に生きよう
能な方。
○生徒と一緒に交流できる方
○安心・安全な受け入れのた
め、年1回は研修や講習を
受けていただける方
▼民泊などの体験料
受入家庭には、体験料をお
支払いします。
詳細については、交流促進
課にお問い合わせください。
民泊で一緒に元気なまちを作りませんか
市では、修学旅行生徒と交
流していただける民泊家庭を
随時募集しています。修学旅
行生を泊めて交流してみたい
・一度話を聞いてみたい・民
泊に興味があるという方は、
是非、交流促進課までお問い
合わせください。
▼民泊家庭の要件
○市内に家をお持ちで、生徒
3~4人を泊めることが可
200 人 2泊3日
共に高まる
しも好意をもってくれたら、
それは本市の将来にとって大
きな財産になるはずです。そ
して、それは私たちから私た
ちの子どもたちへ夢や希望を
つなぐことにもなります。
私は、そんな仕事に携わら
せてもらっていることをとて
もありがたく思っています。
この民泊を通し、共に遊び、
暮らし、学び、高まり合い、
そして、共に助け合い、元気
なまちを作って、共にこのま
ちで生きていきましょう。
20
21
2泊3日
1泊2日
2泊3日
2泊3日
238 人
160 人
240 人
235 人
5
もしかすると、この人と人
とのつながりが、元気をもた
らし、相互に助け合っていく
新たなコミュニティの創造や
協働のまちづくりにつながっ
ていくのかもしれません。
そして、もちろん修学旅行
生とのつながり。「元気をも
らえる。家がにぎやかにな
る」という民泊家庭もいます。
本市が数ある候補地から選ば
れ、あなたと出会うというこ
とだけでもすごい確率です。
この奇跡的な出会いを楽しみ、
若さや明日への活力をもらう
機会にしていただけたらと思
います。
現在、年間約2千人の修学
旅行生が本市を訪れています。
例えば、5年で1万人、 年
余りで本市人口2万5千人近
くの人が「江田島市を知る=
江田島市民とつながる」こと
になります。その人たちがも
24
1泊2日
1泊2日
1泊2日
2泊3日
広南小学校(広島県)
8月 倉橋小学校(広島県)
小屋浦小学校(広島県)
5
共に助け合う
修学旅行生を民泊で受け入
れ始めてわかったことがあり
ます。それは、人と人とのつ
ながりが広がっていくこと。
今回のこの民泊特集の中で
も分かると思います。
ほかにもこんな話がありま
す。ある農家さんが家業体験
で魚釣りをさせたいと思いま
した。しかし、自分では教え
ることができないので、近所
の方に声を掛けたら、その方
は快く手伝ってくれたそうで
す。都会だけではなく、我々
も近所付き合いが少なくなっ
ている昨今、隣の家に頼むの
も最初は気が引けます。
しかし、修学旅行生を何度
か受けているうちに、今度は、
「また魚釣りを教えようか?
魚がたくさん釣れたから、来
た子に食べさせてやって」と
言ってもらえるようになった
と聞きました。
20
北広島町 商工観光課
主事 藤井明美さん
熊野第2小学校(広島県)
7月
明徳小学校(広島県)
22 人
30 人
18 人
160 人
富士見高等学校
(埼玉県)
平城高等学校
(奈良県)
10 月
川越初雁高等学校
(埼玉県)
鴻巣女子高等学校
(埼玉県)
11 月 和光高等学校(埼玉県)
11
20 人 1泊2日
14 人 1泊2日
豊里中学校(三重県)
5月 武庫東中学校(兵庫県)
東中学校(大阪府)
22 人 1泊2日
16 人 1泊2日
11 人 1泊2日
警固屋小学校(広島県)
明立小学校(広島県)
9月
甲山小学校(広島県)
市ヶ尾高等学校
(神奈川県)
122 人 日帰り
220 人 2泊3日
175 人 1泊2日
期間
人数
学校名
⑧
広報えたじま 平成27年4月
⑨ 広報えたじま 平成27年4月
25
安芸太田町 商工観光課
主任 小笠原文麿さん
平成27年度 民泊受け入れ日程
25
大崎上島町 産業観光課
主任主事 三村竜也さん
10
広島湾ベイエリア・海生都市圏研究協議会には、本市のほか4町が民泊に取り組んでいます。本
市と同じ海に接している周防大島町(山口県)や大崎上島町、山間部の安芸太田町、北広島町。互
いに切磋琢磨し合う、各協議会事務局の職員に話を伺いました。
交流促進課
主任主事 後 修司
21
周防大島町 商工観光課
主査 中岡貴史さん