授業科目名 工芸演習 担当者 谷口 昌子

授業科目名
工芸演習
(副題)
担当者
谷口 昌子
期間
後期
単位
1
[ 授業の目的・ねらい ]
生活の中に豊かさをもたらす工芸。本演習ではそのような工芸の中からトールペイントを取り上げます。トールペイ
ントの基礎的知識・技法を習得し、各自の個性を活かした作品を制作することを通して、自分でものを作ることの喜
びを体感し、工芸による美的・装飾的付加価値に対する理解を深めることを目的とします。
[ 授業全体の内容の概要 ]
トールペイントの歴史・種類、ストローク・テクニックなどを学び、木製品にアクリル絵具で各自のデザインを描いて
いきます。 トールペイントで使用するストローク・テクニックなどは、ネイルアートへも応用できます。
モチーフ・色彩・レイアウトなどは、提示された基本パターンをもとに各自アレンジ、あるいはフルデザインを行い、
自分らしさを表現した作品となるよう取り組みます。
制作過程においては、随時デモンストレーションや個々への助言などで、ていねいに指導します。
[ 到達目標 ]
15回の授業を通して、工芸がもたらす豊かな付加価値を理解しながら、個性を反映したトールペイント作品の制作
を目指します。
[ 受講生の自主学習(授業前後) ]
授業での説明をよく聞き、図案のモチーフ・色彩・レイアウトなど、その都度次回の工程のイメージをまとめてきてく
ださい。
もし進度が遅い場合は、自主的に機会を設け、遅れを取り戻すようにしてください。
[ 評価方法 ]
授業態度(50%)、作品評価(50%)。授業態度は作品制作への取り組み姿勢で評価します。
[ テキスト ]
プリントを配布します。
[ 参考文献 ]
なし
[ 受講生への要望、その他 ]
最大受講人数は24名とします。
制作教材実費として1500円程度必要となる予定です。
[ 授業計画 ]
<基礎演習>
1. オリエンテーション・基本のストローク演習
2. 基本のストローク演習
<バスケットトップ制作>
3. デザイン
4. ベースコート・トレース
5. モチーフの演習・ペイント
6. モチーフの演習・ペイント
7. モチーフの演習・ペイント
8. モチーフの演習・ペイント
9. モチーフの演習・ペイント
10. ペイント
11. ペイント
12. 仕上げ
<ミニトレイ制作>
13. デザイン・ベースコート・トレース
14. ペイント
15.仕上げ・ トールペイント及び自己作品に関する考察
J30100165
【1生】*後期火3