平成27年6月議会定例会一般質問通告概要

平成27年6月町議会定例会一般質問通告概要
H27.6.10(水)
※
質問順番
1番
2番
3番
4番
1番
1
坂井立朗
広島秀一
澤井峰子
岡田健治
坂井立朗
議員
議員
議員
議員
5番
6番
7番
村上紀義
後藤智文
桑原米蔵
議員
議員
議員
議員
地方創生について
(1)町のトップリーダーとして、政府の求める「地方版総合戦略」をどう捉え、どのよ
うに向き合うつもりか。
(2)計画策定のタイムスケジュールは。
(3)国の制度設計は明確なのか、また、町総合計画との重複や整合性等計画の策定に当
たって懸念されることは。
(4)議会としての関与は。
2
人事について
今回の人事に関して町長の意図したところは何か。
3
環境問題について
(1)「権利濫用に対する戒め」はどのような状況になったら解くことができるのか。
(2)納屋(と称される物)以外はサッシを除いて全て町で片付けるのではなかったか。
(3)そもそも何故こんなに時間がかかるのか解決に向け努力する気はあるのか。
(4)町環境保全対策審議会を何故開催しないのか。
(5)農地法違反の観点からは、どのように対応していくつもりか。
4
愛知県一宮市の中学校長の「民のかまど」の話について
(1)この中学校長の話の内容を教育委員会としてどのように考えるか。
(2)この校長の発言に、注意をした一宮市教育委員会の対応をどう考えるか。
2番
1
広島秀一
議員
企業誘致の現状について
(1)現在の分譲、建設、稼動などの状況はどのようになっているのか。
(2)塚越地内で企業団地を造成する計画があると聞いているが、造成予定の面積や取
り付け道路等の調査はどこまで進んでいるのか。
(3)誘致企業の雇用状況はどうなっているか。町に住んでもらえるように町営住宅や
空き家情報のPRをして人口減対策にもつなげたらいいと思うがどう考えるか。
2
空き家対策について
危険な空き家に対し、市町村が撤去や修繕などを命令できる「空き家対策特別措
置法」が5月26日に全面施行された。空き家の所有者の把握や立ち入り調査、指
導、勧告、命令を町として今後どのように進めていくのか。
1
3
観光と市街地の活性化について
今年より神姫バスと商工会が提携し、立山黒部アルペンルートに向かうバスの乗
客が、地鉄立山線の五百石駅で電車に乗り換え、待ち時間に近くのアンテナショッ
プで特産品を買ってもらい、観光客を市街地にも呼び込め、立山線の利用促進にも
つながっている。
他のバス会社とも提携をして、町の中心部に憩いの場などを整備し、商店の売り
上げアップや町の活性化にもなると思うが、どのように考えているか。
4
老朽化した公共施設の検証と方向性について
公共施設等総合管理計画を策定すると聞いているが、老朽化した公共施設は何箇
所あるのか。また、計画を策定するにあたり、新たな建て替えや統廃合、改築、廃
止等をした場合、利用目的や財政面でどちらの方法が町民にとって有利なのかを比
較検討し、今後の方向性を示す必要があると思うが、町民に公表する時期はいつ頃
になるのか。
5
友情館周辺の空き地の利活用について
友情館周辺の空き地について、下段地区からの要望でグラウンドの拡張と用水の
線形変更が上げられている。下段地区の住民運動会の会場として利用されており、
武道館や弓道場を取り壊した跡地を拡張して、有効な利活用を図るべきである。ま
た、周りの下段プール跡の空き地などの利用も含め、町ではどのように考えている
のか。
3番
1
澤井峰子
議員
安心・安全なまちづくりについて
近年、頻繁に震度 5 以上の地震や火山活動が活発となっている。高度成長による
急速なインフラ整備を行っている日本は、一度に脆弱化する現状である。H25 年 12
月に成立した「国土強靭化基本法」に基づく地域計画の策定が全国的に進んでいる。
(1)わが町の、地域計画策定に向けた取り組みは。
(2)道路陥没が全国でも頻繁に起こっている。わが町おいて、地域防災という視点、
観光客の安全を守る観点から、路面下空洞調査の実施が重要であると考える。
また、中米沢の寺田川のような危険箇所が長年放置されている。総点検が必要では
ないか。
(3)本年より富山県においてドクターヘリが導入されるが、公園や学校のグラウンド
がランデブーポイントなる。現段階のわが町の候補地はどのように検討されている
のか。
また、ヘリの発着時における注意事項等、町民への周知はどのように考えているか。
2
教育について
(1)今月 3 日に高野小学校と新瀬戸小学校の交流学習「きらきらなかよし集会」が行わ
れ、コンサートとゲームの 2 部構成で実施された。
こうした小学校間での交流は、子供たちの親睦を深め、将来「中一ギャップ」への
対策になるのではと考えるが、町の見解を問う。
(2)読書通帳について、全国からの視察も多く、地方議会でとりあげられることも多く
なっている。小中学校の導入への取り組みを問う。
(3)5 月 27 日に、党派を超えた議員連盟による「多様な教育機会確保法案」を議員立
2
法で今国会に提出されることが決まった。反面、反対意見も根強くあり、実現には時
間を有するといわれている。様々な理由で学校に行けない子供たちや親御さんにとっ
ては一つの道筋となる支援であることも否めない。町の所見をお伺いする。
(4)学校 ICT 推進事業として大学の先生をアドバイザーとして迎え、H27 年 ICT 活用検
討委員会を設置とあるが、どのような方向性を考えているのかお伺いする。
3
女性が活躍できるまちづくり
(1)東京駅近くに総務省から委託を受けた「移住・交流情報ガーデン」への視察を通
し、女性が元気に活躍するまちづくりが重要である。
① 6 月 6 日に行われたとやま暮らしセミナーIN 東京で、わが町の定住コンシェルジ
ュの高橋さんの移住体験談があったが、その反響は。
② 先日、開催された「立山クラフト」が大盛況であった。全国から作家が集まるイ
ベントを継続的に実行し、立山町でモノづくりができる支援体制の充実を図るべき
と考えるが。
(2)幅広い女性の就労支援や福祉への充実、特に今「ネウボラ」という切れ目のない
子育てに対しての包括的支援が高まってきている。
① 孫守り慰労金の効果は。
② 今後の病後児保育への見通しは。
4
立山町で気軽に散策マップ
あーとれいんでの優秀作品等、立山町の景観を、足を運んで体験してもらえるよ
うな、マップを作成してはと提案する。
作品と撮影場所、スタンプラリーなどを加え、立山ブランドを楽しめるもの。車で
平坦地を探索できるもの。
4番
1
岡田健治
議員
山の難易度にランク付けを
登山用品やトレッキング用品のモンベルが 9 月第 3 土曜日・5 連休にグランドオー
プンする。立山連峰の山々や富山百山に選ばれている山、それらへの登山や山歩き
トレッキングがブーム、盛んになれば、危険も増すと思うが、山々や主要登山ルー
トマップの表示をすれば、山岳遭難防止に一役買うと思うが、立山町で先行実施す
る気はないか。
2
中学生の修学旅行の農家受入について
関西方面からの中学生の修学旅行に農家体験・民泊の試みはなかなか有意義な方策
だと思うが、季節柄、体験できる農業だけでは不足がち。
天候や時間によっては、町の特産農産物の栽培農家の視察や平坦地観光・施設も有
効な過ごし方だと思うが、農家の発掘やリーフレット・パンフレットや地図などの整
備も必要なのではないか。
また、昆虫王国に炭焼きの窯もあると聞いているが、修学旅行で炭焼き体験もいい
のではないか。1 日、2 日の時間で炭焼き体験は無理なのか、炭焼きの稼働状況にも
拠るが、空き時間を見て計画に入れる考えはないか。
3
イノベーションパークの進捗状況について
(株)べセルへの売却契約も済んだばかりだが、利田のイノベーションパークへの
誘致企業の進捗状況はどうか。いつごろ団地計画が完成するのか。
4
越中瀬戸焼やかなくれ会の創作活動の土の量は十分か
3
新幹線で立山町を訪れる観光客が多くなり越中瀬戸焼やかなくれ会の作品が売れ
るようになれば、窯元や作家活動も盛んになると思う。
本家の愛知県瀬戸市や尾張旭市では、駅前や商店街にずらりと、瀬戸物がならん
でいる。立山町もそうなればうれしいかぎりだが、立山町瀬戸の土は、どのくらいの
量が埋蔵されていて、作品をつくるのに安心していられるか。
5
町道のオーバーレイ舗装や補修について
痛んだ舗装の補修や工事で掘削した簡易舗装、交通量の増加によってできたワダチ
や消火栓の低下等々で路面段差が出来ている。そういう箇所からの苦情も多くあると
思うが、補修やオーバーレイ箇所の把握状況や補修計画の実施状況を聞きたい。
6
総合公園「とりでの丘」にトイレの増加設置を
とりでの丘の利用状況をどう把握しているか。
総合公園に隣接している「とりでの丘」は、平日でも保育園・幼稚園の利用があり、
県内の魚津市や黒部市からの利用もある。遠くは県外新潟からの園児・児童の利用が
ある。今年4・5月の利用だけでも、1,700人の利用があり、引率の保育士や先
生がたは、大変だったと聞いている。
それは、遊びにきている園児・児童にとってはトイレが遠く、一番近いトイレでも
220mも離れていることである。ドームのトイレまでは 300m、公園多目的トイレま
で 500mあり、失禁する園児や児童が続出した。把握しているか。
とりでの丘の前の駐車場に、トイレが必要であると思うが、増設設置や新設するこ
とが出来ないか。検討してほしい。
5番
村上紀義
1
農業について
議員
(1) 集落営農・法人、認定農業者、農家のほとんどが、農業経営環境は今後一層厳し
くなると見通している。規模拡大・コスト削減など経営努力を進めているものの、先
行きの見えない米価や米政策への根強い不安を感じている。これからの農業政策は長
期ビジョンが持てる経営安定の充実が強く求められるが町長としての思いを伺う。
(2) 農地中間管理事業を機に地域集積協力金の交付単価が15年度まで手厚いことか
ら、集落営農法人の前倒し設立が増加したが、町の14年度実績と今後の支援策は。
また、農地の集積や集約化が進む中で将来的に町全体として個別経営体、集落営農組
織・法人の数値目標は。
(3)米価下落を受け、多くの農家で一定の交付金が見込める飼料用米やWCS、直播栽
培の作付が増加している。水田機能の維持、コスト削減から導入が今後一層進むので
はないか。14年度の作付面積及び平均収量と今年度の作付状況は。町として今後飼
料用米やWCS、直播栽培導入について考えは。
(4)国・県は新規に管理機構に集積された14年度の面積数値を示した。国は目標数値
の5%にとどまり、県は597ha と目標に占める比率が26%と全国トップだった。
国は周知不足としたが、顔の見えない他人に農地を貸すことに対する抵抗感からとも
考えられる。県は23年度までに農地集積率を50%から90%へ引き上げると目標
を掲げている。町の現況と今後の取り組みは。
2
福祉対策について
(1)超高齢社会に向けて高齢者が健康で生き生きと安心して住みなれた地域で暮らし
続けられるまちづくりという視点で、地域住民が互いに支え合う仕組みづくりや福
4
祉サービス、健康づくりにさらなる充実を図ることが重要課題と考えるが、町長の
基本理念を伺う。
(2)第2次ヘルスプランにおける介護予防施策において生活習慣病の発症予防策、重
症化予防策に重点を置いた取り組みだが、近年糖尿病が注視されている。医療費や
介護費の高騰が危惧される中で町としての取り組みは。
(3)がん検診の受診率が目標値の50%になかなか達しないが、原因と対策は。
また、特定健診の受診率も悪い。直近では県下ワースト4位と聞くが原因は。
(4)認知症はいまや65歳以上の高齢者5人に1人と推計される。アルツハイマー病
など今日いまだに根本的治療法が確立されていないのが現状だ。県内の65歳以上
高齢者の15.7%は認知症に、そのうちの67.8%はアルツハイマー型で大幅
に増えた。町でも早期発見・受診に向けた普及啓発が重視されるが、県の認知症実
態調査を踏まえ本町の状況と対策は。
(5)成年後見制度の利用状況は。地域包括支援センターが窓口で相談対応されている
のか。
(6)高齢者のみ世帯、一人暮らし世帯が年々増加してきている。高齢者の孤独死が改
めて危惧されている。徘徊を始めとした高齢者事故を未然に防ぐためにもしっかり
とした見守り体制の確立が求められる。町としての支援体制は。
3
高齢者を巻き込む特殊詐欺について
後を絶たない特殊詐欺、26年度の県全体の被害総額約5億3千700万円、高齢
者の被害が多い。かけがいのない財産を根こそぎだましとられ、途方に暮れている人
もいる。行政、地域住民が一体となって注意喚起し被害防止に努めることが重視され
るが、町として啓発活動をどのようにしているのか。
4
町文化財「立山まりも」について
昭和50年代に野口集落の広明宅の池で発見され、昭和62年頃「立山まりも」と
名付けられた。その後、平成 9 年 4 月 24 日に立山町文化財に指定された。
133,000 円の環境整備予算が計上されているが、「立山まりも」の現状と保護状況
はどうなのか。また、観光に活用できないか。
6番
1
後藤智文
議員
安保法制についての町長の考えを問う
(1)昨年9月議会で、集団的自衛権の質問をしたが、町長は明言を避けられた。町民
に降りかかる問題として自分の言葉で語っていただきたい。その上で、一つ目は、
自衛隊が「戦闘地域」とされた場所までいくとか、日本が攻撃されてもいないのに、
地球の裏側まで行って戦争に参加するなど、殺し殺される国になってしまうのは必
至だと思うがどうか。
(2)町内から自衛隊へ入隊される人に対して、これまで激励されていたが、もしその
若者たちが戦禍に巻き込まれたとしたらいたたまれない。町長としてどう思うか。
(3)世論調査では安保法制に関して「今国会での成立に反対」が過半数以上になって
いる。論議が不十分だという表れだと思うが、町長として「今国会での成立」に賛
成か反対か。
2
小学校統合問題について
(1)PTAで存続を決めた新瀬戸、日中上野両小学校に対しての回答に対して
① 区域外の学校へ転校を認めるのはどうしてか。
5
② 複式学級はどうしてだめなのか。少人数学級で良いのではないか。
③ 町の講師派遣をしないのはどうしてか。
(2)地域が決めた学校存続に対して基本的に応援していくのが、教育委員会だと思う
がどうか。
3
農業問題について
(1)特産化を進めるにあたって、行者ニンニクの開発を進めている人がいるが、町と
して応援すべきではないか。「行者」というネームバリューから立山で修験者が修行
したイメージとぴったりと思うがどうか。
(2)イノシシ被害が増えているが、相変わらずサル被害が中山間地に大変多い。特に吉
峰地区から立山地区はひどい状況だ。対策の強化が求められていると思うがどうか。
4
文化の継承と観光、健康について
(1)立山道石造物マップが造られたが、伝統文化遺産を継承していく必要がある。そ
のために案内板設置をしていく必要があるのではないか。特に、岩峅寺・芦峅寺の
石造物群は、両雄山神社を核にしてのウォーキングコースにふさわしく、平坦地観
光の発展をめざし、啓発していくべきだと思うがどうか。
(2)「岩峅野桜づつみ」事業が10年を経過し、常願寺川の清流と桜を愛する会の活動
によって、桜の木もそれなりに大きくなってきた。岩峅雄山神社を起点にしたら往
復4kmとなり、一時間の散歩コースになる。しかし、道路からの案内看板などは
なく、ただ、周りからは木々が茂っているとだけしか見えない。クリーンセンター
展望塔も含めて案内看板を道路側に設置し、ウォーキングコースとしてもっと啓発
すべきではないか。
(3)立山駅で外国人観光客の「おもてなし」充実のために、総合案内所や通訳設置な
どを県党として県に要請した。回答はタイ国人などに対しての通訳の必要性は認め
られ、具体的に援助できることを教えてほしいとされた。案内表示などもっと要請
すべきと思うがどうか。
5
文化の向上に向けて
町文化の発展のために、芸術文化協会への補助金を増加すべきではないか。補助金
を増額したから文化が発展するとは思わないが、これまで10数年以上補助金は一団
体7,200円しかなく、参加団体数も減っていることを考えれば、金銭面からの援
助も必要と考えるがどうか。
6
まちづくりについて
旧五百石保育所の今後の利用をどう考えているか。
7番
桑原米蔵
議員
6
1
クリーンセンターでの南砺市の可燃ごみ受け入れについて
南砺市長らが、恒久的なごみ処理委託を検討する旨の報道があった。一方的な発言
であり富山地区広域圏を通じ委託期間の厳守を申し入れるべきではないか。
2
環境省のモデル地域創生プランについて
全国 17 地域選定の一つとしての指定であり、高く評価する。
具体的にどのような事業を展開し、どのような町づくりを目指すのか。
3
町職員の資質向上と健康管理について
(1)平成 27 年の人事異動は、斬新な印象、信賞必罰。頑張る職員の処遇向上が必要、
それが職員の資質向上と組織の強化につながると思うがどうか。
(2)病気等で長く休んでいる職員の状況はどうか。
心身ともに強靭な職員の育成、健康管理についてどのように取り組んでいるのか。
4
教育関係について問う
小学校統廃合問題、学力向上等について、文部科学省に在籍された高い見地から
大いに手腕を発揮してほしい。今後の取り組み、意気込みについて教育次長に問う。
5
商工観光関係について問う
新幹線開業後約 3 ヶ月経過したが、本町の観光面等への影響はどうか。
立山町の魅力をどのように評価し、今後何に力点を置いて取り組むのか問う。
6
地域要望、空き家対策について問う
各地区の要望の大半は、道路等の改修整備、自ら現地を見て対応してほしい。
空き家対策窓口として、円滑な仕分けと、空き家対策計画について問う。
7
子育て支援関係と福祉について問う
子育て支援センターの利用状況はどうか。きめ細かい対応をお願いしたい。
また、高齢福祉計画、障害福祉計画等の着実な事業推進に向けての考えを問う。
7