How to make a resistance measurement

Keysight B2901/02/11/12A Precision Source/Measure Unit
抵抗測定の手順
この手順書では抵抗測定の手順を説明します。
Figure 1 は B2901/02/11/12A で抵抗を測定する接続および設定例です。
Figure 1. 抵抗測定の設定及び接続例
Figure 2 は、フロントパネル操作での 1 ポイント測定のタイミングチャートです。この例では、設定した出力値
は
のボタンを押した直後に印可されます。その後、
されます。もし測定前に遅延時間を設定する必要があるなら、
ボタンを押すと 1 ポイントの測定が実行
ボタンを押した後に測定開始までに遅
延時間を設定することができます。測定時間は、測定スピードとオーバーヘッド時間から構成されています。
測定スピードはユーザによって設定をすることができますが、オーバーヘッドはレンジ変更などの時間でユー
ザが設定をすることはできません。
V or I
Measurement Trigger
Delay Time
Measurement Time
Source Value
Output Off State
Time
Output ON
Trigger
:Measurement
Figure 2. 1 ポイント測定のタイミングチャート
抵抗測定の操作はデフォルト無効となっています。抵抗測定を実行するためには、抵抗測定設定箇所に
AUTO/FIXED,または V/I を選択する必要があります。AUTO と FIXED を選択した場合は、B2901/02/11/12A は抵抗測定
レンジから自動設定される電流印加、電圧測定条件を用いて抵抗測定をします。また、測定前の遅延時間を設
定することができません。V/I モードでは、現在の出力・測定条件を用いて測定を行い V/I の計算によって抵抗値
を導きます。測定開始前の遅延時間設定も有効です。
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AUTO, FIXED 操作で抵抗測定を実施する手順
Step 1.
“回す”、“押す”の操作で抵抗測定の欄にカーソルを移動し、編集モードとします。
その後
Step 2.
Step 3.
を押して、AUTO モードを選択します。
を押して電流を印加します
を押して測定を開始します。測定値が下記のイメージのように表示されます。
もし、FIXED モードを使用するのであれば、次の手順となります。
Step 4.
します。
を押して、抵抗測定設定を編集モードにします。その後、
を押して FIXED モードに
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Step 5.
を“回す”、“押す”の操作で抵抗測定レンジの欄にカーソルを移動し編集モードにします。
その後、
を選択して 2 kΩレンジを設定します。
を押して、測定を再開します。
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V/I モードでの抵抗測定を実行する手順
Step 1.
を“回す”、“押す”の操作で抵抗測定設定の欄にカーソルを移動し編集モードにします。
その後、
Step 2.
(もし、
Step 3.
Step 4.
を押して、V/I モードに設定します。
を押します。その後
を押して、チャンネル1の出力モードを電流に設定します。
がアシストキーに表示されていない場合は、
を押して下さい。)
を押してチャンネル1の出力値を 1mA に設定します。
を押して、チャンネル1のリミット値を 2V に設定します。
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Step 6.
Step 7.
を押して電流を出力します。
を押して測定を開始します。 下記のような画面表示となります。
V/I モードで抵抗測定を実施するのであれば、B2901/02/11/12A は現在の出力電流と測定電圧で抵抗値を表示します。
サブパネルでは、測定レンジの設定を確認することができます。初期設定では B2901/02/11/12A 電圧測定は最小
レンジとして 200mV を使用するオートレンジとして電圧測定を実行します。B2901/02/11/12A のオートレンジは、
最小のレンジを指定しそれ以上の値は適切なレンジが自動的に選択されます。レンジの設定の変更について、
下記は最小レンジ 2V での、オートレンジ設定の方法を説明します。
“回す”、“押す”の操作で電圧最小レンジにカーソルを移動し編集モードにします。その後、
を選択し、最小電圧レンジを 2V と設定します。
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もし、固定レンジを使用したい場合には、次のように操作します。
Step 8.
の後、
“回す”、“押す”の操作で電圧レンジモードにカーソルを移動し編集モードにします。そ
を押し、電圧測定レンジを固定レンジにします。
V/I モードの時には、トリガ遅延時間が有効となります。トリガ遅延時間の設定は次の操作となります。
Step 9.
を押して、アシストキーの表示を変更します。 その後、
を押します。
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Step 10.
を押してトリガタイプを編集するモードにします。その後、
を選択し、トリガタイ
プを MANUAL にします。
Step 11.
を“回す”、“押す”の操作で測定トリガ遅延時間にカーソルを移動し、編集モードにしま
す。その後、200msec と入力し、測定トリガ遅延時間を 200msec とします。
測定スピードの設定手順
初期設定では、適切な確度が得られるよう適切な測定スピードが自動的に選択されています。様々な測定条件
に合わせて、B2901/02/11/12A の GUI で測定スピードを設定することも可能です。
例えば、より精度よく測定するために測定スピードを NORMAL に変更する手順を説明します。NORMAL の測定ス
ピードを選択すると、アパーチャ時間は 1PLC となります。PLC は電源周期(power line cycle)の略です。また、測定
ごとに特定の PLC を設定することもできます。
Step 1.
を押します。その後、
を押して、測定スピードを NORMAL に設定します。
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