日本職業リハビリテーション学会 第 43 回東京大会

大会のご案内:第2報
日本職業リハビリテーション学会
第 43 回東京大会
大会テーマ
「今一度、職業リハビリテーションの
方法と技術を考える」
会期:2015年8月22日(土)・8月23日(日)
会場:大妻女子大学
千代田キャンパス
第 43 回東京大会にぜひご参加ください。
暑くなるにつれて「職業リハビリテーション学会第 43 回東京大会」の開催が近づいて参りま
した。開催日程は 8 月 22 日(土)
・23 日(日)、会場は大妻女子大学千代田キャンパスです。多
摩キャンパスではありませんのでご注意下さい。
大会テーマは、
「今一度、職業リハビリテーションの方法と技術を考える」。基調講演は、厚生
労働省事務次官の村木厚子氏に「社会の中で働くことをあきらめない」というテーマでお話し頂
きます。今大会の特徴である教育ワークショップも内容が固まりました。テーマは①「ジョブコ
ーチ」
、②「就労移行支援」
、③「医療と職リハ」
、④「就労支援とソーシャルワーク」
、⑤「労務
管理の基礎」の5つです。実行委員が内容を練っているところですので当日を楽しみにして下さ
い。学会主催ワークショップは、「雇用の場における障害者の権利擁護」。障害者雇用促進法の障
害者差別禁止と合理的配慮の施行を前にタイムリーなテーマです。また、研究発表の申し込みは
何と 60 本を超え、過去最高の発表数となる見通しです。そして、大会の締めはシンポジウム「職
業リハビリテーションの方法と技術―現場の専門性を高め、維持する方策を考える―」。大会長
の小川浩が司会、学会長の朝日雅也氏と現場スタッフの代表、そして会場の皆様と一緒に現場の
専門性を高める方策について考えたいと思います。
8 月 22 日・23 日の大妻千代田キャンパスは、どこに行ったら良いのか迷うほど、盛りだくさ
んで充実した内容になることを確信しています。6 月 1 日から大会専用ホームページより事前参
加申し込みが始まります。発表論文集や懇親会等の準備の都合上、是非、事前参加申し込みにご
協力をよろしくお願い致します。
小川 浩(大妻女子大学 人間関係学部
主 催 日本職業リハビリテーション学会
開催校 大妻女子大学 (東京都千代田区三番町 12)
1
学部長・教授/第 43 回大会 大会長)
後
援
(予定)
公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会、公益社団法人日本社会福祉士会、
社団法人日本精神保健福祉士協会、一般社団法人日本作業療法士協会、きょうされん
公益財団法人日本知的障害者福祉協会、公益社団法人全国重度障害者雇用事業所協会
社会福祉法人 全国社会福祉協議会・全国社会就労センター協議会
独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構
1.大会プログラム
1
大会プログラム
<1日目>
09:30~
10:00~12:00
16:40~17:40
受付 (本館 3 階ホール)
研修基礎講座(学会主催) (本館 F 棟 3 階)
<講座 A>「研究における倫理に関する考え方」
講師:吉川 雅博氏(愛知県立大学)
<講座 B>「発達や高次脳を含む多様化する精神障害者の就労支援」
講師:倉知 延章氏(九州産業大学)
昼休憩
開会式 (大妻講堂)
基調講演 (大妻講堂)
『社会の中で働くことをあきらめない』
村木 厚子氏(厚生労働省 事務次官)
教育ワークショップ・学会主催ワークショップ (本館 F 棟3階・4 階)
<教育ワークショップ>(企画:第 43 回東京大会 実行委員会)
(1)ジョブコーチのテクニックを極める
―ジョブコーチの支援技術を共有し、切磋琢磨しよう!―
(2)施設から企業への就労移行―その試みと成功事例に学ぶ―
(3)医療と職業リハビリテーション―各現場における関心事―
(4)就労生活を支えるソーシャルワーク
―前提とされる生活支援、家族支援、権利擁護の視点を学ぶ―
(5)企業の勘所を理解するために
―就労支援で必要な労務管理の基礎を学ぶ―
<学会主催ワークショップ>(企画:施策委員会)
雇用の場における障害者の権利擁護
―虐待防止法や差別解消法は障害者雇用をどのように変えるか?―
会員総会 (本館F棟 3 階 332 講義室)
18:00~20:00
懇親会
12:00~
13:00~14:10
13:10~14:10
14:30~16:30
(大学校舎 B1 階
アトリウム)
<2日目>
09:00~
09:30~12:30
12:30~
受付 (本館 3 階ホール)
自由研究発表(口頭発表/ポスター発表)
昼休憩
2
(本館 E 棟/F 棟
3 階・4 階)
13:40~15:40
シンポジウム (本館 E 棟 B1 階 055 講義室)
『職業リハビリテーションの方法と技術
―現場の専門性を高め、維持する方策を考える―』
司 会:小川 浩氏(大妻女子大学人間関係学部 学部長・教授/第 43 回大会 大会長)
シンポジスト:朝日 雅也氏
(埼玉県立大学
井口
千田
野崎
15:50~16:10
2
閉会式
教授・日本職業リハビリテーション学会 会長)
修一氏(東京障害者職業センター 所長)
若菜氏(ながやまメンタルクリニック 臨床心理士)
智仁氏(国際医療福祉大学 助教)
(本館 E 棟 B1 階
E055 講義室)
プログラムの詳細
(1)大会 1 日目
●10:00~12:00 研修基礎講座(学会主催:研修委員企画)
2つのプログラムがあり、学会員の皆様は無料(非会員は 1500 円)で受講できます。ぜひご参加くだ
さい。当日参加も大歓迎ですが、準備の都合上、可能な限りの事前申し込みをお願い致します。
<講座A>「研究における倫理に関する考え方」
講師:吉川 雅博氏(愛知県立大学)
内容:基本的人権の尊重は、サービス提供時だけでなく、研究を行う際には研究倫理を遵守すること
が求められます。しかし、インフォームドコンセントや個人情報の保護、プライバシーへの
配慮、データの管理など具体的に研究倫理の内容を理解している人は少ないのが現状です。
会員のみなさまが研究をはじめようと考えたとき、遵守すべき事項を説明します。研究倫理審
査委員会が設置されていない施設等に所属されている方はぜひ、ご参加ください。
<講座B>「発達や高次脳を含む多様化する精神障害者の就労支援」
講師:倉知 延章氏(九州産業大学)
内容:障害者職業紹介状況を見ると、精神障害者の就職件数は好調です。障害者雇用促進法の改正等か
ら、精神障害者雇用に追い風が吹いていることがわかります。しかし、障害者雇用状況を見ると、
彼らは職業生活の継続に困難を抱えていることも明らかです。また、対象となる精神障害者像が
多様化し、就業支援の方法も多様化してきています。
本研修では、多様化した精神障害者像を整理しながら、共通となる障害を明らかにし、それ
を踏まえた就業支援方法について学ぶ内容とします。
●13:10~14:10 基調講演『社会の中で働くことをあきらめない』
講演:村木 厚子氏(厚生労働省事務次官)
司会:小川 浩氏(大妻女子大学 人間関係学部学部長・教授/第 43 回大会 大会長)
村木厚子さんのことは皆様、よくご存知のことと思います。厚生労働省で 4 人目の女性局長として
雇用均等・児童家庭局長を務められた後、内閣府政策統括官、厚生労働省社会・援護局長等を歴任され、
2013 年 4 月より厚生労働事務次官を務められています。大変お忙しい中、貴重なお時間を割いて御講演
をいただけることは、本大会として光栄の至りです。
様々な要職を歴任され、障害者雇用施策、障害者福祉施策の両面から、障害のある人が生き生き働け
る社会の実現に御尽力された村木厚子さんの思いを伺えればと思います。行政のトップの方と、障害者
雇用や就労支援の現場を支える人達が、同じ目標、同じ思いを持っていることを確認できる時間になる
ことと思います。
●14:30~16:30 教育ワークショップ/学会主催ワークショップ
本大会の 1 つの目玉として、大会主催の教育ワークショップを 5 テーマ、学会主催ワークショップ
3
を 1 テーマ、計 6 テーマのワークショップを開催致します。現場で数年目の方々が「大切だけど今更
聞けない」と思うようなテーマや「今だからこそ」というテーマを厳選しました。ぜひ、一緒に考え、
学んでいきましょう。
教育ワークショップ(1):本館 F 棟 3 階 332 講義室
「ジョブコーチのテクニックを極める-ジョブコーチの支援技術を共有し、切磋琢磨しよう-」
○コーディネーター:西村周治氏(東京ジョブコーチ支援室)、松尾江奈氏(横浜日吉就労支援センター)
○スピーカー:知的障害者事例:玉城由美子氏(かしま障害センターLink)
発達障害支援事例:柴田翠氏、田中啓介氏(横浜日吉就労支援センター)
精神障害支援事例:藤原真由美氏(すみよし障がい者就業・生活支援センター)
本ワークショップでは、知的・発達・精神の三障害の分野でご活躍されている方々をスピーカーにお迎えし、事例を
もとに、障害特性に焦点を当てた支援内容について発表していただきます。
障害特性や本人の経歴、業務内容や職場の物理的・人的環境によって、ジョブコーチに求められる役割は異なります。
例えば、ジョブコーチがアセスメントに入ることで、本人・職場が自覚していない課題をより早い段階で察知し、
事前に対策を講じておくことによって、職場定着が円滑に進む場合が多く見られます。これは、主に知的・発達障害の
ある人への支援の際に、ジョブコーチが実施する支援内容です。一方で、『課題解決の主体は、本人・職場である』こ
とを双方が明確に自覚できるよう、ジョブコーチがタイミングを見計らって課題を明らかにする場合もあります。これ
は、主に精神障害のある人への支援の際に、ジョブコーチが意識的に行う支援内容です。いずれの場合も、ジョブコー
チには柔軟な判断と対応、タイミングを見極める目が必要となります。
前半の事例発表では、ジョブコーチとして事前に行った準備の内容や、どのような役割を心がけたか? 支援の結果
はどうだったか? 苦労したことは何か? など、現場の生の声を伝えていただきます。特に精神障害の事例では、本人
の障害理解促進のための支援、企業と本人との橋渡し、医療調整等に重きを置いた支援の経緯を伺います。
後半は、スピーカーとコーディネーター、フロアの参加者を含め、事例をもとにしたディスカッションや質疑応答を
行います。ジョブコーチに一貫して求められるのは、社会の中で障害のある人が力を発揮し、働き続けられるよう、あ
らゆる働きかけ・交渉・橋渡しを行うことである、という支援のスタンスを再確認します。技術や方法論は、障害特性
によって異なりますが、根底にある理念は共通していることを、参加者全員で共有したいと思います。
教育ワークショップ(2):本館 F 棟 3 階 335 講義室
「施設から企業への就労移行-その試みと成功事例に学ぶ-」
○コーディネーター:赤司伸吾(神奈川県総合リハビリテーションセンター)、若林功(昭和女子大学)
就労移行支援事業における一般就労の移行率は、厚生労働省(2014)によれば、一般就労への移行率が 20%以上の施設
が 41.2%ある一方で、移行率が 0%の施設も 35.2%あり、移行率の高い事業所とそうでない事業所の二極化が明確となり
つつあります。このような状況において、本教育ワークショップでは、一般就労への実績をもつ事業所が企業就労を進
める上で何をどのように工夫しているのか、その実践を紹介していだだき、共通するポイントを参加者で共有化したい
と思います。
今回のワークショップにご登壇していただくのは、精神障害者支援について池田浩之氏(NPO 法人大阪精神障害者就
労支援ネットワーク
JSN アネックス
就労支援員・臨床心理士)
、知的障害者支援について井上朝陽氏(社会福祉法人
進和学園しんわルネッサンス)、発達障害者支援について小川卓氏(社会福祉法人電機神奈川福祉センター
ウィング・
ビート施設長)です。
本ワークショップでの情報の共有化が参加者のそれぞれの現場実践の励みとなり、またそれぞれの現場に合わせたア
レンジがなされ、実践につながることを期待しています。
教育ワークショップ(3):本館 F 棟 3 階 337 講義室
「医療と職業リハビリテーション-各現場における関心事-」
○コーディネーター:千田若菜氏(ながやまメンタルクリニック)、峯尾舞氏(北原国際病院)
○話題提供者:平原由梨子氏(甲州リハビリテーション病院
工藤亮氏(石橋病院
小泉智枝氏(北原国際病院
澤口勇氏(藤沢病院
作業療法士)
作業療法士)
言語聴覚士)
作業療法士)
谷口敏淳氏(鳥取生協病院
臨床心理士)
近年の、企業におけるメンタルヘルス対策の広がりや障害者雇用の促進に伴い、医療機関においても就労支援という
4
キーワードが珍しいものではなくなってきました。当事者は就職や復職、就労継続のニーズを明確に持って医療を利用
し、企業・福祉・教育等の機関からは連携先として位置付けられ、治療やリハビリテーションの一環として、就労支援
への関与を無視できない状況におかれるようになりました。
一方で、診療報酬に頼り施設内での仕事が中心の医療にとって、地域展開を基本とする就労支援は馴染の薄い領域でも
あり、多くの現場では、不安や悩みを抱えながら手さぐりの状態で関わっている現状です。外出活動が難しい等さま
ざまな制約がある中で、当事者や地域のニーズに効果的に応えるには、どのような方法や工夫が考えられるのでしょう
か。
本ワークショップでは、職リハ学会員で医療機関に所属する方に登壇いただき、ご自身の仕事と職リハとの接点、およ
び職リハ実践上の展望と課題について共有した上で、意見交換を通じて、医療機関における職リハについて、各現場に
おける関心事を抽出したいと思います。成功事例だけではなく「うまく支援できなかった」「まさに現在、支援に難渋
している」「誰に相談するべきか」等のリアルな悩みや不安も持ち寄り、参加者には、その後の支援を効果的に進める
ためのアイディアを持ち帰っていただければと考えています。もちろん医療従事者以外の参加者にとっても、医療機関
の事情を知ることで、どのような連携を行うと良いか考える機会になると思います。そして、医療機関スタッフに対し
職リハ学会をより身近な学会として認知していただくことも期待しています。
○ワークショップの流れ
話題提供者より、以下の点についてご紹介いただいた後、パネルディスカッションを実施します。フロアとの意見交
換も予定しています。
・ご所属機関のご紹介
・職業リハビリテーションを開始されたきっかけ
・ご自身の仕事と職業リハビリテーションの接点および実践
・職業リハビリテーション実践上の課題と展望
教育ワークショップ(4):本館 F 棟 3 階 342 講義室
「就労生活を支えるソーシャルワーク
-前提とされる生活支援、家族支援、権利擁護の視点を学ぶ-」
○コーディネーター:泉忠彦氏(神奈川県総合リハビリテーションセンター)
○スピーカー:知的障害者支援の分野から:勝田俊一氏(社会福祉法人さくら家福祉農園)
精神障害・高次脳機能障害の分野から:稲葉健太郎氏(名古屋市総合リハビリテーションセンター)
○司会進行/発達障害者支援の分野から:柴田珠里氏(横浜日吉就労支援センター)
昨今、職業リハビリテーションの研修では、
「職業評価」
「職業相談」
「ジョブコーチ」等の支援技術に加え、
「就労支
援ネットワークの形成や活用」等のシステム論やシステム構築論など、ノウハウを学ぶ機会が多くなっています。一方
で、障害の多様化が進み、支援者は様々な障害特性や支援プロセスに加え、ライフステージや生活事情に合わせた個別
の支援想定が求められている現状にあります。
障害の多様化や生活支援が必要な対象者が増加してきたことで、対象者の自立支援に向けた生活支援、家族支援、職
場や社会で守られるべき権利擁護が重要になってきていますが、これらの支援からの取り組みが十分ではないと思われ
ます。本ワークショップでは、就労支援におけるソーシャルワークを理解し、本人の自立への支援を促進することにつ
いて考えていきたいと思います。
○ワークショップの内容・流れ
・趣旨説明
15 分
・各スピーカーからの発表
30 分×2 名
「経済的自立を促す社会保障制度とその活用」
「就労を目指す上で必要となる家族支援」
「企業とやり取りする上で
立ち返るべき権利擁護の視点」といった3つの論点について、実践家として共有したい事例を発表していただきます。
・質疑応答・ディスカッション
45 分
実践家として共有したいポイントや事例について、フロアを交えてディスカッションを行います。
○関連キーワード
障害者と生活困窮者 障害者世帯
復職支援
自己理解と生活(再)設計
損害賠償
休業補償
倫理的妥当性 倫理的ジレンマ
教育ワークショップ(5):本館 F 棟 4 階 432 講義室
「企業の勘所を理解するために-就労支援で必要な労務管理の基礎を学ぶ-」
○コーディネーター:眞保智子氏(法政大学)
5
権利擁護
○スピーカー:白矢桂子氏(社会保険労務士)
就労支援で必要となる職場の環境調整を進める上で、企業の労務管理制度に関わることも多いのではないでしょう
か。例えば、メンタル不調で休職した後の職場復帰の調整の際、その企業には短時間勤務の制度が無かったので就業規
則を変えて新たに設けてもらう、といったケースです。その際に必須となるのは企業の労務管理の根底にある労働基準
法や労働安全衛生法などの労働関連法規です。外資系企業で人事担当者つぃて障害者雇用のご経験も豊富でいらっしゃ
る社会保険労務士の白矢桂子氏をお迎えして就職を希望する障害者を支援する場合にも企業支援をする場合でも必要
となる労働関連法規の理解に基づく労務管理の基礎知識を「こんなときどうする?」など事例を検討しながら学ぶワー
クショップです。
学会主催ワークショップ(企画:政策委員会):本館 F 棟 4 階 435 講義室
「雇用の場における障害者の権利擁護~虐待防止法や差別解消法は障害者雇用をどのように変える
か?~」
平成 28 年 4 月より、障害者雇用促進法の下で障害者差別禁止及び合理的配慮の提供が施行されます。前回の岩手大
会では「雇用の場における差別禁止・合理的配慮について~法施行前に、これまでの経過と理念を考えてみよう~」が
タイトルでしたが、今回は、一歩進めて、タイトルを「雇用の場における障害者の権利擁護~虐待防止法や差別解消法
は障害者雇用をどのように変えるか」とし、法制度の内容を改めて基本から学習すると共に、具体的には障害者雇用の
現場にどのような影響を与えるのか、意見交換をしてみたいと考えています。
(2)大会 2 日目
●9:30~12:30 自由研究発表(口頭発表/ポスター発表)
1 口頭発表:※今回のご案内は「予定」です。今後、発表順の入れ替え等があった場合や座長が決
定した際は、大会ホームページで随時お知らせを致します。
※本ご案内では、共同研究者のお名前を掲載しておりません。ご了承ください。
(○発表者、◎学会大会奨励賞対象者)
第1分科会「精神障害」7演題:本館 F 棟 3 階 332 講義室
1-1 精神障害のある人たちの雇用における企業と支援機関の現状と課題
○山岡由美(岩手県立大学)
1-2 確認的因子分析を用いた「精神障害者雇用の態度尺度評価・改訂版」の因子構造の検討:情
報通信業、医療、福祉、サービス業を対象として
○小澤昭彦(岩手県立大学)
1-3 企業における精神障害者雇用への配慮の検討―障害者就業・生活支援センター職員と利用者
を中心に―
◎高濱明日香(株式会社リクルートキャリア)
1-4 企業における精神障害者の差別禁止及び合理的配慮の事例と相互理解のあり方について
○中原さとみ(リカバリーキャラバン隊)
1-5 精神障害者の雇用に係る企業側の課題(1)
○田村みつよ(障害者職業総合センター)
1-6 精神障害者の雇用に係る企業側の課題(2)
◎宮澤史穂(障害者職業総合センター)
1-7 精神障害・発達障害のある方の継続就労を支える取り組みについて~webシステムを活用
した例について~
◎久保川良子(NPO 法人大阪精神障害者就労支援ネットワーク)
第2分科会「発達障害」8演題:本館 F 棟 3 階 335 講義室
2-1 発達障害者の職業生活への満足度に影響する要因について
◎田川史朗
2-2 発達障害者就労移行支援事業所における職業評価導入に関する一考察(14 事例を題材に
して)
○木船宏子(発達障害者就労支援センタージョブセンター草加 ウェルビー株式会社)
6
2-3 サテライト・オフィス平野における発達障害のある方の就労支援
○井上宣子(サテライト・オフィス平野)
2-4 発達障害と過剰適応に関する一考察―事例を通じて―
○千田若菜 (医療法人社団ながやまメンタルクリニック)
2-5 発達障害者に対する作業課題のアセスメント的活用~就労移行支援事業所における実践~
○栗田明子(NPO 法人 NECST ユースキャリアセンターフラッグ)
2-6 発達障害者の就労移行支援事業所における職場定着に関わる要因の一考察
◎藤本真由美((NPO 法人 NECST ユースキャリアセンターフラッグ)
2-7 全日制普通科高等学校における発達障害のある生徒の就労支援の在り方
○南一也(佐賀県立太良高等学校)
2-8 「訓練・学習の進捗等に特別な配慮が必要な学生への支援・対応ガイド(実践編)」の開発と
その関連研修について
○深江裕忠(職業能力開発総合大学校 能力開発院)
第3分科会「高次脳機能障害・脳血管障害」6演題:本館 F 棟 3 階 337 講義室
3-1 脳卒中患者の復職支援において医療リハからできること―第 2 報―:復職コーディネーター
の養成
○豊田章宏(労働者健康福祉機構中国労災病院)
3-2 「お父さん」を支える就労支援 中高年の高次脳機能障害者が必要とする支援についての試論
○原田圭(NPO 法人コロポックルさっぽろ)
3-3 障害者就業・生活支援センターにおける高次能機能障害者支援(その1)
◎緒方淳(障害者職業総合センター)
3-4 障害者就業・生活支援センターにおける高次能機能障害者支援(その2)
○田谷勝夫(障害者職業総合センター)
3-5 高次能機能障害者に対する医療機関から就労支援機関への移行期の支援状況と促進要因に関
する研究
◎北上守俊(新潟リハビリテーション大学)
3-6 高次能機能障害者の就労移行支援事業所利用について~医療機関が担う役割と連携時の留意
点~
◎峯尾舞(医療法人社団 KNI 北原国際病院 リハビリテーション科 就労支援室)
第4分科会「組織体制整備と人材養成」8演題:本館 F 棟 3 階 342 講義室
4-1 就労移行支援事業における効果的な要因に関する研究:1 年間の「掲示版効果的プログラム
試行評価調査」の結果に基づいた実践家参画型ワークショップによる効果モデルの検討に注
目して
◎浦野由佳(日本社会事業大学大学院後期博士課程)
4-2 『就労移行支援事業における効果的な要因に関する研究(その5);
「(掲示版)効果的障害者就
労移行支援プログラム試行評価調査」におけるプログラム実施度の分析』―フィデリティ尺
度―
◎全形文(日本社会事業大学大学院研究生)
4-3 就労実績をあげている就労移行支援事業所の特徴について(2)―雇用・就労支援機関アンケ
ート調査から―
○笹川三枝子(障害者職業総合センター)
4-4 就労移行支援事業におけるスーパービジョンの効果と可能性
○本多俊紀(NPO 法人コミュネット楽創 総務部)
4-5 IPS モデルが人材育成に与える影響―デキストマイニングによる分析から―
○大川浩子(北海道文教大学)
4-6 職業リハビリテーション従事者のスーパービジョンへの期待と実際
○石原まほろ(筑波大学大学院)
4-7 職場適応援助者の在り方
○鈴木修(特定非営利活動法人くらしえん・しごとえん)
7
4-8 特別支援学校の就労移行支援における職場開拓事業の現状と課題に関する調査研究
◎藤井明日香(高松大学発達科学部)
第5分科会「様々なニーズへの対応」7演題:本館 F 棟 4 階 432 講義室
5-1 三療業に従事する視覚障害者の現状と課題―自営業の展開と就労支援制度の活用の事例を中
心に―
○指田忠司(障害者職業総合センター)
5-2 「ブラインドメイク・プログラム」の検証研究―視覚障害者女性の就労を支える化粧の自己
実現―
○大石華法(日本福祉大学大学院社会福祉学研究科)
5-3 聴覚障害者へのジョブコーチ支援の展開
○西村周治(東京ジョブコーチ支援室)
5-4 聴覚障害者を対象とした労移行支援事業における効果的な要因に関する研修;実践家および
利用者との協働で作成する効果的プログラムモデルの形成に着目して
◎益子徹
5-5 難病者就労支援における仕事の検討と合理的配慮および地域連携のポイント
○春名由一郎
5-6 企業で働く精神障害者のソーシャルスキルに関する研究
○徳丸史郎(法政大学大学院政策創造研究科博士後期課程)
5-7 就労困難者の支援において、何が再適応を可能にしたか?
◎野崎智仁(国際医療福祉大学作業療法学科)
第6分科会「質的研究・支援プログラム」6演題:本館 F 棟 4 階 435 講義室
6-1 就労を支援することと質的研究の関係につい
○海老田大五郎(新潟青陵大学)
6-2 「逐次的な相互作用」という視座から考察した職リハ過程
○牧裕夫(作新学院大学)
6-3 職業体験教育で子どもたちのコミュニケーション力を引き出すためのタブレット端末を活用
した取り組み
○山田晃嗣(情報科学芸術大学院大学)
6-4 求職支援の課題と対応の考察
○大野弘幸(三郷市障がい者就労支援センター)
6-5 事業所における障害者雇用の取り組みと分類
○柳澤朋秀(国立職業リハビリテーションセンター)
6-6 特例子会社における知的障害を有する社員のストレスチェックのためのパッケージプログラ
ム―パイロット試行―
○千葉裕明(MCS ハートフル株式会社)
第7分科会「多様な働き方と支援システム」6演題:本館 F 棟 4 階 437 講義室
7-1 農業分野での就労支援を通して多様な主体が参画する共生社会の実現方策~農作業による地
域社会での役割再構築の試み~
○石田憲治(農研機構農村工学研究所)
7-2 農業分野での就労支援を目指した身体活動量計測~多様な農作業における支援員の役割に着
目して~
○片山千栄(農研機構農村工学研究所)
7-3 農業と職業リハビリテーション
○小泉隆文(社会福祉法人森の会)
7-4 在宅就業を支える団体と登録者の現状と課題
○小池眞一郎(高齢・障害・求職者雇用支援機構)
7-5 企業と非営利法人とのパートナーシップ④
○内木場雅子(高齢・障害・求職者雇用支援機構)
8
7-6 ドイツ障害者法における職業リハビリテーション概念
○廣田久美子(宮崎産業経営大学)
2 ポスター発表 16 演題:本館 F 棟 3 階 344 講義室
P-1 長崎・まちなか・ユニバーサル就労
○峰松弘子(ジョブマッチネットワーク長崎)
P-2 知的障害者のひきこもり状態の実態と課題~事業所を対象にした質問紙調査の分析を中心と
して~
○高野聡子(聖徳大学)
P-3 職務遂行に課題が生じた高次能機能障がいの方への復職支援~ナラティブアプローチを活用
した障害認識へのアプローチ~
◎小林國明(社会福祉法人神奈川リハビリテーション事業団 神奈川リハビリテーショ
ン病院 職能科)
P-4 精神障害者の就労継続状態の分析~当事者アンケートとQOLからの考察~
○馬塲順子(横浜市精神障害者就労支援センター)
P-5 土佐嶺北地方における障害者雇用
○田中誠(就実大学・就実短期大学)
P-6 障害者就業・生活支援センター主任就業支援担当者研修から見た地域ネットワークを考える
○井上正治(すいた障がい就業・生活支援センターSuitable)
P-7 QOLの観点に基づいた障害者雇用促進制度・政策評価指標・尺度の開発
◎權偕珍(立命館大学院経済学研究科・日本学術振興会特別研究員)
P-8 「主婦」の社会復帰支援に必要なもの 女性高次脳機能障害者を支える社会資源についての
一考察
○原田圭(NPO 法人コロポックルさっぽろ)
P-9 職業リハビリテーションにおける自己理解の支援に関する国内文献レビュー
◎前原和明(障害者職業総合センター)
P-10 教育・訓練における『特別な配慮を必要とする学生』への支援に関する論点・課題―ポリテ
クカレッジにおける取組を踏まえて―
○松本安彦(障害者職業総合センター)
P-11 地域の就労支援の現状把握に関する調査研究―障害者就業・生活支援センターの活動に着目
して―
○森誠一
P-12 職業準備支援を利用した精神障害者の就職及び職場定着状況
○大石甲(障害者職業総合センター)
P-13 特別支援学校就労支援における職業評価の取り組み
○豊田真輝(すいた障がい者就業・生活支援センターSuitable)
P-14 就労移行支援利用者に関する一考察~東京都にある4施設の実態~
○飯田朋子(社会福祉法人 森の会 広域地域ケアセンター バオバブ)
P-15 精神障害を持つ生活困窮者への就労支援の動向と課題:文献レビュー
○清野絵(障害者職業総合センター)
P-16 支援力向上をめざして~SSTを活用したスーパービジョン~
○下園美佳(社会福祉法人 JHC 板橋会 障害者就業・生活支援センター わーきんぐ・ト
ライ)
●13:40~15:40 シンポジウム:本館 E 棟 B1 階 055 講義室
『職業リハビリテーションの方法と技術―現場の専門性を高め、維持する方策を考える―』
司 会:小川 浩氏(大妻女子大学人間関係学部 学部長・教授/第 43 回大会 大会長)
シンポジスト:朝日 雅也氏(埼玉県立大学 教授・日本職業リハビリテーション学会 会長)
井口 修一氏(東京障害者職業センター 所長)
千田 若菜氏(ながやまメンタルクリニック 臨床心理士)
9
野崎 智仁氏(国際医療福祉大学 助教)
大会長の小川浩氏(大妻女子大学)が司会、東京障害者職業センター所長の井口修一氏、ながやま
メンタルクリニックの千田若菜氏、国際医療福祉大学の野崎智仁氏、そして学会長として埼玉県立大
学の朝日雅也氏に御登壇頂き、現場の最前線の立場、管理職の立場、学会の立場などから、職業リハ
ビリテーションの専門性について、現場の実情や問題を共有し、今後どのようにして専門性を高め、
維持していったらよいのか、その方策について考えたいと思います。
2.自由研究発表者へのお願い
1.自由研究発表(口頭発表・ポスター発表)について
(1)口頭発表
1)発表の際、パソコンを使用する場合は Windows(Mac は不可)とし、データは PowerPoint 2010
で保存してください。当日は会場備付のノートパソコンを使用しますので、口頭発表のデータは
USB メモリで当日ご持参ください。
2)発表時間は口頭発表 15 分、質疑応答 5 分で、1発表につき計 20 分です。
発表順番の 1 演題前までに必ず発表会場においでください。発表開始・終了時間は、今後大会ホー
ムページ及び当日配布する「論文集」に記載します。しかし、発表開始・終了時間は目安であり、
進行によって時間が前後しますので、ご注意ください。
3)発表用のデータは、8 月 23 日当日の 9:00~9:30 の間に、会場備え付けパソコン本体にコピーして
ください。発表終了後は、発表者各自が本体からデータを削除してください。
4)当日、配布資料がある場合は、各発表者が 100 部程度準備して発表会場へご持参ください。
*配付資料の事前保管や当日印刷はできません。
(2)ポスター発表
1)ポスターの掲示スペースは横 90cm×高さ 180cm です。
2)ポスターの掲示・撤去時間を厳守してください。
●掲示時間:平成 27 年 8 月 23 日(日) 9:00~
●撤去時間:平成 27 年 8 月 23 日(日) 13:00~14:00(会場の都合上 14 時までに撤去してください。)
*掲示のためのテープ等は会場に用意します。それ以外の物は使用しないでください。
3)当日、
配布資料がある場合は、
各発表者が 100 部程度準備してポスター発表会場へご持参ください。
*配付資料の事前保管や当日印刷はできません。
4)所定の時間中にポスターを掲示し、かつ指定された在席時間に質疑・討論に応じることで発表とみ
なされます。在席時間に不在又は質疑・討論に応じない場合は発表取り消しとなります。
●在席時間 12:15~13:00
2.発表論文集原稿の提出について
発表論文集原稿作成フォームは、大会ホームページからダウンロードできます。
また、作成した原稿は大会ホームページから登録してください。
・登録期限:2015年6月29日(月)17:00厳守
*注意:提出後の修正はできません。ご了承ください。
10
3.大会事前参加申し込みについて
1.大会ホームページ(http://www.shokuriha-tokyo.com/)から、手順にしたがってお申し込みくだ
さい。
2.事前参加申し込み期間:2015年6月1日(月)~8月3日(月)
3.事前参加申し込み参加費納入期限:2015年8月7日(金)
*8月4日以降は全て大会当日申し込みになります。ホームページからの申し込みはできません。
4.注意事項
(1)上記期間以後は、当日受付になります。
・一旦振り込まれた参加費・懇親会費等の払い戻しはできません。
ご欠席の場合は、発表論文集の発送をもって代えさせて頂きます。
・大会参加申込手続きおよび参加費等の受付はすべて(株)Noto カレッジが取り扱います。
(2)インターネットへの接続環境にない方は、7月24日(金)までに大会事務局にご相談下さい。
4.参加費等について
本大会にかかわる諸費用は表の通りです。
*可能な限り、事前申し込みをお願い致します。
*納入方法につきましては、申し込み受付後に(株)Noto カレッジからメールで連絡します。
参加費等の納入により「事前申し込み」とさせて頂きます。
大会参加費及び必要経費
大会参加費
*参加費には、
発表論文集
事前申込
大会当日
(8月3日まで)
(8月4日以降)
会 員
3,000 円
4,000 円
非 会 員
4,000 円
5,000 円
参加者区分
正
1 冊を含みます。
懇親会費
*準備の都合上、可能な限り事前申し込みをお願います。
研修基礎講座
4,000 円
1,500 円
*学会正会員は無料です。
※昼食について
大会期間中、大学内の食事を提供するカフェテリアが営業しています。ぜひご利用ください。
また会場周辺にも食堂やコンビニ等がございますが、食堂についてはビジネス街のため土日の営業
は限られております。各自で昼食をご用意ください。
5.問い合わせ先
1.大会参加申し込み等に関する問合わせ
大会事務局
〒206-8540 東京都多摩市唐木田 2 丁目 7 番 1 号
大妻女子大学人間関係学部人間福祉学科 藏野ともみ研究室内
大会参加申し込み・自由研究発表原稿登録に関するお問い合わせ等 受付先
株式会社 Noto カレッジ
-mail:[email protected]
11
2.学会への入会・年会費等に関する問い合わせ
日本職業リハビリテーション学会事務局にご確認ください。
〒813-8503 福岡県福岡市東区松香台 2-3-1
九州産業大学国際文化学部 倉知研究室
TEL/FAX:092-673-5818
ぜひ東京大会にお越しください。
<会場へのアクセス>
*大妻女子大学千代田キャンパスは、
「市ヶ谷駅」もしくは「半蔵門駅」が最寄り駅になります。
アクセスの詳細は、大妻女子大学のホームページでご確認ください。
会
場:大妻女子大学 千代田キャンパス
〒102-8357 東京都千代田区三番町 12
「大妻講堂」
:基調講演会場
http://www.otsuma.ac.jp/
大妻女子大学「本館」:ワークショップ・分科会・シンポジウム会場
12
大妻講堂内部
アトリウム:懇親会会場
13