DESIGNED BY: MATZ CATEGOLY TV リモコン 1.TV リモコン操作のアイデア 単純操作を実現するため、リモコンを「振る」 「回す」の2動作のみでのテレビ操作を検討する。 操作の割り当てとして下記2タイプのシミュレーションを行い検証する。 テンキーが無い! デジタルテレビ用のリモコン! A リモコンを「振ってチャンネル操作」/ リモコンを「回して EPG 操作」 CH1 手元を見なくても操作可能なリモコン。 EPG 学習不要で単純操作を目指したリモコンのプロトタイピング。 機能それぞれに操作を割り当て B リモコンを「振って機能切り替え」/ リモコンを「回して操作」 CH1 EPG 機能切替えと操作とを分ける 使用キット レガシー KIT デシタル KIT アナログ KIT 使用デバイス ロータリーエンコーダ、内蔵加速度センサ 外部デバイス 液晶モニタ エクステンション 2. 振る操作を試してみる(加速度センサ) Setting で加速度センサの動作を確認。 プログラム モックアップの材料 HOTMOCK Setting 、HOTMOCK Builder 紙管(アルミホイルの芯)、アルミホイル、テープ リモコン操作で想定される、左右に振る動作を行い、 数値変化を確認する。 Y 軸の加速度値をトリガーとして利用することにする。 ココの値に注目 Builder で簡単なシミュレーションを実行 TV 映像に見立てた画像(jpg など)を用意する。 シーケンスに並べ、遷移トリガーとして加速度センサを 設定し、シミュレーションを実行する。 HOTMOCK Setting で確認した値に設定 DESIGNED BY: MATZ 3. 回す操作を試してみる(ロータリーエンコーダ) 5. 加速度センサとロータリーエンコーダを組み合わせたシミュレーションを作成し実行 Setting でエンコーダの動作を確認。 CH 切替え操作、EPG カーソル操作の シーケンスを構築し、シミュレーション を実行する。 エンコーダを操作し、変化量を確認 「変化量を使用」を選択 トリガーを変更することで、 動作と機能の割当てを変更した 複数の操作シミュレーションを 比較的容易に試すことが可能。 まず A タイプを作成 / 保存し、 A タイプのトリガー部分を編集して B タイプを作成 / 保存した。 値を確認 Builder で簡単なシミュレーションを実行 チャンネル切替えのシーケンス EPG のシーケンス TV 映像に見立てた画像(jpg など)を用意し、 シーケンスに並べる。 遷移トリガーとしてロータリエンコーダを設定。 A タイプ ・リモコンを振ってチャンネル操作 ・リモコンを回して EPG 操作 (機能それぞれに操作を割り当てる) B タイプ ・リモコンを振って機能切替え ・リモコンを回して操作 (機能切替えと操作とを分ける) 回転方向 [+]/[-] 両方をトリガーとして設定 [+] 値で次の画像に進み、 [-] 値で前の画像に戻る(ジャンプ) 4. モックアップ制作 作成のコツ 紙管(アルミホイルの芯)を利用して モックアップを作成。 中身の固定にはアルミホイルも使用。 加速度センサ内蔵のコアユニットは 入らないため、外部に付けた状態で 検証する。 ・動画ファイル (.flv) は一回再生後停止するため、ループ再生には「タイマー」を使用。 動画再生時間を後に同じシーンへジャンプさせる。 ・2種類の操作で2機能に絞ってシミュレーションを行ったが、さらに機能を増やした シミュレーション拡張も可能。 ・加速度センサ利用で、 「リモコンを持上げると TV 電源オン」や、LED 点灯による フィードバックなどのシミュレーションも簡単に実現できる。 評価と反省点 ・チャンネル数3、EPG 選択数 3 と実際の TV 機能より少ない規模のシミュレーションだが 操作 / 機能は十分体験可能。 ・機能が増えた場合には、B タイプの方が操作し易いと思われる。
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