HTML ライクな専用 BML 記述で CQ 出版社式オリジナル表示にも挑戦! 連載はじめての地デジ・dボテレビのデータ放送第タン濱田淳 5 回　画面自作その2…BML 記述で画面を作成するステップ 2：デザイン設計（レイアウトや機能の検討）ステップ 3：画面制作 1（画面を BML 記述で作成）ステップ 4：画面制作 2（各ページの動作をスクリプト実装）ステップ 5：検証（動作確認，テレビ受信）今回は，ステップ 3 の手順を紹介します．（編集部）データ放送画面＜1＞起動画面（テレビ映像を100％表示）ボタンを押すボタンを押すデータ放送画面＜2＞トップ画面（メニュー画面）緑ボタンを押す青ボタンを押す戻るボタンを押すステップ 3：BML 記述でデータ放送画面を作成するデータ放送画面＜3＞トランジスタ技術の紹介画面データ放送画面＜4＞インターフェースの紹介画面実際に BML でソースコードを記述し，各画面のページ・レイアウトを制作していきます．作成するデータ放送画面のページ構成を図 1 に示します．戻るボタンを押す ● 文字や画像など各部品の配置図 1　今回やること…データ放送画面を作る本連載では，具体例として CQ 出版社の雑誌を紹介するデータ放送画面を制作します．データ放送の画面を一から作成してテレビで見れるようになるまでの流れは次の通りです．ステップ 1：表示内容検討（全体の検討） ▶座標を指定して配置するデータ放送では，テレビ画面上の座標を指定することで文字や画像を配置します．家庭用のテレビは，小さいもので 10 インチくらいから，大きいもので 60 インチくらいまで，さまざまな大きさがあります．しかし，テレビ画面上の座標は，どの大きさのテレビでも共通です． 960ピクセル動画プレーン 1920 ピクセル起点座標（0，0） 1080ピクセル 540ピクセル 540ピクセル終点座標（960，540） 960ピクセル（a）テレビ画面上の座標は左上が（0，0）文字・図形プレーン（b）文字・図形プレーンの解像度は960×540 図 2　データ放送画面で使う文字や画像などは座標を指定して配置する 166 第 1 回　データ放送表示の基本メカニズム（2015 年 1 月号）第 2 回　テレビの中で行う処理（2015 年 2 月号）第 3 回　HTML ライク! データ放送用 BML 記述の基礎知識（2015 年 4 月号） 2015 年 6 月号