脳機能には法則がある! 例:自律神経失調では右前頭葉の血管反応が 異常になる。覚醒下手術では、脳を手術で触り 機能が落ちたとき、右脳では眠くなり(逃避)、 左脳では不機嫌になる(攻撃する=接近)傾向 がある。 ーストレスがあると、右脳は逃避、左脳は攻撃 する傾向があるのではないか。 左の扁桃体は攻撃、右の扁桃体は逃避と関係 覚醒下手術で左の扁桃体に近づくにつれ攻撃的な言動をしていたのが 摘出したとたんにおとなしくなった。右の扁桃体に近づくにつれて、眠け が強くなり、症状のチェックができなくなった。 左脳 vs. 右脳 左脳 (言語) 右脳 (空間、注意) 左脳右脳 左脳:言語、論理;過去未来を扱い、「質」 「進歩」に関わる。人や物の境界をつくり 物事をはっきりさせる。戦いに強い。 右脳:感性、芸術、空間の認識;現在を扱 い、「量(エネルギー)」「調和」に関わる。 境界をなくし、一体化する。幸福感あり。 例:左脳が障害ー失語症。 右脳が障害ー注意力が落ちる。 左側頭葉が腫瘍により障害を受けている症例 左脳能動型 障害によるダメージが強く 発症後2月で亡くなられた。 右脳受動型 失語症はあるが、発症後 3年間は幸せに暮らしていた。 例:結婚して妻が悪妻だと感じた男の場合 • 左脳三次元:家庭にみきりをつけ、仕事で社会 貢献する方向に舵をきる。 • 右脳三次元:家庭の息苦しさに耐えかね、自分 が楽しい場を求めて夜の巷を放浪する。 • 左脳二次元:妻としてどうあるべきかという観点 から妻を糾弾し、悪い点を直そうとする。 • 右脳二次元:妻が悪妻なのは自分の努力がたり ないせいだと思い、ますます妻につくす。 • (動物脳主体:すぐに離婚して次を探す。) 例:結婚して夫が甲斐性なしだと感じた女の場合 • 左脳三次元:夫にみきりをつけ、後世に残るよう な仕事をする方向に邁進する。 • 右脳三次元:接客業などの人相手の仕事でナン バーワンになり、外を飛び歩く。 • 左脳二次元:ある程度夫を責めるがすぐにあきら め、宗教や社会運動に走る。 • 右脳二次元:夫につくすが夫はますますだめに なり、過労で早死にし、夫が葬式で号泣する。 • (動物脳主体:すぐに離婚して金持ちを探す。) 4つのタイプが得意を伸ばすための注意点 左脳三次元:自分の得意なところを伸ばすの に時間がかかるのであせらず自由にさせる。 右脳三次元:人間の生き方(人間学)をしっか り学び人に接するときの行動指針にする。 左脳二次元:周りが無償の愛で社会の役に立 つような方向性に導く。 右脳二次元:本当の意味で相手のためになる 判断を下せるように現場で本質を教える。 4つのタイプが身を誤りやすい注意点 左脳三次元:人の気持ちがわからないため、 悪気がない言葉でも恨みを買いやすい。 右脳三次元:調子がいいと傲慢になり、質を おとして競争に負けやすい。 左脳二次元:考え方が狭く、その考えが 否定されると攻撃的になりやすい。 右脳二次元:相手が主体で動くため、自分 勝手な人にふりまわされやすい。 ストレスとは? • ストレスの主な原因は自分の存在を脅かす環境 の変化である。ストレスに対しては反射的に動物 脳が反応するため、コントロールできないほど過 剰に反応すると、さまざまな神経疾患(神経症、 鬱、統合失調症、脳卒中、認知症)を含めた病気 の原因となる。 帯状回にある脳腫瘍 仕事をきっちりこなす人だったのが、脳腫瘍ができて から、頭の整理がつかなくなり、空気も読めず、仕事 をやめざるをえなくなった。 脳テストと従来のテストとの違い • 1.脳機能の法則に基づいているので、物事を正確につ かみやすい(例:右脳三次元主体の脳外科医:空間能 力にすぐれ、声が甲高く、周囲の人への影響力が強い 。一見賢くテストには強いが、合理性に乏しく議論が困 難であり、手順をふんで抜けなくやることが困難。声の 調子を聞いただけで脳の同じ領域の機能であるこれら の特徴がすべてわかるので、対処法がすぐにみえる。) • 2.脳という実態のあるものを基にしているので、脳全体 をできるだけ使うための今後の改善点の道筋がわかる 。(例:左脳主体の人はまず周囲につぶされないように 周囲が無償の愛で左脳をのばし、本人の自信がつくと 右脳も使って志を同じゅうする仲間をつくる。) • 脳の機能、使い方(特に左脳、右脳、自 我動物脳の三者)から様々な物事を解 析することで(例:歴史、社会問題、人 間関係、神経疾患)、物事が整理され、 よりよい解決策を生み出すことが可能 になる! 吉田松陰の自我 四次元 強くてしなやかな自我 三次元 二次元 一次元 左 志 情熱 右 信念 感謝 自立 どんな厳しい状況におかれても乗り越えるのが強くてしなやかな自我 脳の使い方を改善する手順 ジャンプ 志 ステップ ホップ 得意 (強さにつながる) 志 志 不得意 (しなやかさにつながる) 得意(アイデンティティー)を伸ばして(ホップ)不得意を補う(ステップ)こ とをできるだけエネルギーのあるうちにやり、さらに相乗作用で脳の使 い方を改善した(ジャンプ)方が効果的である。
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