第3号を掲載しました

養護
北海道養護教員会
たより 第 3 号
Yohgo
発 行 H27.3.15
平成26年度総会を終えて
会 長 北 村 泰 子
今年度を締めくくる総会が開催されました。評議員の皆様、ありがとうございました。
第45回研究大会を主管します胆振支部の中実行委員長より「講師の樋口先生の提案を受け、2日目に
ランチョンセミナーを予定しています。実行委員会だより
『いぶりずむ』
で今後の情報を提供しますが、
宿泊予約など早めに動くことをお勧めします。
」とのお話がありました。続いて、第46回研究大会につ
いて十勝支部より準備状況について、また、第47回研究大会主管については、後志支部が担当してくだ
さることで承認されました。
平成24年度から検討している第51回大会(平成33年)以降の研究大会の在り方について、研究大会は
1日半日程を基本とし、その内容については実行委員の裁量に任せる部分を多くするということで承認
されました。今後は、大会主管輪番、研究発表順番、周年大会における祝賀会について検討します。各
支部皆様からのご意見を伺い、研究大会を考える会で検討し、27年度の総会で決定の予定となっていま
す。今まで同様、現状をご理解いただきご検討いただきますようお願いします。
予算案の今後の見通しについて、ご意見、ご要望をいただきました。本部役員会でも課題として捉え
ているところです。課題の重要性と緊急度に留意しながら、主管支部の問題は早急に、全体に関わるこ
とは「研究大会を考える会」が一段落したところから取り組んでいきたいと考えています。
この1年、支部長・ブロック長をはじめ会員の皆様のご協力を得て、無事に本部の業務を終えること
ができました。次年度、本部四役は継続となります。各支部長さんへのご報告や会報等を通じて、皆様
に会の動きがより良くわかるようにお伝えしたいと思っていますので、今後もよろしくお願いします。
第45回 北海道養護教員研究大会のご案内
1.主 管 北海道養護教員会 胆振支部
2.期 日 平成27年7月29日㈬~30日㈭
3.会 場 グランドホテルニュー王子 苫小牧市表町4丁目3-1 ℡ 0144-31-3111
4.研究主題 『21世紀を担う児童生徒の健やかな心身の発達をめざして』
~これからの養護教諭の職務はいかにあるべきか~
5.内 容
特別講演 『保健指導に活かしたいカラダのふしぎ、カラダのしくみ』
講師 文京学院大学 保健医療技術学部 准教授 樋口 桂 氏
講 座 第一講座 食育を考える~子どもの食習慣を守る方策~
講師 札幌医科大学医学部 細胞生理学講座 教授 當瀬 規嗣 氏
第二講座 発達障がいの特性理解と保健室でできそうなこと
~保健室は多機能でマルチな空間です~
講師 札幌市自閉症者自立支援センターゆい 所長 加藤 潔 氏
第三講座 産婦人科医からのメッセージ
~子どもたちをとりまく性の問題~
講師 苗穂レディスクリニック 院長 堀本 江美 氏
分 科 会 5分科会
( 1 )
平成26年度 北海道養護教員会「総会」の報告
平成27年2月21日(土)
、札幌市立白石中学校において、平成26年度北海道養護教員会総会が行われ
ました。評議員35名が出席し、下記の事項について審議、報告されましたことをお知らせいたします。
1 議 事
⑴ 平成26年度事業・業務報告
⑵ 第44回北海道養護教員研究大会(釧路大会)決算
⑶ 平成26年度会計中間決算報告及び会計監査報告
<意見・質問>
・現在の繰越金について、高額と思うが必要か
・繰越金の用途として、研究大会運営に手厚くしてほしいと要望する
→今後も本部で検討してまいります
⑷ 平成27年度事業・業務計画案
⑸ 支部長役割分担、副会長担当割り当てについて
⑹ 研究大会運転資金について
⑺ 平成27年度予算案
⑻ 第45回北海道養護教員研究大会(胆振大会)について
⑼ 研究大会を考える会について
⑽ 研究大会申し合わせ事項について
⑾ 第47回北海道養護教員研究大会(平成29年度)担当支部について………後志支部に依頼
⑿ 第46回北海道養護教員研究大会について
…平成28年7月28日㈭~29日㈮、帯広市で開催
(会場:1日目・ホテル日航ノースランド帯広/2日目・とかちプラザ)
⒀ 次期役員選出………………………4ページに掲載
審議事項についてはすべて承認・確認されました。
2 連絡事項
⑴ 平成27年度会員名簿等の作成について
⑵ 永年勤続者報告について
⑶ 平成27年度会費納入依頼
⑷ 学校保健会会報「保健室シリーズ」執筆順番について
⑸ 全国組織の動向
⑹ その他
・旅費規程についての確認
・研究大会に向けての助成金申請時期について
・北海道薬剤師会との意見交換会の報告
第34回 北海道学校歯科保健研究大会 参加報告
事務局庶務係 草 野 沙耶香
去る10月17日(金)
、標記研究大会が北海道歯科医師会館において開催されました。平成26年度北海
道学校歯科保健優良校と北海道歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクールの受賞者の表彰式が行
われた後、二つ講演が行われました。
最初の講演は、
北海道医療大学歯学部教授の千葉 逸朗氏による「歯科保健にみる健康格差」でした。
経済的な格差が健康面での格差につなっがており、2割程度の小学生が1人で多くのむし歯を抱えてい
るという興味深い内容でした。
次の講演は、旭川市立神居東小学校 松本 恵子氏による「歯・口の指導 簡単おもしろレシピ集」
でした。食事の流し込み実験やお口ポカンの改善など子どもたちが楽しみながら活動を行い、歯と口の
学習をする工夫が満載でした。実体験を通した学習の大切さを考えた、有意義な一日でした。
( 2 )
第64回 全国学校保健研究大会 参加報告
副会長 小笠原 麻実子
去る11月6日(木)・7日(金)
、北陸新幹線開通を目前にし、活気に溢れた金沢市において「生涯
を通じて、心豊かにたくましく生きる力を育む健康教育の推進―健康で安全な生活を送る子供たちの
育成―」を主題に標記の大会が開催されました。
1日目は開会式・表彰式に続いて、「学校における健康教育を未来に生きる子供たちのために」と題
し、聖心女子大学文学部教育学科教授 植田 誠治氏による記念講演が行われました。
「保健授業」の
重要性と児童生徒が「保健授業」に求めること、さらにそれを達成するための方策についてご講演い
ただきました。
2日目は課題別研究協議が行われ、「学校経営と組織活動」
「保健学習」
「保健指導」
「心の健康」
「性
に関する指導」「保健管理」「歯・口の健康づくり」
「学校環境衛生」
「安全教育」
「喫煙、飲酒、薬物乱
用防止教育」の10課題に分かれて研究協議を行いました。
私が参加した第4課題「心の健康」では、
「児童生徒の課題に即した心のケアや健康相談の体制作り
について」
「心の健康づくりを目指した教育活動の展開と環境整備などの進め方について」
「学校、家
庭及び地域の関係機関との連携を図った心のケアの進め方について」の3点を研究協議の内容とし、
小学校長、中学校教諭、特別支援学校養護教諭のそれぞれの立場からの発表が行われました。
現在、児童生徒を取り巻く生活環境は急激に変化し、様々な健康課題が生じています。課題に適切
に対処し、解決していくためには、学校だけではなく、家庭はもちろん関係機関との連携が不可欠で
あると改めて感じた2日間でした。
第34回 全国養護教員会研究協議会 参加報告
事務局長 神 尾 知 佳
去る11月21日(金)
、
沖縄県代読谷村において「のびやかに自分らしく生きる子供たちを育むために」
~子供たちの未来に笑顔を~を研究主題に、標記大会が開催され、参加いたしました。
開会式に続いて行われた午前の講演は、東京都品川区立第四日野小学校 主幹養護教諭 足助 麻
里先生を講師に、「子供の実践力を育てる健康教育」を演題とした、学校健康教育の進め方についての
お話でした。小学校における豊富な実践を基に、具体的でわかり易いお話は楽しく、また、会場外に
展示していただいた足助先生が実際に作成・使用している教材も非常に興味深く拝見させていただき
ました。
午後は、平成25・26年度の調査研究「食に関する健康調査について」の中間報告が調査検討委員よ
りあり、続いての特別講演は「子供たちの未来に笑顔を!」をテーマに2部構成となっていました。
第1部では放送大学客員教授 平野 秋一郎氏より「子供の顔が見える教育」という演題で、石垣市
での「放課後子ども教室」の活動から感じた、教育の在り方についてのお話を聞き、第2部では「唄
で伝える子供たちへのメッセージ」として、民謡歌手ネーネーズの皆さんが、琉球民謡の歌詞に込め
られた子供たちへのメッセージを語り、唄を披露してくださいました。
次世代を担う子供たちが、豊かな人間性と社会性を育むために、学校・保護者・そして社会がそれ
ぞれの立場でその役割をしっかりと担い、また互いに連携していくことの大切さをあらためて意識す
る機会となった大会でした。
なお、足助先生の講演資料と調査研究中間報告の資料は、2月21日の総会で評議委員の方へ配付さ
せていただいております。
( 3 )
第63回 北海道学校保健研究大会石狩(恵庭)大会 参加報告
会 計 坂 元 由 美
去る11月30日(日)
、第63回北海道学校保健研究大会石狩大会が、
「北の大地を生涯を通じて、心豊か
にたくましく生きる子どもの育成を目指して」を大会主題として、恵庭市で開催されました。開会式で
は、学校保健功労者の表彰式も行われ、長い年月学校保健にご尽力された学校医、学校歯科医、学校薬
剤師、校長、養護教諭が表彰されました。
午前は基調講演が行われ、
「学校における食物アレルギー疾患への対応について」と題し、東京都立
小児総合医療センターアレルギー科 赤澤 晃氏が講演されました。アレルギーは今日的課題であり、
事例を取り入れたわかりやすいお話とスライドに加え、
エピペンの実技もあり、
中身の濃い講演でした。
また、貴重な資料(冊子)をいただきましたのでご紹介します。東京都で発行した「食物アレルギー
緊急対応マニュアル」
、環境再生保全機構で発行した「ぜん息予防のためのよくわかる食物アレルギー
対応ガイドブック」
「ぜんそく予防のために食物アレルギーを正しく知ろう」
「ここが知りたい小児ぜん
息」「ぜん息悪化予防のための小児アトピー性皮膚炎ハンドブック」
、ファイザー株式会社発行の「アナ
フィラキシーってなあに?」
「エピペンの使い方かんたんガイドブック」~の7冊です。
午後は、部会別研究協議で、第1部会「学校経営と組織活動」第2部会「保健管理・保健教育」第3
部会「安全管理・安全教育」第4部会「発達障がいを含む障がいのある子どもの保健教育・安全教育」
の4つの部会に分かれて協議が行われました。私が参加した第4部会では、ロールプレイを取り入れた
性指導の発表と下校時に起こる問題行動に対する取り組みが発表され、現代では障がいのない生徒や社
会人にも起こりうる問題のように思われました。午前・午後とも充実した研究大会でした。
平成26年度 役 員
平成27年度 新役員決定
会 長
北村 泰子
北海道札幌西高等学校 (札幌高校)
会 長
北村 泰子
北海道札幌西高等学校 (札幌高校)
副 会 長
小笠原麻実子
札幌市立北白石中学校 (札幌小中)
副 会 長
小笠原麻実子
札幌市立北白石中学校 (札幌小中)
増山 淳子
釧路市立光陽小学校
(釧 路)
中 美鯉
苫小牧市立開成中学校 (胆 振)
川本 洋子
函館市立亀田小学校
(渡 島)
小鹿由美子
北海道釧路工業高等学校
(釧 路)
山本ゆりか
礼文町立船泊中学校
(宗 谷)
加藤 悦子
湧別町立湧別小学校
事務局長
神尾 知佳
北海道札幌旭丘高等学校
(札幌高校)
事務局長
神尾 知佳
北海道札幌旭丘高等学校
(札幌高校)
会 計
坂元 由美
北海道札幌高等養護学校
(札幌高校)
会 計
坂元 由美
北海道札幌高等養護学校
(札幌高校)
会計監査
大北 美紀
壮瞥町立壮瞥中学校
会計監査
向野 文子
藤女子高等学校
平岡 直美
芽室町立芽室西中学校 (十 勝)
水戸 範子
岩見沢市立日の出小学校
(空 知)
片山絵里子
札幌光星高等学校
(札幌高校)
片山絵里子
札幌光星高等学校
(札幌高校)
歌川 瑞紀
札幌市立啓明中学校
(札幌小中)
歌川 瑞紀
札幌市立啓明中学校
(札幌小中)
佐藤 綾子
札幌市立篠路西小学校 (札幌小中)
黒江あゆみ
札幌市立屯田小学校
(札幌小中)
伊勢真由美
札幌市立福移小中学校 (札幌小中)
齊藤 七重
札幌市立苗穂小学校
(札幌小中)
塩谷 佳子
札幌市立白石中学校
(札幌小中)
東田 恵子
札幌市立旭小学校
(札幌小中)
中島 裕恵
札幌市立信濃中学校
(札幌小中)
塩谷 佳子
札幌市立白石中学校
(札幌小中)
佐賀 裕子
札幌市立豊園小学校
(札幌小中)
川部有美子
札幌市立清田中学校
(札幌小中)
青木 雪枝
札幌市立平岡緑中学校 (札幌小中)
東海林聖子
札幌市立小野幌小学校 (札幌小中)
草野沙耶香
札幌市立定山渓小学校 (札幌小中)
白幡 尚子
札幌市立澄川中学校
(札幌小中)
吉田 正子
札幌市立平和小学校
(札幌小中)
一條 由美
札幌市立西野小学校
(札幌小中)
小林まさみ
札幌市立前田中央小学校
(札幌小中)
西村 香代
札幌市立稲穂中学校
(札幌小中)
事務局員
(胆 振)
( 4 )
事務局員
(オホーツク)
(札幌高校)