地域型住宅グリーン化事業 グループ化に向けた取り組み

補足資料 2015/05/08
地域型住宅グリーン化事業 グループ化に向けた取組みの流れ
地域型住宅グリーン化事業評価事務局
はじめに
本資料は、地域型住宅グリーン化事業に応募を検討されている地域グループの皆様が、
申請資料(適用申請書)を作成される際の注意点や事前の準備について作成した資料と
なります。本事業への取組みを行われる前にご確認いただきますようお願いします。
地域型住宅ブランド化事業と地域型住宅グリーン化事業との類似点と相違点
地域型住宅グリーン化事業では、昨年度までの地域型住宅ブランド化事業との類似点と
相違点があります。以下の点にご注意ください。
類似点
1) 地域グループにおける共通ルールに適合した住宅である事(全タイプ共通)
2) グループに所属した工務店(施工グループ)が施工した住宅、建築物である事
3) 上記の当該工務店が申請可能な棟数に上限がある事
(長寿命 10 棟、高度省エネ 3 棟)
※ 被災地対応有(長寿命 20 棟、高度省エネ 6 棟)
4) 各構成員の複数グループ登録が可能な事
5) 地域材活用の加算(上限 20 万円)がある事
6) その他、省エネ講習の受講者である事等、細部に共通点が多々あります。詳しくは、
グループ募集要領を確認ください。
相違点
1) 高度省エネ型として認定低炭素住宅、ゼロ・エネルギー住宅が申請可能な事
※ 認定低炭素住宅、ゼロ・エネルギー住宅共に、各グループが設定した共通ルー
ルに適合する必要が有ります。
2) ゼロ・エネルギー住宅の場合、グループモデルでの事前のモデル申請が必要な事
3) ゼロ・エネルギー住宅の場合、改修工事も対象となります。
4) 適用申請書の作成が「H27 年 地域型住宅グリーン化事業適用申請書作成システム」
(WEB システム:5 月 8 日公開予定)を活用する事(グループ登録、構成員登録等)
※ 過去に構成員情報、念書の不備が多発したための対応となります。
※ 作成システムでの入力は、各事務局担当者様での入力となります。
5) 適用申請書の書式が大幅に変わりました。特に、従来の様式 3(事業の取組み)の書
式の変更とゼロ・エネルギー住宅に関する書式(様式 5)が増えています。
※ 様式 3 に関しては、作成システムでグループ基本情報を入力後ダウンロードし
てください。従来の様式 1(表紙)
、様式 2(地域型住宅の生産体制)
、確認念書
は、入力ツールで入力完了後、完成書式としてエクセルデータとしてダウンロ
ードできます。
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補足資料 2015/05/08
6) 地方公共団体の補助金等の併用については、国庫補助金が入っていない場合は、地域
材加算との併用が可能となっています。
7) その他、細部に注意すべき点がありますので、グループ募集要項をしっかりと確認の
上、適用申請書の作成に着手してください。
グループ化(適用申請書の作成)の手順(参考)
地域型住宅グリーン化事業に応募される地域グループにおいて、グループ化(適用申請
書の作成)をされる場合、事前の準備が必要となります。
以下に、参考となる手順を紹介しますのでご確認ください。
1)
平成27年度 地域型住宅グリーン化事業 グループ募集要領をダウンロードして
事業内容の詳細を確認ください。適用申請書、添付様式の PDF データも掲載してい
ますので、必要な記載内容等を確認ください。
ご注意下さい !
過去に地域型住宅ブランド化事業に参加したグループ事務局様においては、この段階で
「適用申請書記載事項確認念書」の取得を始められる所もあると思いますが、本事業で
は確認念書の押印は、作成システムへ構成員情報を入力した後となります。
間違いが発生しないよう確認念書の PDF は公開していません。
2) グループ構成員の募集
5 月 8 日に公開される
「H27 年 地域型住宅グリーン化事業適用申請書作成システム」
では、グループに参加する各構成員の情報が必要になります。
各事業者への事業参加への働きかけと構成員情報の収集をしてください。
ご注意下さい !
既に、事業に参加される構成員が決まっていて、住所等の情報を把握されているグルー
プもあるかとは思いますが、必要な情報が多数あります。
改めて、ご確認いただくようお願いします。
グループに所属する各構成員の情報として必要な情報は、以下の情報となります。
① 事業者名(全構成員共通)
株式会社等の位置(事業者名の前か後か)によって情報が変わります。必ず、記
載頂き正式な法人名を収集ください。
② 構成員の会社の本社所在地(全構成員共通)
施工グループの場合、本社所在地で被災地の適用がされます。上限戸数に影響し
ますので間違いがないよう注意ください。
但し、地域材を使用する場合、現地のプレカット工場で認証を取っている場合は、
プレカット工場の住所を取得してください(プレカットグループのみ)
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補足資料 2015/05/08
③
代表者名(全構成員共通)
②でプレカット工場の住所を取得した構成員も、必ず本社代表者名を取得くださ
い。
④
電話番号(全構成員共通:本社代表の電話番号)
②でプレカット工場の住所を取得した構成員は、工場の電話番号を取得ください。
以下、施工グループに登録する事業者に必要な情報です。
⑤
優良建築物型に申請する意思の確認(施工グループ)
登録した施工グループ全てが、長寿命型・高度省エネ型・優良建築物型に申請可
能となります。但し、優良建築物型は、施工面積の情報収集が大変なため、申請
予定者のみ確認します。
今回、申請予定としていない構成員が、後日優良建築物型に申請を行う場合には
優良建築物型のみ計画変更で受け付けます。
⑥~⑩は、施工構成員の実績戸数の確認
⑥
新築住宅実績戸数について、H24 年度、H25 年度、H26 年度の新築住宅供給戸数
(施工グループのみ:直近 3 年平均は、入力ツールで自動計算します)
⑦
木造の長期優良住宅実績戸数について、H24 年度、H25 年度、H26 年度の供給戸
数(施工グループのみ:直近 3 年平均は、入力ツールで自動計算します)
⑧
木造の認定低炭素住宅実績戸数について、H24 年度、H25 年度、H26 年度の供給
戸数(施工グループのみ:直近 3 年平均は、入力ツールで自動計算します)
⑨
ゼロ・エネルギー住宅の補助事業を活用した実績戸数について、H24 年度、H25
年度、H26 年度の供給戸数(施工グループのみ:直近 3 年平均は、入力ツールで
自動計算します)
⑩
全ての建築物の着工床面積について、H24 年度、H25 年度、H26 年度の供給面積
(施工グループの内、優良建築物に申請する予定の事業者。単位㎡)
⑪
H24 年度から実施されている「住宅省エネルギー施工技術講習会(施工技術講習
会、設計者講習会)の受講の有・無
※ 受講無の場合は、今年度の受講が必須となります。
補助事業での実績の確認
⑫
長期優良住宅、ゼロ・エネルギー住宅に関する過去の補助金の活用実績の有・無
を確認ください。
(施工グループのみ)
H26 年度に補助金の活用実績で正確な情報を記載していないことでトラブルとな
った事例があります。必ず、各施工事業者に確認してください。
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補足資料 2015/05/08
確認が必要な補助事業は以下となります。
長寿命型
 平成 21 年度長期優良住宅普及促進事業
 平成 22 年度木のいえ整備促進事業
 平成 23 年度木のいえ整備促進事業
 平成 24 年度地域型住宅ブランド化事業
 平成 24 年度住宅のゼロ・エネルギー化推進事業
 平成 25 年度地域型住宅ブランド化事業
以下の事業は、継続中もある為、交付申請を行った場合でも活用実績「有」と
します。
 平成 26 年度地域型住宅ブランド化事業
 平成 26 年度地域型住宅ブランド化事業(補正)
高度省エネ型
 平成 25 年度住宅のゼロ・エネルギー化推進事業
以下の事業も、継続中もある為、交付申請を行った場合でも活用実績「有」と
します。
 平成 26 年度住宅のゼロ・エネルギー化推進事業
⑬
被災地情報の確認(施工グループのみ)
施工グル―プの本社所在地が被災地の場合は、申請上限、長寿命 10 棟、高度省
エネ 3 棟が、長寿命 20 棟、高度省エネ 6 棟の上限となります。
② 構成員の会社の本社所在地で、確認した住所から確認ください。
被災地情報は、グループ募集要領 「別紙 6」から参照ください。
⑭
申請予定戸数の確認と確実に申請可能な戸数の確認(施工グループのみ)
次頁に記載した戸数を確認ください。
以下の情報は、施工グループの構成員情報として個別の情報として必要なもので
はありませんが、グループの生産体制「様式-2」の記載情報として必要になりま
す。
(合算算出後、事務局での検討)
また、事業採択後の進捗確認に有効になると考えられますので、確認ください。
長寿命型・高度省エネ型
申請する住宅のタイプ
長寿命型
長期優良住宅
確認する施工事業者
経験がある施工事業者
未経験の施工事業者
4
申請する
予定戸数
確実に申請
する予定戸数
戸
戸
戸
戸
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高度省エネ型
認定低炭素住宅
高度省エネ型
ゼロ・エネルギー住宅
※
全ての施工事業者
全ての施工事業者
戸
戸
戸
戸
グリーン化事業では、申請予定、申請が確定している戸数の確認を行います。
上記の各戸数の内、地域材活用の加算を行う戸数の確認をしてください。
申請する
確実に申請
申請する住宅のタイプ
確認する施工事業者
予定戸数
する予定戸数
経験がある施工事業者
長寿命型
長期優良住宅
未経験の施工事業者
高度省エネ型
認定低炭素住宅
高度省エネ型
ゼロ・エネルギー住宅
全ての施工事業者
全ての施工事業者
地域材活用戸数
地域材活用戸数
戸
地域材活用戸数
戸
地域材活用戸数
戸
地域材活用戸数
戸
地域材活用戸数
戸
地域材活用戸数
戸
地域材活用戸数
戸
戸
優良建築物型
※ 優良建築物型に申請する予定の事業に対してのみ確認してください。
申請する予定の棟数及び床面積
棟
※
確実に申請する予定の棟数及び床面積
㎡
棟
㎡
過去の地域型住宅ブランド化事業では、特に施工グループの構成員情報が不正確
な情報が多く、グループの評価や各事業者の交付申請、実績報告に多くのトラブ
ルが発生しています。
正確な構成員情報の取得は、地域型住宅グリーン化事業においても核となる情報
となります。
グループ事務局の皆さんにおいては、大変だとは思いますがご理解いただき、正
確な情報の取得をお願いいたします。
以下、5 月 8 日に「H27 年 地域型住宅グリーン化事業適用申請書作成システム」が公開
されて以降の対応となります。
作成システムでの作業
3) 作成システムへの担当者入力を行い、作成システムから送られてくる ID・パスワー
ドを使って、作成システムにログインしてください。
作成システムへの担当者登録には、グループ名称と担当者の氏名、メールアドレスが
必須となります。
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4) 作成システムにログイン後、グループ基本情報を入力し「適用申請書 様式 3 および
様式 5」の書式をダウンロードしてください。
※ 作成システムに、グループ基本情報を登録しないと「適用申請書 様式 3、様式
5」はダウンロードできません。詳細は、ホームページの「作成システム操作マ
ニュアル」を確認ください。
2)と 4)は、どちらが先になっても構いませんが、4)のグループ構成員の確認は、時間が
かかる為、同時並行で行う作業となります。
※ 作成システムが利用できるのは、5 月 8 日のシステム公開以降となります。
5)グループの共通ルールの策定を行います。
4)でダウンロードした、
「適用申請書 様式 3」の書式に基づいてグリーン化事業の
ねらい及び期待される具体的取組に対するグループの共通ルールを作成します。
共通ルールの策定に関しては、グループ内の検討委員会等での検討を行い、理事会等
グループの意思決定機関での決定を行ってください。
※
策定された共通ルール(必ず実施する取組み)は、全てのタイプでの適合が求
められます。(グループが目指す目標も検討する事)
優良建築物等と木造住宅が適合しない共通ルールがある場合は、その旨を申請
書に記載ください。
但し、地域材に関する共通ルール(必須項目)の適用外は認められません。
6) 高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅)に応募されるグループの場合、別途「高度省
エネ型(ゼロ・エネルギー住宅)提案住宅の概要:様式 5」及び「添付様式」の作成
が必要です。
この場合、エネルギー消費量や外皮性能の算出等が必要となる為、モデルプランが
必要となります。設計図書として「平面図」「断面図」「立面図」の添付が必須とな
ります。詳しくは、
「高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅)提案住宅の概要:様式
5」及び「添付様式」の記入例を参照ください。
高度省エネ型(ゼロ・エネルギー住宅)に応募されないグループは、様式 5 の提出
は必要ありません。また、応募を計画されているグループが様式 5 の提出を行わな
かった場合は、自動的に応募不可となりますので、ご注意ください。
ゼロ・エネルギー住宅のモデルプランに関しては、グループ内で標準的なプランを
もとに検討下さい。
7) グループ構成員の情報の収集が完了した場合(収集途中でも結構です)
、作成システ
ムにて、構成員情報の入力を行います。構成員情報の入力が完了後、グループの生
産体制の入力を行います。
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8) 作成システムより、構成員ごとに適用申請書記載事項確認念書を作成します。確認念
書は個別出力、一括出力を可能にしています。PDF データでの出力となりますので
印刷後各事業者の押印をお願いします。
確認念書の押印に関しては、記載事項に間違いがないか必ず各事業者に確認をしてく
ださい。後日、間違いがあった場合に、変更が出来ない場合があります。
※ ブランド化事業で記載間違いによるトラブルが発生しています。
ご注意ください
9)全ての情報の入力が終了すると、適用申請書の様式 1、様式 2 の書式をダウンロード
してください。完成したエクセルデータとしてダウンロードが可能です。
ダウンロードした、様式 1、様式 2 のデータは修正を行う事が出来ません。間違いが
あった場合は、作成システムで修正後、再度ダウンロードください。
作成システムの詳細は、ホームページで 5 月 8 日に公開される「作成システム操作マ
ニュアル」を確認ください。
適用申請書の「様式 1」
「様式 2」
「様式-4:確認念書(押印が必要)」は、作成システム
で作成します。但し、
「様式-3」
「様式-5」
「添付資料:ゼロ・エネルギー住宅」
「チェック
リスト」は、個別に記載が必要です。
共通ルールや各タイプの仕様等、グループ内で検討いただき情報共有をお願いします。
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