当組合のデータヘルス計画

ホンダ健康保険組合のデータヘルス計画
(平成27年度〜平成29年度)
《ホームページ掲載版》
平成27年3月
医療費の状況
■医療費・加入者数の推移
■1人あたり医療費(H24)と年代別加入者数
百万円
⼈・円
219,261 221,375 223,743 222,709 222,727
35,000
32,564
30,424
33,110
34,109
157,373
医療費総額、1⼈あたり医療費は増加傾向にあり、
増加額の約1/2は加入者の高齢化によるものです。
医療費の内訳では、対策が可能な
生活習慣病・がんが多くを占めています。
70〜
65〜
60〜
55〜
■がんの1人あたり医療費(医科)
千円
⼥性
60
千円
99
男性
⼥性
60
100
50
男⼥ともに、脂質異常症・腎不全・糖尿病が多く、45歳以降、急激に増加
しています。
70〜
65〜
70〜
65〜
60〜
55〜
50〜
45〜
40〜
35〜
30〜
25〜
20〜
70〜
65〜
60〜
55〜
50〜
45〜
40〜
35〜
30〜
25〜
20〜
70〜
65〜
60〜
55〜
0
50〜
0
45〜
0
40〜
0
35〜
10
30〜
10
25〜
20
20〜
20
60〜
20
55〜
20
30
50〜
40
30
45〜
40
60
40
その他
胃がん
大腸がん
肺がん
40〜
60
40
その他
腎不全
糖尿病
脂質異常症
35〜
その他
糖尿病
腎不全
脂質異常症
その他
肺がん
大腸がん
乳がん
30〜
80
25〜
80
50
20〜
100
50〜
今後更に高齢化が進⾏するため、医療費の抑制が課題です。
千円
120
男性
45〜
1⼈あたり医療費は、各年代とも他の健保とほぼ同等ですが、
■生活習慣病の1人あたり医療費(医科)
千円
120
40〜
H25
35〜
H24
30〜
H23
25〜
H22
0
20〜
0
がん
3,859
16%
その他
15,807
64%
5,000
100
0
H21
24,632
200
50,000
0
H25医科医療費
10,000
100,000
15〜
5,000
15,000
150,000
300
調剤医療費
⻭科医療費
医科医療費
加入者数
1⼈あたり医療費
10,000
生活習慣病
4,966
20%
百万円
20,000
加入者数
10〜
147,101 147,984 153,153
138,757
15,000
ホンダ健保
500
200,000
25,000
400
25,000
20,000
35,051
⼈
高齢化が進⾏
他健保
05〜
30,000
千円
600
250,000
00〜
40,000
■医科医療費(H25)の内訳
男性は肺がん・大腸がん・胃がんの順に、⼥性は乳がん・大腸がん・肺がん
の順に多く、男⼥ともに年齢が高くなると増加しています。
また乳がんは、30歳より増加し始めています。
特定健診の状況①
■生活習慣病リスク分布(H25:35歳以上)
N=53,131
一般被保険者
無リスク
5,742⼈
1,032⼈ 11.5%
10.8%
17,505⼈ 33.0%
特例被保険者
1,288⼈ 14.3%
低リスク
6,516⼈
12.3%
7,436⼈ 14.0%
高リスク
3,791⼈ 7.1%
超高リスク
2,818⼈ 5.3%
被扶養者
321⼈ 3.6%
N=19,940⼈
898⼈
肥満
:腹囲またはBMI
リスク該当
4.5%
800⼈ 8.9%
9,941⼈ 49.8%
587⼈ 6.5%
853⼈
4.3%
523⼈
666⼈ 7.4%
2.6%
2,787⼈ 14.0%
2,291⼈ 25.5%
1,184⼈
1,092⼈ 5.5%
1,998⼈ 22.3%
6,062⼈
無リスク
低リスク
:リスク該当なし
:リスク1個以上
該当
高リスク :医療機関受診を
勧める項目有
超高リスク:服薬治療者
[リスク項目] 血糖・脂質・血圧
5.9%
2,662⼈ 13.4%
11.4%
3,261⼈ 6.1%
非肥満(58.4%)
N=8,983⼈
肥満(41.6%)
非肥満(55.5%)
肥満(44.5%)
非肥満(82.7%)
肥満(17.3%)
肥満者の⽅が、リスク該当率が高くなっています。また、特例退職被保険者は、超高リスクの割合が高くなっています。
肥満の低リスク・高リスク者(
枠)については、全員が特定保健指導の対象となります。
■生活習慣病リスク分布の他健保との比較(H24:男性40歳以上)
【他健保】
15.2%
10.0%
4.6%
6.7%
12.9%
14.2%
15.3%
(48.0%)
<喫煙率:36.3%>
全体
26.3%
21.4%
18.6%
8.2%
(52.0%)
【ホンダ健保】 ※他の健保を基準に年齢調整
≪「脂質」服薬該当率(H24:男性)≫
9.9%
5.8%
8.5%
(54.8%)
7.9%
40〜
45〜
(45.2%)
55〜
服薬治療
0.0%
65〜
70〜
0
10
20
38.3%
47.2%
高リスク
60〜
14.5%
無リスク
低リスク
ホンダ健保
他健保
50〜
≪「脂質」リスクレベル別の喫煙率(H25)≫
30
%
58.3%
34.5%
20.0%
40.0%
60.0%
服薬段階になることによって喫煙習慣
を⾒直した結果、喫煙率が低下
<喫煙率:39.2%>
リスク該当者率は他の健保より低いものの、服薬者⽐率は同程度に⽌まっており、服薬の内訳としては、脂質の該当率が他の健保より高くなっています。
脂質リスクについては、食事習慣・運動習慣との関連だけでなく、喫煙習慣との関連が認められます。
特定健診の状況②
■同集団の生活習慣病リスク分布経年比較(一般被保険者35歳以上)
H24
16,874⼈ 33.8%
6,907⼈ 13.9%
N=49,810
無リスク
5,466⼈
11.0%
低リスク
6,238⼈
12.5%
高リスク
3,535⼈ 7.1%
H25
A1:
16,028⼈ 32.2%
A3:2,725⼈ 5.5%
2,901⼈ 5.8%
A4:3,183⼈ 6.4%
B4:
5,870⼈
11.8%
非肥満(58.5%)
肥満(41.5%)
非肥満(58.1%)
肥満(41.9%)
2,695
悪化数
1,000
H23
指導対象
内訳
3,037
0
3,000 ⼈
2,000
≪H24⇒H25服薬治療への主な流入経路≫
◆A3→A4:200名(A3の8.2%) ・・・指導未実施
◆B2→B4:183名(B2の2.9%)
〜内指導実施者: 52名(B2指導実施者の1.6%)
〜内指導未実施:131名(B2指導未実施の4.3%)
◆B3→B4:428名(B3の12.1%)
〜内指導実施者:140名(B3指導実施者の8.7%)
〜内指導未実施:288名(B3指導未実施の14.9%)
B3:
3,583⼈ 7.2%
超高リスク(服薬)
5,415⼈
10.9%
2,474⼈ 5.0%
改善数
B1:
5,333⼈
10.7%
B2:
6,092⼈
12.2%
A2:
6,996⼈ 14.0%
≪H24⇒H25特定保健指導対象数の変化≫
特定保健指導対象層からの改善(→対象外)者数より、悪化(新規対象)者数の⽅が多く、また改善者の効果が⻑続きしていない状況です。
服薬治療層への流入者は、特定保健指導未実施群からの割合が多くなっています。(非肥満含め)
■若年層のリスク該当状況(H25:男性)
N=13,014
※一部の事業所のみ集計
60%
50%
BMI
国の基準:40歳〜 特定健診
ホンダ健保:35歳〜 保健指導
血糖
40%
脂質
30%
血圧
■事業分類別リスク該当状況と生活習慣(H25:男性35歳以上) ※抜粋
【⾎糖リスク該当率】
N=48,973
全体
16.7%
HM:他
18.8%
HG
26.9%
37.3%
製造系会社
0%
18〜 20〜 25〜 30〜 35〜 40〜 45〜 50〜 55〜 60〜
特定健診・保健指導の対象となる年齢以前から、既に各リスク
の該当者が増加しています。
28.7%
0%
10%
20%
17.6%
HM:他
17.4%
12.1%
EG・HAC・HRC
17.0%
販売系会社
10%
18.7%
HM:SS
HG
13.7%
EG・HAC・HRC
サービス系会社
20%
全体
22.7%
HM:SS
【朝食を抜くことが週3回以上】
30%
40%
17.2%
サービス系会社
18.7%
販売系会社
27.8%
製造系会社
19.1%
0%
10%
20%
30%
※全体を基準に年齢調整
各リスクの該当率には「職場環境との関連が強い生活習慣」の影響があると考えられます。
平成27〜29年度に取り組む保健事業(重点領域の抜粋)
コンセプト
 生活習慣病対策は特定保健指導を中⼼に、更に補完する事業を展開し、がん対策は検診による早期発⾒を強化する
 リスク保有層へ介入する「ハイリスクアプローチ」と、全体を対象とした「ポピュレーションアプローチ」を組み合わせ、効率的に展開する
 健保主導で実施する事業だけでなく、事業主と協⼒することでより効果が期待できる事業についても積極的に推進する
事業名
新
規
で
導
入
す
る
事
業
既
存
の
事
業
を
強
化
事
業
主
向
け
加
入
者
向
け
加
入
者
向
け
H27〜29年度の主な取り組み
目標(達成時期:H29年度末)
アウトプット
アウトカム
事業主への詳細な健康関連
・情報提供開始〜ランキング公表
情報提供
・環境改善好事例を共有
〜環境改善アドバイス
・全ての事業所に対して、H28年度健康 ・H26年度分から健康度が改善した事業
情報の提供を実施
所の⽐率:50%以上
健やかポイントプログラム
・事業主における費用補助や、健保提
「ウォーキング」の事業主活用 供ツールにてキャンペーン検討・実施
・ウォーキング参加者数:5,000名
・「運動習慣のなかった参加者」の翌年運
動習慣率:20%以上
・35歳時点の肥満該当率:男性25%
・事業主へ法定健診結果の提供依頼
健診結果の個別的情報提供
未満、⼥性6%未満
・自身の健康状況や将来リスク(喫煙含 ・健診受診者への情報提供率:100%
ツール
む)を正しく認識できる情報を提供
・「実⾏期」+「維持期」:30%以上
特定保健指導・服薬治療
ゾーンへの流入防⽌策
・悪化しないための注意喚起・生活習慣
・基準該当者への実施率:100%
改善について働き掛けを⾏う
・保健指導対象への流入率:7%未満
・非肥満服薬群への流入率:5%未満
特定保健指導による改善者
への再対象防⽌策
・特定保健指導によって改善した生活
習慣の維持をサポートする
・防⽌策実施(改善)翌年の特定保健指
導再対象率:20%未満
健やかポイントプログラム
・ID登録率(被保険者):50%以上
・ポイント対象項目の充実化
・ヘルスアップキャンペーンによる⾏動変容促進 ・ヘルスアップキャンペーン参加者:50%以上
・禁煙チャレンジ支援の実施
・禁煙チャレンジ支援参加者:5%以上
・各ポイント対象項目の獲得者数:H26
年度より10%アップ
・ヘルスアップキャンペーン・禁煙チャレンジ支援参
加者のポイント獲得率:80%以上
機関誌
・ニーズを把握し、掲載内容・発⾏タイミン
グ・配布⽅法等の改定を検討
・機関誌の認知度向上
・健康意識の向上
・健康活動の活性化
特定保健指導
・被扶養者・特例の実施環境整備
・実績評価〜改善実施
・実施率:60%
・対象者の改善率(健康維持)
生活習慣病重症化予防(受
診勧奨・医療介入)
・全事業所実施
・パイロット事業〜全事業所展開
・糖尿病→生活習慣病合併症へ拡大 ・指導参加率:50%以上
・参加者合併症発症者0名
・重症化に関する医療費抑制
乳がん検診
・オプションから基本健診への組換え検討 ・受診率:50%以上
・早期発⾒による乳がん医療費の抑制
がん検診・人間ドック(特例)
・未受診理由の把握〜受診促進実施 ・受診率:70%
・早期発⾒による各種がん医療費の抑制
・基準該当者への実施率:100%