65 歳以上の方へ 平成 27 年度から介護保険料が変わります

65 歳以上の方へ
平成 27 年度から介護保険料が変わります
九重町をはじめ市町村では、介護保険を健全に運営するために、3年を1期として介護保険事
業計画を策定しています。事業計画の策定に伴い、介護保険料も3年ごとに見直しを行い、平成
27年度からは第6期(平成 27~29 年度)の新しい保険料となります。
第6期介護保険料の改定のポイント
★介護保険の財源の負担割合が 65 歳以上の方は 21%から 22%に、40~64 歳の方の保険料負担割
合が 29%から 28%に変わります。(下図参照)
★所得水準に応じてきめ細かな保険料設定のため、所得段階の設定をこれまでの6段階から9段階
に見直します。
★第1段階については平成27年4月から基準額に対する割合が 0.5 から 0.45 に軽減されます。
第2・3段階については平成 29 年から新たに公費による負担軽減を図る予定です。
■介護保険の財源の負担割合
介護保険制度は、40 歳以上の
方に納めていただく保険料と
公費を財源に運営しています。
制度の健全な運営のために
保険料の納付にご協力をお願い
します。
65 歳以上の方の保険料の決め方
▼基準額はこのように算出されます
基準額
(年額)
=
九重町の介護サービス総費用
のうち第1号被保険者負担分
九重町の第1号被保険者数
その結果、九重町の第6期(平成 27~29 年度)の基準額は
となります。
※ 参考 第 5 期(平成 24~26 年度)は 62,400 円(年額)
介護保険料が上がった主な要因
○介護保険の財源の負担割合が増加したこと(65 歳以上の方
21%⇒22%へ)
○介護サービス利用者が増加し必要な介護サービスの総費用が増加したこと
この「 基準額
=
第5段階の保険料額 」をもとに、本人と世帯の課税状況や所得に応じて、
段階別の保険料(下表)に分かれます。
平成27年度九重町の介護保険料は次のとおりです。
基準額に
対する割合
年額保険料
○生活保護を受給している方
○老齢福祉年金の受給者で本人および世帯全員が住民税非課税の方
第1段階
○本人および世帯全員が住民税非課税で、前年の合計所得+課税年金収入額が
80万円以下の方
0.45
32,022円
第2段階
○本人および世帯全員が住民税非課税で、前年の合計所得+課税年金収入額が
80万円超120万円以下の方
0.75
53,370円
第3段階
○本人および世帯全員が住民税非課税で、前年の合計所得+課税年金収入額が
120万円超の方
0.75
53,370円
第4段階
○本人は住民税非課税(世帯に課税者がいる)で、前年の合計所得+課税年金収入額が
80万円以下の方
0.9
64,044円
1.0
71,160円
第6段階 ○本人が住民税課税で、前年の合計所得が120万円未満の方
1.2
85,392円
第7段階 ○本人が住民税課税で、前年の合計所得が120万円以上190万円未満の方
1.3
92,508円
第8段階 ○本人が住民税課税で、前年の合計所得が190万円以上290万円未満の方
1.5
106,740円
第9段階 ○本人が住民税課税で、前年の合計所得が290万円以上の方
1.7
120,972円
所得段階
対象者
第5段階
○本人は住民税非課税(世帯に課税者がいる)で、前年の合計所得が80万円超の方
(基準額)
介護保険制度の主な改正内容
★サービス提供体制の見直し
○地域支援事業の充実
(在宅医療・介護連携の推進、認知症施策の推進、地域ケア会議の推進、生活支援サービスの充実・強化)
○新しい介護予防・日常生活支援総合事業への移行
○特別養護老人ホームの新規入所者の要件強化(原則要介護3以上)
★費用負担の見直し
○一定以上所得者の利用負担を1割から2割に変更
○高額介護サービス費の月額上限額の変更
○特定入所者介護(予防)サービス費の見直し(配偶者の所得・預貯金の勘案等)
★低所得者の保険料軽減を拡充
○平成 27・28 年度第1段階を 0.5 から 0.45 に軽減
○平成 29 年度第 1 段階を 0.3 に、第 2 段階を 0.75 から 0.5、第 3 段階を 0.75 から 0.7
に軽減予定
その他、詳細については下記までお問い合わせ下さい。
九重町役場
健康福祉課 介護保険・地域包括支援センターグループ
TEL(0973)76-3821