認知症の理解を深める集いの場がスタート

介護保険広報紙
平成26年12月号
井戸端かいご
大町市大町1058-33
大北福祉会館内
北アルプス広域連合
フウフ ナイクロウ
電話.22-7196
年3回発行(4・8月号は北アルプス遊交学と合冊です)
認知症の理解を深める集いの場がスタート
~認知症くらし術講座&カフェ えんむすび~
松川村では、認知症のことを学びたい方、認知症の方やその家族、介護の仕事に携わる人など、
誰もが気軽に集まって認知症に関するさまざまなことを学び、語り合う集いの場を毎月1回村保健
センターで開催しています。
10月23日には地域のみなさん33人が集まり、歌と軽体操、栄養のミニ講話に続き、認知症介護の
体験談を聞きながらカフェを楽しみました。手作りのおむすびを囲んで、この日は郷土食の話が弾
み、次回の再会を楽しみにされていました。たくさんの
「縁」
と地域の
「円
(輪)
」
を育む場として根付
いていくことが期待されます。
≪問い合せ先≫ 松川村地域包括支援センター TEL 62-3290
(松川村保健センター)
3 介護の仕事クローズアップ‥‥‥‥‥7頁
4 介護保険における税控除について‥‥8頁
5 特養入所申込状況‥‥‥‥‥‥‥‥‥10頁
【目 次】
1 第6期介護保険事業計画の概要(案)について
‥‥2頁~5頁
2 介護保険制度改正の主な内容について‥‥6頁
※ロコトレの紹介はお休みします
1
第6期介護保険事業計画の概要(案)について
こ れ ま で、第 6 期 介 護 保 険 事 業 作 成 委 員
住み慣れたところで、自分らしく安心して
暮らすことができる地域社会の実現
会 を 4 回 開 催 し、今 後 ど ん な 介 護 サ ー ビ ス
認定者数と認定率の推移
が 必 要 と な る か、ま た 必 要 な サ ー ビ ス を 提
供 す る た め に、保 険 給 付 費 が ど の く ら い 必
要 に な る か を 検 討 し て き ま し た。平 成 年
に は 高 齢 者 人 口 は 約 2 万 人、高 齢 化 率 は
% を 超 え る 中、保 険 給 付 費 は さ ら に 増 大
することが予測されます。
第 6 期 計 画 で は、当 地 域 が め ざ す べ き 基
本的な目標とその実現に向けて重点的に取
り 組 む べ き 施 策 を 明 ら か に し、高 齢 者 が 安
心して暮らすことができる環境づくりと介
護保険事業の適正な運営を推進していきま
す。今回は計画の概要をお知らせします。
計画について意見募集
パ(ブリックコメントを)行います
2
37
詳 し く は、北 ア ル プ ス 広 域 連 合 の ホ ー ム
ページをご覧ください。
10年後には、団塊の世代が75歳に到達。高齢者を
支える現役世代が減少する中、生活支援や介護の
ニーズが、より一層高まることが予想されます。
認定者数と認定率の推移
36
http://www.kita-alps.omachi.nagano.jp/
計画の基本理念 井戸端かいご
介護保険広報紙
介護保険広報紙
井戸端かいご
計画の中で重点的に取り組むこと
①サービスの充実強化
②在宅医療と介護の推進
介護や支援を必要とする方々のそれぞ
れの状況に対応できるサービス提供体制
の充実と、サービスの質の向上が求めら
れています。その環境づくりのため地域
バランスのとれた基盤整備(施設や事業
所)
を進め、
介護者の人材確保に努めます。
本人の意向に沿い、医療(医師・歯科
医師・薬剤師等)と介護サービスが切れ
間なく在宅において提供される体制を
強化するとともに、人生の最期を住み慣
れた地域で迎えることができる環境づ
くりを目指します。
③介護予防の推進
④日常生活を支援する体制の整備
日常生活の活動を高め、家庭や社会へ
の参加を促し、要介護にならないための
活動や、要介護状態を悪化させない取り
組みを支援します。
また機能回復訓練だけにとどまらず、
生活環境の調整や、地域の中に生きが
い・役割を持って生活できる居場所づく
りを進めます。
生活上の困りごとなど多様なニーズ
に応えるために、地域性を活かすため、
構成市町村と連携しな
がら、例えば買い物や
外出支援等の生活支援
サービスを充実させて
いきます。
⑥認知症施策
⑤高齢者の住まいの安定的な確保
認知症の早期から、途切れのない専門
的支援と地域の理解で、在宅生活が継続
できる地域環境の構築を目指します。
認知症が疑われる人や、その家族に対
し、早期に集中的に支援していくため
に、地域に専門家を配置したり、医療機
関との連携・協力体制を整えます。
自宅での生活が困難になっても、地域
の中での生活が継続できるよう、見守り
や生活相談の受けられる高齢者向けの
住まいや、必要なサービスを受けられる
環境を確保するため、関係機関と連携し
て取り組んでいきます。
サービス基盤整備計画は次のとおりです
サービスの種類
整備の計画
介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
新設 50床
介護老人保健施設
新設 29床
認知症対応型共同生活介護(グループホーム) 新設 1か所(定員9名)
小規模多機能型居宅介護事業所
新設 1か所(定員25名)
短期入所生活介護(ショートステイ)
特養併設 8床
3
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介護保険給付費のこれまでの推移と今後の推計
年度別保険給付費の推移
■在宅サービス・施設サービス別の保険給付費は、要介護認定者数の増加・施設の整備な
どによりほぼ一定の割合で増え続けています。
■平成28~29年度にかけて在宅サービス給付費の伸びが横ばいとなりますが、平成29年
4月1日から要支援の方の「訪問介護」と「通所介護」が地域支援事業で行うこととな
るため、介護保険給付費ではその分が減ることになります。
今後の介護保険料額について
〔基準額(月額)〕
介護保険料額(計画期別)
保険給付費の伸びに伴い、
介護保険料額も増額となって
いくことが予想されます。
第6期の介護保険料額の引き上げについては、今後の認定者数の増加、施設サービス受
給者数の増加などによる介護保険給付費の増加を踏まえて設定していきます。
4
介護保険広報紙
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みなさんに広く薄くご負担をお願いするため、保険料段階を細分化しています。
低所得者の方々については、負担の軽減を図る予定です。
●第6期計画期間における保険料段階
・第6期計画保険料段階は第5期計画と同様に10段階にします。
・新第1段階は現第1・2段階を統合、また現第7段階を新第8・9段階に
細分化し、広く薄く負担をしていただきます。
・第6期計画の第1・2・3段階については低所得者の保険料軽減強化の目的
で、各段階保険料額の一部分を公費(国・県・市町村)で負担し被保険者の
保険料負担を軽減することが予定されています。
第6期保険料段階(案)
基準額×0.5
生活保護の受給者及び老齢福祉年金受給者で
世帯全員が住民税非課税の人
年額 30,
000円
基準額×0.
5
基準額×0.
695
世帯全員が住民税非課税で、前年の合計所得金額+
課税年金収入額が80万1円以上120万円以下の人
年額 41,
700円
基準額×0.
82
世帯全員が住民税非課税で、前年の合計所得金額+
課税年金収入額が120万1円以上の人
年額 49,
200円
基準額×0.
92
本人が住民税非課税(世帯内に住民税課税者がいる)で、
前年の合計所得金額+課税年金収入額が80万円以下の人
年額 55,
200円
基準額×1.
0
本人が住民税非課税(世帯内に住民税課税者がいる)で、
前年の合計所得金額+課税年金収入額が80万1円以上の人
年額 60,
000円
基準額×11
.7
本人が住民税課税で、
合計所得金額が
125万円未満の人
年額 70,
200円
基準額×1.
32
本人が住民税課税で、合計所得金額が
125万円以上190万円未満の人
年額 79,
200円
基準額×1.
57
細分化
第7段階
本人が住民税課税で、合計所得金額が
190万円以上400万円未満の人
基準額×1.
75
本人が住民税課税で、合計所得金額が
400万円以上の人
年額 105,
000円
段階
第8段階
年額 94,
200円
第2段階 第3段階 第4段階 第5段階 第6段階 第7段階 第8段階 第9段階 第
基準額×0.
57
世帯全員が住民税非課税で、前年の合計所得金額+
課税年金収入額が80万円以下の人
年額 34,
200円
第1段階
統 合
第1段階 第2段階 第3段階① 第3段階② 第4段階① 第4段階② 第5段階 第6段階
第5期保険料段階
10
5
・生活保護の受給者及び老齢福祉年金受
給者で世帯全員が住民税非課税の人
・世帯全員が住民税非課税で、前年の合
計所得金額+課税年金収入額が80万
円以下の人
(保険料負担軽減措置あり)
基準額×0.
75
世帯全員が住民税非課税で、前年の合計所得金額+
課税年金収入額が80万1円以上120万円以下の人
(保険料負担軽減措置あり)
基準額×0.
75
世帯全員が住民税非課税で、前年の合計所得
金額+課税年金収入額が120万1円以上の人
(保険料負担軽減措置あり)
基準額×0.
9
本人が住民税非課税(世帯内に住民税課
税者がいる)で、前年の合計所得金額+課
税年金収入額が80万円以下の人
基準額×1.
0
本人が住民税非課税(世帯内に住民税課
税者がいる)で、前年の合計所得金額+課
税年金収入額が80万1円以上の人
基準額×1.
2
本人が住民税課税で、合計所得金額が
120万円未満の人
基準額×1.
3
本人が住民税課税で、合計所得金額が
120万円以上190万円未満の人
基準額×1.
5
本人が住民税課税で、
合計所得金額が
190万円以上290万円未満の人
基準額×1.
7
本人が住民税課税で、合計所得金額が
290万円以上400万円未満の人
基準額×1.
8
本人が住民税課税で、合計所得金額が
400万円以上の人
介護保険広報紙
井戸端かいご
今後の制度改正の主な内容について
27年に介護保険制度の改正が予定されていますが、4つの主な改正内容と移行時期を
お知らせします。
住まいの近くで、介護、医療、生活支援、介護予防等のサービスを
受けられ、住民相互の支えあいが強化された地域体制を目指します。
(地域包括システムの構築)
特別養護老人ホームの新規入所者が、
原則、要介護3以上になります。
要支援の方の利用している訪問介護と
通所介護は、地域支援事業で行われます。
(27年4月から)
(29年4月から)
要介護1・2の方の特別養護老人ホーム
全国一律の保険給付から、広域連合・市町
への入所希望については、やむを得ない事
村が取り組む事業に移ります。これまでの
情により、施設以外での生
サービスを維持しながら、多様な生活支援
活が困難な場合、広域連
ニーズに地域全体で応えていくため、新た
合・市町村の関与のもと施
なサービスの創出や、支えあいの仕組みづ
設で入所が検討され、特例
くりに取り組んでいきます。
的に入所が認められます。
費用負担の公平化
※ 詳細は次号
(4月号)
でお知らせします。
低所得者の方の保険料を軽減します。また保険料上昇をできる限り抑えるため、所得や
資産のある方の利用者負担を見直します。
低所得者の施設利用者の食費・居住費
を補てんする「補足給付」に以下の要件
(27年8月から)
が追加されます。
一定以上の所得がある利用者の自己負
担が2割になります。
(27年8月から)
・預貯金が単身1000万円超、夫婦2000万円
合計所得金額160万円(65歳以上の方で
超の場合は対象外
「年金収入+その他の合計所得金額」が、
単身280万円以上、二人以上の世帯346万円
・世帯分離した場合でも配
以上)の方が対象となります。ただし月額
偶者が課税の場合は対象
上限(高額介護サービス費)があるため、
外
・非課税年金(遺族年金、障
対象者全員の負担が2倍になるわけでは
害年金)
も収入として勘案
ありません。
6
介護保険広報紙
井戸端かいご
~このコーナーでは、介護や支援の仕事に携わる方を紹介します~
介護の仕事クローズアップ⑦
配食サービス
NPO法人キッズウィル
おうちごはんホッと
吉澤 雄一さんに
お話を伺いました。
●どんなお弁当ですか?
刻み食や減塩食、お好みに合わせた家庭
料理を、できるだけ同じ配達員がお届け
し、お変わりないか確認をしています。市
の配食サービス対象者以外の一般の方も
利用できます。
時には、利用者さんの作った野菜をいた
だいて調理し、お弁当のおかずとして配食
することもあります。
●どのように届けられるのですか?
配食サービスとは?
毎 日50~70食 の お 弁 当 を 配 達 ボ ラ ン
ティアが中心にお届けします。いつもと何
か違う様子があれば、福祉担当者やご家族
等へ連絡します。利用者さんと配達員との
信頼関係ができる中、事業を拡げて生活の
困りごとのお手伝いができるよう、準備し
ています。
介護保険外の市町村の高齢者福祉サー
ビス(地域支援事業の一部)で、独居高齢
者等に栄養バランスの取れた食事の配達
と見守りを行っています。(対象者や料
金、実施内容は市町村によって異なりま
す)この他に、地域全体で高齢者の生活を
支える多様なサービスの充実を図るた
め、ボランティアや民間サービスも含め
た連携体制を今後検討していきます。
●普段気を付けていることは?
利用者さんの小さな変化に気付くよう、
配達時のコミュニケーションを大切にして
います。残食等の様子によっては、健康状態
に変化がないかお尋ねしています。
●やりがいを感じる時は?
頑張った分だけお客さんのためにな
り、
「ありがとう」という言葉の積み重ね
が日々のやりがいです。これからは地域
の方と一体になって、ボランティア(有
償)を含めた人材を育て、雇用の機会も作
りたいと願っています。特に山間部は
サービスが少なく、配達ボランティアを
確保し配達エリアを充実させたいです。
(現在の配達範囲は大町市内)
7
介護保険広報紙
年金年額が18万円未満の方等、
納付書や口座振替等で納めた方
年金保険者から「源泉徴収票」 北アルプス広域連合から「介
がはがきで通知されます。
護保険料納付済額証明書」を
送付します。
・本人の年金から「介護保険
料」が差し引かれた場合に
は、本人の社会保険料控除
の対象となります。
・本人が「介護保険料」を支
払った場合には、本人の社
会保険料控除の対象となり
ます。
・配偶者や家族が、本人の年金
から差し引かれた「介護保険
料」を本人へ補填しても、配
偶者や家族の社会保険料控
除の対象とはなりません。
・配偶者や家族が「介護保険
料」を納めた場合には、国民
年金や国民健康保険と同様
に、配偶者や家族の社会保険
料控除の対象となります。
保険料を負担する本人が
住民税課税であり、合計
所得金額が190万円以上
400万円未満の方
8
64
65
■障害者控除
第7段階
第7段階
保険料を負担する
本人が住民税課税
であり、所得が200
万円以上の方
正
40
歳以上の本人又は家族が、要介
護1から5の要介護認定を受けてい
る場合、障害者控除の対象となる場
合があります。詳しくは、市町村介護
保険担当窓口にご相談ください。
誤
■ 歳以上 歳以下の方の
介護保険料
介護保険料特別徴収開始通知書に同封しました
所得段階別介護保険料一覧表に誤りがあり、大変
ご迷惑をおかけいたしました。
下記のとおりお詫びして訂正いたします。
加 入 し て い る 医 療 保 険 者 へ お 問
い合わせください。
お詫びと訂正
申告の準備はお済みですか?
年金年額が18万円以上の方で
年金から天引きされた方
介護保険料は、
内 容
普 通 徴 収
「社会保険料所得控除」
の対象となります
証明書の
発 行
介 護 保 険 料 は、所 得 税 や 市 町 村 民
税申告の「社会保険料控除」の対象と
なります。
年金から天引きされた介護保険料
額は、年金保険者から「源泉徴収票」
で通知されます。
ただし、
「普通徴収」で納めた介護
保険料や、「遺族年金」、「障害年金」
から特別徴収で納めた方について
は、1月中旬に北アルプス広域連合
から「介護保険料納付済額証明書」を
送付します。
生 計 を 同 じ く す る 配 偶 者 や、そ の
他の家族が納めた介護保険料につい
ては、下の表を参照ください。
その他不明なことがございました
ら、「北アルプス広域連合介護福祉課 介護保険係」まで、お問い合わせくだ
さい。
直通電話 ☎21‐3324
代表電話 ☎22‐6764
徴収方法
特 別 徴 収
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介護保険広報紙
井戸端かいご
12
在宅サービスを利用の方
控除の対象になる、 ●訪問看護 ●通所リハビリテーション
医療系の
●訪問リハビリテーション ●短期入所療養介護
介護サービスとは? ●居宅療養管理指導 ※介護予防を含む
また、①と②の条件を満たす場合、次の介護サービス利用料も「医療費控除」
の対象 となります。
①ケアプランに基づき利用した場合のサービスであること
②ケアプランに、
「医療系の介護サービス種類」のいずれか、または、医療
保険の訪問看護が位置づけられていること
医療系の介護サービス
または
医療保険の訪問看護
医療系の介護サービス利用料は
「医療費控除」の対象となります
医 療 系 の 介 護 サ ー ビ ス 利
用料は、所得税や市町村民税
に係る「医療費控除」の対象
となります。具体的な医療系
の介護サービス種類は、下の
表のとおりです。
平 成 年 1 月 か ら 月 ま
での1年間に支払った「医療
系の介護サービス利用料」が
対象となります。
※控除を受けるためには「領収
証」が必要ですので、ご準備
ください。
25
●身体介護が中心の訪問介護
(生活援助が中心の訪問介護は対象外です)
●訪問入浴介護
●通所介護・認知症対応型通所介護
●小規模多機能型居宅介護
●短期入所生活介護 ※介護予防を含む
施設に入所している方
「特別養護老人ホーム」
「介護老人保健施設」
「療養型医療施設」の施設サービス利用料
と食費及び居住費は、医療保険の入院と同じく「医療費控除」が受けられます。
ただし「特別養護老人ホーム」については、1/2が対象となります。
おむつ代について
①寝たきりの状態で、療養上、おむつ使用が必要な方には、おむつ代が「医療費控除」の
対象となります。
②初めておむつ代の「医療費控除」を受ける方は、
「領収証」と医師が発行した「おむつ使
用証明書」が必要です。2年目以降の方は、北アルプス広域連合が発行する「主治医意
見書内容確認証明書」を、
「おむつ使用証明書」に代えることができます。ご希望の方は、
お住まいの市町村の介護保険担当課にお問い合わせください。
9
大北地域にある6つの特別養護
老人ホームの定員は、左の表のとお
りです。平成 年 月入所判定委員
会時の入所申込者数は大北全体で
323人です。それぞれの施設にお
いて、年4回入所判定委員会が行わ
れ、定員に空きが出た場合、順次入
所が可能となっています。 1年前と比較すると待機者は
人減少しました。
減少した大きな理由としては、本
年6月松川村に特別養護老人ホー
ム(定員 名)ライフ松川が開所し
たことによるものと考えられます。
11
76名
銀 松 苑
大町市常盤
68名
高 瀬 荘
池田町大字池田
80名
ラ イ フ
池田町大字会染
89名
白 嶺
白馬村大字神城
80名
ライフ松川
松川村東川原
60名
各施設の定員
26
大町市平
合計
30
要介護3
92
要介護4
73
要介護2
63
要介護5
65
要介護度
在宅
要介護1
17
要介護2
24
24
11
4
63
要介護3
49
29
7
7
92
要介護4
42
27
2
2
73
要介護5
31
25
-
9
65
合 計
163
107
25
28
323
あ と が き
10
要介護1
30
要介護度別入所申込者の待機場所
介 護 保 険 は 平 成 年 に ス タ ー ト
し、制 度 を 見 直 し な が ら 年 目 を 迎
え ま し た。サ ー ビ ス が 必 要 な 方 に
とって、なくてはならない制度とな
りましたが、一方で給付費の増大と
ともに保険料の負担が大きくなって
いることも事実です。計画作成委員
の方からは「保険料の上昇を防ぐた
めに、これからは介護予防の取り組
みが重要。体操を地域に広げるお手
伝いをしたい」、また「認知症予防の
ためには、孤独な生活の解消が必要」
等、地域で取り組むべき課題につい
てもご意見をいただきました。また
サービス事業所からは「大きな制度
改正を迎えるが、利用者さんにとっ
て一番身近な存在として、デイサー
ビスが頑張るべき時だと実感してい
る」と心強い声をいただき、身の引き
締まる思いで、私たちも第6期のス
タートを迎えようとしています。
年後の超高齢化社会を前に、大事な
3年間になります。住民の皆さん一
人一人が地域を支える土台です。ご
協力をお願いいたします。
10
要介護度別待機者
待 機 場 所
老健 グループ
ホーム 療養型等
2
5
6
60
カトレヤ
48
453名
合 計
定員
所 在 地
施設名
井戸端かいご
介護保険広報紙
井戸端かいご
介護保険広報紙
特別養護老人ホーム入所希望者は323人 ―平成26年11月入所判定委員会時―
※)老健=老人保健施設 療養型等=療養型医療施設等
12
15