知・徳・体の調和のとれた人間性豊かなたくましい子どもの育成

平成27年度
学 校 経 営 方 針
H27.4.20
学校教育は,健康で知性と徳性を備えた,心豊かなたくましい子どもの育成を目
指すと共に生涯学習の基礎作りとしての役割を果たさなければならない。
そのために,教師は創意・工夫を生かした指導により,子ども達が“夢と希望”
をもって,これからの社会を生き抜く「生きる力」を育成していくよう努めなけれ
ばればならない。
1.学校教育目標
知・徳・体の調和のとれた人間性豊かなたくましい子どもの育成
(1)
①
②
③
めざす子どもの姿
豊かな心で協力する子
自ら学び自ら考え,やりぬく子
体力と気力のあふれる子
(2)
①
②
③
④
めざす学校の姿
明るい 挨拶が交わし合える学校
元気な歌声に満ちた学校
きれいで整備された学校
家庭 、地域と共に育む学校
(3)
①
②
③
④
めざす教師の姿
明るく人間性豊かで、児童と共に活動する教師
自ら学び、 わかる授業を実践 する教師
安心・安全な環境づくりに取り組む教師
児童、保護者、地域に信頼される教師
2.基本方針
(1) 一人ひとりの子どもに対して「チーム西初」として全職員で支援・指導
にあたる。(迅速に・丁寧に・誠実に)
(2)「今日も学校に行くのが楽しい。」と実感できる学校づくりに努める。
( 自己決定 の場の確保・自己有用感の醸成)
(3)「基礎・基本」の確実な定着と「思考し、表現する力」の育成に努める。
(6年教科担任制○1~4年:生活科・総合でのテーマ別グループ学習)
(4) きれいで 安心・安全な生活が営まれるための環境づくりに努める。
(「整理・整頓・清潔」と「報告・連絡・相談」の意識を高める)
(5)家庭や地域との連携、共生の中で「西初石っ子」の教育に努める。
(小・中・高連携、お陰様の気持ちを育む・ありがとうが言える)
3.経営の重点
(1)学習指導
・ 基礎基本を定着させる習熟時間の確保と家庭との連携を図り,家庭学習の充実
を図る。
・言語活動活用能力を育成するために,話す・聞く活動や音読・読み聞かせなど
どの読書活動を充実する。
・児童の興味や関心を生かした指導方法の工夫改善と少人数指導等による個に応
じたきめ細かな指導を図る。
・学習状況を適切に評価し,子どもの良さや可能性を伸ばす。
(2)道徳教育
・道徳的実践力を高めるために,教師と児童,児童相互の人間関係を深め,体験
活動等を生かし,内面に根ざした道徳性の育成を図る。
・ 道徳教育推進教師を中心に道徳の時間を充実させ,保護者会等で授業を実施す
ることにより, 家庭や地域との連携を図った道徳教育を推進する。
(3)特別活動
・個が生かされる学級づくりを通して、集団活動や学級活動の工夫改善に努め,
自主的・実践的態度を育成する。
・「豊かな人間関係づくり実践プログラム」等を活用し,人間関係づくりやコミ
ュニケーション能力を育成する。
(4)体育・健康・安全教育
・進んで運動やスポーツに親しむ態度や能力の育成と体力の向上を図る。
・健康で安全な生活を営む基本的生活習慣の育成に努める。
・給食指導を通じて,望ましい食生活の育成を図る。
・ 災害等,日常生活に起こる様々な危険について取り上げ,「自分の命は自分で
守る」防災意識を持たせる。
(5)生徒指導
・学校として「いじめ防止対策」等について,組織と基本方針を定め,いじめの
未然防止,早期発見,早期対応を推進する。
・学校教育全体を通して児童理解を深め,望ましい人間関係の確立に努め,いじ
めや不登校のない,楽しい学校生活を送れるようにする。
・教育相談を充実させ,児童の悩みや不安の解消に努める。
(6)特別支援教育
・特別支援コーディネーターを中心に校内体制を整備し、県立特別支援学校や関
係機関と連携した支援体制の整備を推進する。
・一人一人の教育的ニーズに対応した支援や指導に努める。
・必要に応じて個別の指導計画・支援計画を作成する。
(7)キャリア教育
・教科等における指導とキャリア教育との関連を意識して,働く事の意味や楽し
さがわかる指導を工夫する。
を進める。
(8)国際理解教育
・日本語や日本の文化について理解したり,また,海外の文化や暮らしについて
も理解して,幅広い価値観で判断する態度を養う。
・英語必修化拠点事業としての試行、外国語活動を3.4年生から実施(総合の
時間)英語必修化を5.6年生で(外国語活動の時間)
(9)図書館教育
・学校図書館を積極的に活用し,読み聞かせや読書活動を充実し,創造力豊かな
児童の育成に努める。
・調べ学習の方法を知り、各教科、総合の学習の底支えをする。(図書館活用の
充実)
(10)情報教育
・児童の発達段階に応じて情報や情報手段に対する理解と活用の在り方を指導す
る。個人情報に関しては,適切な管理をする。
・積極的に授業に ICT を活用する。児童にリテラシー、マナーモラルを周知する。
(11)環境教育
・身近な環境問題に関心を持ち,環境安全に対する思考力・判断力を身につける。
(12)研修
・研修を計画的・組織的にすすめ,授業実践を通して教職員の指導力の向上を図
る。
・ 可能な限り、他地区との関わりが持てる研修会に参加し、見聞を広げる。