IPSF事務総長ご挨拶レター [ch0]

日本において「ドリームバススポーツメンタリング」をSport For Smile と共催
で実施できますことは、感動的で、大変素晴らしいことです。記念すべき
初回プログラムのメンター、メンティ―として選ばれた皆さん、おめでとう
ございます。この経験が、メンター、メンティ―の双方、また参加者全員に
とって素晴らしいものとなることをお約束いたします。
すべての子どもたちが、身近にいる親切な年上の友人から愛され、導かれて
成長していくことの素晴らしさを体験するに値します。そして、そのような体験
を提供しともに分かち合う機会は、若者にとってどれだけの名誉で、このような
偉業を成し遂げることが彼らの後の人生にどれほど糧になるかは、量り知れません。このプログラム
は、このような機会がなければもしかしたら出会うことはなかったかもしれない人たちに出会いの場を
提供します。「ドリームバス スポーツメンタリング」プログラムは、メンターとメンティ―が相互に信頼、
理解し合うこと、そしてかけがえのない関係を育むことに重点を置き、その目標を達成するために、
スポーツのチカラを活用するものです。
「ドリームバス スポーツメンタリング」は、2011年に韓国で開始されたプログラムですが、当時は他に
同じようなことをしている団体はありませんでした。今年で3年になりますが、開始当初はたった6組の
メンターとメンティ―のペアから始まりました。そして、これまで100名以上のメンター、メンティ―、
コーディネーターが参加し、大規模なプログラムに発展しています。
メンター、メンティ―の皆さん、みなさんがこれから築いていく信頼関係や皆さんが一生懸命努力
する姿は、他の多くの人たちにとっても感動的なものです。プログラムを通して、相手から学ぶことの
多さに、きっと驚かれることでしょう。そして、それに気が付くために、スポーツは最良の方法だと
感じることができると思います。人生において、どんな出会いもとても貴重で、それぞれの出会いが
私たちの人生にどのような影響を与えるのかは、誰にもわかりません。ですから、今日は皆さんに
とってとても特別な日なのです。これから共に学び合える新しいお兄さん、お姉さん、そして妹や
弟ができたのですから。
メンターの皆さん、忙しい日々のなか、このプログラムに参加していただきありがとうございます。
メンティ―の皆さん、皆さんのメンターは皆、他の予定より皆さんと一緒に過ごすことを選び、ボラン
ティアで協力してくれる素晴らしい方々です。彼らは、皆さんのことを大切に思ってくれている、
皆さんにとっても大切な人たちだということを忘れずに、このプログラムに参加してください。
メンティ―の保護者の皆さま、皆さまのお子様を本プログラムに参加させていただきありがとうござい
ます。プログラム期間中、変わらぬご支援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
皆さんひとりひとりが、このプログラムを通して、よりよい世界、明るい社会を築くために貢献すること
ができます。皆さんのご協力に、心から御礼申し上げます。
ドリームバス事務局長
嚴在規
Eom Jae Kyu