自己評価結果公表シート

自己評価結果公表シート
作成
蛍池文化幼稚園
1、園の教育目標
遊びや行事を通して人間として生きる楽しさ、生きる喜びを感じることができるよう、幼児の特性に応
じた保育を目指す。
本園では目指す幼児像として、次の4項目を掲げる。
1. 明るくのびのびとした元気な子(心とからだの健康)
2. きまりの守れる心のやさしい子(社会性・協調性)
3. よく考えみずから行動できる子(理解力・判断力)
4. 美しくあたたかい心を持った子(思いやり・譲り合い)
2、本年度に定めた重点的に取り組むことが必要な目標や計画をもとに設定した学校評価の具体的な
目標や計画
1.本園の保育の再確認、及び園児の体力増進
2.園の施設、設備遊具等の安全点検、及び青空教室の充実
3.特別支援教育や預り保育の推進と保護者理解を図る
3、評価項目の達成及び取り組み状況
評
価
項
目
1-①
幼稚園の教育課程の編成・実施に関
して、教職員間の共通理解を図る。
1-②
教育の質の向上のために、各研修会
への積極的参加と研修内容の共有、
また園内研修の充実を図る。
2-①
改築後 30 年を経過した園舎、及び
園庭遊具の安全点検、改善のための
体制作り
2-②
各保育室の安全点検、及び野外保育
環境の充実
3-①
支援を要する幼児に対する対応の
充実、及び預り保育・未就園児保育
の推進
取
組
状
況
今年度は新任の保育者が多いため、再度園の目指す方向を確認し
ながら保育を進めていく必要がある。園長補佐を中心に指導計画や
学年の期案、月案、週案の改善を図るとともに、その要点を職員全
員に理解させ、教育課程に添いながらも楽しいカリキュラムの作成
を充実させる。
又、毎日の終礼では常時その日の保育の発表をし、改善すべき点
があれば要点を話し合い、速やかに改善する。
各種研修会に参加した職員が、各自内容をまとめ、職員会議で発
表し情報の共有を図る。また全職員が学期ごとに公開保育を行い、
お互いの保育を見合い、その内容を全員で話し合い、指摘すること
により、より良い保育方法の改善を図る。
また、本園ならではの知能あそび「SI あそび」の充実を図るため、
SI あそび研修会に積極的に参加し、保育方法についての理解を促進
させる。
所々老朽化が目立つ園舎内の設備や園庭の遊具を安全に保つた
め、常時定期的に安全確認し、少しでも危険が予測される場合には
速やかに改善するためのチェック体制を構築しなければならない。
安全点検チェック表の作成や点検分担の担当の決定、雨漏りや遊具
の故障の修理。
各保育室においてもチェック項目表を作成し、安全の点検及び改
善を図る。また、園外園地を取得し、青空教室として専用の畑を構
築、野菜等を園児とともに育てて、自然や植物に対する園児の理解
を深める。
本年度も、多少なりとも支援を要する幼児の入園が増えたため、
キンダーカウンセラー等と連携した上で、各種支援教育機関との連
携を強化し、合同で保護者への対応を相談しながら、色々な方法で
保護者の方々への理解を図る。
また、預り保育についても従来のファミリークラスだけでなく、
春・夏休み期間中も可能な限り預り保育を充実させ、また、未就園
の幼児に対する園庭開放「おあそび会」の内容も向上させる。
4、学校評価の具体的な目標や計画の総合的な評価結果
結
果
B
理
由
職員一人一人が学校評価の主旨を理解することにより、自分なりに各自自己点検・自己
評価に取り組もうとしている姿が見られる。今後もさらに自己研鑽に励み、充実した保育
が実践できる様に努力を積み重ねてほしい。
保育の内容としては子どもたちの健康の増進に力を入れており、毎週のスイミング指導
や体操指導、西町公園でのかけっこや畑での野菜の世話など、健康で元気に生活できるよ
う目標に向かって努力している。
5、今後取り組むべき課題
課 題
具体的な取り組み方法
園の立地条件(交通量の多い道路に面しており、隣地にコンビニエンスストアあり)を
安全管理の点
考慮して、登降園時の職員による交通整理を強化する。また、不審者情報等が市や警察よ
検・強化
り、随時提供されるようになってきたが、現在、それに対する対応が十分ではないと考え
られるので、今後改善していきたい。
情報公開の方
現在、園だよりや参観日などを通して、保護者への周知徹底には取り組んでいるが、
法・強化
さらに進んだ方法としてホームページの強化や携帯メールでの連絡方法の活用も検
討していく。
支援教育の強化
各幼児に対応した個別の指導計画を丁寧に作成するとともに、医療・福祉の関係機
と指導計画の充 関との連携をどのようにするかを検討したい。新教育要領に基づき現在の指導計画
実
に、さらに訂正・加筆を加え、園を取り巻く環境や子どもたちの実態に即した新たな
指導計画の編成に主任・教員ともに取り組む。
6、学校関係者の評価
特に指摘すべき事項はなく、妥当であると認められる。
7、財務状況
公認会計士との年4回の監査において、適正に運営されていると認められている。
蛍池文化幼稚園関 係者 評価表 (第3者委員会による)
評価年月日
評価項目
1-
1-②
2-①
2-②
3-①
今後取り組
むべき課題
について
24
年
9
月
25
日
評価第3者委員 (
廣川
清重
)
評価(本園の行った自己評価の内容についてご意見、ご感想を自由にご記述下さい。)
本園は目指している教育方針を確実に実施する為、それを担う教員には理解され易く
指導されている。特に、新任教員には丁寧に指導されているのが良い。
期案・月案・週案の結果を教員及び職員が共有し、以後の教育方針に役立てるようカリ
キュラムの改善を図っている。
各種の研修会へは積極的に出席し、研修内容を報告して教員及び職員がミーティング
するなかで議論を行ない情報共有して、以後の教育方針・保育方法について参考改善を
図る。
又、本園の目玉である「SI あそび」の充実を図る。「SI あそび」を通じて保育方法の理
解を得るようしている。
園舎・園庭の設備及び遊具を定期的に点検し、安全性を確認している。
安全点検には担当者がチェック項目に基づいて実施する。園舎・園庭に不具合箇所が発
見すれば直ちに、立入り禁止・使用禁止して補修・修理する。或いは改善・新調する。
各保育室・園外園地にはチェック項目表に従い、定期的に安全点検を実施する。
又、園外への移動には事故のないよう注意をはらう。
園外の青空教室は専用の畑で、野菜・果物を育てる理解や喜びを得る。緑には昆虫や小
鳥など集まり、幼児の心身に好影響をもたらし情操教育の効果が大いに期待できる。
支援を要する園児にはキンダーカウンセラー等と連携し、各種支援教育機関と保護者
も交え相談して、最も有効な可能性を見出し対応されている。
又、預かり保育には春休み・夏休み期間中にも預かり保育を充実させている。
一方、誰もが平等に学べることを尊重するため、「おあそび会」など園庭開放され未就園
児をなくすよう務められている。
幼児と 高齢者 との交 流会は どうで しよう か。
本園の行 った自 己評価 につい て、上 記以外 のご 意見、ご 感想が ありま したら ご記述 下さい 。
教員・ 職員は 研修教 育訓練 を受け 、カリ キュ ラムに生 かされ ている 。
園舎とそ の設備 及び園 庭とそ の遊具 、園外 園地 などは充 分に安 全管理 されて いる。
教員と職 員の研 修・ 幼児教 育方針 ・園外 情操教 育・設備 充実な どの ハード ・ソフ ト共に 充分に
配慮完備 さてい る。
幼児は安 心して 学べる 環境が 整って いる。
園全体の 評価結 果は運 営状況 が良好 である と判 断いたし ます。
ご 協力 有 難 う ござ い ま し た 。い た だ い たご 意 見 、 ご感 想 を 本 園の 今 後 の た めに 有 効 に 活用 さ せ
ていただ きます 。
蛍池文化幼稚園関 係者 評価表 (第3者委員会による)
評価年月日
評価項目
1-①
1-②
24
年
9
月
28 日
評価第3者委員 (
楠部ゆかり
)
評価(本園の行った自己評価の内容についてご意見、ご感想を自由にご記述下さい。)
期案、月案、週案と計画を立てることにより、間延びしないカリキュラムが組まれて
いると思います。また毎日の終礼効果で情報の共有化ができていると思います。
公開保育によって、保育方法の改善や質の向上は図られるが、担任不在クラスの園児
たちの放置が少々気になります。でも、お絵描きや粘土あそびをしながらウロウロする
ことなく、過ごせていることは日々の指導の成果だと思います。
2-①
特に危険を感じる箇所は無いと思います。
うさぎや小動物の飼育があっても良いのでは。
2-②
青空教室は、とても良いことだと思います。都会ではなかなか経験できないことなの
で、どんどんいろんな経験をさせてあげてほしいと思います。
3-①
長期休暇中の預り保育をもっと充実させて頂けたらと思います。
料金が高く、時間が短く感じます。
今後取り組
や は り 不 審 者 対 策 な ど の安 全 面 が 気 に な り ます 。 大 通 り 側 は オ ー ト ロ ック さ れ
むべき課題 る が 、 左 右 の 扉 が 施 錠 さ れて い な い 時 も あ っ たり 、 も う 一 つ の 門 扉 の 出 入り が 自
について
由な状態 ですの で、不 審者が 入って きても 気が 付かない のでは
また、 携帯メ ールの 活用は 不可欠 だと思 いま す。
本園の行 った自 己評価 につい て、上 記以外 のご 意見、ご 感想が ありま したら ご記述 下さい 。
全般的 に情報 が共 有され ており 、でき るかぎ り園児そ れぞれ に合 った配 慮がな されて いると
思います 。
このよ うな自 己評 価をさ れ、園 全体又 保育者 それぞれ が自己 研鑽 に励み 、向上 に努め ている
ことを知 らない 保護 者が多 く、そ ういう 方に限 って無理 な要望 を訴 えたり される ような 気がす
るので、 もっと 周知さ れると 良いと 思いま す。
ご 協力 有 難 う ござ い ま し た 。い た だ い たご 意 見 、 ご感 想 を 本 園の 今 後 の た めに 有 効 に 活用 さ せ
ていただ きます 。