資料(PDF形式 1462 キロバイト) - 新潟県

第4回魚沼基幹病院(仮称)
財団法人設立準備委員会 資料
平成24年1月31日
新潟県福祉保健部
《第3回準備委員会決定事項 と その後の対応》
1
財団法人の
財団法人の基本フレーム
基本フレーム
■名称: 一般財団法人 新潟県地域医療推進機構
■組織構成: 評議員会(評議員7~15名)
理事会(理事7~15名) 監事(3名以内)
■理事・評議員等就任依頼
■地元自治体に出捐依頼
地域連携委員会(任意組織、地域の意見を反映)
■出捐: 総額5,000万円
第4回準備委員会にて
理事、評議員等案を提示
うち県4,000万円、地元自治体1,000万円
22
23
魚沼基幹病院(
魚沼基幹病院(仮称)
仮称) 医療スタッフ
医療スタッフ
■魚沼医療圏の医療需要
■処遇の検討
■必要医療スタッフ数
■スタッフ確保策具体化
魚沼基幹病院(
魚沼基幹病院(仮称)
仮称) 事業スキーム
事業スキーム
■事業スキーム~県と財団の役割、経営展開の方向性~
■事業見通し(事業収支)の検討
第4回準備委員会にて提示
1
財団法人基本フレーム
設立運営スケジュール
2
財団法人の概要
一般財団法人 新潟県地域医療推進機構
名称
・対外的な信頼を確保するため、新潟県の関与を示す。
・将来の業務発展の可能性(広域的な地域医療支援の一翼を担う)を視野に入れる。
目的
県内の地域医療の推進を図り、住民の健康と福祉の向上に寄与することを目的とする。
・地域医療を担う医師の育成
事業
設立者
出捐金
・地域医療に関する調査研究及び成果の普及
・へき地病院等への医師派遣
・地域医療のシステム化の推進及び支援
・魚沼基幹病院(仮称)の運営 (※指定管理者の指定が前提)
新潟県
40,000千円
魚沼市
3,000千円
南魚沼市 3,000千円
湯沢町
1,000千円
津南町
設立
平成24年4月を目途
十日町市 2,000千円
1,000千円
3
財団法人の組織構成(法定組織)
評議員会(
評議員会
評議員
評議員会(
評議員)
評議員会((評議員)
評議員))
理事会(
理事会
理事
理事会(
理事)
理事会((理事)
理事))
■権限
・業務執行(病院運営)の意志決定
・代表理事の選任・解任・監督
■定数:7~15名
■権限 ・理事、幹事選任・解任 ・定款の変更
■定数:7~15名
【評議員予定者 11名】
新潟県
設立者
魚沼市
新潟県病院局
協力者
〃
新潟大学医学部
協力者
南魚沼市
〃
北里保健衛生専門学院
協力者
十日町市
〃
医療関係者等
有識者
新潟大学医歯学総合病院長(新潟大学理事)
湯沢町
〃
民間企業経営者
新潟大学医学部長
津南町
〃
新潟経済同
友会から推
薦
【理事予定者 8名】
氏 名 ・ 現 職 名
新潟県福祉保健部参与 荒川 正昭
新潟県福祉保健部長
監
監 事
事
新潟県病院事業管理者(病院局長)
魚沼市長
南魚沼市長
民間企業経営者(人選中:新潟経済同友会から推薦)
■権限:業務監査、会計監査
■定数:3名以内
行政経験者1名
公認会計士等1名
4
財団法人の組織構成(任意組織)
顧
顧問
問
■理事長の諮問に応え、理事会から諮問された事項に
ついて意見を具申
■選任の考え方
基本計画策定委員会委員を中心に、地域医療、医学研
究、病院運営及び臨床研修などに優れた見識を持つ
医師から選任
【顧問予定者 8名】
氏 名
概要
地元意見を基幹病院の運営に反映
理事会の下部組織として設置
委員
予定者
地元医師会代表者
周辺病院代表者(小出病院長、六日町病院
長、十日町病院長等) 等
現 職 名
和泉 徹
北里大学医学部長
落合 慈之
NTT東日本関東病院長
門脇 孝
東京大学大学院医学系研究科糖尿病・
代謝内科教授
下條 文武
新潟大学長
髙久 史麿
日本医学会長(自治医科大学長)
成田 一衛
新潟大学大学院医歯学総合研究科内部循環
医学講座 腎膠原病学(第二内科)教授
福井 次矢
聖路加国際病院長
宮城 征四郎
群星沖縄臨床研修センター長
※氏名五十音順に記載
地域連携委員会
地域連携委員会
5
定款(案)のポイント ①
名 称 (第1条)
○ 一般財団法人 新潟県地域医療推進機構
基本財産 (第5条)
○ 設立に際して設立者が拠出する財産は、この法人の
基本財産とする
事務所 (第2条)
○ 主たる事務所を新潟市に置く(県庁内)
目 的 (第3条)
○ 県内の地域医療の推進を図り、住民の健康と福祉
の向上に寄与することを目的とする
事 業 (第4条)
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
地域医療を担う医師の育成
地域医療に関する調査研究及び成果の普及
へき地病院等への医師派遣
地域医療のシステム化の推進及び支援
魚沼基幹病院(仮称)の指定管理者としての運営
その他この法人の目的を達成するために必要な事業
事業計画・収支予算 (第7条)
○ 理事長が作成し、理事会の決議を経て、評議員会の
承認を受ける
事業報告・決算 (第8条)
○ 理事長が必要な書類が次の書類を作成し、監事の
監査を受けた上で理事会の承認を受ける
(1) 事業報告
(2) 事業報告の附属明細書
(3) 貸借対照表
(4) 損益計算書
(5) 貸借対照表及び損益計算書の附属明細書
○ 必要な書類のうち、事業報告については評議員会
への報告が必要。また、貸借対照表、損益計算書
については評議員会の承認が必要。
6
定款(案)のポイント ②
評議員関係 (第9~18条)
○ 評議員
(1) 定数:7人以上15人以内
(2) 選任及び解任:評議員会の決議による
(3) 任期:4年(再任可)
(4) 報酬:評議員会で別に定める支給基準により算定した額を報酬等として支払うことができる
○ 評議員会
(1) 開催 ①定時:毎事業年度終了後3か月以内
②臨時:必要に応じ開催
(2) 招集 ①理事会の決議に基づき理事長が招集
②評議員は理事長に対し招集の請求可
(3) 決議事項
①理事、監事の選任又は解任
②理事及び監事の報酬等の額
③評議員に対する報酬等の支給の基準
④事業計画書及び収支予算書の承認
⑤貸借対照表及び損益計算書の承認
⑥定款の変更
⑦残余財産の処分
⑧基本財産の処分又は除外の承認
⑨その他法令又は定款で定められた事項
(4) 決議
評議員の過半数が出席し、その過半数をもって行う
が、次の決議は、決議について特別の利害関係を有
する評議員を除く評議員の3分の2以上に当たる多数
をもって行わなければならない
①監事の解任
②評議員に対する報酬等の支給の基準
③定款の変更
④基本財産の処分又は除外の承認
⑤その他法令で定められた事項
(合併等、法律で特別決議が必要とされたもの)
7
定款(案)のポイント ③
理事・監事関係 (第23~35条)
○ 理事・監事
(1) 設置
①理事7人以上15人以内、監事3人以内
②理事のうち1人を理事長(代表理事)
③理事のうち1人を副理事長、1人を専務理事
とすることができる(業務執行理事)
(2) 選任
①評議員会の決議により選任
②理事長、副理事長、専務理事は理事会の決議に
より理事のなかから選定
(3) 職務執行状況の報告
・ 理事長、業務執行理事は毎年度4か月を超える
間隔で2回以上、理事会に報告する
(4) 任期:理事は2年、監事は4年(再任可)
○ 理事会
(1) 権限 ①業務執行の決定
②理事の職務の執行の監督
③理事長、業務執行理事の選定、解職
(2) 招集:理事長が招集
(3) 決議:理事の過半数が出席し、過半数で決議
(4) 委員会:決議により委員会を設置可
(5) 報酬等:評議員会で定める支給基準に従って算定
した額を報酬等として支払うことができる
(6) 顧問
①任意機関として顧問を置くことができる
②任期は理事会で定める
③顧問は、理事長、理事会の諮問された事項に
ついて意見を述べることができる
○ 事務局長等の重要な職員は、理事長が理事会の
承認を得て任免する
委員会 (第40条)
○ 理事会の決議により、設置することができる
○ 委員は、理事会が選任する
事務局 (第44条)
設立時の評議員、理事・監事(附則第3・4項)
○ 当準備委員会の方針に基づき調整し、本人の了解
を得て、氏名を記載
8
建設・財団設立運営スケジュール
H24.1
H24.3
病院建設
2月県議会
2月県議会
契約承認
契約承認
入札
入札
H24.8
医療機器選定、医療情報システム検討
医療機器選定、医療情報システム検討
審
査
指定
定管
管理
理議
議決
決
指
人事など
代表理事(理事長)など
代表理事(理事長)など
人事検討・決定
人事検討・決定
財団設立
6月県議会
指定
定管
管理
理申
申請
請
指
定款作成
役員等選定
評議
議員
員会
会
評
理事
事会
会
理
財団
財団
設立
設立
準備
準備
H24.4中下旬
設立
立登
登記
記
設
設立
立総
総会
会
設
第4
4回
回財
財団
団
第
準備
備委
委員
員会
会
準
財団設立運営
H24.3末
H24.1.31
設立合意
H24.7
建設工事
建設工事
病院開設
病院開設
申請・許可
申請・許可
出捐
出捐
役員就任
役員就任
依頼
依頼
H24.5
H24.4
基幹病院運営財団
として確定
として確定
県施策との連携等の観点から
公募によらず審査の上、財団を
指定管理者に指定
開設準備委員会
病院運営体制
経営計画
職員採用計画
等の検討
院長、副院長予定者
新潟大学関係者
地元病院関係者
など
9
医師確保
10
医師確保策の進捗状況
新潟大学との
新潟大学との連携
との連携
○医師確保に向けた協議の継続
○診療・研修体制の構築に向けた協議
魚沼地域医療研修センター
魚沼地域医療研修センター(
センター(仮称)
仮称)
筑波大学附属病院 水戸地域医療教育センター
水戸地域医療教育センター
筑波大学が茨城県厚生連水戸協同病院内に
水戸地域医療教育センター
水戸地域医療教育センターを
センターを設置(H20.11開設)
設置
筑波大学附属病院の一診療部門として位置づけ
(建物があるわけでなく、教育機能を呼称)
茨城県厚生連
○筑波大学方式(右参照)の可能性も視野
に入れた研修センターの運営体制を検討
魚沼臨床研究センター
魚沼臨床研究センター(
仮称)
センター(仮称)
寄附金
施設等整備
水戸協同病院
筑波大学附属病院
水戸地域医療教育センター
筑波大学
附属病院
人件費
○コホート研究の先行実施に向けて
新潟大学に寄附講座設置(次頁参照)
教官分の人件費
を支払い
教官を
配置
寄附金を基に
教官(教授等)を
雇用(公募)
勤務医との較差分
を支払い
運営費
修学資金貸与医師の
修学資金貸与医師の活用
○H23.12「地域医療支援センター」設置
地域医療を担う医師養成・キャリア形成
支援の検討
水戸協同病院のメリット
筑波大学のメリット
・研修指導医等を17名確保
⇒地域医療の強化
・大学病院の先端医療の提供が可能
・実践的な研修フィールド獲得に
よる臨床研修医の増加
・医師不足緩和による地域貢献
11
コホート研究(疫学研究)について
健康増進医学講座(新潟県寄附講座 )
寄附
■糖尿病や腎疾患など生活習慣病の
原因究明と予防を探る
地元
自治体
医療
関係者
80,800千円
活動
拠点
疾病予防・健康寿命延伸
平成24年1月1日から平成26年3月31日(継続を前提)
寄附
金額
成果還元
■疾病予防に資する健康調査に基づいた研究
■健康寿命延伸を目標とする介入プログラムの研究
■運動、栄養や健康増進活動、それらに関する疾病、
障害の防止や治療に関する研究 など
期間
■長期に渡り健康状態と生活習慣や
環境の状況の関係を調査分析
「魚沼基幹病院(仮称)」に併設する「魚沼臨床研究セン
ター(仮称)」に先行する研究機関として、新潟県が、新
潟大学に寄附を行い寄附講座を設置
事業
新潟大学
概要
新潟県
■研究フィールド:魚沼地域を始めとする中山間地域等
■魚沼地域におけるフィールド拠点:南魚沼市
23年度
12,800千円
24・25年度 34,000千円
※東京大学と連携については、現在、両大学と調整中
12
収支シミュレーション
13
魚沼基幹病院(仮称) 収支シミュレーション 設定条件 ~事業・収支スキーム~
事業スキ
事業スキ-
スキ-ム
収支スキ
収支スキ-
スキ-ム
県
財団法人
指定管理
指定管理者
病院管理運営
病院整備
建設
投資
診療
報酬
((((病
))))
財団
団法
法人
人((((
病院
院会
会計
計))))
財
県県県県魚
魚沼
沼基
基幹
幹病
病院
院事
事業
業会
会計
計
県県県県
県一
一般
般会
会計
計
県
一般
会計
繰入
政策医療交付金
県 基幹病院
事業会計(収益的収支)
収益
一般
会計
繰入金
財団会計
費用
収益
政策
医療
交付金
政策
医療
交付金
起債
償還
利息
費用
病院
運営
経費
医業
収益
基幹病院
起債
償還
起債
減価
償却費
(病院事
業債)
金融機関等
患者
14
収支シミュレーション 設定条件 ~収益~
概要
このシミュレーションは、新発田病院をモデルにした一定の仮定で事業収支を機械的に試算したもの
外来収益 (患者数×単価)
入院収益 (患者数×単価)
患者数
患者数
■ 経営目標として開院5年後の病床利用率を90%と設定
一般患者数は開院から5年間かけて徐々に増加すると仮定
■ 精神患者数はH22小出病院閉鎖病棟病床利用率
91.2%にて算定
患者数
一般
精神
利用率
一般
精神
H27
373.6
328.0
45.6
81.8
84.0
91.2
H28
381.6
336.0
45.6
84.0
86.0
91.2
H29
389.6
344.0
45.6
86.2
88.0
91.2
H30
397.6
352.0
45.6
88.4
89.0
91.2
※ 患者数:日当たり患者数(人) 利用率:病床利用率(%)
単 価
■一般:病院機能の充実により単価増
⇒ 新発田病院H22実績を目標
開院1年目:45,850円(H19新発田病院実績)
開院5年目:50,938円(H22
〃
)
■精神: 15,530円(H22小出病院実績)
(参考)H22 平均在院日数
■新発田病院(一般)15.4日
H31以降
405.6
360.0
45.6
88.9
90.0
91.2
■入院患者数×入院外来患者比率1.461※により算定
※県内の地域医療支援病院6病院平均
■精神患者数
新発田病院精神科の入院外来患者比率1.333を乗じ算定
※新発田病院と同じ診療体制であるため
(閉鎖病棟と外来(デイケア))
H27
H28
H29
H30
H31以降
患者数
805.8
827.8
849.7
871.7
887.0
一般
719.8
737.4
754.9
772.5
790.0
精神
91.3
91.3
91.3
91.3
91.3
※ 患者数:日当たり患者数(人)
上記、入院外来患者比率は年間患者数の比率であるため、日当
り患者数で計算しても一致しない。
単 価
■一般:病院機能の充実により単価増
⇒ 新発田病院H22実績を目標
開院1年目:12,000円(H19新発田実績相当)
開院5年目:14,984円(H22新発田病院実績)
■精神: 5,922円(H22新発田病院実績)
15
収支シミュレーション 設定条件 ~政策医療交付金~
政策医療交付金
財団法人(魚沼基幹病院(仮称))が提供する医療のうち、本来、県が行なうべき医療や能率的な経営に
よっても不採算となる医療となる経費に対し、県から財団法人へ交付する交付金
対象経費
基本的な考え方
県立病院として、救急や精神医療など政策医療を担保
精神医療に要する経費
感染症医療に要する経費
周産期医療に要する経費
小児医療に要する経費
救急医療の確保に要する経費 など
他の県立病院と同様に一定の考え方に基づき
県から支援を行なう。
今回の設定
新発田病院等
22年度実績
を参考
(参考)県立病院 平成22年度
一般会計繰入金(単位:百万円)
新発田
約11億円/年
程度と設定
※実際の金額については、今後詳細を検討
1,527
小出
596
六日町
412
※収益的収支への繰入金
(起債利息償還金除く)
起債償還に対する一般会計繰入
他の県立病院と同等の扱いとする。
※県 魚沼基幹病院事業会計への繰入
財団の会計に影響なし
16
収支シミュレーション 設定条件 ~費用~
給 与 費
人数
医 師
■診療科別に算定
↑(考慮)
地域の受療動向、基幹病院の機
能、現在の医師数など
材 料 費
給与単価
■想定患者数×単価※
※診療単価増に伴い増加すると仮定
5年目:9,539円(H22新発田病院実績)
経
県立病院職員
並みと仮定
■患者数増に伴い増加と仮定
費
■H22新発田病院実績×患者数比率
(基幹病院/新発田病院)
H27:70名 ⇒ H31:90名
(参考)減価償却費・起債償還
看護師
その他
スタッフ
■セクションごとに算定 約380名
↑(考慮)
夜勤体制、施設基準
■新発田病院並み 約160名
■県 魚沼基幹病院事業会計 計上費目
新発田病院
職員並みと
仮定
<減価償却費> 定額法により算定
建物:
690百万円程度/年
機器:1,100百万円程度/年
<起債償還>
建物:
300百万円程度/年(償還期間: 30年)
機器:1,870百万円程度/年(
〃
: 5年)
※いずれも初期投資分のみ。償還額は利息含む。
17
収支シミュレーション(財団法人会計)
(百万円)
12,000
10,000
費用
収益
入院収益
外来収益
8,000
政策医療交付金
その他
6,000
給与費
4,000
材料費
経費
2,000
その他
0
27
(6月開院後)
収 益
費 用
利 益
8 ,0 9 3
8 ,0 2 4
69
28
1 0 ,1 2 7
9 ,9 9 0
137
29
1 0 ,6 3 4
1 0 ,2 9 2
342
30
1 1 ,0 4 9
1 0 ,5 4 6
503
※ 新発田病院をモデルにした一定の仮定で事業収支を機械的に試算したもの
31年度
1 1 ,4 5 2
1 0 ,7 9 3
658
(百万円)
18
県による病院整備
収支シミュレーション
参考
魚沼基幹病院 整備概要
事業費
■病院棟
病床数 454床
一般 400床(救命救急センター14床、NICU・GCU12床含む)
精神 50床(閉鎖病棟)
感染症 4床
■センター棟
研修・研究センター、地域連携部門、会議室、食堂など
■延べ床面積 33,549.31㎡
■ 建築工事費等
■ 設計委託等
約13,950百万円
約1,810百万円
(情報システム設計含む)
■ 機器整備費等
■ その他
計
約6,200百万円
約220百万円
約22,180百万円
※建築工事費等は入札結果等により変動する。
機器整備費等、その他は新発田病院実績より
見込んだ。
資金計画
断
面
図
屋上ヘリポート
機械
病 棟
《病院棟》
病 棟
病 棟
透析・
リハ
栄養
中材
薬剤
手術
約20,250百万円
約12,900百万円
うち機器整備分
約7,300百万円
(情報システム設計含む)
病 棟
病 棟
■病院事業債
うち建築工事分
NICU・GCU
分娩
ICU
医局・事務
中央検査
食堂
研究
約950百万円
■一般会計繰入
約980百万円
(一般会計出資債含む)
《センター棟》
外来
■補助金等
エネルギー
計
約22,180百万円
廊下
物品
救急 放射線・内視鏡・剖検
外来
地域連携・会議 研修 保育 エネルギー
※事業債起債額は今後の検討により変動する。
19
収支シミュレーション(県 魚沼病院事業会計)
参考
参 考
詳細スキーム(イメージ図)
【県 魚 沼 病 院 事 業 会 計 】
単 位 :百 万 円
[収 益 的 収 支 (3 条 )]
<県 一般会計>
収入
支出
<県 魚沼病院事業会計>
収入
支出
政策
医療
交付金
地方
交付税
一般
会計
繰出金
一般
会計
繰入金
財団へ
交付
■県 魚沼病院事業会計
損益計算書上、減価償却費分マイナスとなる。
ただし、減価償却費はいわゆる非現金支出項目で
あり、キャッシュフロー上で現金残高はマイナスとは
ならない。
※このスキームでは、分かりやすくするため、収益的
収支と資本的収支を合わせた図としている。
H 29年 度
H 31年 度
病院事業収益
1,4 81
1 ,4 83
1 ,4 66
1 ,4 44
1 ,42 0
医業外収益
1,4 81
1 ,4 83
1 ,4 66
1 ,4 44
1 ,42 0
一般会計繰入金
1,4 81
1 ,4 83
1 ,4 66
1 ,4 44
1 ,42 0
病院事業費用
3,2 59
3 ,2 61
3 ,2 44
3 ,2 22
2 ,98 1
医業費用
2,9 00
2 ,9 00
2 ,9 00
2 ,9 00
2 ,68 3
政策的医療交付金
1,1 22
1 ,1 22
1 ,1 22
1 ,1 22
1 ,12 2
減価償却費
1,7 78
1 ,7 78
1 ,7 78
1 ,7 78
1 ,56 1
うち 建 物
6 95
6 95
6 95
6 95
69 5
うち 機 器
1,0 82
1 ,0 82
1 ,0 82
1 ,0 82
86 6
医業外費用
3 59
3 61
3 44
3 22
29 8
償還利子
3 59
3 61
3 44
3 22
29 8
純損益額
▲ 1,7 78 ▲ 1 ,7 78 ▲ 1 ,7 78 ▲ 1 ,7 78 ▲ 1,56 1
年度末未処理欠損金
▲ 1,7 78 ▲ 3 ,5 55 ▲ 5 ,3 33 ▲ 7 ,1 11 ▲ 8,67 2
H 30年 度
単 位 :百 万 円
[資 本 的 収 支 (4 条 )]
H 27年 度
償還
減価
償却費
H 28年 度
※年度末未処理欠損金は減価償却費累計額である。
起債
償還
元金
起債
償還
利子
H 27年 度
収入
一般会計繰入金
支出
償還元金
損益額
【県 一 般 会 計 】
89
89
89
89
0
H 28年 度
1 ,8 01
1 ,8 01
1 ,8 01
1 ,8 01
0
H 29年 度
1 ,8 28
1 ,8 28
1 ,8 28
1 ,8 28
0
H 30年 度
1 ,8 90
1 ,8 90
1 ,8 90
1 ,8 90
0
H 31年 度
1 ,93 8
1 ,93 8
1 ,93 8
1 ,93 8
0
単 位 :百 万 円
H 27年 度 H 28年 度 H 29年 度 H 30年 度 H 31年 度
支 出
1,587
3,301
3,311
3,355
3,397
繰 出
1,571
3,284
3,294
3,334
3,358
3条 繰 出
1,481
1,483
1,466
1,444
1,420
4条 繰 出
89
1,801
1,828
1,890
1,938
一般会計出資債償還
16
16
16
21
39
償還元金
0
0
0
5
23
償還利息
16
16
16
16
16
うち 地 方 交 付 税
691
1,077
1,079
1,093
1,116
病院事業会計繰出分
675
1,060
1,063
1,072
1,077
償還利子繰出分
81
81
77
72
67
そ の 他 (政 策 医 療 分 )
574
574
574
574
574
償還元金繰出分
20
405
411
425
436
一般会計出資債償還
8
8
8
11
20
償還元金分
0
0
0
2
11
償還利子分
8
8
8
8
8
20
地域連携
21
基幹病院を核とした地域連携の取組方向
以下の
以下の取組を
取組を中心に
中心に、基幹病院を
基幹病院を核とした地域連携
とした地域連携を
地域連携を推進し
推進し、医療体制を
医療体制を強化・
強化・効率化
医療連携ネットワーク
医療連携ネットワーク
○
○
○
○
医療機関が
医療機関が連携した
連携した患者紹介
した患者紹介・
患者紹介・逆紹介の
逆紹介の推進
受診データ
受診データ共用
データ共用による
共用による住民
による住民の
住民の健康管理
救命救急時の
救命救急時の迅速な
迅速な受診履歴の
受診履歴の活用
コホート研究
コホート研究への
研究へのデータ
へのデータ活用
データ活用
柔軟な
柔軟な医師派遣
○ 基幹病院
基幹病院への
への多様
への多様な
多様な分野の
分野の医師集
医師集積
○ 周辺病院への
周辺病院への柔軟
への柔軟な
柔軟な医師派遣システム
医師派遣システム構築
システム構築
○ 新潟県、
新潟県、新潟大学、
新潟大学、財団法人、
財団法人、地元自治体と
地元自治体と
の連携・
連携・ 協力体制の
協力体制の構築
住民との
住民との協働
との協働
研修体制の
研修体制の構築
○ 地域一丸
地域一丸となった
となった指導体制
となった指導体制の
指導体制の充実
○ 基幹病院、
基幹病院、周辺病院、
周辺病院、福祉施設が
福祉施設が連携した
連携した
魅力的な
魅力的なカリキュラムの
カリキュラムの構築
○ 研修コーディネーター
研修コーディネーターによる
コーディネーターによる円滑
による円滑な
円滑な受入
コホートを
コホートを通した健康寿命
した健康寿命の
健康寿命の延伸
○ 大学
大学、
、医療機関、
医療機関、地元自治体、
地元自治体、検査機関が
検査機関が
連携した
連携した試料等
した試料等の
試料等の収集・
収集・研究支援
○ 住民の
住民の参画・
参画・理解促進に
理解促進に向けた広報活動
けた広報活動
○ 住民への
住民への研究成果
への研究成果の
研究成果の還元
→ 健康寿命の
健康寿命の延伸
○ 基幹病院、
基幹病院、周辺医療機関、
周辺医療機関、地域医療魚沼学校、
地域医療魚沼学校、地元自治体が
地元自治体が連携した
連携した
啓発活動により
啓発活動により適性受診
により適性受診を
適性受診を推進するとともに
推進するとともに、
するとともに、医療現場の
医療現場の理解を
理解を促進
22
地域連携イメージ
地域医療研修センター
地域医療研修センター
周辺病院
周辺病院
〈基幹病院センター棟内〉
臨床研修医
臨床研修医
連携
総合診療医
総合診療医
(専門医)
(専門医)
臨床研究センター
臨床研究センター
住民理解促進
住民理解促進
福祉施設
福祉施設
在宅医療
在宅医療
試料収集
試料収集
研修医
(全国から)
研修体制の構築
研修体制の構築
住民へ研究成果の還元
住民へ研究成果の還元
〈基幹病院センター棟内〉
調査分析
調査分析
研究医
(全国から)
連携
連携
コホートを通した健康寿命の延伸
コホートを通した健康寿命の延伸
新潟大学
《研修フィールド》
《コホートフィールド》
医師集積
魚沼基幹病院(仮称)
仮称)
医療連携ネットワーク
医療連携ネットワーク
逆紹介
周辺病院
柔軟な医師派遣
柔軟な医師派遣
電子カルテ
電子カルテ
地域住民
周辺病院
適正な受診行動
周辺病院
紹介
魚沼医療圏
23