コンピュータ概論 第2回:Wri%ng (1) 第2回Writing(1)の目的 • 「コンピュータを活用して書く」ことのメリットとデメ リットについて,体験的に学ぶ。 • また,word・excelなどによる文書作成・保存などの基本 技術を学ぶ。 今日のテーマ • 今日の授業では、WORDとEXCELのそれぞれで文書を作成 し、保存し、読み出します。 • Wordを使って、「フォーム」に印刷させてみよう。 • 最初に、「問診票」の用紙を配布します。 • その用紙に位置合わせして印刷してみよう。 • 書式がある場合の「印刷」はどうしたらいいのか。 • 次に、Excelを使って集計の計算を行ってみます。 WORDの起動と操作 • 各自、Microso< Wordを起動して下さい。 • ある「問診票」(A4の大きさ)を用意しました。 • (今回は、ネットからこれを借用しました。) • (h@p://kawakita.or.jp/shinryou/monshin/img/shounika.pdf) • プリンタには、「問診票」の用紙が用意されています。 • 一人、3回までの挑戦で、「問診票」の氏名欄、年齢、体重欄、 可能ならその下のそれぞれの項目を記載してみて下さい。 • 持ち時間30分 • 氏名は自分の名前を用いて、それ以外は、架空のものを用いて 下さい。 • やり方がわからない場合は、積極的に教員や、SAに挙手して質 問して下さい。 • 一番うまく印刷できた分を、提出して下さい。 課題のシナリオ • (若干無理はありますが・・・) • アンケート調査など、(入院患者など)「誰」から提出 して欲しいかがわかっている書類に、事前に「氏名」や 年齢などの欄に記入済みにしておいて、本人記載を求め る部分だけ、相手(例えば、患者様)に記入してもらう 時の、「書類」を準備する、というシナリオです。 • 良い例題が思いつかなかったため、「問診票」にしました。 • 問診票だとすると、若干無理はあると思いますが・・・。 ヒント • 左からの位置は「インデント」や、「スペース」で調整 することができます。 • [タブ]の挿入も有効です。 • 行間隔の調整では、「書式」から「段落」を選び位置を 調整したい行の一つ上の行の「行間隔」を「固定値」に して、ポイント数で指定します。 • この時に • 1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる • の項目の、チェックを外します。 • 文字の大きさは、フォントのサイズで調整できます。 考察 • フリーフォーマットで文書を作成する場合、ブラインド タッチなど、キー入力が速い人は、WORDなどのソフト の方が便利な場合が多い。 • ただ、「フォーマット」に合わせるような場合には、不 利?だろうか? • こういう場合には、どうしたらいいんだろうか? • → 答えは教室で!? • WORDなどの長所は何で、短所は何だろうか? Excelを使っての帳票 • Excelの得意技は、「計算」と、結果の「埋め込み」です。 • 特定のセルに数値を入れると、結果を含んだ文字列が表 示できるようにできます。 • 身長A cm、体重B kgの人のBMI(体格指数)はCです。 • この文章の、AとBの値を入力すると、Cの値が計算され て、表示されるようにしてみて下さい。 • BMIの計算式は、体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)です。 セルへの入力 • 例えば、以下のような画面があります。 • この画面で、A列(A1〜A6)には「数字」や「文字」が 入力されています。 • ただ、C1, C2, B8のセルには「数式」が入力されています。 数式の入力(1) • Excelで数式を入力するためには、最初に[=](等号)を入 力します。その後、四則演算の式を入力していきます。 • BMIの計算は、「体重÷身長÷身長」なのですが、身長が cmで与えられているので、B1のセルに • = A1 / 100 • という100で割る式を書いて、cmをmに換算します。 • C1のセルには • = A2 / B1 / B1 • という式を入力すると、BMIの値がC1のセルに表示され ます。 数式の入力(2) • ただ、BMIの値が26.36560303などと言われても、桁数が 多すぎます。 • そこで、値を「丸め」ます。小数点以下1桁だけにしま しょう。そういう時には、round()という関数を使います。 • C2のセルには、 • = ROUND ( C1, 1 ) • という式を書き込みます。そうすると、BMIの値が26.4 というわかりやすい値になりました。 文字列の連結 • 文字列を連結する時に使う「記号」(演算子)は&です。 • A1からA6までのセルとC2のセルには、数字や文字列が 入っています。 • これらを&でつなげていきます。 • B8のセルには、 • = B3 & A1 & A4 & A2 & A5 & C2 & A6 • と入力します。これで、基本的なセルの入力は完成です。 • 試しに、A1とA2のセルの値を変えてみて下さい。 画面の修飾 • ここで、「塗りつぶし」や、表示位置の調整、 • 文字色の変更、フォントの大きさの変更などを行うと 以下のような画面が作れます。 • 1回だけ、実演しますので、よく聞いて下さい。 今日のまとめ • コンピュータを使うことのメリット、デメリットを考え ながら使おう。 • 反復する処理や、計算などはコンピュータの得意分野で す。 • 予めフォームを用いて入力することも、使い方のコツです。 • 使い方を考えながら、文書作成などに用いて下さい。 レポート課題 • 3回の調整で、一番位置合わせがうまくいった「問診票」シー トを提出して下さい。 • とにかく「印刷」できたら 1点(提出点) • ラインの上にうまく文字が乗っていたら +1点 • 全項目が、きれいに印刷できていたら、+2点 • EXCELのセル計算で、数字を入力すると文字列が変わることの 確認ができたら、 • この用紙に、SAと小林が「スタンプ」を押します。 • これで+2点 • ここまでで、6点満点のレポートですが、EXCELの画面がきれ いに整形されていたら、最高2点まで加点します。 • 提出できる人から出してお昼休みにして構いません。 • 用紙の右上に、学籍番号を手書きで記して下さい。 次回予告 • 次回の授業は、DTPソフトを使って、簡単な病棟チーム 紹介のパンフレットか、または、患者さんへのお知らせ などを作ってみます。 • 今回と同様に、基本的なコンピュータスキルの確認です。
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