本文ファイル - NAOSITE - 長崎大学

NAOSITE: Nagasaki University's Academic Output SITE
Title
ノリ糸状体の水平生長
Author(s)
右田, 清治; 金, 重来
Citation
長崎大学水産学部研究報告, v.30, pp.1-8; 1970
Issue Date
1970-12
URL
http://hdl.handle.net/10069/31189
Right
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1
ノ
リ
糸
右
Studies
direction
of
田
体
清
の
水
平
重
来*
治 ・金
on Horizontal
Seiji
The
状
Growth
MIGITA and Choong
light
determines
生
長
of Conchocelis
Rae KIM*
to a considerable
extent
the
direction
growth
in plant development.
However,
as to the algae which live in the
the relation
between
light and growth
direction
has never been reported.
In
this
filaments
paper,
and
tenera
were
germlings
the
authors
conchosporangial
placed
were
on
Solen
cultured
studied
on the
horizontal
growth
of
The
carpospores
of P.
yezoensis
branches.
stricus
under
the
and
room
oyster
shells
as
substrata,
diffused
light
and
under
of
water,
Conchocelis
and
and
the
P.
their
one
side
light.
Under
branched
under
toward
the room
and
radiating
one side
the
diffused
light
light,
light,
filamentous
Conchocelis
showing
Conchocelis
thalli
by apical
filaments
distinctly
filaments
and
positive
developed
into
pinnately
growth.
On the other
hand,
conchosporangial
branches
curved
phototropism.
ノ リ糸 状 体 の 生 長 に 関 す る研 究 は,DREW1,2)や
黒 木3,4)ら に よ りまず 生 長 の形 態 が 明
らか に な り,そ の 後 多 くの 研 究 者 に よ り生長 生 態 が報 告 され て き た。 ま た,尾 形5-7)は
糸
状 体 の垂 直 生 長 や 生 長 方 向な どに つ い て 一連 の研 究 を お こ な った。 これ らの研 究 で,糸 状
体 が 葉 体 時 代 と違 って 頂 端 生 長 を お こな うこ と,生
射 状 に繁 茂 す る こ と,ま
育 に つ れ て 分 枝 が 増 加 し平 面 的 に は 放
た 貝 殻 内層 に も深 く穿 孔 生 長 す る こ とな どが 判 明 した が,生 長 過
程 の詳 細 や光 の生 長 形 態 に及 ぼ す 影 響 につ い ては なお 不 明 の 点 が 少 な くない 。
著 者 らは,糸 状 体 の初 期 発 生 に お け る枝 の伸 長,殻
胞 子 嚢 枝 の形 成 な どに つ い て同 一 個
体 を 連 続 観 察 し,光 とそれ らの生 長 方 向 との 関 係 に つ い て 実 験 を お こ な い2,3の
知 見を え
た の で そ の結 果 を報 告 す る。
材
料
お
よ び
方
法
材 料に は お もに ス サ ビ ノ リ糸 状 体 を用 い,一 部 アサ クサ ノ リ糸 状 体 も比 較 実 験 に供 した 。
穿 孔 初 期 の 生 長 は,ス サ ビ ノ リの果 胞 子 を1970年4月10日
に マ テ ガ イ 貝 殻 に胞 子 付け し,
穿 孔 直 後 か ら室 内散 光 と後述 す る実験 容 器 内 で一 定 方 向 の光 で 培 養 した。 また,同 時 期 に
果 胞 子 付 け し約1ケ
月生 育 した糸 状 体 を,そ の後 一 定 方 向 の光 で 培 養 した り,さ
*群 山水 産 専 門学 校 ,韓 国
らに そ れ
2
長崎大学水産学部研究報告 第30号(1970)
を反対方向の光に変えたりして実験してみた。
殻胞子三枝の生長は,1970年7,月下旬にス
Light
e一一一一一b・・一“〉
m
Fig.1.
サビノリ,アサクサノリの無基質糸状体をマ
テガイ,マガキ貝殻に穿孔させ,室内散光で
Cultural apparatus used for the
培養した糸状体を用い9月4日より実験した。
experiment of phototropism. b,
一定方向の光による生長実験には径7cm,
black shading sheet. m’ C material.
高さ3cmのシャーレの内外を黒色ポリエチレ
ン紙で遮光し,側面の一端に’5mm角の隙間をつくり,それを通じて光が入るようにした。
そのシャーレでFig.1のように,さらに散光を遮光するため,黒色ポリエチレン紙でつ
くった一辺1 cmの四角心内に,糸状体生育貝殼を一定方向におき培養したが,シャーレを
おいた位置の照度は1000∼15001uxであった。なお,前記黒色ポリエチレン紙はサンドペ
ーパーでみがき光沢面の反射を少なくして使用した。
培養液には殺菌海水に窒素,燐,微量要素を添加したものを用い,実験期間中は4日毎
に,普通の培養では2週間毎に換水した。 また,実験中の生長はおもにマテガイ貝殻の糸
状体で1,2日おきに検鏡観察したが,観察や顕微鏡撮影の際に細胞を枯死させないため
強光を当てないように注意した。
実 験 結 果
一般的生長と成形
果胞子が貝殻に穿孔した発生初期の糸状体で,室内散光下の枝の生
耐愈
C
B
E
40漏
一
Fig. 2. Successive development of a Conchocelis of Porphyra, yexoensis under diffused
light .
A, 3 days old germling. B−F,5,7,9,11 and 13 days old, respectively, Dark
line shows developed filaments at intervals of every two days.
右田・金:ノリ糸状体の水平生長
3
長をみるため,特定の個体を選び連続観察したもののうち,1例を示すとFig・2のような
生長の経過がえられた。生長にともな:う形態の変化は,すでに明らかにされているように,
穿孔した主枝は一旦伸長を停止した後,その前方あるいは側方に枝を出す頂端生長を繰返
す。このよう層 ノして糸状体は主枝を伸長させ,対生または輪生する側枝を出すが,これら
の成形は新細胞を主枝の先端から伸出するか途中の細胞から出すかの違いであって,形態
や生長速度などには本質的な相違はみられない。 したがって,主枝が伸長を停止し側枝が
長く伸出するものもしばしば観察された。
糸状体の枝が生長する際,或る長さが急に伸びてその後伸長を一旦停止するが,貝殻を
脱灰したり無基質糸状体で比較観察したところでは,細胞単位で枝の新生がおこなわれる
ため生長速度に緩急が生ずるもののようである。Fig.2で黒線の部分は,2日毎に観察し
その期聞に生長した枝を示したが,枝の新生はその基部の細胞列にも関係があるようで,
従属した細胞が多い場合には伸長度が大である傾向がみられる。また,Fig。2の糸状体の
枝の伸長は,長さの総計で2日毎に約2倍つつ幾何級数的に増加したことになり,その伸
長枝の不均等な分布よりみて,細胞間の原形質連絡点を通じて栄養の授受がおこなわれて
いるものと推測される生長の様子を示している。
この傾向をより明らかに知るため,或る程度繁茂した糸状体穿孔のマテガイ貝殻を割っ
て,切断された短い下枝と枝の多い長枝の部分を選んでその伸長を比較したところ,後者
の生長が前者より一般に速かった。 また,果胞子の穿孔直後に原胞子を洗い落すと,生き
残った糸状体の生長は果胞子の部分をもったものよりやや遅れた。 これらの事実も細胞間
の栄養の流動を立証するものといえる。
糸状体は繁茂するにつれて,直線的に枝を長く伸出して放射状に生長し,表面観では円
形の輪郭をなすようになる。 しかし,室内散光下では糸状体貝殻を平面においても垂下し
ても,光の方向によって生長の形態に差異は認められない。
殻胞子嚢枝の水平生長は,胞子嚢細胞が太く,分枝がやや曲線的であるなどの相違はあ
るが,本質的には枝の生長と変らない。 また,光と殻胞子嚢枝の生長方向の関係は,室内
散光下では明確にはみられない。
光の方向と生長 光を一定方向より与えて糸状体を培養すると,新しく伸出する枝は光に
向って屈曲する性質がみられる。
穿孔4日後の糸状体を一定方向の光で培養し,その生長,成形を連続観察するとFig.3
のような経過を示した。照度が暗くなったため生長速度は前述の実験よりかなり遅くなっ
たが,5日後には主枝は光の方向に(Fig.3では上部)に屈曲し,新生した側枝の多くは
光の方向に枝を出し,光の反対方向への枝の伸長は少ない(Fig.3B)。この傾向は10,
20日後の糸状体でも同様にみられ,側枝は光の側に新生され,また光に向って屈曲してお
り,まれに光の反対側にも少数の枝を出すがその伸長度は小さい(Fig.3. C, D)。さらに,
30日後には糸状体は前述の分枝,伸長を繰返して,原胞子の穿孔部を頂点にした三角形状
の輪郭に繁茂していった(Fig・3. E)。このような1個体の連続的な生長に限らず,同時に
培養した穿孔初期の糸状体はすべて知る程度の屈光性を示した(Fig.4. A)。
散光下ですでに約1ケ月培養した糸状体をその後一方向の光を当てると,枝の先端は光
の方向に屈曲して生長した(Fig・4. B)。また,一定方向の光で1ケ月培養した糸状体を,「
その後光の入射方向を逆にしたところ,枝の先端は徐々に光に向って曲がり新しい枝は光
の側に新生された(Fig.4. C)。
4
長崎大学水産学部研究報告 第30号(1970)
馨柵
蘂
Fig. 3. Successive development of a Conchocelis of P. yexoensis under one side
light; branches were directed toward light illuminating downward in
this figure.
A, starting stage of experiment, 5 days old germling. B−E, Conchocelis
cultured for 5, 10, 20 and 30 days respectively, after stage A under
one side light. A−D, ×120. E, ×60.
糸状体はこのような屈光性をもつので,長期間一方向の光線下で生長すると,全体の外
観は枝垂柳のような様相を呈する。以上はスサビノリについての観察であるが,アサクサ
ノリでも全く同じ現象がみられ(Fig。4. D),アマノリ糸状体はいずれも正の屈光性を示す
ようである。
殻胞子嚢枝の形成においても,一定方向の光は枝の場合と同様にその水平生長に方向性
を与える。7月下旬に無基質糸状体よりマテガイ貝殻に穿孔させ,散光下で培養し殻胞子
嚢枝の形成初期の糸状体を,9月4日から一方向の光で培養実験し,同じ部位を連続観察
した結果はFig,5のような生長経過をたどった。実験開始時に3,4細胞の殻胞子嚢枝
は(Fig.5・A,A’),5日後には普通の枝と同様に2,3の新しい胞子嚢枝を光の側(Fig.5
右田・金:ノリ糸状体の水平生長
Fig. 4. Phototropism of Conchocelis filaments under one side light illuminating downward
in this figure.
A−C, P. yezoensis. A, 10 days old germling under one side light. B, branches
curved toward light; the Conchocelis were cultured for 10 days under one side light
after 30 days culture under diffuse light. C, curved branches; the Conchocelis were
cultured for 10 days under one side light after 30 days culture under light from
opposite direction. D, P. tenera, 40 days old. A−C, ×120. D, ×50.
では上部)に伸出しており(Fig.5. B, B’),さらに10日後には光の方向に屈曲した胞子
嚢枝もみられるようになった(Fig.5.C, C’)。
また,同じ実験で任意の糸状体をみても,殻胞子嚢枝は光の来る方向に屈曲,生長し,
遂には多くの胞子嚢枝が光の入射方向に平行に伸びるのが観察された(Fig.6)。
この殻胞子嚢枝の屈光性は,糸状体の枝よりも顕著のようで, この実験に用いた特別の
実験容器でなくて,窓側より離れた室内の普通培養の糸状体においてもみられる現象であ
る。 また,当業者の垂下培養でも,光の来る.ヒ部に向って殻胞子嚢枝が生長しているのは
しばしば観察される。
なお,このような糸状体の枝や殻胞子嚢枝の屈光性は,貝殻穿孔糸状体に限らず,スラ
イドグラス上に発育した糸状体でも認められた。
5
6
長崎大学水産学部研究報告
第30号(1970)
A
Fig
5,
Successive development of conchosporangial branches of P. ye.zoensis under
one side light; conchosprangial branches curved toward light illuminating
downward in this figure.
A, A’, starting stage of experiment. B,B’, 5 days after stage A. C,C’,
10 days after stage A. All, ×240.
禰1犠
轟
蟻騰馨.
鋳
灘
薦
藝鍵騰二
等蟻馨簸鞭濃彩平等難醐・響滋藤鱒1轟灘
Fjg・
色
Conchosporangial branches turned toward light illuminating downward in
these photographs.
A, P. tenera. B, C, P. yezoensis. All, ×150.
右田・金:ノリ糸状体の水平生長
7
察
考
ノリ糸状体の形態については,すでにDREW,黒木をはじめとし多くの報告があり,そ
の水平生長は頂端生長により伸長し,対生,輪生した分枝を繰返して放射状に繁茂するの
は周知のことである。 この生長過程において,糸状体の枝は伸長した部分が一旦生長を停
止し,肥大しまたは肥大することなしにさらに前方に枝を出す生長形態をとる。この糸状
体の枝の伸長は,1細胞単位の新生によるものと考えられる。 したがって,主枝が前方に
直線的に伸びるのも側枝として副出するのも,本質的な相違ではないといえる。
このような頂端生長では,分裂する細胞は一部のものに限られるので,隣接した細胞よ
り栄養の供給が行なわれることが当然考えられる。最近,原始紅藻綱でも数種において原
形質連絡点が観察され,ノリ糸状体でも確認されているので8・9),原形質連絡点を通じて
同化物質の流転がおこなわれているものと推測される。 このことは,糸状体の初期培養に
おいて,生長を優先させるか殻胞子嚢形成を促進させるべきかという技術面の問題とも関
連があり,この見地から培養管理の実際を検討する必要があろう。
高等植物の多くは一方向の光に対して屈光性を示す指向性生長をなすが,藻類では葉状
部が光の来る側に仮根部が光の反対側に生ずるのは知られているものの,水中にただよっ
て生活するため屈光性については詳細には調べられていない。光の方向がノリ糸状体の生
長方向に及ぼす影響については,多くの形態,生態的研究があるにかかわらずこれに関連
した実験は少なく,ただ尾形5一7)は垂直生長を主にした一連の研究のうち,生長方向に関
する2,3の実験をおこなっている。尾形はその研究で,糸状体の枝には表層中で生長す
る表層枝と内層に向って生長する内向枝が認められ,内向枝は重力とは無関係であるとし,
糸状体の生長には一種の屈化性があると推論している。 また,糸状体は上向き,横向き,
下向きの培養で,いずれの場合も光によって生長方向が変化した様子はみられず,光に対
する方向性は少ないとしながらも,なお検討の余地があると述べている。
この研究では,糸状体の枝や殻胞子嚢枝はいずれも光の方向に屈曲,伸長する顕著な正
の屈光性を示した。従来め糸状体の生長に関する多くの報告でも,また一般培養において
も,糸状体が室内で培養され窓より入射する光に或る程度の方向性があるにもかかわらず,
糸状体の屈光性は明確には認められていない。 この理由としては,室内には散光が多くと
くにガラス容器内などの水中では光が全反射し易いこと, また貝殻の真珠層内では屈折や
反射など光の分布がより散光状態をなすことなどが考えられる。 しかも,屈光性刺戟は器
官の光を受ける側とその反対側の光の強さの差によるとされていることを考慮すると,室
内培養での糸状体の生長方向と室内の光の方向とが一見無関係であるのも当然かも知れな
い。 しかし,これらはいずれも一般的培養で光の方向が不定であるという物理的な条件に
よるもので,より厳密に光の方向を規制すれば,前述の結果のように糸状体は正の屈光性
を示すことが明らかになった。
糸状体の枝に正の屈光性があるとなると,貝殻内層に深く伸出する枝の存在はこれと矛
盾するが,真珠層では深くまで光合成に必要な光が到達すること,表層枝より伸長のため
のエネルギーが供給される可能性もあること,さらに内層では枝の両側での光の強弱の差
が小さく屈光性刺戟が少ないことなどを考えると,内向枝の存在は必ずしも不合理とは思
えない。 しかし,糸状体の水平生長と垂直生長の生長度は,貝殻の種類によっても相違す
るようで,基質の物理,化学的な性質にも関係があるものと考えられる。
殻胞子嚢枝の生長でも正の屈光性がみられ, 生長方向と光の関係は本質的には枝の場合
長崎大学水産学部研究報告 第30号(1970)
8
と変 らな い もの と考 え られ る。 た だ,殻 胞 子 嚢 形 成 時 に は す で に表 層 に 繁 茂 した 枝 が 多 く,
それ らの枝 は 殻 胞 子 嚢 枝 の 表 層 で の 生 長 の 妨 げ とな る場 合 が あ る。 実 際 に,疎 に生 育 した
糸 状 体 で は殻 胞 子 嚢 枝 は表 層 直 下 に 形 成 され,密
成 され るが,殻
に 繁 茂 した もので は や や 深 い層 に多 く形
胞 子 嚢 枝 の 垂 直 的 な 形 成 部 位 と光 の 関 係 に つ い て は 開 口,胞
子放 出 と も関
連 が あ り,さ らに詳 し く検 討 しなけ れ ば な らな い 。
ノ リ糸 状 体 に 限 らず,ア
オ ノ リ類 の発 芽 体,ワ
カ メの 配 偶 体,ハ
ネ モ や シオ グサ な どを
静置 培 養 す る と直 立 部 が 光 の方 向に 生 長 す る の は よ くみ か け る こ とで あ り,多
くの藻 類 は
高 等植 物 と同 様 な 屈光 性 を もつ も の と考 え られ る。 と ころで,高 等 植 物 の 屈光 性 は 主 と し
て オ ーキ シン の極 性分 布 の差 に よ っ て生 ず る と され て い るが,藻
類 に お け る屈 光 性 の原 因
に つ い て は 今 後 の研 究 を また ね ば な らな い。
摘
要
ノ リ糸 状 体 の水 平 生 長 に 関 して1個 体 を連 続 的 に 観 察 し,と
培 養 して,光
1.室
くに 光 の方 向を 一 定 に して
と生 長 方 向 との 関 係 を し らべ た 。
内散 光 下 で は 糸 状 体 は 放 射状 に 生 育 し,光
と生 長 方 向 とに は 明 らか な関 係 は み ら
れない。
2.一
定 方 向 の 光 で 糸 状 体 を 培 養 す る と,枝
や 殻 胞 殻 子 嚢 枝 は光 の来 る方 向 に 屈 曲 し,
側 枝 は 光 の側 に新 生 され る。
3.す
なわ ち,ノ
リ糸 状 体 は 光 に 対 して 明瞭 な正 の 屈光 性 を示 す 。
文
1)
DREW, K.M.
Nature,
164, 748 (1949)
—
: Studies
2)
(L.)
3)黒
献
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in the Bangioideae.
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木 宗 尚:ア
of Porphyra
umbilicalis (L.) KUTZ. ,
of Porphyra
umbilicalis
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マ ノ リ類 の 生 活 史 の 研 究,1.果
胞 子 の 発 芽 と 生 長,東
北 水 研 研 究 報 告,67-103
(1953)
4)―:養
5)尾
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リ糸 状 体 の 生 長―I,垂
直 的 生 長 に つ い て,日
6・―:ノ
リ糸 状 体 の 生 長―III,生
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リ糸 状 体 の 生 長 に 関 す る 研 究,水
8)
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