第4回会議録(PDF/216KB) - 燕市

第4回燕市男女共同参画推進懇話会 会議録(要旨)
日
時:平成19年2月2日(金) 午後3時00分~午後5時00分
場
所:燕市役所燕庁舎 大会議室
出席委員:杉原名穂子会長、池田哲子委員、佐野武美智委員、高橋洋雄委員、竹井満喜子委員、
田邉良文委員、平倉元子委員、丸田 修委員、梁瀬初子委員、渡辺裕子委員
出 席 者:菊地企画調整部長
(地域振興課)
島田課長、五十嵐課長補佐、信田副参事、若井主事
1.開 会
2.燕市男女共同参画推進プラン(案)について
(島田課長より、資料№1『燕市男女共同参画推進懇話会振り返りシートの質問・意見等に関
する市の考え方』、資料№3『プランの目標値設定の考え方』に基づき説明)
(島田課長)
前回の会議で「女性のスポーツ活動等の推進」に関する施策の削除、または施策とする場
合の理由をプランに盛り込むべきというご意見がありましたが、プラン(案)においては、「男
女共同参画社会をめざす意識づくり」を基本目標のトップに掲げております。積極的な啓発
活動に取り組んでいきたいと考えておりますので、前回お示ししましたプラン(案)のとお
りとさせていただきたいと思います。
次に、前回の会議でプラン(案)の 17 ページで、セクハラ・DV の目標値について、皆様か
ら「撲滅」か「0」か「その他の表現にする」等のご意見をいただきました。資料№3「プラ
ンの目標値設定の考え方」で、事務局としては、セクハラ・DV 被害の撲滅をめざすという
考え方で、それぞれ目標値を「0」とプラン(案)に記述したいと思いますのでよろしくお願
いいたします。
以上、前回の会議の焦点となりました 2 項目について報告させていただきました。
(会
長)
前回の会議で検討課題となっていたところですが、説明のありました件について質問・意
見等はないでしょうか?
(委
員)
1
事務局の説明どおりで良いと思います。
(会
長)
他にご意見はありませんか? ⇒
了承
(五十嵐課長補佐より、資料№2「燕市男女共同参画推進プラン(案)についてのパブリックコ
メントの要旨と市の考え方」に基づき説明)
(会
長)
「計画」と「プラン」の使い分けとありますが、例えば目次はどうなるのでしょうか?
(五十嵐課長補佐)
基本的に「計画」と位置づけるということもありますので、目次部分につきましても「計
画」という表現で統一させていただきたいと考えております。
他の自治体のものを参考にしてみても、基本的には市民のみなさんから親しみを持ってほ
しいということから、
「プラン」という通称名で使用しておりますが、今、会長からお話があ
りました目次部分等含めまして、中身については「計画」という表現に修正させていただき
たいと考えております。
(会
長)
ということは、中身は「計画」で表紙だけが「プラン」ということになるのでしょうか?
(五十嵐課長補佐)
厳密に言えば、2 ページの 1.プランの策定の経過は「計画の策定の経過」になりますが、
14~15 行目の「燕市男女共同参画推進プランを策定しました」とありますが、この部分はそ
のまま「プラン」で残しておきたいと思います。
いわゆる、
「計画」だけど計画の通称名は「プラン」であるという位置づけで事務局として
は考えていきたいと思います。
(委
員)
表紙は別として、
「プラン」を全部「計画」に変更するということなのでしょうか?
(五十嵐課長補佐)
表紙以外は全部「計画」になります。
(委
員)
プランという文字はなくなるということでしょうか?
(五十嵐課長補佐)
表現をそういう形にさせていただきたいということであります。
(委
員)
文言のことは、本来の内容とは違う問題で、どのように表記するかの問題だと思います。
統一させた方がよいと思いますが、あえてこの場で議論することではないと思います。
(五十嵐課長補佐)
2
表紙は「プラン」になりますが、表紙の右上に「燕市男女共同参画基本計画」という文言
を製本する段階には入れて、男女共同参画の基本計画を「プラン」と位置づけているという
ことがわかるような形でいきたいと考えております。
(会
長)
通称になるかという問題があると思います。文章を全部「計画」にした場合、プランと呼
ぶ人が出てくるのでしょうか?通称でなくなるのではないかと思います。ギャップが生じて、
市民が混乱する恐れがあるのではないでしょうか。一番重要なのは、人々の意識の中に受け
入れやすく、わかりやすいことだと思います。
(委
員)
「計画」と「プラン」は意味が同じであれば、「プラン」のままでいいと思います。
全部、
「計画」にすると堅いイメージを受けます。
「プラン」ということも「計画」というこ
ともあっていいのではないでしょうか。
(委
員)
この意見というのは、二つを使い分けると二つのものが存在するように感じられるという
ことですが、私はそうは思いません。ただ、そのように指摘をされたら、策定側としてはそ
のように言わざるを得ないのではないでしょうか。
(委
員)
今までの書き方で、違和感はありませんでした。
「計画」にした方が違和感があります。
そういう意見があるのはわかりますが、あえて必要ないのではないでしょうか?
(委
員)
策定側としては、そのように思われる可能性があるとすれば考えるべきですが、表記の問
題だけだと思います。
(会
長)
表紙を「プラン」として、目次のところで一切「プラン」が出てこなかったら、両者の関
連がわかりづらいのではないかと思います。
(委
員)
(以後、プランと称します)というのを入れた方がいいと思います。
先ほども意見がありましたが、「プラン」の方が親しみやすく、
「計画」だと堅い感じがし
ます。
(五十嵐課長補佐)
ちなみに、三条市は表紙の中央は「プラン」で右上に「計画」となっており、新潟県は中
央に「計画」で、右上に「プラン」となっていて、要するにどちらでもいいみたいなところ
もありますが、○○委員さんが言われたように、二つのものが出来たのではないかと受け取
る市民の方がおられるのも困るのかなといった考え方もありまして、
「計画」に統一してはど
うかと考えておりますが、今のままでいいということであれば、パブリックコメントに対す
る市の考え方も「市民にとって親しみがあって受け入れやすいということから、今までどお
3
りとさせていただきたい。ただ、二つのものが存在するように受け取られないように最善の
注意を払って内容を策定したい」というような回答にしてホームページに掲載するというこ
とも可能だと思います。
(島田課長)
「プラン」の方が市民に浸透するということで、今までどおり「プラン」とさせていただ
き、例えば、○○委員が言われたとおり、どこかに(以後、プランと称します)というよう
な文言を入れた方がよろしいでしょうか?
(委
員)
その方が意見を出された方にも配慮が出来ていいと思います。
(五十嵐課長補佐)
もう一つの方法といたしまして、実際にプランができて製本された場合は、目次の前に「は
じめに」という形で市長の言葉が入ります。ここに、
『これは「計画」ですが、市民にとって
親しみのある「計画」とするため、
「プラン」という表現で統一させていただきます』という
ような文言を入れれば、その次が目次になりますから、今と同じ形で「計画」という表現で
はなくて「プラン」でいけると思いますがどうでしょうか。
(委
員)
大変素晴らしい案だと思います。
(会
長)
この方の意見は、
「計画」ではなく、
「プラン」で統一するということになっていたのでは・・・。
確かに「計画の総合的な推進」だと 2 つあるように見える可能性はあると思いますのでこの
件については事務局の判断に任せたいと思います。
(島田課長)
「計画の総合的な推進」を「プランの総合的な推進」にさせていただきたいと思いますが
どうでしょうか? ⇒
了承
(五十嵐課長補佐より、プラン(案)の基本目標Ⅱ、資料№3 に基づき説明)
訂正箇所:31 ページ 【目標値 9】現状値
(会
誤
→
平成 18 年 10 月 31 日現在
正
→
平成 18 年
3 月 31 日現在
長)
説明のありました件について質問・意見等はないでしょうか?
「家族経営協定の締結農家数」の目標値について、○○委員、ご意見はどうでしょうか?
(委
員)
以前も話しましたが、専業農家だけでなく、兼業農家も含めての中の家族経営協定のあり
4
方として考えていければ可能な件数であると思います。それをいかにして、農家の方達に伝
えられるかだと思います。みんなで話し合って、自分たちが決めた項目に対して安心が保た
れればいいと思います。
(会
長)
順番が逆になりましたが、
「職場の中で」についての目標値についてはいかがでしょうか?
(委
員)
職場の中での平等について、いろいろな捉え方をする人がいると思いますが、目標ですか
らこのままでいいと思います。
(会
長)
慣習(しきたり)に次いでかなり平等の意識が低いです。燕市の場合、地域社会の女性の
数字もかなり低かったです。男性自身も男性優遇と感じています。
(委
員)
プランを推進していく手法とかやり方を考えていかないと、なかなか厳しい数字だと思い
ます。今後はいかにこの目標に近づけるかということで推進策の PR を工夫しながらしてい
かなければならないと思います。安易にクリアできるのは目標ではないので、きつい数字だ
と思いますがこの数値でいいと思います。
(会
長)
最初の啓発のところがやっぱり難しいところであります。
旧燕市のプランの時にも実施率が一番進まなかったところであります。逆に言えば、どう
やったらこういうことを進められるのかという、そのもう一歩前のプロジェクトの段階が必
要だと思うくらい、なかなかそう簡単にはいかないという感じでありました。
小さい事業所だと職場の雰囲気だけでも全然違ってきます。最初の普及・啓発のところが
基本的なことだと思います。
次に「家庭の中で」のところについてのご意見はありませんか?
(委
員)
40%というと高い感じがしますが、家庭の中で、夫婦でのコミュニケーションがうまくい
き、そして女性が学んでそういう意識を持てばということを踏まえ、なってほしいという気
持ちをこめてこの数値でいいと思います。
(委
員)
女性の意識を変えるということでしょうか?
(委
員)
男性の意識を変えることは、機会がなかなかないと思う。それこそ職場の方でやっていく
方法しか、時間的に男性の意識を変えるチャンスはあまりないと思います。
(委
員)
「家庭の中」というのは、男性の意識を変えてもらうしかないと思います。
5
(委
員)
女性の意識を持って、男性の意識を変える必要があると思います。
(委
員)
年齢的にも差があると思います。若い方達はわりと対等にやっている方もいると思います
が年配の方は厳しい感じがします。
(委
員)
若い人達は結構うまくやっているように思います。
(菊地部長)
60 代以上から 20%を下回っていて、
30 代は 30%に近いという意識調査結果が出ています。
(委
員)
かなり年をとり体が動かなくなると、お互いが介護しあったり、いたわり合うということ
も見受けられます。
(菊地部長)
案外、30 代というのは子育てに関わるくらいの年代で、子育てをしながら男女平等の行動
ができるような、そういう一つのきっかけとしてお互いが子育てに参加しています。そうい
う中で、お互いが意識しなくても自然の中でできると、女性から夫に対しての意識付けとか
は強制ではなくて、いろんな家庭の形があると思いますが、一つずつお互いにやれるものを
見つけ出していくといった意識がお互いに芽生えてきて、多少なりとも 30 代の人の数値が
30%を大きくクリアしてくればこの比率も大きなハードルではないと思います。ただ、問題
は高齢者の方達の意識を変えるのはここについては、非常に難しいような気がします。
(委
員)
委員の皆様はご家庭では男女平等になってらっしゃいますか?
(委
員)
子どもの入学式を見ていて変わったと思うことは、両親揃って入学式に出ていることです。
昔は母親だけで父親は出てこなかったです。学校のことはみんな母親がやって、役員も女性
が多かったですがトップだけは父親でした。最近は様子が変わってきたような気がします。
(委
員)
そういう意味から考えると、若い世代の方達に期待が持てます。若い世代は核家族の影響
もあると思いますが、いろいろお互い協力しあっていて、昔の世代とは違うと思います。
(委
員)
男が洗濯をするのはどうかという女性もいるのが現状であります。
(委
員)
啓発を継続していく必要があると思います。
(会
長)
若い世代が変わってきたのは、長い期間をかけて男女平等を盛り上げようという雰囲気が
あったので、意識が変わってきたのだと思います。だから 60 代と 20 代の意識が全然違うと
6
いうことになっています。まだまだ足りないがやっていくことでそれなりの効果があると思
います。もしかしたらこの分野は、5 年後に少しは上向いていることに対して期待がもてる
と思います。
NHK の世論調査で、女性は高齢者になると変わるが、男性は自分の生まれた時の感覚を
ずっと持っているといった具合に、同じ高齢者でもそういう面で男女差があるという調査結
果がありました。
「家庭の中で」についてはこれでよろしいでしょうか? ⇒
了承
育児休業・介護休業についての説明はいるでしょうか?あった方がいいということです
ね。
次に、審議会等における女性の割合について、目標値の 30%以上についてはどうでしょう
か?
(委
員)
前回振り返りシートに審議会等についての意見を提出しましたがどうでしょうか?
(五十嵐課長補佐)
事前送付させていただきました、資料№1 に市の考え方を掲載させていただきました。昨
年 10 月 1 日現在で、燕市の審議会の中で、女性の方が 1 名もいない審議会はご指摘のあり
ました委員会だけであります。30%以上という目標値にしてありますが、女性の登用を進め
るだけではなくて、女性が0の審議会、委員会、行政委員会等も含めて女性の参画を進めて、
女性の視点からの意見が市の施策に反映されるようにしていきたいと考えております。
(会
長)
これについては、達成可能のような感じがします。
(委
員)
意図的に女性に声をかけて、比率を増やすということは可能ですよね。とすれば、先ほど
の「家庭の中で」の 40%よりももっと楽に達成できるのではないかと思いますので、目標値
をもう少し上げてもいいと思います。せめて 40%以上でいいのではないでしょうか?
(委
員)
本来ならば男女共同参画ということで 50%と言いたい所ですが・・・。
(信田副参事)
かなり厳しいと思います。旧燕市ですと、6 年間かけて約 23%でありました。
(委
員)
原因は何でしょうか?受け手がないということでしょうか?
(信田副参事)
結局、審議会委員はあて職が多いため、登用率は上がっていますが、中身を見ますと同じ
人が委員を兼ねているのが現状であります。
(委
員)
いろんな人に出てきていただきたいですよね。
7
(信田副参事)
ちなみに、県は 30%近くで 24 年までは 35%となっております。
(委
員)
であれば、35%以上でいいのではないでしょうか。
(委
員)
確かにあて職が多すぎるので、中身が問題になってくると思います。そういうことは早急
に改善していく必要があると思います。
(委
員)
あて職であれ、女性を参加させるのは大切なことだと思います。
(信田副参事)
確かに大切なことであります。まず参加することが大切であると思います。
(島田課長)
県と同様に 35%以上ということでよろしいでしょうか?
(委
員)
今までは公募制度がわりと少なかったのではないかという意識があります。公募制度をお
おいに出していく必要があると思います。出しても応募する人は少ないかもしれませんが、
あった方が口コミで仲間の人達にも言えたりします。また、まちづくり協議会の中から応募
することもできると思います。
(会
長)
施策 1 の(3)「委員の公募方式の導入」に力を入れて、市民ネットワークの方達にも頑張っ
てもらえればと思います。
(委
員)
働いている女性が出席しやすいようにするためには、日中の会議だと難しいと思いますの
で、審議会の時間帯とか検討しなければならないと思います。逆に言えば市の職員の方は時
間外になるので、その辺のバランスもあると思いますが、働いている女性が一番出やすいよ
うにしてやらないと、退職された年齢の女性ばかりになってしまい、偏った意見にもなりか
ねないと思います。
(委
員)
働いている時は、興味があっても参加できないことはありました。
(委
員)
全ての審議会でなくても、ものによっては時間帯を考慮するということも必要だと思いま
す。
(委
員)
市の職員の方も、目的のある時間外手当についてはちゃんともらっていただき、頑張って
いただきたいと思います。
(菊地部長)
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今、どちらかというと市民参加型の委員会等については、なるべく市民のみなさんが参加
しやすいような時間帯に設けるようにしております。ものによっては、どうしても審議会の
中に公共機関や企業等から入っていただく場合がありますが、一般の市民の方達だけを対象
にした委員会制度であれば可能ですので、そういったところから切り崩していくということ
が大事であると思います。
(委
員)
働いていて、子育てをしている時に女性に審議会に出てと言うのはほとんど不可能なこと
だと思います。もし、それを解消するなら、子育て中の人のための保育ルーム、預かり一時
保育みたいなものを必ずつける、というのを大前提にしておいて公募する必要があると思い
ます。最初は応募がないかもしれませんが、前面に出してアピールしていく必要があると思
います。
(委
員)
保育サービスを充実させていく必要があると思います。
(委
員)
何をするための審議会とかについてもアピールすることが大切だと思います。必要とされ
る該当の年齢層の人達は、なかなか出て来れない人達が多いような気がします。女性で実際
に出て来れる方は子育てが終わった場合や仕事を退職した場合になってしまうと思います。
(委
員)
そうすると若い方の参加が望めて、偏った意見だけにはなりにくくなると思います。保育
室が備えられているなら参加できるという若い母親たちは結構いると思います。
(委
員)
決められたことを、押し付けられるのはいいことではありません。こういう風に参加して、
守りましょう、やりましょうという方がやる気になると思います。少しでもそこに参加して
いるということがとても大事なことだと思います。いろんな年齢層とか男女の区別無く一人
でも二人でも入ってもらいたいです。意見を一言も言わなくても、その中にいましたという
だけで、決定すれば協力しようかなと思う人もいます。
(会
長)
ここの数値はハードルを上げて、35%以上ということでよろしいでしょうか?
⇒
了承
(五十嵐課長補佐より、プラン(案)の基本目標Ⅲ、計画の総合的な推進、男女共同参画の
推進体制、資料№3 に基づき説明)
修正箇所:41 ページ【目標値 12】
(会
現状値 →
長)
9
61.1%
基本目標Ⅲのところで、事務局の説明に対して質問、ご意見はありませんか?
(委
員)
乳がん・子宮ガン検診について、1 年間のスケジュールを出して受診希望をとり、その方
に案内を出しているのにもかかわらず、受診率が低いのは期間が短い等、何か問題があるの
でしょうか?
(信田副参事)
その日に都合が悪くて受けられなかった方に対しても、できるだけ受診できるような体制
を旧燕市時代から取り組んでいます。
(委
員)
希望しておきながら、自分の体のことであるのに意外と少ない感じがします。
(信田副参事)
若い子育て中の母親は行こうと思っても、子どもの関係で行けなくなるくらい、検診を受
けるのにもすごく大変だということで、以前、そういうところにも保育ルームを設置してほ
しいという意見をお聞きしたことがあります。検診ひとつでさえも、行けない状況があるとい
うことがここに反映されていると思います。
(委
員)
職場を通して検診を受けることを市は把握できないですよね。
(信田副参事)
職場の受診率はこの調査結果には入っておりません。あくまでも市の検診を受ける方を対
象にした受診者数であります。
(会
長)
数値は数年で変化はあるのでしょうか?
(五十嵐課長補佐)
ちなみに子宮ガン検診ですが、平成 17 年度の実績が 49.3%でございました。それが今回
出た平成 18 年度の結果が 61.1%ということであります。
(委
員)
1 年間に 10%も上がっていますがその理由は何でしょうか?
(委
員)
平成 17 年度は旧燕市だけの数値でしょうか?
(信田副参事)
3 市町のものを合わせた数字であります。
(五十嵐課長補佐)
再度確認して、次回までにお示ししたいと思います。
(委
員)
助成制度とか金銭的な負担とかが変わったりしたのでしょうか?
(委
員)
10
乳がん、子宮がんについては変わりないと思います。
(五十嵐課長補佐)
各種検診の関係ですが、サービスと負担で見ますと、サービス水準を一番いいところに合
わせ、一部負担金の金額については、一番安いところに合わせた結果、受診率が上がったこ
とも考えられると思います。平成 17 年度と平成 18 年度の比較ということになると旧 3 市町
の合計と合併後の新しい燕市の制度の結果数値ということになりますので、数字が著しく上
昇した原因の一つには今おっしゃるようなことも要因の一つだと思います。
(信田副参事)
原因がわかりました。旧 3 市町の時に子宮がん検診の場合は受診者の対象者数の捉え方に
ばらつきがあったためであります。
(例えば、旧分水では 20 歳以上)
(委
員)
20 歳代だと興味はあまりないですよね。
(委
員)
近所で誘い合って、お父さんが車に乗せて検診会場に連れて行く方がいるが、良いことだ
と思いました。そういうのが当たり前になってくればいいことだと思います。高齢者になる
と行く手段がないということもあり得ますので、そういうことをうまく解消できれば数値が
上がると思います。
(委
員)
巡回バスをうまく利用できればいいですよね。
(委
員)
いろんな方法で努力しなければ数値は上がらないということですよね。
(会
長)
リプロの数値についてはどうでしょうか?
(委
員)
1%とは低すぎますよね。
(委
員)
ドメスティック・バイオレンスなんか、今、DV と書いてあっても、ある程度理解できる
ことと同じように、いかに人の目に触れるかということだと思います。回数が増えれば、認
識も増えてくると思います。ただ、ジェンダーもそうですが、目に触れてからの期間がある
程度あって認識されることを考えれば、やはり時間が必要だと思います。時間と目に触れる
機会を増やすということ以外ないと思います。この目標値が妥当かどうかというのとは別に
して、そういう方法でやっていくしかないと思います。
(会
長)
名前だけ知っているという数値はあるのでしょうか?
(信田副参事)
内容まで知っているのが 1%で、聞いたことがあるというのが 10%という結果になってい
11
ます。
(委
員)
ジェンダーについては 4.2%なので、その上を目指した方がいいと思います。ジェンダーと
いう言葉はこれから使えなくなるということを聞いたことがあるのですが、どうなのでしょ
うか?
(会
長)
自治体によっては禁止するということではないですが、そういうことを言う議員もいるみ
たいです。ジェンダーは男女共同参画社会基本法にも出てくる言葉であります。
(委
員)
ジェンダーという言葉自体、使っていいとか悪いかという問題はないと思います。ジェン
ダーフリーという言葉については良いとか悪いとかあると思いますが、ジェンダーについて
はないと思います。使うか使わないかは本人の自由であると思います。
「ジェンダーの視点」という言葉はあるのでしょうか?
(会
長)
あります。
リプロについての 5%以上という数値が低いと思います。聞いたことがあるが 10%である
ということも踏まえてみてはどうでしょうか。
(島田課長)
アンケートで聞いたことがあるが 10%なので、目標値を 10%以上とすることでよろしい
でしょうか?
(会
⇒ 了承
長)
次回は最後であり、答申ですので大きな修正はできません。残りのファミリー・サポート・
センターと「計画の総合的な推進」のところでみなさんご意見はありませんか?
(五十嵐課長補佐)
プランの実質的な審議が本日で終了したという形になります。振り返りシートという形で
今まで委員の皆様とやりとりをさせていただきましたが、プランなどの今後の取り組みにつ
いての意見、提案という形で振り返りシートを委員の皆様にお配りして、それらの回答を中
心に次回の懇話会で若干意見交換等させていただきたいと考えております。
(会
長)
どれくらいの時間が取れるのでしょうか?
(五十嵐課長補佐)
3 時 30 分から 30 分程度であります。その後、市長に入っていただき、会長さんから委員
の皆様の前で市長に答申書を渡していただきまして、その後、市長を含めて懇談をしていた
だいて終了と考えております。
(委
員)
次回始まる前に、答申書を作っておかないとならないということですよね。
12
(五十嵐課長補佐)
振り返りシートの提出期限を 2 月 5 日(月)とさせていただいております。
もし、意見がいろいろ出てきたのであれば、それらの意見を踏まえて答申書の案を作って
おきたいと思います。そのため、誠に期間が短くて恐縮なのですが、 提出期限を 2 月 5 日
(月)とさせていただいたところであります。
(会
長)
今後の進め方について何か質問はありませんか?
(委
員)
54 ページの男女共同参画推進体制とありますが、これは要するに答申をした後の推進体制
ということでしょうか?
(五十嵐課長補佐)
そうであります。
(委
員)
そうすると、今の懇話会がそのまま移るということでしょうか?それとも新規に懇話会が
構成されていくということでしょうか?
(五十嵐課長補佐)
今と同じ形でお願いしたいと考えております。
(委
員)
今後も同じメンバーで懇話会が継承され、会が開かれるということですよね。
(信田副参事)
懇話会の設置要綱の中に、基本計画の策定に関することと推進状況に関することと謳って
あります。任期は 2 年間ですのでよろしくお願いいたします。
(会
長)
それでは残りと全体的なものに関して、皆さんの意見に対してのフィードバックを持って
答申書の案を作っていただき、それを来週検討するということでよろしいでしょうか?
⇒
了承
3.その他
(島田課長)
第5回懇話会の開催予定について
4.閉 会
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