MiDORi Network - Keio University

MiDORi Network
~ Multi-(layer, path, and resources) Dynamically Optimized Routing Network ~
ネットワークの消費電力の現状
• ルータの消費電力の増大 (7.3TWh:2005年 → 13TWh:2010年)
• 急激な通信データ量変動にもかかわらず常時最大容量での運用
TWh
60
% of
Total 50
5
40
3
30
2
1
0
@2004.12-2005.3
ルータ: 7.3 TWh
サーバ: 10.3 TWh
ルータ: 13 TWh
ブロードバンドサービス契約者の
時間帯別通信データ変化
その他
1.0
ハブ
ルータ
メインフレーム
Normalized traffic
4
日本におけるICT機器の消費電力
ミドルレンジ
企業PC
20
消費者PC
エアコン
10
携帯電話
通信データ量は
0.3倍
0.75
2008
2007
0.5
2006
2005
0.25
2004
固定電話(ユーザ)
0
2009
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
1998
1997
1996
1995
1994
1993
0
固定電話(キャリア)
0
year
2
4
6
8 10 12 14 16 18 20 22 24
time
※source: Ministry of Internal Affairs and Communications (MIC) Japan
MiDORiネットワークの概要
一般的なアプローチ
ネットワーク制御による省電力化
ハードウェアの省電力化
• 通信データ量に応じてネットワーク構成を変更
• 遠隔操作で電源のon/offを切替
• LSIの省電力化
• コンポーネントの省電力化
• 直流電源の利用 など
ネットワーク制御によるアプローチ
通信データ量が少ない場合
通信データ量が多い場合
計算サーバ
計算サーバ
回線の電源off
省電力な
ネットワーク構成を計算
本研究開発活動は総務省PREDICTプログラムの一環として行われています
Keio University Yamanaka Lab.
http://www.yamanaka.ics.keio.ac.jp
3-14-1 Hiyoshi, Kohoku-ku, Yokohama, Japan
MiDORi Network
~ Multi-(layer, path, and resources) Dynamically Optimized Routing Network ~
デモンストレーションの内容
1. 初期状態の通信経路を設定
2. ネットワーク内の通信データ量に基づいて、計算サーバが
省電力なネットワーク構成を計算
3. 計算結果に基づいて通信経路を再設定
4. 遠隔操作により電源のon/offを切替
通信経路
制御PC
1.
通信データ量
2.
計算サーバ
初期状態の通信経路を設定
3.
通信経路
制御PC
省電力なネットワーク構成を計算
4.
ON
OFF
計算サーバ
電力削減
通信経路の再設定
電源のon/offを切替
ダイナミックな省電力ネットワークの構築を実現
本研究開発活動は総務省PREDICTプログラムの一環として行われています
Keio University Yamanaka Lab.
http://www.yamanaka.ics.keio.ac.jp
3-14-1 Hiyoshi, Kohoku-ku, Yokohama, Japan