ごあいさつ 01. Top Message 花の持つ多様なメッセージを 高度な技術で最大限に引き出し 世界中にお届けしたい―― 代表取締役社長 業界のパイオニアとして 小田 敬史 ――先ごろ、株式上場を果たされましたが、 まずはその感想と企業としての目標をお聞か せください。 ら、売上高、経常利益、純利益とも、ほぼ当初の予測 まず、私ども株式会社ビューティ花壇は、今年の6 金を、1株当たり2,250円から2,800円(うち上場 事業の柱である生花祭壇事業が好調だったことか を達成できました。これを受けて株主様への期末配当 月19日に東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 記念配当400円)へと上方修正させていただきました。 いたしました。これもひとえに株主・投資家の皆様の 株式上場後、初の決算を好結果で迎えることができ、 ご支援、ご高配の賜物と存じます。心より厚く御礼申 うれしく思っております。 し上げます。 当社の企業理念は、「花をより身近なものとし、美 しく豊かな世界を創造する」です。具体的には、付加 価値の高い商品を適時に適正価格で提供するために、 ――ここ数年右肩上がりで業績を伸ばしてい ます。その要因は何でしょうか? 生花祭壇事業の業績が拡大している点が大きいので 花に関する技術の練磨、知識の習得、情報の収集に努 すが、その要因として、リピーターとなっていただい め、それらを積極的に社会にフィードバックすること たお客様が非常に多いことがあげられます。新規のお によって、花の溢れる豊かな社会をつくることを目指 客様を獲得すると、その分が今までのお得意様に上乗 していきます。 せされるので、年々お客様の数が増えています。当社 は花き業界で初めて株式上場を果たしたわけですが、 ――上場後初の決算を迎えたわけですが、こ の1年間の業績とその評価をお聞かせくださ い。 1 今後も技術力を高め、お客様への誠実な対応を心掛け て、業界のパイオニアとして着実に成長軌道を描いて いく所存です。 ビジネスモデル 02. Our Business -BUSINESS MODEL 当社の強み ――事業の内容についてお聞かせください。 在庫を抱える必要がありません。一般に生花店の廃棄 当社の事業は、葬儀社などに対して生花祭壇や供花 率(ロス率)は30%程度といわれていますが、当社 などを提供する生花祭壇事業からスタートしました。 のそれは1%未満と、非常に低く抑えられています。 葬儀では現在でも白木祭壇が主流ではありますが、技 そして3点目は、市場の情報をスピーディかつ効率 術を駆使して生花で故人を偲ぶ装飾を施す生花祭壇 良くフィードバックしてビジネスに活かすことができ は、年々普及しています。 る点です。生花祭壇事業では消費者や生花店、葬儀社 また、生花祭壇事業でより安く、高品質の花を仕入 から需要や消費の動向、市場情報などが得られ、一方、 れるために生花卸売事業を立ち上げました。現在、全国 生花卸売事業では生産地や卸売市場からの情報が得ら 8箇所の中央及び地方卸売市場と売買契約を結び、当 れます。これによって、花きマーケットの全体を素早 社の生花祭壇事業をはじめ、生花店や葬儀関連会社の く把握でき、有利にビジネスを展開できるのです。 生花部などに菊を中心とした卸売りを行っています。 ――強みはどういった点でしょうか? ■事業系統図 顧 客 生花祭壇事業と生花卸売事業の2つの事業を展開す ることによって、シナジー効果が発揮される点です。 シナジー効果の1点目は、両事業間で利益補完がで きることです。生花卸売事業では原価(仕入価格)に 生花小売店 生花祭壇・供花等 (高付加価値付与) 外販 ビューティ花壇 対し一定の割合で卸売価格が決定しますので、例えば 仕入価格が下落すると利益も減ります。しかし生花祭 葬儀関連会社生花部 葬儀関連会社 生花祭壇事業 内販 生花卸売事業 壇事業では販売価格は一定ですので、仕入れる花の価 市況情報提供 格が安くなった分、利益を増やすことができます。逆 に、花の仕入価格が上昇した場合は、生花祭壇事業の 利益減少分を生花卸売事業がカバーするという仕組み 中央卸売市場 地方卸売市場 農協等 国内・海外生産地 になっています。 シナジー効果の2点目は、在庫リスクを極力回避で きることです。葬儀の件数は日ごと異なりますので、 生花祭壇事業は通常、いつでも対応できるように花の 在庫を確保しなければなりません。しかし当社の場合、 受注 シ ナ ジ ー 効 果 納品 利益の相互補完 在庫リスクの回避 情報のフィードバック 生花卸売事業を兼営していますので、常に必要以上の 2 マーケット 02. Our Business -BUSINESS MARKET 市場規模と当社の将来性 ――生花祭壇、生花卸売のマーケット規模と 成長性はいかがですか? 億円(平成18年6月期実績)です。しかし、この4拠 点エリア内のマーケット売上高は250億円以上であ 現在、葬儀における生花祭壇と供花で年間約2,000 り、当社のシェアはわずか約4%にすぎないわけです。 億円の売上規模です。2003年に100万人を超えた年 また、関東エリアのみを例にとっても横浜や八王子、 間死亡人口は、2030年以降まで高齢化による増加傾 相模原など、展開の余地はまだまだあります。こうし 向が続くといわれており、ピーク時のマーケット売上 たことを考慮すると、既存エリアでのシェア拡大及び 高は年間3,000億円ほどに拡大すると考えています。 新規出店によるエリア拡大による成長の可能性は大き いと考えています。 ――市場の拡大につれて業績拡大も期待でき るのではありませんか? 格約3,500億円、鉢物も合わせると6,000億円程度 一方の生花卸売事業については、切花だけで卸売価 市場の拡大以上に当社の業績は伸びる余地があると の市場規模になっています。現在の日本での花の消費 考えています。まず、生花祭壇というものがまだまだ 形態はイベントなどが主流ですが、今後は一般家庭で 知られていません。最近では宗教色を薄めた個性的な も普段から花を飾ったり、贈り物としての需要も増え 祭壇が好まれることもあり、次第に生花祭壇の認知度 てくると思われます。実際、東京ではそうした傾向と も向上し需要も増えていますが、今後はさらに普及し して1年間に1家庭当たりの花にかける金額が増えて ていくと思われます。また、マーケットにおける当社 きていますので、当社はこれをビジネスチャンスであ のシェアも高いとはいえません。例えば、現在関東に ると捉えています。 おける当社の4拠点での生花祭壇事業の売上高は約10 ――生花祭壇の普及は、他社の業界参入を促 しませんか? ■生花祭壇受注件数 もちろんないとはいえませんが、生花祭壇事業は参 (件) 14,000 12,000 入障壁が非常に高い事業です。特に技術者の確保と育 その他(仙台・京都) 関 東(東京・西東京・神奈川) 九 州(熊本・福岡) 9,933 10,000 7,883 2,134 8,000 4,608 6,000 5,946 は業界最大規模の100名余りの技術者を抱えています が、これだけの数の技術者を確保するには大変な時間 1,508 3,748 955 936 1,466 2,508 4,000 2,000 3,605 3,544 3,867 4,051 03/6 04/6 05/6 06/6 0 3 48 成が高い壁になります。現在、当社の生花祭壇事業で とコストが必要です。また、生花卸売事業についても、 当社のように全国の市場で事業を展開するには、花の 品質基準を統一するための知識や経験などの参入障壁 が立ちふさがります。そのため、こちらの事業でも壁 は低くないと考えています。 今後の展開 02. Our Business -FOR THE NEXT TERM 拠点の強化、海外進出、技術者育成…… ――2つの柱の事業以外にも手掛けているビジ ネスはありますか? のものをつくり出して 生花祭壇の技術を活かして、イベントなどの装飾事 だけでなく、消費の面 おります。今後は生産 こ ちょう ら ん ビ ズ ド ッ ト コ ム 業を行っています。また、「胡 蝶 蘭Biz.com」という でも海外展開を目指し サイトを開設し、企業向けに胡蝶蘭の販売を始めまし ていきたいと考えてい た。胡蝶蘭は年間売上で300億円以上の市場規模です ます。 から、1品種のマーケットとしては決して小さくあり 次に注力する点は、 ません。また、その消費者のほとんどが企業です。当 技術者の確保です。 社では胡蝶蘭の販売を通じて企業間の信頼関係を築 2006年から、専門学 き、さらにその信頼関係を土台に生花祭壇事業やその 校と提携し技術者の育 企業で働く社員の方々を対象としたリテール販売へと 成を開始しました。こ つなげていきたいと考えています。 の育成方法には、当社 にとっては育成コストの低減、一方の専門学校にとっ ――今後の事業展開、注力していく事柄につ いてお聞かせください。 ては当社への就職の斡旋という、双方に大きなメリッ ひとつは生花祭壇事業における拠点展開の強化で うした外部育成システムを拡大していきたいと考えて す。先ほど申し上げましたが、全国にはまだまだ拠点 います。もちろん社内での技術者育成も進め、3年後 展開の余地があります。 には技術者200名体制を実現したいと思います。 トがあります。このノウハウを蓄え、今後少しずつこ もうひとつは、海外進出です。8月に台湾において 葬儀ビジネスを手掛ける龍厳人本服務股 有限公司と 美麗花壇服務股 有限公司を合弁にて設立することを ――最後に株主様へのメッセージをお願いい たします。 取締役会で決議いたしました。株式上場によって、当社 当社のビジネスは、ひとつひとつの施行で売上を積み の知名度、信頼度は高まってきています。そうしたなか 上げていく地道なものです。ですから、まずは、地に足 で、このような海外企業との提携や合弁などで生花祭 を着けて毎年着実に良い結果を残していきたいと考えて 壇事業を拡大していきたいと考えています。上海や北 います。また、株主様に信頼、安心して投資していただ 京などの富裕層は急激に増えていますし、人口も非常 けるように、タイムリーなディスクロージャーを心掛け に多く、生花祭壇の普及も期待できると思われます。 ていきます。株主の皆様におかれましては、なお一層 海外展開につきましては、2003年に中国・青島で菊 のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 の生産に取り組み、今では国内生産と遜色のない品質 2006年8月 本社にて 4 財務ハイライト 03. Financial Highlights ■売上高 ■経常利益 (単位:百万円) 3,000 2,332 2,400 2,668 154 160 1,888 1,519 1,800 (単位:百万円) 200 120 1,111 1,200 80 600 40 0 69 15 9 02/6 03/6 24 0 02/6 03/6 04/6 05/6 06/6 ■当期純利益 04/6 05/6 ■1株当たり当期純利益 (単位:百万円) 100 (単位:円) 25,000 21,077.70 98 80 20,000 60 15,000 40 10,000 12 20 1 7,837.49 8,946.55 5,002.31 16 5,000 4 0 1,512.64 0 02/6 03/6 04/6 05/6 06/6 02/6 03/6 04/6 05/6 (単位:%) 20 16.4 16 (単位:%) 40 34.3 30 12 9.2 4.7 4.7 2.4 4 10 0 19.1 15.7 04/6 05/6 14.5 20 5.4 0 02/6 5 06/6 ■自己資本当期純利益率(ROE) ■総資産経常利益率(ROA) 8 06/6 03/6 04/6 05/6 06/6 02/6 03/6 06/6 ※単位未満は切り捨てて表示しております。 営業概況 04. Business Review 営業の経過、成果及び今後の見通し 当期におけるわが国経済は、原油価格の高騰等不安 中心となったため、前期実績を下回りました。 要因のあるなかで、米国などの海外景気の持続に支え られて輸出が堅調に推移したことや、国内の設備投資 今後の見通しにつきましては、企業収益や雇用環境 の増加や雇用情勢でも失業率の改善等が進行する等、 の改善、個人消費の回復により明るい兆しが見えてお 景気が緩やかな回復基調をたどり、企業収益の改善が りますが、原油など原材料価格の高騰により不透明感 見られました。 が拭えない状況で推移するものと思われます。 このような環境のもと、生花祭壇事業においては、 このような状況において、当社は、多様化する顧客 既存支社及び営業所での深耕戦略方針により既存得意 ニーズを的確に把握し、充実したサービスの提供を目 先ならびに新規取引先での売上拡大を図ってまいりま 指し、引き続き事業拡大のスピードアップとより一層 した。また、効率的な売上拡大を目的として平成17 の高収益体質への強化を図ってまいります。 年11月に神奈川支社を川崎市川崎区から川崎市宮前 生花祭壇事業は、対象市場である葬儀市場における 区へ移設いたしました。全社的には社員教育の充実、 高齢化に伴う死亡人口増加傾向による市場規模の拡 基幹システムの拡充、内部管理体制の強化を重点的に 大、また葬儀における生花祭壇比率の拡大により、更 取り組んでまいりました。 なる売上増加が見込まれます。このような認識のもと、 以上の結果、当期の売上高は2,668,181千円とな り、前期比335,501千円(14.4%増)の増収とな りました。経常利益につきましては、154,755千円 (前期比122.4%増)、当期純利益につきましては、 98,823千円(前期比493.9%増)となりました。 関東、関西、中部といった大都市圏を中心に新規出店 によるサービス拠点網の拡充を図ってまいります。 生花卸売事業は、当期下期に基幹システムである販 売購買管理システムの入れ替えを行っております。こ れに伴い、業務の効率化による取扱量の増加が見込ま れます。また、菊の生産者を中心とした仕入先(受託 <生花祭壇事業> 関東地区を中心とした全拠点での順調な受注件数増 先)の拡大及び海外、特に中国からの輸入の拡大によ る菊の取扱量の増大を図ってまいります。 による売上増、特に平成17年1月開設いたしました京 以上により、平成19年6月期の業績見通しといたし 都支社での大幅な売上増の結果、前期実績を上回りま ましては、売上高3,000百万円(前期比12.4%増)、 した。 経常利益270百万円(前期比74.5%増)、当期純利益 140百万円(前期比41.7%増)を見込んでおります。 <生花卸売事業> 菊を中心とした生花総仕入量は増加いたしました が、生花祭壇事業に用いるための自社仕入分の増加が (注)上記見通しは、本資料発表日現在において入手可能な情報に基 づき作成したものであり、実際の業績は今後のさまざまな要因 によって予想数値と異なる可能性があります。 6 財務諸表 05. Financial Statements ●貸借対照表 単位:千円 ●損益計算書 単位:千円 当期 前期 当期 前期 平成18年6月30日現在 平成17年6月30日現在 自 平成17年7月 1 日 至 平成18年6月30日 自 平成16年7月 1 日 至 平成17年6月30日 資産の部 632,304 315,826 262,466 31,384 5,409 20,470 △ 3,253 350,018 92,538 86,327 171,152 982,322 流動資産 現金及び預金 売掛金 たな卸資産 繰延税金資産 その他 貸倒引当金 固定資産 有形固定資産 無形固定資産 投資その他の資産 資産合計 673,147 423,280 210,678 19,731 2,477 19,833 △ 2,854 230,863 65,205 17,523 148,133 904,010 負債の部 流動負債 買掛金 短期借入金 一年以内返済予定の長期借入金 一年以内償還予定社債 その他 固定負債 社債 長期借入金 長期未払金 負債合計 278,584 60,238 10,000 60,000 148,345 241,918 180,000 10,000 51,918 520,503 337,251 20,707 30,000 101,736 60,000 124,808 452,744 240,000 210,940 1,804 789,996 資本の部 - 80,000 34,014 114,014 904,010 461,818 208,340 128,340 125,138 461,818 982,322 - 資本金 利益剰余金 資本合計 負債・資本合計 純資産の部 株主資本 資本金 資本剰余金 利益剰余金 純資産合計 負債・純資産合計 7 売上高 売上原価 売上総利益 販売費及び一般管理費 営業利益 営業外収益 営業外費用 経常利益 特別利益 特別損失 税引前当期純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額 当期純利益 前期繰越利益 当期未処分利益 Point 2,668,181 2,085,914 582,266 411,600 170,666 4,766 20,677 154,755 353 10,838 144,270 51,453 △ 6,006 98,823 - 2,332,679 1,869,242 463,436 377,124 86,311 6,034 22,766 69,579 6,555 27,279 48,855 34,850 △ 2,633 16,639 17,375 34,014 ポイント ●貸借対照表 1 流動資産 増収に伴い売掛金が増加したものの現金及び預金の減少等 により減少となりました。 2 固定資産 新基幹システムの導入による無形固定資産の増加等により 増加しております。 3 流動負債 一年以内返済予定の長期借入金の減少等により減少してお ります。 4 固定負債 新基幹システム導入に際し、長期未払金が増加したものの 長期借入金の減少により減少しております。 ●損益計算書 5 売 上 高 生花祭壇事業の売上が伸びたことにより増収となりました。 6 営業利益 生花祭壇事業の増収により固定費負担が軽減されて増益と なっております。 7 特別利益 前期に有価証券の売却益5百万円を計上しております。 8 特別損失 前期に子会社株式評価損12百万円および貸倒引当金繰入 6百万円を計上しております。当期に支社移転費用5百万 円を計上しております。 ※単位未満は切り捨てて表示しております。 ●株主資本等変動計算書 当期(自 平成17年7月1日 至 平成18年6月30日) 単位:千円 株 主 資 本 資本剰余金 資本金 平成17年6月30日 残高 資本準備金 利益剰余金 資本剰余金 合計 利益準備金 − 80,000 − − 128,340 128,340 128,340 その他 利益剰余金 繰越利益 剰余金 34,014 利益剰余金 合計 34,014 株主資本 合計 純資産合計 114,014 114,014 256,680 256,680 事業年度中の変動額 新株の発行 剰余金の配当 770 利益準備金の積立 当期純利益 △7,700 △7,700 △7,700 △7,700 △770 − − − 98,823 98,823 98,823 98,823 事業年度中の変動額合計 128,340 128,340 128,340 770 90,353 91,123 347,803 347,803 平成18年6月30日 残高 208,340 128,340 128,340 770 124,368 125,138 461,818 461,818 ●キャッシュ・フロー計算書 単位:千円 当期 自 平成17年7月 1 日 至 平成18年6月30日 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物の増減額 現金及び現金同等物の期首残高 現金及び現金同等物の期末残高 100,606 6,107 △ 149,666 △ 42,951 358,778 315,826 Point ポイント ●キャッシュ・フロー計算書 営業活動によるキャッシュ・フロー 収入要因:税引前当期純利益、減価償却費 支出要因:売上債権の増加 投資活動によるキャッシュ・フロー 収入要因:定期預金の払戻、貸付金の回収 支出要因:新基幹システム等固定資産の取得 財務活動によるキャッシュ・フロー 収入要因:新株発行による収入 支出要因:社債の償還、借入金の返済 ※単位未満は切り捨てて表示しております。 8 トピックス 06. Topics 生花祭壇プロモーションサイト 『生花祭壇.com』を開設しました。 2006年6月、当社が手掛けた生花祭壇を作品としてご紹介 するサイト『生花祭壇.com』を開設いたしました。 『生花祭壇.com』には「生花祭壇作品集」「トッププロたち」 『わくわく宝島2006・カーリーの わくわく龍宮城マジカルフラワー』にて 生花装飾を行いました。 2006年4月 28日∼8月6日に 「THE MAKING」 「受賞作品集」 「生花祭壇デザイン集」 「ビュー 大阪・天保山ハー ティ花壇について」のコンテンツを収録し、これまで当社がつく バービレッジで開 りあげた芸術性の高い生花祭壇を、より多くの方にご覧いただ 催された『天保山 き、生花祭壇を知っていただくと同時に、その表現力の高さや 10デイズわくわく 魅力を発見していただくためのサイト構成になっております。 宝島2006・カー 当社は昭和49年の創業以来、生花 祭壇への多様なご要望に応じられる リーのわくわく龍 宮城マジカルフラワー』の生花装飾に参加いたしました。 よう日々技術の練磨に励んでまいり このイベントは、「龍宮城に招かれたカーリーが、おと ました。「生花祭壇作品集」では業界 ひめ様の望みどおりに龍宮城を美しい花で飾りつけてゆ を牽引する当社のトップレベルの技 く」というストーリーのもと、海遊館を龍宮城に見立て、 術者だけがつくり出すことができる 色鮮やかなフラワーデコレーションを施すというもので ランドスケープのような大規模な生 す。当社はイベント会場内4箇所の装飾を行い、そのうち 花祭壇をはじめとした芸術性の高い 3点をTV・雑誌等メディアでも活躍されている華道家の 生花祭壇をご紹介しています。 假屋崎省吾氏と共同制作いたしました。 http://www.seikasaidan.com 東京証券取引所マザーズ市場に 株式上場いたしました。 2006年6月19日、当社は東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしました。これもひとえに 株主の皆様方をはじめ、関係各位のご支援、ご協力の賜物と厚く御礼申し上げます。 今後も、常にお客様に満足と信頼をいただけるようサービスの充実を図り、より一層企業価値 を高めて株主様のご期待にお応えしていくとともに、公開会社にふさわしい企業を目指し、その 社会的責任を意識した企業風土を確立していく所存です。 9 会社概要 07. Company Profile 株式の状況(2006年6月30日現在) 会社概要(2006年6月30日現在) ■発行可能株式総数 44,000株 会社名 株式会社ビューティ花壇 ■発行済株式の総数 12,200株 本社所在地 〒107-0052 ■株主数 東京都港区赤坂2-3-4 740名 ランディック赤坂ビル9F ■大株主 株主名 持株数(株) 出資比率(%) 三島 美佐夫 4,750 38.93 小田 敬史 2,800 22.95 ビューティ花壇従業員持株会 808 6.62 馬場 修 620 5.08 東 光博 322 TEL 03-3568-1077 FAX 03-3568-1078 事業内容 生花祭壇の企画提案・作成・設営 及び生花の卸・物流 代表者 代表取締役会長 三島 美佐夫 代表取締役社長 小田 敬史 2.63 創 業 昭和49年5月1日 平成9年1月16日 三島 志子 300 2.45 設 立 清水 康 250 2.04 資本金 208,340,000円 1.71 従業員数 142名 大阪証券金融株式会社 209 大籔 崇 100 0.81 竹内 数宏 100 0.81 役 員(2006年9月28日現在) ■所有者別分布状況 証券会社 9名 1.22% 外国法人等 2名 0.27% 金融機関 4名 0.54% その他法人 8名 1.08% 個人・その他 717名 96.89% 代表取締役会長 三島 美佐夫 代表取締役社長 小田 敬史 常務取締役 馬場 修 取締役 高山 浩司 監査役(常勤) 亀井 浩太郎 監査役 柳本 信一郎 執行役員 西村 勝美 執行役員 舛田 正一 執行役員 渡邊 一功 10 株主メモ 事 業 年 度 7月1日から翌年6月30日まで 定時株主総会 毎年9月 基 準 日 定時株主総会 6月30日 期末配当金 6月30日 中間配当金 12月31日 株主名簿管理人 三菱UFJ信託銀行株式会社 同事務取扱場所 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 ■ホームページのご案内 当社のホームページでは、事業の紹介をはじめ、 株主・投資家の皆様に向けた企業情報、財務情報 を積極的かつスピーディに発信しています。 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 ( 同 連 絡 先 ) 〒137−8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 電話 0120−232−711(通話料無料) 同 取 次 所 三菱UFJ信託銀行株式会社 全国各支店 公 告 方 法 電子公告の方法により行います。ただし、 電子公告によることができない事故その他 やむを得ない事由が生じた場合は、日本経 済新聞に掲載して行います。 公告掲載URL http://www.beauty-kadan.com/ir/library.html ○株式関係のお手続き用紙のご請求は、次の三菱UFJ信託銀行 の電話及びインターネットでも24時間承っております。 電話(通話料無料) 0120−244−479(本店証券代行部) 0120−684−479(大阪証券代行部) インターネットホームページ http://www.tr.mufg.jp/daikou なお、株券保管振替制度をご利用の株主様は、お取引口座のあ る証券会社にご照会ください。 http://www.beauty-kadan.com
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