一般会計 - 千葉県産業廃棄物協会

第1号議案
平成24年度事業報告
協会の目的である産業廃棄物の適正な処理及び再生利用の普及、拡大及び定着を促進し、並
びに産業廃棄物処理業を振興することによって、公衆衛生の向上、生活環境の保全及び循環型
社会の構築を図り、もって県民の福祉の向上に寄与するため、事業計画に基づき、次のとおり
事業を実施した。
1.組織の充実強化
未加入許可業者の協会加入について、平常業務の中または収集運搬業許可事前相談業務
の際に協会加入の勧誘を積極的に行った。
(正会員3社加入)
2.調査研究事業
① 随時、会員に法改正・行政施策の各種印刷物等の配布及び委員会・部会・講演会等
を通じ、情報提供を行った。
② マニフェストの記載について情報提供を行った。
③ 新公益法人制度改革に伴う移行認可の準備のため、昨年度に引き続き会計事務所と
移行に向けて協議した。また、公益法人改革関連法について、千葉県・
(公社)全国産
業廃棄物連合会・関東地域協議会において情報収集を図った。
3.研修事業
(1)研修事業
① 産業廃棄物処理実務者研修会-基礎コース-を開催した。
開催日
平成24年10月15日(月)
場 所
千葉県自治会館
参加者
129名
内 容
・産業廃棄物処理の基礎
・産業廃棄物の委託処理と委託契約
・産業廃棄物管理票(マニフェスト)
・帳簿
講 師
(公財)日本産業廃棄物処理振興センター
小川 忠彦 氏
② 千葉県産業廃棄物処理業協同組合と共催で、県外視察研修を行った。
日 程
平成24年11月9日(金)~11日(日)
(2泊3日)
視察先
・亘理名取処理区災害廃棄物処理場(宮城県)
・釜石市片岸町仮置場(岩手県)
・岩手県協会と意見交換会(ホテル紫苑・盛岡市)
・この他岩手県田老地区(被災地)から宮城県気仙沼市(被災地)
を視察
参加者
23名
③ 千葉県産業廃棄物処理業協同組合と共催で、新春時局講演会を開催した。
開催日
平成25年1月24日(木)
場 所
三井ガーデンホテル千葉
内 容
『人生に効く脳科学 ~女心を知り、時代の風に乗る脳生活術』
講 師
黒川 伊保子 氏(㈱感性リサーチ 代表取締役、感性アナリスト)
(2)講習会事業(許可申請に関する講習会等)
① 平成24年度「産業廃棄物処理業の新規許可申請に関する講習会」を(公財)日本
産業廃棄物処理振興センターに協力して開催した。
課 程
開催日
会 場
受講者数
収集運搬
平成 24 年 7 月 3 日(火)~ 4 日(水) 千葉県労働者福祉センター
192 名
収集運搬
平成 24 年 11 月 27 日
(火)
~28 日
(水) 千葉県労働者福祉センター
140 名
処
分
収運(同時)
収集運搬
平成 24 年 12 月 11 日
(火)
~14 日
(金)
平成 25 年 2 月 21 日
(木)
~22 日
(金)
千葉県自治会館
千葉県自治会館
122 名
84 名
114 名
② 平成24年度「産業廃棄物処理業の更新許可申請に関する講習会」を(公財)日本
産業廃棄物処理振興センターに協力して開催した。
課 程
処
分
収運(同時)
開催日
会 場
平成 24 年 5 月 22 日
(火)
~23 日
(水) 千葉県労働者福祉センター
受講者数
104 名
48 名
収集運搬
平成 24 年 7 月 5 日(木)
千葉県労働者福祉センター
186 名
収集運搬
平成 24 年 10 月 2 日(火)
千葉県労働者福祉センター
108 名
収集運搬
平成 25 年 1 月 22 日(火)
千葉県労働者福祉センター
163 名
収集運搬
平成 25 年 3 月 14 日(木)
千葉県労働者福祉センター
138 名
③ 平成24年度「特別管理産業廃棄物処理業の新規許可申請に関する講習会」を(公
財)日本産業廃棄物処理振興センターに協力して開催した。
課 程
処
分
収運(同時)
開催日
会 場
平成 24 年 6 月 18 日(月)~22 日(金)
千葉県自治会館
受講者数
85 名
76 名
④ 平成24年度「特別管理産業廃棄物管理責任者講習会」を(公財)日本産業廃棄物
処理振興センターに協力して開催した。
開催日
会 場
受講者数
平成 24 年 5 月 24 日(木)
千葉県労働者福祉センター
108 名
平成 24 年 7 月 6 日(金)
千葉県労働者福祉センター
185 名
平成 24 年 10 月 3 日(水)
千葉県労働者福祉センター
150 名
平成 24 年 11 月 29 日(木)
千葉県労働者福祉センター
143 名
平成 25 年 1 月 23 日(水)
千葉県労働者福祉センター
100 名
平成 25 年 3 月 15 日(金)
千葉県自治会館
108 名
4.適正処理及びリサイクル等普及促進事業
(1)指導・相談事業
① 産業廃棄物の適正処理、再利用等に関して、市町村、排出事業者、処理業者及び
一般住民からの相談に応じて、アドバイス等を行った。
② 各種許可、届出手続き等について、随時相談に応じた。
③ 協同組合と連携して、事業者等からの廃棄物処理の問い合わせについて、会員処
理業者を斡旋するなど適正処理の推進を図った。
(2)広報事業
① 「千産廃協会報」107号、108号を発行し、会員、関係官公庁、各種団体、
各都道府県協会、処理業者、排出事業者等に配布し、協会の活動状況、関係行政機
関の通達、産業廃棄物処理に関する情報提供を行った。
② 協会ホームページを充実させ、最新の情報提供を行った。
【URL:http://www.chiba-sanpai.or.jp】
③ 千葉県環境生活部廃棄物指導課監修による「産業廃棄物処理業の手引 その21」
を印刷刊行し、産業廃棄物処理業者及び排出事業者等に頒布した。
④ 千葉県環境生活部廃棄物指導課監修による「産業廃棄物収集運搬業許可申請等の
手引き」を許可申請者に有償頒布した。
⑤ (公社)全国産業廃棄物連合会発行「マニフェストシステムがよくわかる本」
、
建設資料普及センター発行「建設廃棄物処理委託契約書」等、出版物を有償頒布
した。
⑥ 協会会員一覧、適正処理推進マップにより排出事業者等に情報を提供した。
⑦ 各種新聞、刊行物への広告及び掲載記事等を通じた協会活動の宣伝啓発を行った。
(3)産業廃棄物管理票(マニフェスト)普及促進事業
① 発行元(公社)全国産業廃棄物連合会の産業廃棄物管理票および発行元建設六団
体副産物対策協議会の産業廃棄物管理票を頒布した。それにより産業廃棄物管理票
の普及と適正処理の推進を図った。
・マニフェスト頒布数
『産業廃棄物管理票』
直行単票
145,000セット(前年度:180,000 セット)
直行連続
200,000セット(前年度:220,000 セット)
積替単票
3,000セット(前年度: 4,000 セット)
積替連続
9,500セット(前年度: 6,500 セット)
計
357,500セット(前年度:410,500 セット)
『建設系産業廃棄物管理票』
建設単票
200,000セット(前年度:225,000 セット)
建設連続
255,000セット(前年度:270,000 セット)
計
合
455,000セット(前年度:495,000 セット)
計
812,500セット(前年度:905,500 セット)
② (公社)全国産業廃棄物連合会の電子マニフェスト運営支援事業に係る協会加入申
し込み受付を登録した。
加入申込み取り扱い件数
排 出 事 業 者
千葉県内 JWNET 加入者数
2件(前年度: 6件)
2,478件
搬
12件(前年度:15件)
417件
処
分
1件(前年度: 2件)
213件
合
計
15件(前年度:23件)
3,108件
収
集
運
(4)福利厚生・労働安全衛生事業
① 普通救命(AED)講習
開催日
平成24年6月26日(火)
時 間
13:30~16:30
場 所
京葉銀行文化プラザ
参加者
18名
講 師
公益財団法人千葉市防災普及公社 2名
開催日
平成25年2月27日(水)
時 間
13:00~16:00
場 所
千葉県経営者会館
参加者
18名
講 師
公益財団法人千葉市防災普及公社 2名
② KYT(危険予知訓練)研修会
開催日
平成24年10月23日(火)
時 間
12:40~16:30
場 所
千葉商工会議所
参加者
33名
講 師
中災防 関東安全衛生センター専門役 安全管理士 原 秀一 氏
中災防 関東安全衛生センター専門役 安全管理士 佐藤 友重 氏
③ ヒヤリ・ハット活動
重大な事故を未然に防ぐためには先取り安全が大切として「ヒヤリ・ハット活動」
を開始した。会員企業へ「ヒヤリ・ハット」事例収集の協力を依頼したところ、85
件の事例の提供があった。ホームページで公開するとともに、協会報に掲載し、安全
衛生活動の推進を促した。また、(公社)全国産業廃棄物連合会にデータの提供を行っ
た。
④ 労働安全に関する表彰制度の新設
労働安全に積極的に取り組み、労働災害の防止に努め、顕著な実績のあった正会員
を顕彰するための「労働安全に関する表彰制度」を新設した。
⑤ 全国産業廃棄物厚生年金基金に参画し、加入の促進に努めた。
(5)部会の事業推進
賛助会員建設部会会議等
ア.総 会
平成24年5月9日千葉スカイウィンドウズ東天紅において、平成24年度
建設部会総会を開催し、平成23年度部会の事業報告、平成24年度部会の事
業計画の案件は、原案のとおり承認可決された。
議事終了後、講演会を開催した。
・
「産業廃棄物行政の現状と今後の対応について」
講 師
千葉県環境生活部 次長 北田 博雄 氏
イ.正・副部会長会議
・平成24年4月4日(水)
正・副部会長会議
・平成24年9月3日(月)
正・副部会長会議
・平成24年12月21日(金) 協会行政懇談会への出席
ウ.合同施設見学会
(社)千葉県産業廃棄物協会賛助会員建設部会・千葉県解体工事業協同組合・
(一社)千葉県環境保全協議会の3団体による合同施設設見学会を開催した。
開催日
平成25年1月29日(火)
視察先
サッポロビール千葉工場(千葉県船橋市)
参加者
総数37名
エ.合同研修会
(社)千葉県産業廃棄物協会賛助会員建設部会・千葉県解体工事業協同組合・
(一社)千葉県環境保全協議会の3団体による合同研修会を開催した。
開催日
平成25年3月7日(木)
場 所
京葉銀行文化プラザ6階「欅Ⅰ・Ⅱ」
参加者
総数113名
内 容
・PCB廃棄物の処理について
講師:千葉県環境生活部廃棄物指導課
指導企画室 室長
森
美則 氏
・アスベスト廃棄物の処理について
講師:千葉県環境生活部廃棄物指導課
監視指導室 技師
倉持 隆明 氏
・改正水質汚濁防止法について
講師:千葉県環境生活部水質保全課水質指導室
水質指導・規制班 班長 渡邉 岳夫 氏
・汚染土壌処理業について
講師:千葉県環境生活部水質保全課地質環境対策室
地質汚染対策班 主査
中島
修 氏
(6)第12回千葉県廃棄物適正処理推進大会
協会は千葉県廃棄物適正処理推進大会実行委員会の一員として、次のとおり第12回
千葉県廃棄物適正処理推進大会を開催した。
開催日
平成24年12月19日(水)13時45分開会
場 所
千葉市文化センター「アートホール」
内 容
特別講演
田崎 智宏 氏(国立環境研究所主任研究員)
「海外におけるごみ処理事情~分別収集から発生抑制まで」
表彰式典
当協会から下記の7名が表彰を受けた。
千葉県循環型社会形成推進功労者等表彰
『千葉県知事感謝状』
・㈱東亜オイル興業所
碩
・㈱市川環境エンジニアリング
吉岡
孝光 氏
均 氏
『千葉県環境生活部長感謝状』
・㈱京葉興業
荒井 浩実 氏
・千葉興産㈱
大屋
・㈱タケエイ
神鍛 邦明 氏
・㈱東亜オイル興業所
中澤 正章 氏
・㈱市川環境エンジニアリング
村越
参加者
252人
主 催
千葉県廃棄物適正処理推進大会実行委員会
隆 氏
隆 氏
〔
(社)千葉県産業廃棄物協会・千葉県環境保全対策基金運営委員会・
千葉県産業廃棄物処理業協同組合・千葉県環境衛生促進協議会・
(一財)千葉県環境財団・
(一社)千葉県環境保全協議会・
(一社)千葉県建設業協会〕
後 援
千葉県、千葉市、船橋市、柏市
(7)新規会員の加入推進事業
会員募集のチラシを産業廃棄物処理業者、排出事業者に配布し、協会の目的、事業
内容等を紹介し、産業廃棄物の適正処理について、協力を求めるとともに、正会員、
賛助会員の加入促進を図った。
5.他団体との連携
① (公社)全国産業廃棄物連合会が行う諸事業並びに各種調査研究事業に、協会役員が
委員として参加し、全国産業廃棄物連合会事業推進に協力した。
② (公社)全国産業廃棄物連合会等主催の第11回産業廃棄物と環境を考える全国大会
に参加した。
開催日
平成24年10月26日(金)
場 所
ホテルニューオータニ
内 容
・環境大臣表彰
・基調講演
テーマ:
「災害廃棄物処理の現状と課題」
講 師:梶原 成元 氏
(環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部長)
・パネル討論会
テーマ:
「災害廃棄物の速やかな処理を目指して」
)
③ 関東地域の都県協会と交流を図り、
(公社)全国産業廃棄物連合会を通じて国等に対す
る要望活動を行うため、次のとおり産業廃棄物に関する諸問題について審議した。
・第48回関東地域協議会
開催日
平成24年4月20日(金)
場 所
青山ダイヤモンドホール
議 事
・平成23年度関東地域協議会 事業報告
・平成23年度関東地域協議会 収支決算報告
・平成24年度関東地域協議会 事業計画案
・平成24年度関東地域協議会 収支予算案
・意見交換
講 演
テーマ:
「放射性物質に汚染された廃棄物への対応について」
講 師:廣木 雅史 氏
(環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課長)
・第49回関東地域協議会
開催日
平成24年11月7日(水)
場 所
ホテルグランド東雲
議 事
・災害廃棄物の対応について
・最終処分場の確保
・協定について(関東地域、首都圏、海上輸送の際等)
・次回開催地の決定
・その他
講 演
テーマ:
「産業廃棄物行政の現状と今後の対応について」
講 師:廣木 雅史 氏
(環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課長)
・第1回事務責任者会議
開催日
平成24年9月18日(火)
場 所
(社)東京産業廃棄物協会 会議室
議 題
・第11回産業廃棄物と環境を考える全国大会について
・第49回関東地域協議会の議題について
・その他
・第2回事務責任者会議
開催日
平成25年3月6日(水)
場 所
(社)東京産業廃棄物協会 会議室
議 題
・平成25年度全産廃連表彰の推薦について
・第50回関東地域協議会の開催について
・その他
・第17回事務担当者会議
開催日
平成24年11月1日(木)~2日(金)
(1泊2日)
場 所
ホテルブリランテ武蔵野(埼玉県)
議 題
・電子マニフェストシステム操作体験研修会について
・市民等からの廃棄物処理相談の対応について
・その他
6.受託事業
(1)産業廃棄物処理業者指導事業(千葉県・千葉市・船橋市・柏市委託事業)
産業廃棄物処理業者セミナーを、下記のとおり実施した。
開催日
第1回
平成24年 9月6日(木)
第2回
平成24年11月1日(木)
場 所
青葉の森公園芸術文化ホール
内 容
指導の状況と注意点について
講 師:千葉県 環境生活部 廃棄物指導課 担当職員
優良産廃処理業者認定制度ついて
講 師:千葉県 環境生活部 廃棄物指導課 担当職員
マニフェストについて
講 師:千葉県 環境生活部 廃棄物指導課 担当職員
放射性物質汚染対処特別措置法について
講 師:
(財)原子力研究バックエンド推進センター
専務理事・物流システム事業準備室長 澁谷 進 氏
参加者
第1回
541名
第2回
397名
(2)産業廃棄物処理業事前相談業務(千葉県委託事業)
平成7年度からの千葉県委託事業として、産業廃棄物収集運搬及び特別管理産業廃
棄物収集運搬業の許可申請に係る事前相談業務を協会が受託し、次のとおり実施した。
・新規許可に関する説明会 25回開催
出席者 55名
・新規許可申請
617件進達 延べ
987件相談
・変更許可申請
183件進達 延べ
287件相談
・更新許可申請
1,148件進達 延べ 1,616件相談
・変更届出書
合 計
718件進達 延べ
769件相談
2,666件進達 延べ 3,659件相談
・産業廃棄物処理業者の評価制度にかかる相談
・更新手続きの通知
47件
1,478件
(3)県外産業廃棄物協議届出等事前相談業務(千葉県委託事業)
平成13年度からの千葉県委託事業として、県外産業廃棄物協議届出等事前相談
業務を協会が受託し、次のとおり実施した。
・中間処理協議届出
15,895件(排出事業場数19,194件)
・変更協議届出
292件
・変更届出
415件
・実績報告書
6,444件
・処分実績報告書
86件
・電子データ入力
23,132件
7.顕彰・表彰事業
① 会長表彰として、優良事業所2社並びに優良従業員5名を第54回定時総会におい
て表彰した。
【優良事業所】 ㈱サン・クリーンサービス( 千葉市 )
ジャパン・リサイクル㈱( 千葉市 )
【優良従業員】 嶋野 信吉 氏( 大平興産㈱ )
中村 茂男 氏( ㈱朝田商会 )
吉田 洋二 氏( ㈱京葉興業 )
中平
章 氏( 高俊興業㈱ )
安池慎一郎 氏( ㈱東亜オイル興業所 )
② 東日本大震災で被災した旭市の災害廃棄物処理にあたり、現地で重要な役割を果たし
た9名を第54回定時総会において特別感謝状を贈呈した。
【現地本部統括責任者】 大賀
実 氏( 高俊興業㈱ )
【現 地 本 部 責 任 者】 吉田 健治 氏( ㈱共同土木 )
神鍛 邦明 氏( ㈱タケエイ )
矢沢
靖 氏( ㈱石井興業 )
【仮 置 場 責 任 者】 小澤 幸徳 氏( 高俊興業㈱ )
豊川 太郎 氏( ㈱共同土木 )
田中
誠 氏( ㈱タケエイ )
渡辺 慎吾 氏( ㈱石井興業 )
福田
滋 氏( 高俊興業㈱ )
③ (公社)全国産業廃棄物連合会会長表彰として、功労者1名、地方功労者1名、優良事
業所1事業所、地方優良事業所1事業所、優良従事者3名を推薦し、第2回通常総会に
おいて受賞された。
【功
労
者】 山岡
【地 方 功 労 者】 舘
弘 氏( ㈱城装 )
重則 氏( ㈱山一商事 )
【優 良 事 業 所】 三鬼産業㈱( 市原市 )
【地方優良事業所】 ジャパンクリーンテック㈱( 市原市 )
【優 良 従 事 者】 加藤真由美 氏( 大平興産㈱ )
松戸 孝次 氏( 千葉興産㈱ )
朝生 浩幸 氏( 千葉オイレッシュ㈱ )
④ 環境大臣表彰として、循環型社会形成推進功労者2名を推薦し、第11回産業廃棄物
と環境を考える全国大会において受賞された。
【循環型社会形成推進功労者】 漢那 清松 氏( ㈱カンナ )
佐野 滋美 氏( ㈱東伸工業 )
8.千葉県環境保全対策基金事業
① 第 7 回夏休みエコ絵画コンクールに協賛した。
② エコメッセ 2012in ちばに協賛、出展した。
開催日
平成24年9月17日(日)
場 所
幕張メッセ国際会議場
内 容
環境クイズ
③ 県民講座として、一般県民を対象とした産業廃棄物処理施設見学会を開催した。
開催日
平成24年11月20日(火)
場 所
・千葉駅西口再開発事業建設工事現場「大成建設㈱」
・建設廃棄物中間処理施設「高俊興業㈱市川エコ・プラント」
内 容
建設リサイクルの一連の流れを、一般県民の方にも理解しやすいように、
建設工事現場等という発生行程から、産業廃棄物中間処理施設までを見学
した。
参加者
29名
④「第12回千葉県廃棄物適正処理推進大会」を開催した。
※ 詳細は 4.
(6)第12回千葉県廃棄物適正処理推進大会を参照
⑤ 建設汚泥の再利用の促進及び適正処理の確保検討調査を外部に業務委託して実施した。
9.東日本大震災支援事業
東日本大震災の支援事業として、被災地の子供たちに笑顔が一日も早く戻るよう、
「願い
をひとつに想いを行動に」をスローガンに、環境教育・スポーツ交流会を開催した。
主
催:
(社)千葉県産業廃棄物協会
共
催:千葉県産業廃棄物処理業協同組合
(社)福島県産業廃棄物協会 青年部
協
賛:三造興産㈱(三井造船グループ)
協
力:
(社)福島県サッカー協会
企画運営:
(社)千葉県産業廃棄物協会 青年部会、女性部会
参加団体:エストレージャスFC(福島県郡山市)
飯坂JSC(福島県福島市)
幕張リバティーズ(千葉県千葉市)
マリーナFC(千葉県浦安市)
(1)環境教育(2月16日(土)実施)
① 廃棄物処理リサイクル施設見学(千葉県市原市)
市原ニューエナジー(焼却による発電及び熱供給施設)他
参加者
エストレージャスFC 19名
飯坂JSC
28名
幕張リバティーズ
20名
マリーナFC
16名
合計83名
② リサイクル実体験会及び懇親会
会 場
三井造船㈱辰巳倶楽部(千葉県市原市)
参加者
エストレージャスFC 19名
飯坂JSC
28名
幕張リバティーズ
20名
マリーナFC
16名
合計83名
ア.リサイクル実体験会
・牛乳パックを利用してのサッカーボール作り
・PPバンドを利用してのボール作り
・万華鏡作り
・環境クイズ
イ.交流懇親会(総勢約130名参加)
(2)スポーツ交流会(2月17日(日)実施)
会 場
日立柏サッカー場(千葉県柏市)
参加者
エストレージャスFC 19名
飯坂JSC
28名
幕張リバティーズ
28名
マリーナFC
22名
合計97名
① ちばぎんカップ復興支援サッカー交流会
8人制で4チーム各6試合を実施
② 第19回ちばぎんカップ試合観戦
柏レイソル VS ジェフユナイテッド市原・千葉
10.定時総会、常任理事会、理事会
(1)定時総会
① 第54回定時総会
開催日
平成24年5月30日(水)
場 所
三井ガーデンホテル千葉
出席者
78社 101名 委任状289社
議 事
第1号議案 平成23年度事業報告について
第2号議案 平成23年度一般会計収支決算について
第3号議案 平成23年度千葉県環境保全対策基金事業報告について
第4号議案 平成23年度特別会計千葉県環境保全対策基金収支決算
について
第5号議案 平成23年度特別会計県収入証紙売捌収支決算について
第6号議案 平成24年度補正予算(案)について
第7号議案 一般社団法人千葉県産業廃棄物協会定款の一部改正に
ついて
第8号議案 一般社団法人への移行のための認可申請について
第9号議案 一般社団法人移行後の役員の報酬等規程の制定について
第 10 号議案 一般社団法人移行後の会費等に関する規程の制定に
ついて
以上の議案は、原案のとおり承認された。
② 第55回定時総会
開催日
平成25年1月24日(木)
場 所
三井ガーデンホテル千葉
出席者
61社 77名 委任状283社
議 事
第1号議案 平成25年度事業計画案について
第2号議案 平成25年度一般会計収支予算案について
第3号議案 平成25年度特別会計千葉県環境保全対策基金収支
予算案について
第4号議案 平成25年度特別会計県収入証紙売捌収支予算案に
ついて
第5号議案 千葉県環境保全対策基金設置運営規程の改正について
以上の案件は、原案のとおり承認された。
(2)常任理事会、理事会
常任理事会10回(合同開催含)
、理事会10回をそれぞれ開催し、協会の運営並び
に当面の諸問題等に関して協議した。
(3)公益法人改革への対応
① 第54回定時総会(平成24年5月30日)において、定款の一部改正について、
一般社団法人への移行のための認可申請について、移行後の役員の報酬等規程の制
定についておよび移行後の会費等に関する規程の制定についてそれぞれ上程し、原
案のとおり承認された。
② 平成25年3月18日、千葉県知事より「一般社団法人及び一般財団法人に関する
法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法
律の整備等に関する法律」第45条の規定に基づき、一般社団法人への移行が認可さ
れた。(4月1日付けで移行登記完了)
11.委員会、部会、支部活動
廃棄物処理関係法令などの改正並びに業界の環境変化に迅速的確に対処し、会員の意見
や要望に応え得るよう、それぞれの問題について次のとおり開催し協議した。
(1)委員会
ア.総務企画委員会
平成25年度より一般社団法人へ移行するにあたり、事業計画および予算につ
いて、内容の見直しを検討し、理事会に上程をした。
イ.広報研修委員会
今年度の研修事業計画について協議され、処理業者セミナーのカリキュラム等
について検討を行ったほか、県外視察研修先として昨年同様東日本大震災により
甚大な被害を受けた岩手県・宮城県の訪問が決定された。また、来年度の視察は
東京協会と合同で海外視察を検討している。
ウ.適正処理推進委員会
優良事業所並びに優良従業員の選考、第12回千葉県廃棄物適正処理推進大会
における被表彰候補者の選考を行った。
エ.安全衛生推進委員会
安全衛生研修事業、ヒヤリ・ハット事例の収集および労働安全に関する表彰制
度の新設について協議し、事業を実施した。
オ.建設汚泥特別委員会
昨年度に引き続き、建設汚泥の適正処理および再生利用についての調査研究を
基金事業で行った。
カ.県外廃棄物特別委員会
県外産業廃棄物の県内搬入に対する事前協議制度の規制緩和措置について、行
政に継続の要望を行った。
キ.県外災害廃棄物対策特別委員会
県外災害廃棄物処理の今後の取り組み方法について検討した。また6月に委員
長が宮城県庁及び岩手県庁へ赴き、担当者から東北地方の災害廃棄物処理の状況
を伺い、広域処理への取り組みについて協議した。
(2)支部会議
7月から8月の間に正副会長及び関係理事等が各地域に出向き、支部会議を開催し
た。支部における諸問題を協議し、会員相互の情報交換、意見交換を行い、行政当局
に対する要望事項をまとめた。各支部とも会議終了後、出席者による懇親会を開催し、
会員相互の親睦を図った。
① 中央支部会議
開催日
平成24年8月1日(水)
場 所
千葉スカイウィンドウズ 東天紅
参加者
32名
② 西支部会議
開催日
平成24年8月2日(木)
場 所
船橋グランドホテル
参加者
28名
③ 南支部会議
開催日
平成24年7月27日(金)
場 所
東京ベイプラザホテル
参加者
45名
【共通議題】 ○講演
ア.最終処分場の状況について
イ.放射性物質汚染対処特別措置法について
ウ.管内の産業廃棄物の取扱い状況等について
○意見交換
ア.行政又は協会に対する意見・要望事項について
イ.その他
○連絡事項
ア.産業廃棄物処理業者セミナーの開催について
イ.
「ヒヤリ・ハット」事例の収集について
ウ.労働安全に関する表彰制度の新設について
エ.その他
12.行政への協力と行政懇談会
産業廃棄物の適正処理の推進のため、日常から行政に協力するとともに行政懇談会を開
催して、協会の意向や要望等について、種々協議を重ねた。本年度は12月に行政懇談会
を開催した。提案要望及び協議した事項は次のとおりである。
○ 行政懇談会
開催日
平成24年12月21日(金)
会 場
ホテルプラザ菜の花
参加者
28名
内 容
ア.
「千葉県県外産業廃棄物の適正処理に関する指導要綱」について
イ.建設系廃棄物のリサイクルの促進について
ウ.災害廃棄物の処理の促進について
エ.管理型最終処分場の確保について
オ.その他
13.廃棄物の広域処理と四者会合
東京都庁と千葉県庁の廃棄物行政担当者及び(社)東京産業廃棄物協会と千葉県産業廃棄
物協会の役員が一同に会し、産業廃棄物や災害廃棄物の広域処理に関する意見交換を行っ
た。第1回は東京協会の会議室で第2回は千葉県協会の会議室で行った。
14.千葉県知事から感謝状
東日本大震災で発生した旭市における災害廃棄物の処理への協力に対して5月28日に
千葉県知事から感謝状が贈られた。
15.行政への要望について
産業廃棄物の適正処理の推進のため、千葉県知事宛てに「産業廃棄物行政に関する要望
について」
、千葉県環境生活部長宛てに「東北二県の災害廃棄物の受入について」
「
『千葉県
県外産業廃棄物の適正処理に関する指導要綱』に関する要望について」
「建設汚泥の有効利
用促進について」および千葉県県土整備部長宛てに「建設汚泥の有効利用促進について」を
提出した。
【庶務事項】
平成24年 4月 2日
産業廃棄物処理業事前相談業務委託契約を千葉県知事と締結
平成24年 4月 2日
県外産業廃棄物協議届出等事前相談業務委託契約を千葉県知事と締結
平成24年 7月13日
産業廃棄物処理業者指導事業業務委託契約を千葉県知事と締結
平成24年 7月13日
産業廃棄物処理業者指導事業業務委託契約を船橋市長と締結
平成24年 7月19日
産業廃棄物処理業者指導事業業務委託契約を柏市長と締結
平成24年 7月24日
産業廃棄物処理業者指導事業業務委託契約を千葉市長と締結
【会員の変動状況】
種
類
(平成25年3月31日現在)
期
首
入
会
退
会
期末現在
増
減
正 会 員
436
3
10
429
△7
賛助会員
32
0
1
31
△1
468
3
11
460
△8
計
(内訳)
収運のみ
234社
中間処理のみ
35社
最終処分のみ
3社
収運・中間
148社
収運・最終
3社
中間・最終
1社
収運・中間・最終
5社
参 考
青年部会活動報告
青年部会は、処理業界の次代を担う後継者、または会社幹部として自主的な研鑽を重ねると
ともに、会員の親睦を目的として44名をもって構成し、会員の増強、組織の拡大、他団体と
の交流及び積極的な事業実施を期して、以下のとおり活動した。
1.組織の充実強化
青年部会の組織の充実のため、部会員の加入について協会の理事会、支部会議等または
常時協会活動を通じて新規加入の促進を図った。
(2名加入)
2.定時総会
第18回定時総会を平成24年4月26日に開催し、平成23年度事業報告及び収支決
算報告、新年度事業計画及び収支予算は、原案のとおり承認された。
3.役員会
役員会を11回開催し、定時総会提案議案の審議及び青年部会の事業運営等について協
議した。
4.委員会
(1)研修事業委員会
学習研修、視察研修の検討を行った。
(2)交流事業委員会
会員の親睦、他団体との交流について検討した。
(3)公益事業・地域貢献委員会
支援事業の検討を行った。
5.他都県協会との交流会
(1)青年部協議会第13回通常総会(東京都)
(2)青年部協議会第8回全国大会(岡山県)
(3)全国一斉清掃活動 関東ブロック(千葉県 JR 柏駅周辺)
(4)関東ブロック総会、交流会(千葉県)
講演 「放射性物質に汚染された廃棄物への対応について」
講師
柏市長 秋山 浩保 氏
(5)関東ブロック賀詞交歓会(山梨県)
(6)第3回スプリングカンファレンス2013(沖縄県)
6.研修会等
(1)CSRと環境経営
講 師 株式会社ローソン
顧問 篠崎 良夫 氏
(2)県外視察(兵庫県)
浜田化学株式会社(廃油リサイクル)
有限会社佐野商店(ガラスリサイクル)
マ ツ ダ 株 式 会 社(食品リサイクル)
7.支援事業の企画・運営(詳細は9.東日本大震災支援事業 参照)
環境教育・スポーツ交流会
施設見学:市原ニューエナジー他
リサイクル実体験会・懇親会
サッカー交流(第19回ちばぎんカップ 復興支援サッカー交流)
8.千葉県中小企業団体青年中央会
総会、その他関連行事等に参加した。
女性部会活動報告
女性の視点からみた「環境」
「廃棄物業界」
「リサイクル」についての課題を協会内に提案を
行なうとともに、部会員相互で情報交換してお互いの知識向上、親睦を図ることを目的として
13名で構成している。平成24年度は、昨年度から引き続きアスベストについての勉強会、
他団体との交流及び積極的な社会貢献活動実施を期して、以下のとおり活動した。
1.組織の充実強化
女性部会の組織の充実のため、部会員の加入について協会の理事会、支部会議等または
常時協会活動を通じて新規加入の促進を図った。
(1名加入)
2.女性部会
女性部会を8回開催し、イベント出展の準備、現在抱えている産業廃棄物問題について
の話し合い、情報交換等を行った。
3.施設見学
・エコシステム千葉㈱(千葉県袖ケ浦市)
・㈱イケダ(千葉県館山市)
参加者 13名(内、女性部会9名)
4.勉強会
勉強会を2回開催し、アスベストについて勉強した。
5.社会貢献活動
・
「エコメッセ 2012in ちば」で廃油を使ったキャンドル作りを来場者に紹介した。
・
「第8回ヤングフェスティバル」で廃油を使ったキャンドル作りを来場者に紹介した。
・東日本大震災の支援事業に青年部会と共に参画し協力した。
6.関東地域交流会
東京協会女性部主催で行われた講演会と賀詞交歓会に埼玉、群馬の女性部会、栃木県協
会の女性経営者等とともに参加した。
講 演 「廃棄物処理行政の現状と今後の展望」
講師:東京都 環境局 廃棄物対策部 部長 木村 尊彦 氏
「おいしいお茶の淹れ方」
講師:
(株)福寿園 京都本店「京の茶蔵」チーフ
日本茶インストラクター 伊藤 明子 氏