NEDO 省エネルギー技術フォーラム 2014 省エネルギー革新技術開発事業 実用化開発 エネルギー・CO2ミニマム(ECM) セメント・コンクリートシステムの研究開発 (株)竹中工務店、鹿島建設(株)、(株)デイ・シイ、日鉄住金高炉セメント(株) 研究開発期間:平成23年12月~平成26年2月 研究開発の概要 背景と目的 2 ■コンクリート構造物 ●建築物や土木構造物等 社会資本の基幹構造体 ●セメントの大量消費 5,000~6,000万トン/年 ■セメントのエネルギー負荷 ●ほぼ全量がセメント由来 ●CO2で750kg/t-セメント セメント製造時の焼成(1450℃) (製造プロセスでの省エネルギー 化はほぼ限界) ●国全体のCO2換算で約3% コンクリート橋梁 超高層集合住宅 ■低エネルギー負荷セメントの開発 ECM 無水 ポルトランド 石膏 セメント 高炉スラグ BB 高炉スラグ OPC ポルトランドセメント 25 50 構成割合(%) 75 473kg/t ECMセメントCO2排出量 高炉セメントB種 → 45% 普通セメント → 75% 750kg/t ポルトランドセメント 0 ●高炉スラグ:約2,500万トン/年 ・約800万トンが国内未利用 264kg/t 100 0 250 500 750 1000 CO2排出量(kg/t) 背景と目的 3 ■研究開発の目的 エクセルギー(有効エネルギー)損失最小 化技術の省エネルギー型製造プロセス ■セメント製造を高炉スラグを主原料とする 非焼成主体のプロセスに転換する ■弱アルカリ性のECMセメントに適した構造体 を開発しシステム化する 高炉スラグ主体の弱アルカリ性セメント ECMセメント ECMセメント製造プロセス 非焼成主体の製造プロセス 成分構成 高エネルギー投入副産物 高炉スラグ 再生微粉 ポルトランド セメント ECM セメント 粉砕・混合 焼成 成分 非焼成成分 化石燃料 化学混和剤 ECM躯体構造 再生微粉(反応刺激材)製造 ・連続遊星ミル: 微粉・細骨材分離 原 料 送風機 ミルポット セメントのアルカリ性に 期待しない基礎構造 セメントのアルカリ性に 期待しない躯体構造 加速度 100~120G ・遠心気流分級: 再生微粉抽出 サイクロン 解体コンクリート ECMセメント・ コンクリートシステム ECM基礎構造 高炉メーカー セメントの省エネルギー化 省エネルギー型プロダクト加速化技術 背景と目的 ■実用化開発の戦略と課題、および適用構造物 4 研究開発課題と開発体制 5 NEDO 助成事業者 (国)東京工業大学 研究開発責任者 ㈱竹中工務店 鹿島建設㈱ 竹本油脂㈱ 研究開発課題 竹中 工務 店 ㈱デイ・シイ 日鉄住金高炉セメ ント㈱ 太平洋セメ ント㈱ 日鉄住金セメ ント㈱ 東工大 ①セメントの研究開発 ○ ○ ②再生微粉の研究開発 ○ ○ ③地盤改良体の研究開発 ○ ④コンクリートの研究開発 ○ ⑤構造体の研究開発 ○ 竹本油 脂 鹿島 建設 ○ ○ 共同研究先 ○ ○ デイ・シ イ 太平 洋セメ ント 日鉄住 金高炉 セメン ト 日鉄 住金 セメン ト ○ ○ ○ ○ セメントの研究開発 6 ■セメントの研究開発課題とフロー 高強度ECMセメント 充てんシミュレーション 粒度調整 微粉高炉スラグ 強度 流動性 土木用ECMセメント 粗粉高炉スラグ 超微粒子(シリカフューム) 断熱温度上昇 強度 高炉スラグ粉末度 無水セッコウ量 自己収縮 高C3Sセメント 水セメント比 自然環境 品質管理 高C3Sセメント 低中性化ECMセメント 膨張材 水和物の安定性 炭酸化反応(促進試験) 耐海水性 ECMセメントの製造・管理技術 無水セッコウ量 圧縮強度の変動 高炉スラグ 粉末度 高強度ECMセメントの研究開発 7 ■高強度ECMセメントの研究開発の概要 ・目標性能:既存高強度セメントと同等性能(圧縮強度100 N/mm2と流動性3cm/sec) ■強度・流動性の検討(ラボ) ■粒度構成~流動性関係の検討 H24年 ■研究方針 目標とする強度と流動性をバランス できる成分・粒度構成を見つける 超微粒子(SF:シリカフューム)の混合量を検討 圧縮強度 流動性 5cm/秒以上 20 30 40 水セメント比(%) 50 7 充てん性 6 を考慮し 5 た分級ス 4 目標値 3 ラグと 少 シリカフューム添加により目標達成 2 量のSFの ■粒度構成~流動性関係の検討 H25年 1 利用 Lフロー初速度(cm/s) 流動性 流動性(cm/秒) 強度(N/mm2) 強度 100N/mm2以上 140 0 圧縮強度(N/mm2) 8 120 100 (簡易断熱28日) 目標値 80 60 40 20 0 H H2 H H2 H24 H25 H24 H25 SF量 10% ⇒ 3% 10% ⇒ 3% 3) (調合条件:W/C=20%、W=170kg/m (調合条件:W/C=20%、W=170) H25高強度用ECMセメントH2(低SF)で 流動性・強度の目標値を達成 分級スラグで流動性確保(合理化) 土木用ECMセメントの研究開発 8 ■土木用ECMセメントの研究開発の概要 ・目標性能:部材温度上昇量:高炉B種以下,コンクリート強度:24N/mm2以上 ■最終セメントの性能 ■研究方針 60 BB NSK NS DC 断熱温度上昇量(℃) 50 40 30 温度 20 BBより約5℃低下 10 高炉B 0 0 高炉B以下 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 経過日数(日) 簡易断熱養生 40 時間 1 50 圧縮強度(N/mm2 ) 温度上昇(℃) 断熱温度上昇と強度を バランスし、熱ひび割れ 性能の優れた成分・粒 度構成の開発 厚肉壁 H25年 24N/mm2 91d 56d 28d 7d 30 強度 20 10 0 NSK マット NS D.C. ECMセメント 製造メーカー 構造体コンクリートで目標性能達成 低中性化ECMセメントの研究開発 9 ■低中性化ECMセメントの研究開発の概要 ・目標性能:(ラボ性能)コンクリート中性化速度として,高炉B種CONの1.3倍以下 ■研究方針 高エーライトセメントの焼成 H25年 テストキルン (φ450×8,340mm) ④テストキルン製造の高C3S(70~85%)セメントを使用したECMセメントの コンクリート(W/C=50%)での中性化試験:促進中性化 H25年 凡例:A-4000は水準Aのセメントに4000の高炉スラグ65%使用。 中性化深さ(mm) 25 テストキルン製造セメントの鉱物組成 鉱物組成 (%、Bogue式) セメント 20 15 10 C3 S C2 S C3 A C4AF 5 55.7 15.3 9.7 10.0 0 水準B 72.5 -0.3 9.1 9.5 水準C 82.6 -9.8 8.8 9.2 水準A 水準Aはブランク 目標値(BBの1.3倍)以下 A-4000 B-4000 C-4000 B-6000 C-6000 BB 高C3S(70~85%)セメントを使用したECMセメントのコンクリート中性化はBBの1.3倍以 下の目標値を達成 製造・管理技術の研究開発 10 ■製造・管理技術の研究開発の概要 ・目標性能:セメント品質として、強度の変動係数3%以下 ■研究方針 :ECMセメントの成分品質変動から、セメントの品質変動を管理する技術を開発する。 ❏同一工場の材料を用いたECMセメントの品質変動 ❏セメント、スラグの粉末度と ECMセメントの強度 28日 7日 セメント スラグ 3日 ❏高炉スラグの粉末度の調整による強度補正 ❏ECMセメントの強度の補正結果 圧縮強度(28日) (N/mm2) 28日 補正前 補正後 Av. 50.0 50.0 S.D. 2.1 0.7 C.V. 4.2 1.4 7日 3日 スラグ粉末度の調整により、ECMセメントの強度の変動係数は4.2⇒1.4% 目標を達成 地盤改良体の研究開発 11 ■地盤改良体の研究開発課題 ・ 鉄筋を使用しない地盤改良体(格子状液状化防止、基礎下地盤改良、山留め)への適用の研究 ・高強度(圧縮強度5N/mm2)、や高じん性(変形能力を3倍)の地盤改良体の研究開発 ■地盤改良体の施工方法 セッコウ10% (プロトタイプ) 地盤改良用ECMセメントの特徴 0.0 1.0 0 2.0 3.0 4.0 (N/mm2) 5.0 0.0 2.0 3.0 4.0 (N/mm2) 5.0 0.0 -5 case7 8W case6 8W -20 -20 -20 深度(mm) -15 深度(mm) -15 -30 -25 -30 -35 -40 -40 -40 -45 -45 -45 BB 無水石膏5% -50 (N/mm2) 5.0 case12 13W -30 -35 無水石膏10% 4.0 case12 8W -25 -35 -50 3.0 case12 4W -10 case6 13W -15 -25 2.0 case12 2W -5 case6 4W -10 case7 13W 1.0 0 case6 2W case7 4W -10 1.0 高炉B種 0 case7 2W -5 深度(mm) ECM セ メ ントは六 価クロム の溶出は 高炉Bと 同等以下 セッコウ5% (改良タイプ) -50 耐海水性 はセッコウ 量により調 整し、高炉 Bと同等以 上 高強度地盤改良体の研究開発 12 ■高強度地盤改良体の研究開発の概要 ・目標性能:原位置改良体強度:5N/mm2以上(現状 1N/mm2の5倍強度) ■研究方針 流動化剤の改良と通常強度(2N/mm2)の実地盤の実 験を経て、高強度地盤改良体(5N/mm2)を実現する. ■実地盤における改良体の構築 圧縮強度(N/mm2) 0 2 4 6 8 10 圧縮強度(N/mm2) 0 2 4 6 8 10 ■流動化剤の開発 0 0 流動化剤なし 実機による試験施工 流動化剤有り 4 6 目標 2N/mm2 2 ECM BB 8 深度(GL-m) 深度(GL-m) 2 4 6 8 10 10 12 12 W/C=80% 平均4.1N/mm2 目標 5N/mm2 W/C=50% 平均6.3N/mm2 ・2N/mm2の改良体を実現し目標達成(H23年) ・5N/mm2の改良体を実現し目標達成(H24年) コンクリートの研究開発 13 高強度コンクリートの研究開発 14 ■高強度コンクリートの研究開発の概要 ・目標性能:構造体強度:100N/mm2以上,Lフロー速度:3cm/sec以上 ■研究方針 強度と流動性を満足する100N/mm2の高強度コンクリートの実現 ■実大試験体の研究 実大RC柱(1m×1m×高さ3m)の施工実験を実施 H25年 ■強度の検討(実施工) 目標値 100N/mm2 1台目 2台目 15 10 5 目標値 3cm/s 0 0 30 60 90 120 150 出荷からの経過時間(分) 流動性の目標値(Lフロ-3cm/s以上)を達成 鉛直コア採取位置の高さ(m) Lフロー初速度(cm/s) ■流動性の検討(実施工) 3.0 標準養生28日 116N/mm2 2.0 コア平均強度 113N/mm2 1.0 0.0 90 100 110 120 圧縮強度(N/mm2) 130 構造体強度の目標値(100N/mm2以上)を達成 土木用コンクリートの研究方針 15 ■土木用コンクリートの研究開発の概要 ・目標性能:構造体強度:24N/mm2,構造体強度低下量:10N/mm2以下,部材温度上昇:高炉B種以下 ■施工性の確認 ■実大モデル温度応力解析 杭コンクリートの研究開発 16 ■杭コンクリートの研究開発の概要 ・目標性能:実大部材の構造体強度:36N/mm2以上,分離抵抗性:高炉B種CON以上 ■研究方針:泥水(安定液)中で施工可能な流動性と硬化体強度を有する杭コンクリートの実現 ■杭コンクリートの施工手順 杭切断の状況 コア抜き状況 N 掘削 安定液 鉄筋 投入 挿入 打設管 コンクリート 挿入 打設 ECM③ 鉄筋カゴ•トレミー管の設置 フレッシュ性状確認 N 充填性と打ち重ね部の確認 コア圧縮強度 コンクリートの耐久性の研究開発 17 ■コンクリートの耐久性の研究開発の概要 ■目標性能:中性化深さ高炉B種1.3倍以下,塩化物浸入量高炉B種以下,長期強度28日強度以上 ■酸・硫酸塩抵抗性の検討 硫酸塩溶液( Na2SO4=5%溶液 ) N ■塩化物イオン侵入抵抗性の検討 電気泳動法の促進試験を実施 H25年 ■大型試験体による耐久性の検討 H25年 1年目のコア強度試験を実施 BB ECM N 膨張率(μ) 浸漬1年外観状況 (W/C=40%、N=2体) 高強度 ECM 目標値 BB以下 普通強度 BB 目標値 ECM 目標値 28日 N 目標値(BB以下)を達成 BB ECM 目標値(BB以下)を達成 目標値(28日強度以上)を達成 BB ECM 構造体の研究開発 18 ■構造体の研究開発の概要 ・高強度ECMコンクリートを用いた場合の鉄筋コンクリート造(RC造)と鋼管コンクリート造(CFT造)、 の構造性能を確認 ■高強度コンクリートを用いた構造部材の性能確認事項 高強度RC構造の研究開発 19 ■高強度RC構造の研究開発の概要 ・目標性能: RC柱の曲げせん断性能:普通CON以上,RC柱梁接合部せん断性能:普通CON以上 ■研究方針:ECMコンクリートのRC耐震壁、RC柱、プレキャストRC接合部への適用技術を実現する。 ■高強度RC柱梁接合部 ひび割れ発生状況 (ECM 最大荷重時) 荷重-変形関係の比較 ■先導研究・実用化研究で普通セメントと同等以上 であると確認できた項目 柱 ~40N/mm2 ~80N/mm2 ~120N/mm2 目標性能(普通セメント同等)達成 ■高強度RC耐震壁 ひび割れ発生状況 (ECM 最大荷重時) 荷重-変形関係の比較 せん断耐力 補完可能 曲げ耐力・ 変形性能 柱梁接合部 耐震壁 せん断耐力・ 変形性能 補完可能 補完可能 せん断耐力 せん断耐力 ⇒120N/mm2までの柱・梁・柱梁接合部と80N/mm2ま での耐震壁は従来のセメントと同様に取扱可能 試設計による躯体CO2排出量の比較 試設計建物 ・某集合住宅(地上20階) ・従来RC :4,768 tCO2 ・ECM-RC :2,401 tCO2 約50%減 注) 目標性能(普通セメント同等)達成 注)躯体コンクリートおよび鉄筋の CO2 排出量に基ずく値 高強度CFT構造の研究開発 20 ■高強度CFT構造の研究開発の概要 ・目標性能: CFT柱梁接合部せん断性能:普通コンクリート以上 ■ 高強度CFT柱曲げせん断試験 ■ CFT柱梁接合部( 100N/mm2 )の せん断試験 ECMセメント(100N/mm2)を用いた高強度CFT 柱において高軸力下での力学性能を確認する 試験体パラメータ一覧 M-600 ECM-800 M-800 1 ECM 100N/mm 鋼管 1 中庸熱 100N/mm2 2 ECM 100N/mm2 1 中庸熱 100N/mm2 600N級鋼 ピン D= 280 2 t=6 加力プログラム 800N級鋼 試験体図 300 軸力比:0.55No 加力 200 試験体図 100 2000 -15 -10 -5 -100 0 5 -200 10 15 M-800 中庸熱セメント ECM-800 ECMセメント -300 R(rad/1000) 加力装置設置状況 亀裂発生 0 破断 22mm 1500 荷重(kN) ECM-600 試験 体数 コンクリート Q(kN) 試験体名 D/t=47 lk/D=8.9 材料 12mm 亀裂発生 1000 破断 500 降伏耐力 12mm 荷重-変形関係 ECMセメント 中庸熱セメント 目標性能(普通セメント同等)達成 降伏耐力 22mm 0 0 10 20 変形(mm) 30 40 ※降伏耐力計算値 はSRC規準による 荷重-変形関係 目標性能(既存の耐力式適用可能)達成 研究成果の総括 21 本研究開発により得られた成果を以下に総括する。 1) ECMセメントの研究開発 ・高強度コンクリート用、土木マスコン用、低中性化用セメントを実現 ・ばらつきを考慮した製造管理技術を実現 2)微粉型ECMセメントの研究開発 ・実用的なエネルギー効率で、再生微粉の製造可能であることを確認 3)地盤改良体の開発 ・高強度地盤改良体,高靱性地盤改良体(靱性率で対目標80%)を実現 4)コンクリートの研究開発 ・高強度、杭および土木用コンクリートを実現 5)構造体の研究開発 ・ECMコンクリートを用いた高強度RC構造とCFT構造の耐震構造性能を確認 6)省エネ効果 ・これらの構造物への適用により、エネルギー・CO2原単位の削減に貢献 ・原油ベースで、2020年4.7万KL/年、 2030年21.7万KL/年 省エネ効果-4(原油換算省エネ効果) 22 ■指標A、指標Bの算出概要 ①指標A( ECMセメントの省エネルギー効果量) ・普通セメント製造エネルギー:3480MJ/t-セメント (セメント協会資料) ・ECM(JIS型)は、普通セメント比省エネ率61%、高炉B種比省エネ率39%で算出 ・ECM(微粉型)は、普通セメント比省エネ率70%、高炉B種比省エネ率54%で算出 ②指標B(市場規模:普通セ:高炉B=3:1) ・2020年のECM市場規模:100万トン ・2030年のECM市場規模:444万トン ■省エネ効果 No. 指標 2020年 普通セメント比 高炉B比 2030年 普通セメント比 高炉B比 ① 指標A:ECMセメントの 省エネルギー効果量 2106MJ/t-セメント ECM(JIS型) 887MJ/t-セメント ECM(JIS型) 2173MJ/t-セメント ECM(JIS:微粉 =8:2) 954MJ/t-セメント ECM(JIS:微粉 =8:2) ② 指標B:市場規模 (普通セ:高炉B=3:1) 75万t 25万t 333万t 111万t ③ 省エネルギー効果 158万GJ 22万GJ 724万GJ 106万GJ ④ 総省エネルギー効果 (GJ/年) 180万GJ 830万GJ ⑤ 総省エネルギー効果 (原油kL/年)* 4.7万KL/年 21.7万KL/年 * 原油1L=38.2MJ 23 ECMセメント・コンクリートシステムのコンセプト ■実用化のコンセプト 高い環境性能を高品質と低コストで支えて実用化を進める セメントの省エネルギー化 (OPC比60%以上) コンクリート構造物のエネルギー・CO2原単位削 減(構造体のエネルギー・CO2削減30%以上) 環 高 品 コンクリート マスコンひび割れ抑制 塩化物侵入抑制 アルカリシリカ反応抑制 境 性 能 ECMセメント・コンクリート システム 質 実用化コンセプト 低 地盤改良 高強度・高靱性 六価クロム溶出抑制 コ ス ト セメント原価、立地に応じて20%低減 コンクリート価格を普通コンクリートよ り、低減し普及促進(可能な所から)
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