横須賀市本庁舎配置適正化実施計画 第1章 横須賀市本庁舎配置適正化実施計画について 1 計画の目的 本市にある公共施設の約6割は建築後 30 年以上となっており、今後建て 替えや改修など、多額の更新費用が必要となります。 そこで、平成 26 年度に施設の適正な配置を実現するための将来構想とし て、 「横須賀市施設配置適正化計画」 (以下「適正化計画」)を策定しました。 「横須賀市本庁舎配置適正化実施計画」は、「適正化計画」で示した将来 構想を実現し、着実に進めるために策定するものです。 2 計画の期間 全体の計画期間は、最終年度を「適正化計画」の計画期間と合わせ、平成 29 年度(2017 年度)から平成 64 年度(2052 年度)とし、その間の目標お よびそれに向けた考え方・ロードマップを示します。 3 計画の対象施設 本計画の対象となる施設は以下のとおりです。 施設名称 行政 地区 所在地 建築年度 経過 年数 1号館 本庁 小川町 11 番地 昭和 59 年度(1984 年度) 32 年 2号館 本庁 小川町 11 番地 昭和 43 年度(1968 年度) 48 年 3号館 本庁 小川町 11 番地 昭和 59 年度(1984 年度) 32 年 分館 本庁 小川町 11 番地 昭和 55 年度(1980 年度) 36 年 1 第2章 施設を取り巻く現状と課題 1 現状 (1)配置 横須賀市役所位置条例に規定されています。 位置 横須賀市小川町11番地 (2)概要 施設名称 延床面積 構造 階数 維持管理費 地下 3 階地上 10 階 1号館 22,649.89 ㎡ 2号館 7304.51 ㎡ 塔屋 3 階建 地下 1 階地上 6 階 鉄骨鉄筋コンクリート造 塔屋 1 階建 (SRC 構造) 3号館 2819.09 ㎡ 分館 6173.13 ㎡ 248,332,649 円 (平成 26 年度実績) 地下 1 階地上 5 階建 地下 1 階地上 6 階 塔屋 1 階建 2 課題および解決に向けた方向性 (1)課題 本庁舎は、機能を維持する必要があります。そのため建物を長く使用でき るように、改修を実施していく必要があります。 (2)検討内容 今後必要となる改修の内容や時期等の検討を行いました。 (3)解決に向けた方向性 建物を長く使用できるように、必要な改修を、標準的な時期を定めて、実 施していきます。 2 第3章 今後の取り組み 1 平成 64 年度までの目標およびそれに向けた考え方・ロードマップ ・1号館および3号館は必要な改修等を実施し、維持します。 ・2号館および分館は、建築後70年を目安に建て替えを検討します。 (1)施設別・期間別の考え方 施設名称 H29~H36 H37~H46 H47~H64 (中長期) (長期) (超長期) 大規模改修 大規模改修 (給排水衛生設備) (屋上防水、外壁改修) 大規模改修 1号館 (屋上防水、外壁改修、 電気設備、空調設備) 大規模改修 2号館 (外壁改修、電気設備、 建て替え 空調設備、給排水衛生設備) 3号館 大規模改修 大規模改修 (外壁改修、電気設備、 (屋上防水、給排水衛生 空調設備) 設備) 大規模改修 (外壁改修) 大規模改修 分館 (屋上防水、外壁改修、 建て替え 電気設備、給排水衛生設備) 2 平成 33 年度までの目標および具体的なスケジュール・実行計画 ・平成 29 年度以降に、1・3号館の大規模改修(電気設備)を行います。 ・平成 30 年度以降に、1号館・分館の大規模改修(屋上防水)を行います。 ・平成 31 年度以降に、1・2・3号館の大規模改修(空調設備)を行います。 (1)改修のスケジュール・実行計画 H29 年度 1・3号館大規模改修 (電気設備) 1号館・分館大規模改修 (屋上防水) 1・2・3号館大規模改修 (空調設備) H30 H31 検討開始 ○ 検討開始 ○ 検討開始 ○ 3 H32 H33 H34~
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