横須賀市道路維持センター配置適正化実施計画(PDF:225KB)

横須賀市道路維持センター配置適正化実施計画
第1章 横須賀市道路維持センター配置適正化実施計画について
1 計画の目的
本市にある公共施設の約6割は建築後 30 年以上となっており、今後建て
替えや改修など、多額の更新費用が必要となります。
そこで、平成 26 年度に施設の適正な配置を実現するための将来構想とし
て、
「横須賀市施設配置適正化計画」
(以下「適正化計画」)を策定しました。
「横須賀市道路維持センター配置適正化実施計画」は、「適正化計画」で
示した将来構想を実現し、着実に進めるために策定するものです。
2 計画の期間
全体の計画期間は、最終年度を「適正化計画」の計画期間と合わせ、平成
29 年度(2017 年度)から平成 64 年度(2052 年度)とし、その間の目標お
よびそれに向けた考え方・ロードマップを示します。
3 計画の対象施設
本計画の対象となる施設は以下のとおりです。
施設名称
行政地区
所在地
道路維持センター事務室
本庁
公郷町4-4-1
道路維持センター車庫
本庁
公郷町4-4-1
道路維持センター倉庫
本庁
公郷町4-4-1
道路維持センター合材倉庫※
本庁
公郷町4-4-1
※延床面積が 50 ㎡未満のため、施設配置適正化計画の対象外施設
1
建築年度
平成 25 年度
(2013 年度)
平成 25 年度
(2013 年度)
平成 25 年度
(2013 年度)
平成 25 年度
(2013 年度)
経過年数
3年
3年
3年
3年
第2章 横須賀市道路維持センターを取り巻く現状と課題
1 現状
(1)経緯
道路維持センターでは、日頃より市民からの道路に関する要望に基づく
修繕、さらに道路パトロールにより発見した道路の管理瑕疵に繋がるような
危険な道路の穴の修繕などを迅速かつ確実に処理しており、道路の安全な利
用に欠かすことのできない重要な役割を担っています。
また、災害時における現場での応急作業、情報収集の拠点となる重要な
施設となっています。
道路維持センターでは、市民からの道路要望による修繕およびパトロー
ル発見など、多い時では年間 1,900 件近くの修繕作業を実施しています。
昭和 44 年に根岸町で「中央土木事務所」として配置をされ、平成 26 年
に公郷町へ移転し現在に至ります。(公郷町自転車等保管所と合築。)
(2)道路維持センターの建物状況(平成 27 年度)
施設名称
延床面積(㎡)
構
造
道路維持センター事務室
235.66
軽量鉄骨造平家建
道路維持センター車庫
65.42
軽量鉄骨造平家建
道路維持センター倉庫
129.52
軽量鉄骨造平家建
維持管理費(円)
1,216,127
(3)道路維持センター作業実績
(単位:件)
作業内容
平成 23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
道路補修
972
935
810
651
626
道路清掃
312
408
393
288
213
樹木伐採除草等
179
225
309
237
202
土砂処分
52
75
66
75
69
その他の修繕
345
349
305
548
235
合計
1,860
1,992
1,883
1,799
1,345
2
2 課題および解決に向けた方向性
(1) 課題
①
横須賀市道路維持センターは、今後も機能を維持する必要があります。
そのため、現在の施設はまだ新しいですが、建物を長く使用できるよ
うに改修を実施していく必要があります。
②
改修実施においては、今後の人員配置を含め各種の問題解決するため
に検討を行う必要があります。
③
公郷町自転車等保管所と合築のため、改修の際は併せて行う必要があ
ります。
(2)検討内容
今後必要となる改修の内容や時期等の検討を行いました。
(3)解決に向けた方向性
道路維持センターの機能を維持し、延命化するために必要な改修工事を、
標準的な時期等を定めて、実施していきます。
3
第3章 今後の取り組み
1 平成 64 年度までの目標およびそれに向けた考え方・ロードマップ
横須賀市道路維持センターについては、その機能を維持し、延命化を図る
ため、必要な改修工事を実施します。
(1)施設別・期間別の考え方
施設名称
H29~H36
H37~H46
H47~H64
(中長期)
(長期)
(超長期)
大規模改修
(外壁・屋上防水・
道路維持センター事務室
空調設備)
道路維持センター車庫
道路維持センター倉庫
4
大規模改修
(電気設備)
大規模改修
大規模改修
(外壁・屋上防水)
(電気設備)
大規模改修
大規模改修
(外壁・屋上防水)
(電気設備)