Make America Great Again!第2弾

Make America Great Again!第2弾
~堅調な業績を維持する米国企業~
情報提供資料
Make America Great Again!第2弾
~堅調な業績を維持する米国企業~
2017年3月
米国企業の2016年第4四半期(10月~12月)決算発表が佳境を迎え、引き続き堅調な業績をあげていることが確認されていま
す。本資料では米国企業の決算内容の概要に加え、今後も業績拡大が期待される企業例についてご紹介いたします。
引き続き堅調な業績をあげる米国企業
米国:S&P500企業 2016年第4四半期決算状況
2017年2月24日時点 緑字は最上位のセクター、赤字は最下位のセクター
セクター
決算発表を行った
企業の割合
EPS前年
同期比変化率
EPS見通しから
EPS見通しから
上方修正した企業の割合 下方修正した企業の割合
S&P500
87%
5%
74%
25%
不動産
97%
12%
79%
21%
情報技術
85%
10%
91%
9%
公益事業
75%
9%
43%
52%
金融
97%
8%
80%
20%
生活必需品
84%
5%
65%
35%
素材
96%
4%
67%
33%
ヘルスケア
90%
4%
89%
11%
電気通信サービス
80%
2%
25%
50%
一般消費財・サービス
72%
2%
71%
25%
資本財・サービス
97%
-3%
67%
32%
エネルギー
83%
-15%
69%
31%
 大幅な米ドル高の一服や資源価格の上昇などが影響し、主要企業の1株当たり利益(EPS)は、前年同期比5%伸びる見込みと
なっています。これは2014年第4四半期以来2年ぶりの高い伸び率です。
‒ S&P500構成企業の7割以上がアナリストの事前予想を上回る利益を発表。
‒ 全体では事前予想を2%を上回る好決算。
‒ エネルギーや資本財・サービスを除く他のセクターでは増益が見込まれる。
 トランプ大統領の各種政策はまだ規模や金額など具体的な内容が明らかになっていないため、アナリストによる企業業績予想に
は政策影響は織り込まれていないと見ています。また、最も企業業績に影響があると見られる法人税減税については、その原資
の一部となる国境調整税の導入の実現は難しいとの見方もあり、市場の期待に沿わない内容であれば、市場の調整要因になる
可能性はあると考えます。
出所:J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー セクター分類はMSCI11分類に基づく。本資料のデータ・分析等は過去の実績や将来の予測、作成時点におけ
る当社および当社グループの判断を示したものであり、将来の投資成果および市場環境の変動等を示唆・保証するものではありません。
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今後も業績拡大が期待される米国企業の例
~経営陣による前向きなメッセージのご紹介~
金利上昇の恩恵を受けると期待される企業例:
FCBフィナンシャル・ホールディングス
 フロリダ州で地方銀行を展開。
 1月下旬発表の2016年第4四半期決算で、第4四半期として
は過去最高となる純利益を計上。
 これまでの低金利環境下で、銀行は本業の収益性を示す純
金利マージン(調達金利と貸付金利の差)が長らく低迷し、収
益の圧迫要因となっていたが、トランプ大統領当選後は金利
上昇が進行。経営陣のコメントにおいて、「足元の金利上昇を
受けて、長らく低下傾向にあった純金利マージンが今年1~3
月期で底打ちする」との見方を提示。
株価と1株当たり利益(EPS)の推移
株価期間:2014年7月末~2017年2月末 EPS期間:2014年~2017年(2017年
のEPSはブルームバーグ集計のコンセンサス予想)
(米ドル)
60
(米ドル)
5
1株当たり利益(右軸)
50
4
株価(左軸)
40
3
30
2
20
1
10
0
2014
2015
2016
2017
0
(年)
好調な業績見通しによる配当増が見込まれる企業例:
ホーム・デポ
 米国ホームセンター最大手。
株価と1株当たり利益(EPS)の推移
株価期間:2012年1月末~2017年2月末 EPS期間:2013年度~2017年度(決
 2月下旬に2016年第4四半期決算で市場予想を上回る業績 算期は1月末基準(例えば、2016年度は2017年1月期) 2017年度のEPSはブ
を 発 表 。 米 国 既 存 店 売 上 が 前 年 比 +6.3% と 、 市 場 予 想 ルームバーグ集計のコンセンサス予想)
(米ドル)
+5.0%を上回る強さであり、良好な事業環境および同社の執 (米ドル)
160
10
行能力の高さが示された。
1株当たり利益(右軸)
 経営陣は、2017年の米国住宅市場について、「住宅販売件 120
数の増加、住宅価格の上昇、世帯形成数の増加から、GDP
成長を1.5%上回る成長が見込まれる」とコメント。
80
 好調な業績見通しを背景に、当四半期の配当を前期比29%
増とした。また、過去120四半期(=30年)連続での現金配当
支払いとなった。
8
株価(左軸)
6
4
40
2
0
2012
2013
2014
2015
2016
0
2017 (年度)
2017年4月上旬発行予定の「Make America Great Again!第3弾」にて、米国の投資情報の続報をお届けします。
出所:J.P.モルガン・セキュリティーズ・エルエルシー、ブルームバーグ、各社ホームページ等 上記は、個別銘柄の推奨を目的として示したものではなく、当該銘柄の
株価の上昇を保証するものではありません。
本資料のデータ・分析等は過去の実績や将来の予測、作成時点における当社および当社グループの判断を示したものであり、将来の投資成果および市場環境の変
動等を示唆・保証するものではありません。
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は、為替の変動により損失を被ることがあります。そのため、投資信託は元本が保証されているものではありません。なお、投資信
託は預貯金ではありません。
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JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社
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