◇特定行為研修を修了した看護師 の活躍の場は、医師が常駐しな い介護保険施設や在宅療養の現 場にこそ拡がっていきます! ◇新たに“中心静脈カテーテルの 抜去”を開講!! ◇慢性期医療の現場で求められる 8区分(15行為)の知識と技 能が身に付きます!!! 第4回看護師 特定行為研修 募集要項 慢性期医療の現場で直面する 8区分(15行為)の実践力を 身に付け、チーム医療のキーパ ーソンを目指そう! 日本慢性期医療協会 指定研修機関番号:1513001 第4回看護師特定⾏為研修 受講のご案内 新たに“中⼼静脈カテーテルの抜去”を開講! 8区分15⾏為で実施!! 「特定行為に係る看護師の研修制度」は、国民の4人に1人が後期高齢者となる超高齢 社会に向けて、 「医師が作成した『手順書』に基づいて、一定の診療の補助(特定行為)を 行うことができる看護師」を計画的に養成することを目的とした国の研修制度です。本特 定行為研修を修了した看護師の活躍の場は、急性期医療だけではなく、患者・利用者がま すます重症化する慢性期医療や在宅、介護施設等にも拡がっていくものと考えられます。 「特定行為に係る看護師の研修制度」では、21の行為区分に38の特定行為が規定さ れており、当協会では当初、7区分14行為をピックアップし、平成27年10月の制度 施行と同時に研修を開講してまいりました。平成29年4月開講の第4期生からはさらに、 「栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連」 (中心静脈カテーテルの抜 去)を開講区分に加え、慢性期医療の現場で頻繁に直面する特定行為の知識と技能の習得 を目指した研修教育体制として一層バージョンアップしております。 研修課程は、eラーニングによる自宅学習、知識の定着を図るための3回にわたる筆記 試験、スクーリング(集合研修)によるシミュレーター実習(臨床前実習)、そして臨床実 習(患者に対する実技)からなっており、全課程を修了するまでの1年間の道のりは決し て平坦なものではありません。しかし、15の特定行為について思考・判断し、実践する ことができる看護師となれば、高齢者医療の現場でその能力を遺憾なく発揮し、 「チーム医 療のキーパーソン」の役割を担っていくであろうことは間違いないと確信しております。 本特定行為研修のカリキュラムの企画にあたって当協会は、下記のような人間力あふれ る看護師の皆様が本特定行為研修を修了することにより、さらにスキルアップされること を目指しております。 ①指導力があり、医師や看護師はもちろん多職種から人望がある ②幅広い看護技術を持ち合わせている ③やる気があり、言葉や文章で具体的な目標を周囲に宣言できる ④所属施設やかかわっている地域社会に貢献できる 志ある看護師の皆様が、奮ってご応募されることをお待ちしております。 日本慢性期医療協会 会 長 武久洋三 看護師特定行為研修委員会 委員長 矢野 諭 1 1.日本慢性期医療協会が実施する特定行為研修 (1)研修の目的 高度かつ専門的な知識と技能に基づいて特定行為を実践することができ、高齢者医 療の現場で「チーム医療のキーパーソン」となる看護師を養成する。 (2)開講する特定行為区分 ※全8区分必修です。 《慢性期医療の現場で頻繁に直面する8区分15行為》 特定行為区分 特定行為 ①侵襲的陽圧換気の設定の変更 1.呼吸器(人工呼吸療法に係るもの) 関連 ②非侵襲的陽圧換気の設定の変更 ③人工呼吸管理がなされている者に対する 鎮静薬の投与量の調整 ④人工呼吸器からの離脱 2.呼吸器(長期呼吸療法に係るもの) 関連 新規 3.栄養に係るカテーテル管理 ⑤気管カニューレの交換 ⑥中心静脈カテーテルの抜去 (中心静脈カテーテル管理)関連 ⑦褥瘡又は慢性創傷の治療における血流の ない壊死組織の除去 4.創傷管理関連 ⑧創傷に対する陰圧閉鎖療法 ⑨持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の 5.栄養及び水分管理に係る 調整 薬剤投与関連 ⑩脱水症状に対する輸液による補正 ⑪感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の 6.感染に係る薬剤投与関連 投与 7.血糖コントロールに係る ⑫インスリンの投与量の調整 薬剤投与関連 ⑬抗けいれん剤の臨時の投与 8.精神及び神経症状に係る ⑭抗精神病薬の臨時の投与 薬剤投与関連 (3)定員 ⑮抗不安薬の臨時の投与 50名 (4)受講申請書類受付期間 平成29年2月1日(水)~3月3日(金) 2 (5)実施日程(予定) ※平成29年4月~9月の全課程(開講式を含む)を修了しなければ、 平成29年10月以降の臨床実習(患者に対する実技)に進むことはできません。 平成29年 4月 1日午後 開講式 4月 2日~ eラーニング学習(共通科目7科目) 5月28日 5月29日 筆記試験(共通科目7科目) 5月30日~ 6月 6月 7月23日 4日~ 3日 7月24日 eラーニング学習(区分別科目・前半4科目) 筆記試験(区分別科目・前半4科目) 7月25日~ 9月16日 9月17日 eラーニング学習(区分別科目・後半4科目) 筆記試験(区分別科目・後半4科目) 9月18日~ 10月 共通科目スクーリング(集合研修) 1日~ 9月22日 区分別科目スクーリング(集合研修) 平成30年3月 平成30年4月中旬 臨床実習(患者に対する実技) 修了式 修了証の交付 (6)研修方法 研修内容 研修方法 講義+演習事前学習(レポート課題) eラーニング学習(自宅・勤務先等で受講) 演習+シミュレーター実習(臨床前実習) スクーリング:集合研修(5日間×2=10日間) 臨床実習(患者に対する実技) 受講生の所属する施設(原則) (7)筆記試験 eラーニングで学習した知識を評価するため、 「共通科目」と「区分別科目」のそれぞれについて、筆記試験を実施します。 (全3回) 〔日程〕共 通 科 目(全 7 科 目):平成29年5月29日(月) 区分別科目(前半4科目):平成29年7月24日(月) 区分別科目(後半4科目):平成29年9月17日(日) 〔会場〕東京研修センター(東京都新宿区) (8)スクーリング:集合研修(演習+シミュレーター実習(臨床実習以外)) 〔日程〕共 通 科 目:平成29年5月30日(火)~6月 3日(土) 区分別科目:平成29年9月18日(月)~9月22日(金) 〔会場〕東京研修センター(東京都新宿区) 3 (9)カリキュラムの概要 ○共通科目 看護師が手順書により特定行為を実施するために必要な共通の知識・技能 全ての特定行為区分に共通するものの向上を図るための研修 時間数 共通科目の内容 (目安) ①臨床病態生理学 45時間 ②臨床推論 45時間 ③フィジカルアセスメント 45時間 ④臨床薬理学 45時間 ⑤疾病・臨床病態概論 60時間 ⑥医療安全学 30時間 ⑦特定行為実践 45時間 計 ○区分別科目 315時間 特定行為区分ごとに必要な知識・技能 区分別科目(特定行為区分) 時間数 (目安) ①呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 63時間 ②呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連 21時間 新規 ③栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連 18時間 ④創傷管理関連 72時間 ⑤栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 36時間 ⑥感染に係る薬剤投与関連 63時間 ⑦血糖コントロールに係る薬剤投与関連 36時間 ⑧精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 57時間 計 366時間 2.応募要領 当協会の看護師特定行為研修では、原則として、臨床実習(患者に対する実技)を受講 者の所属する施設で実施することとしております。そのため、受講にあたりましては、下 記の書類のご提出をお願いいたします。 (ご所属の施設で臨床実習を実施することができない場合は、事前にご相談ください。) Ⅰ Ⅱ Ⅲ 受講生本人の申請 受講生の所属施設(臨床実習協力施設)の登録 受講生の所属施設(臨床実習協力施設)における実習指導者の登録 *受講申請書類等の様式は、当協会ホームページからダウンロードできます。 ⇒日本慢性期医療協会・看護師特定行為研修のページ http://jamcf.jp/symposium_tokuteikoui.html 4 「臨床実習協力施設」および臨床実習協力施設における「指導者」の登録は、ご提出いただき ます書類に基づき、当協会から関東信越厚生局健康福祉部医事課に申請いたします。 Ⅰ 受講生本人に係る申請(平成29年3月3日必着) (1)受講要件 ①看護師免許を有する者(准看護師は除く) ②看護師の免許取得後、3年以上の看護実務経験を有する者 (通算可・准看護師としての経験は除く) ③看護職賠償責任保険に加入していることが望ましい。 (2)受講申請書類 ※提出された書類は返却いたしません。 ①受講申込書 ②履歴書 ③看護師免許証の写し ※改姓され、免許証の裏面に登録日が表記されている場合は、両面お送りください。 ④志望理由書(800字程度) ⑤施設の代表者による受講推薦書 ⑥所属部門長(看護部長等)による受講同意書 (3)選考方法:書類審査 履歴書および志望理由書等の受講申請書類により選考します。 (4)選考結果 書類審査の結果を申込担当者様宛に平成29年3月中旬に E-mail で通知します。 ※受講決定者には、受講手続き内容を提示します。 Ⅱ 受講生の所属施設(臨床実習協力施設)の申請(平成29年4月17日必着) 「臨床実習協力施設」として申請することにより、臨床実習は、受講者の勤務施設等で実施す ることができます。 《病院、診療所、介護老人保健施設、訪問看護ステーション 等》 指定研修機関:日本慢性期医療協会 ⇔ 実習協力施設:受講者の勤務施設等 ※「臨床実習協力施設」の申請にあたっては、指導者、医療安全管理、緊急時の対応、患 者への同意説明体制、該当症例数の確保等の要件を満たすことが必要です。 ※当協会が開講する看護師特定行為研修において、すでに臨床実習協力施設として申請済 みの行為区分については、申請の必要はありません。 ※「臨床実習協力施設」の申請は、行為区分ごとに行う必要があります。まだ申請してい ない行為区分について新たに臨床実習協力施設の申請を希望される場合は、その行為区 分について追加申請が必要です。 *「訪問看護ステーション」で臨床実習を行う場合は、 ・診療所の医師が指導者となるなど、指導体制の確保が必要です。 ・医療安全の管理のための体制整備を独自に行うことが困難である場合には、地域の他 の病院等と連携して体制を確保する必要があります。 5 (1)申請書類 ※申請書類の様式を協会ホームページに掲載いたします。 ①協力施設申請書(症例数の見込み、安全管理に関する状況 等) ②協力施設承諾書 ③区分別科目の患者に対する実技を行う実習を行う施設の概況 ④実習に係る緊急時の対応に係る手順を記載した文書(様式自由) ⑤実習を行うに当たり患者に対する説明の手順を記載した文書 (2)受講生1人あたりが臨床実習で経験すべき症例数 ・各特定行為における経験すべき症例数は5例です。 ・特定行為ごとに、症例数について、 「実習前年度の実績」と「実習期間中の見込み」の申 請が必要です。 Ⅲ 受講生の所属施設(協力施設)における実習指導者の申請(平成29年4月17日必着) ※当協会が開講する看護師特定行為研修の実習指導者として申請済みの行為区分について は、申請の必要はありません。 ※指導者の申請は、行為区分ごとに行う必要があります。すでに申請済みの指導者であっ ても、まだ申請していない行為区分について新たに指導を予定される場合は、その行為 区分について追加申請が必要です。 (1)臨床実習指導者の要件 .. ・少なくとも医師を含むこととし、その他の指導者も、 医師、歯科医師、薬剤師、看護師その他の医療関係者であること。 〈各職種の要件〉 .. .... ・医師又は歯科医師の指導者は、臨床研修指導医又は臨床研修指導歯科医と 同等以上の経験を有すること。 ※「同等以上の経験」とは、 「7年以上の臨床経験を有し、かつ医学教育・医師臨床研修 における指導経験(研修医への指導経験)を有する医師」が想定されています。 ※まだ「臨床研修指導医講習会」を修了されていない場合は、インターネットで 各実施機関による開催予定を参照できますので、積極的なご参加をお勧めいたします。 ... ............ ・看護師の指導者は、特定行為研修を修了した者又はこれに準ずる者であること。 ※「準ずる者」とは、 「平成22年度及び平成23年度特定看護師(仮称)養成調査試行 事業における研修並びに平成24年度看護師特定能力養成調査試行事業における研 修を修了した看護師、専門看護師及び認定看護師、大学等での教授経験を有する看護 師」が想定されています。 ※医師、看護師以外の職種については、具体的な指導内容を明確にして 申請する必要があります。 6 (2)申請書類 ※申請書類の様式を協会ホームページに掲載いたします。 ・協力施設指導者申請書 ⇒臨床経験年数、教育歴、指導医講習会受講の有無、研修医への指導経験年数、 各種研修の受講経験、保有資格等を記載する必要があります。 (3)「臨床実習会議」(臨床実習事前オリエンテーション)の開催 ・開催予定:平成29年8月 ・臨床実習について、協力施設における実習指導医等を対象とした「臨床実習会議」 (臨床実習事前オリエンテーション)を開催し、指導計画書や手順書の作成手順およ び評価にあたっての留意点、臨床実習における各特定行為の症例の捉え方など、実務 的なご説明をいたします。はじめて看護師特定行為研修の臨床実習に取り組まれる 場合は、必ずご参加ください。 (4)第4回看護師特定行為研修指導者講習会の開催 ※第4回指導者講習会の参加案内は、当協会ホームページに掲載しております。 ・日 時:平成29年2月18日(土) 場 所:東京研修センター(日本慢性期医療協会併設) 参加費:(会員)5,000 円/1 人 (会員以外)10,000 円/1 人 定 員:80名 ・平成26年度厚生労働科学研究費補助金「診療の補助における特定行為等に係る研修の体 制整備に関する研究」による「看護師の特定行為研修に係る実習等の指導者研修の開催の 手引き」を踏まえた「看護師特定行為研修指導者講習会」を開催いたします。臨床実習の 指導方法や評価方法についての研修となっておりますので、是非、ご参加ください。 *「看護師特定行為研修指導者講習会」の受講は、現在のところ指導者の必須要件ではあり ません。しかし、将来的には、その受講が指導者となる要件の一つとなるであろうことが 予想されます。当協会では、看護師特定行為研修を修了した看護師等が実習指導の医師を サポートする場合には、「看護師特定行為研修指導者講習会」を受講していることを条件 と考えておりますので、積極的にご参加ください。 〈医師の指導者の要件〉 ... 医師の臨床研修に係る指導医講習会 ◎ 7年以上の臨床経験を有し、かつ医学教育・医師臨床研修 における指導経験(研修医への指導経験)を有する ... 看護師特定行為研修指導者講習会 ○ 受講していることが 望ましい .. ... ※「医師の臨床研修に係る指導医講習会」と「看護師特定行為研修指導者講習会」とは異 なります。ご注意ください。 7 ○受講申請書類送付先 〒162-0067 東京都新宿区富久町11-5 日本慢性期医療協会・看護師特定行為研修センター シャトレ市ヶ谷2階 ※封筒の表に、「看護師特定行為研修受講申請書在中」と朱書きしてください。 ※自署以外は、パソコンで入力しても構いません。 ※受講志望者が複数いる場合は、必要な様式をコピーしてご記入ください。 ※受講申請書類が多岐にわたります。書類の不備や不足がある場合は受理できない場合 がございますので、十分ご注意ください。 ○受講料について 【日本慢性期医療協会会員施設からの受講】 eラーニング(講義・演習の事前学習)+10日間スクーリング(演習・実習) 臨床 実習 自施設 受講生の所属する施設または同一・関連法人の施設で実施 1行為につき 例)1区分に 3 行為ある場合、30,000 円×3=90,000 円 他施設 当協会が紹介する施設で実施 (※) 1行為につき 例)1区分に 3 行為ある場合、50,000 円×3=150,000 円 520,000 円 30,000 円 50,000 円 .... 【日本慢性期医療協会会員以外の施設からの受講】 eラーニング(講義・演習の事前学習)+10日間スクーリング(演習・実習) 臨床 実習 自施設 受講生の所属する施設または同一・関連法人の施設で実施 1行為につき 例)1区分に 3 行為ある場合、50,000 円×3=150,000 円 他施設 当協会が紹介する施設で実施 (※) 1行為につき 例)1区分に 3 行為ある場合、70,000 円×3=210,000 円 830,000 円 50,000 円 70,000 円 「自施設」 :受講生の所属する施設および同一・関連法人の施設で実施 「他施設」 :当協会が紹介する施設で実施 ※自施設で臨床実習の対象となる症例数を確保できない行為区分については、当協会が紹 介する施設での臨床実習の実施を調整いたします(他施設実習)。 〈他施設での臨床実習をお考えの場合は、以下の点に十分ご留意ください。 〉 ・臨床実習は、「人工呼吸器からの離脱」を例にとると、患者の状況をアセスメントし、 採血や画像、心電図、血液ガス分析等の検査結果を読み取り、人工呼吸器からの離脱に 向けた判断の過程を学んだ上、予後の確認を行うというある程度の期間がかかる研修 です。1行為について5~7日程度の日数がかかる実習が想定されます。 ・実習場所、実習日数は各行為によって異なります。 ・別途、宿泊・交通費等の諸経費のご負担が必要です。 ・実習受け入れ施設の指導体制や実習の対象となる患者の状況によっては、実施時期お よび実施施設の調整に時間を要する場合があります。 8 「特定行為に係る看護師の研修制度」の詳細については、厚生労働省のホームページを参 照してください。 ○受講申請書類の概要 Ⅰ 受講生本人に係る申請(平成29年3月3日必着) ①受講申込書 ②履歴書 ③看護師免許証の写し ※改姓され、免許証の裏面に登録日が表記されている場合は、両面お送りください。 ④志望理由書(800字程度) ⑤施設の代表者による受講推薦書 ⑥所属部門長(看護部長等)による受講同意書 Ⅱ 受講生の所属施設(臨床実習協力施設)の登録(平成29年4月17日必着) ※申請書類の様式を協会ホームページに掲載いたします。 ①協力施設申請書(症例数の見込み、安全管理に関する状況 等) ②協力施設承諾書 ③区分別科目の患者に対する実技を行う実習を行う施設の概況 ④実習に係る緊急時の対応に係る手順を記載した文書(様式自由) ⑤実習を行うに当たり患者に対する説明の手順を記載した文書 Ⅲ 受講生の所属施設(協力施設)における実習指導者の登録(平成29年4月17日必着) ※申請書類の様式を協会ホームページに掲載いたします。 ・協力施設指導者申請書(臨床経験年数、教育歴、指導医講習会の受講の有無 ○企画・運営 日本慢性期医療協会 看護師特定行為研修委員会 ○問い合わせ先 日本慢性期医療協会・看護師特定行為研修センター 〒162-0067 東京都新宿区富久町11-5シャトレ市ヶ谷2階 TEL.03-3355-3120 FAX.03-3355-3122 メールアドレス:[email protected] 日本慢性期医療協会・看護師特定行為研修のページ ⇒ http://jamcf.jp/symposium_tokuteikoui.html 9 等) 第4回 ⽇本慢性期医療協会 看護師特定⾏為研修 受講申込書 日本慢性期医療協会の 施設名 住 どちらかに○ ⇒ 所 会員 ・ 会員以外 (〒 TEL. FAX. 申込担当者氏名 申込担当者役職 申込担当者メールアドレス - ) @ 受講志望者氏名 性別 役職 看護実務経験 (フリガナ) 男・女 *実施を予定している臨床実習(患者に対する実技) ※全8区分15行為すべて必修です。 特定行為区分 特定行為名 ①侵襲的陽圧換気の設定の変更 ②非侵襲的陽圧換気の設定の変更 1.呼吸器(人工呼吸療法に係るも ③人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬 の)関連 の投与量の調整 ④人工呼吸器からの離脱(「抜管」は含まない。) 2.呼吸器(長期呼吸療法に係るも ⑤気管カニューレの交換 の)関連 4.栄養に係るカテーテル管理(中 ⑥中心静脈カテーテルの抜去 心静脈カテーテル管理)関連 ⑦褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない 壊死組織の除去 3.創傷管理関連 ⑧創傷に対する陰圧閉鎖療法 4.栄養及び水分管理に係る薬剤投 ⑨持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整 与関連 ⑩脱水症状に対する輸液による補正 5.感染に係る薬剤投与関連 ⑪感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与 6.血糖コントロールに係る薬剤 ⑫インスリンの投与量の調整 投与関連 ⑬抗けいれん剤の臨時の投与 7.精神及び神経症状に係る薬剤 ⑭抗精神病薬の臨時の投与 投与関連 ⑮抗不安薬の臨時の投与 自施設:受講生の所属する施設および同一・関連法人の施設で実施 他施設:当協会が紹介する施設で実施 10 年 どちらかに○ 自施設 他施設 第4回 ⽇本慢性期医療協会 看護師特定⾏為研修 履歴書 記入日年月日:平成 フリガナ 年 月 日 写真貼付欄 ・3か月以内撮影 ・上半身、無帽、 受講志望者氏名 印 正面向、無背景 (自署) ・縦4cm×横3cm 性別 生年月日 昭和 ・ 平成 年 月 日 生 (満 免許取得年月日 及び免許番号 昭和 ・ 平成 年 月 日 認定看護師の 取得の有無 *取得している 場合、分野を☑ □救急看護 □がん化学療法看護 □不妊症看護 □摂食・嚥下障害看護 □がん放射線療法看護 男 ・ 女 ・裏面に氏名記入 歳) 第 号 □皮膚・排泄ケア □集中ケア □緩和ケア □がん性疼痛看護 □訪問看護 □感染管理 □糖尿病看護 □新生児集中ケア □透析看護 □手術看護 □乳がん看護 □小児救急看護 □認知症看護 □脳卒中リハ看護 □慢性呼吸器疾患看護 □慢性心不全看護 自宅住所 (〒 TEL. - ) FAX. メールアドレス 所属施設名 役 昭和・平成 年 月 昭和・平成 年 月 昭和・平成 年 月 昭和・平成 年 月 昭和・平成 年 月 昭和・平成 年 月 昭和・平成 年 月 昭和・平成 年 月 昭和・平成 年 月 昭和・平成 年 月 昭和・平成 年 月 昭和・平成 年 月 昭和・平成 年 月 昭和・平成 年 月 昭和・平成 年 月 職 学 歴 ※高等学校卒業後の学歴を記載 職 歴 ※職位(看護部長、看護師長、主任等)も記載してください。 11 第4回 ⽇本慢性期医療協会 看護師特定⾏為研修 志望理由書 フ リ ガ ナ 受講志望者氏名 生年月日 所属施設名 昭和 印 ・ 平成 年 月 生(満 役職 記入年月日:平成 歳) 男 ・ 年 月 日 女 看護実務経験年数 年 ○日本慢性期医療協会が主催する特定行為研修の受講を志望した理由をお書きください。(800 字程度) 12 (代表者推薦書) 受 講 推 薦 書 日本慢性期医療協会 会 長 武久洋三 殿 下記の者を、日本慢性期医療協会が主催する看護師特定行為研修の受講生 として推薦し、申請いたします。また、下記の者の受講が決定した場合には、 本施設に在職しつつ、受講することを認めます。 受講志望者氏名 平成 年 月 施 日 設 名 代表者職位 代表者氏名 印 メールアドレス: 13 @ (所属部門長同意書) 受 講 同 意 書 日本慢性期医療協会 会 長 武久洋三 殿 下記の者が、日本慢性期医療協会が主催する看護師特定行為研修を受講す ることに同意いたします。 受講志望者氏名 平成 年 月 施 日 設 名 所属部門長職位 所属部門長氏名 印 メールアドレス: @ 14 45 45 45 45 60 30 45 315 時間数 22 21 72 15 36 63 呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連 創傷管理関連 創部ドレーン管理関連 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 感染に係る薬剤投与関連 特定行為研修を行う指定研修機関は、厚生労働省のウェブサイトに掲載されています。 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000077077.html 特定行為に係る看護師の研修制度 本制度は、従来の「診療の補助」の範囲を変更するものではありません。 これまで通り、看護師は、医師・歯科医師の指示で、特定行為に相当する診療の補助を行うこ とができますが、医療機関の皆さまには、特定行為を適切に行うことができるように、 「看護師 等の人材確保の促進に関する法律」 (平成4年法律第86 号)第5条の規定に基づき、看護師が自 ら研修を受ける機会を確保できるように配慮をしていただきたいと考えています。 また、看護師は、保健師助産師看護師法(昭和23年法律第203号)第28条の2及び「看護師等 の人材確保の促進に関する法律」第6条の規定に基づき、その能力の開発及び向上に努めてい ただきたいと考えています。 特定行為を適切に行うために http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000087753.html <指定研修機関一覧> 時間数 呼吸器(気道確保に係るもの)関連 特定行為区分 区分ごとに設定された時間数:15∼72時間 (例) 区分別科目 特定行為区分ごとに必要とされる能力を身につける ための研修 どこで研修が受けられるの? 臨床病態生理学 臨床推論 フィジカルアセスメント 臨床薬理学 疾病・臨床病態概論 医療安全学 特定行為実践 合 計 共通科目の内容 共通科目の合計時間数:315 時間 全ての特定行為区分に共通して必要とされる能力 を身につけるための研修 共通科目 特定行為研修修了後には、指定研修機関より修了証が交付されます。 指定研修機関は、研修修了者の名簿を厚生労働省に報告します。 修了証の交付 研修は、全てに共通して学ぶ「共通科目」 と特定行為区分ごとに学ぶ「区分別科目」 に分かれています。 研修は、講義、演習又は実習によって行われます。 研修の内容 特定行為研修は、厚生労働大臣が指定する指定研修機関で行います。 研修を実施する機関 特定行為研修ってどういうもの? 見える 医師・歯科医師があらかじ め作成した「手順書」に基づ き、看護師が行う「特定行為 (診療の補助)」が明確にな りました。 1 身につく 研修により、今後の医療を 支える高度かつ専門的な知 識と技能を身につけた看護 師が育成されます。 2 見極める 研修を修了した看護師が患 者さんの状態を見極めるこ とで、タイムリーな対応が 可能になります。また、 「治 療」 「生活」の両面から、患者 さんを支えます。 3 ©MINEKO UEDA 平成 27年 10月1日から 特定行為 に関する 看護師 の 研修制度 が 始まります 医 療 関 係 者 の 皆 さま へ Aさんを診察後、脱水 症状があれば連絡する よう看護師に指示。 医師 Aさんを観察し、脱水 の可能性を疑う。 看護師 医師にAさんの状態を 報告。 看護師 医師から看護師に点滴 を実施するよう指示。 医師 点滴を実施。 看護師 特定行為の実施の流れ (脱水を繰り返すAさんの例) 医師に結果を報告。 看護師 新たな研修制度は、看護師が手順書により行う特定行為を標準化することで、今後 の急性期医療から在宅医療等を支えていく看護師を計画的に養成することを目的 としており、多くの看護師に受講していただきたいと考えています。 10万人以上の養成を目指します Aさんを診察後、手順 書により脱水症状があ れば点滴を実施するよ う看護師に指示。 病状の範囲外 Aさんを観察し、脱水 の可能性を疑う。 看護師 医師に報告。 病状の範囲内 手順書に示された 呼吸状態の変化に伴い迅速な対応が必要になりうる患者 以下のいずれもが当てはまる場合 呼吸状態の悪化が認められる(SpO2 、呼吸回数、血圧、脈拍等) 意識レベルの低下(GCS○点以下又は JCS○桁以上)が認められる 病状の範囲に合致する場合は、直接動脈穿刺による採血を実施 穿刺部位の拍動がしっかり触れ、血腫がない 1. 平日日勤帯 担当医師又は歯科医師に連絡する 2. 休日・夜勤帯 当直医師又は歯科医師に連絡する 手順書による指示を行った医師又は歯科医師に採血の結果と呼吸状態 を報告する(結果が出たら速やかに報告) 当該手順書に係る特定行為の対象となる患者 看護師に診療の補助を行わせる患者の病状の範囲 診療の補助の内容 特定行為を行うときに確認すべき事項 医療の安全を確保するために医師又は歯科医師 との連絡が必要となった場合の連絡体制 特定行為を行った後の医師又は歯科医師に対する報告の方法 ※ 特定行為以外の医行為と同様に、特定行為を行うときには、 「医師・歯科医師が医行為を直接実施するか」 「どのような指示により看護師に診療の補助を行わせるか」の判断は、患者さんの病状や看護師の能力を勘案し、 医師・歯科医師が行います。 具体的な内容 事 項 「直接動脈穿刺による採血」に係る手順書のイメージ ●手順書は、医師・歯科医師が看護師に診療の補助を行わせるために、その指示として作成する文書または 電磁的記録のことです。 ●医師・歯科医師は手順書を適用する際に、患者さんと看護師を特定します。 ●各医療現場の判断で、具体的内容を追加することもできます。 手順書って何? 研修 受講後 医師 特定行為 精神及び神経症状に係る薬剤投与関連 皮膚損傷に係る薬剤投与関連 心嚢ドレーン管理関連 胸腔ドレーン管理関連 腹腔ドレーン管理関連 ろう孔管理関連 栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連 栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連 創傷管理関連 創部ドレーン管理関連 動脈血液ガス分析関連 透析管理関連 栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連 感染に係る薬剤投与関連 血糖コントロールに係る薬剤投与関連 術後疼痛管理関連 循環動態に係る薬剤投与関連 抗けいれん剤の臨時の投与 抗精神病薬の臨時の投与 抗不安薬の臨時の投与 抗癌剤その他の薬剤が血管外に漏出したときのステロイド薬の局所注射及び投与量の調整 心嚢ドレーンの抜去 低圧胸腔内持続吸引器の吸引圧の設定及びその変更 胸腔ドレーンの抜去 腹腔ドレーンの抜去(腹腔内に留置された穿刺針の抜針を含む。) 胃ろうカテーテル若しくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換 膀胱ろうカテーテルの交換 中心静脈カテーテルの抜去 末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入 褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去 創傷に対する陰圧閉鎖療法 創部ドレーンの抜去 直接動脈穿刺法による採血 橈骨動脈ラインの確保 急性血液浄化療法における血液透析器又は血液透析濾過器の操作及び管理 持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整 脱水症状に対する輸液による補正 感染徴候がある者に対する薬剤の臨時の投与 インスリンの投与量の調整 硬膜外カテーテルによる鎮痛剤の投与及び投与量の調整 持続点滴中のカテコラミンの投与量の調整 持続点滴中のナトリウム、カリウム又はクロールの投与量の調整 持続点滴中の降圧剤の投与量の調整 持続点滴中の糖質輸液又は電解質輸液の投与量の調整 持続点滴中の利尿剤の投与量の調整 気管カニューレの交換 一時的ペースメーカの操作及び管理 一時的ペースメーカリードの抜去 経皮的心肺補助装置の操作及び管理 大動脈内バルーンバンビングからの離脱を行うときの補助の頻度の調整 経口用気管チューブ又は経鼻用気管チューブの位置の調整 侵襲的陽圧換気の設定の変更 非侵襲的陽圧換気の設定の変更 人工呼吸管理がなされている者に対する鎮静薬 の投与量の調整 人工呼吸器からの離脱 呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連 循環器関連 特定行為 特定行為区分 呼吸器(気道確保に係るもの)関連 呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連 ●特定行為は、診療の補助であって、看護師が行う医療行為のうち、 手順書により行う場合には、 実践的な理解力、 思考力及び判断力、高度かつ専門的な知識・技能が特に必要とされるものとして定められた38の行為です。 ●38の特定行為は、21の特定行為区分に整理されており、特定行為区分を最小単位として研修が行われます。 医師に結果を報告 診療の補助である「特定行為」って何? 点滴を実施 手順書によりタイムリーに ••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••••• 研修 受講前 研修を受けるとこのように変わります 団塊の世代が75歳以上となる2025年に向け、今後の医療を支えるために保健師助 産師看護師法の一部改正によって、平成27年10月1日から手順書により特定行為 を行う看護師に対し、 「特定行為研修」の受講が義務づけられました。 未来の医療を支える研修制度
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