資 料 3 行政的医療の再点検に係る課題 平 成 2 9 年 1 月 1 2 日 「今後の都立病院の担うべき医療の 方 向 性 」 に 関 す る 検 討 部 会 ◎:改革推進プランにおいて、センター的医療機能と位置づけている病院、○:重点医療と位置づけている病院 医 療 課 題 分 析 対応可能な医療機関の都内配置 の 状 況 及 都立病院が立地する医療圏ごとの 症 例 数 等 の 推 移 × び 各 都 立 病 課 院 の シ 題 ェ ア × 小 児 特 殊 医 療 ( 心 臓 病 ・ 腎 臓 病 等 ) ・DPCデータにより「MDC14 新生児疾患、先天性奇形」に該当する症例実績がある医療機関に関する資料は作成可能 △ 精 ア 薬 神 科 特 殊 医 ル コ ー ル 物 依 存 ◎松沢 神 経 系 - ・ただし、小児の実績だけでなく、15歳以上の実績も含まれる ◎大塚・小児 難 入院患者数 将 来 推 計 × × 療 ・「精神科・精神神経科(旧神経科)・心療 ・松沢病院はDPC対象病院ではないため、ICD-10に基づく実績のみ把握可能 また、患者の住所地について ・ 等 病 内科 医療機関名簿」に依存症対応が記載さ も把握可能 れている医療機関一覧は作成可能 ・他病院の実績はICD-10では把握不可能、DPC対象病院分のみDPCデータにより把握可能 ・ただし、掲載を希望した医療機関に限る ・ただし、急性アルコール中毒など、依存症とは別の傷病も含まれてしまう ○ × △ - 特 定 内 臓 系 難 病 覧を疾患ごとに作成可能 ・DPCデータでは、MDC6の同一コード内に指定難病以外の傷病が含まれるため、正確な比較が困難 点 検 務 の 方 局 針 案 ・15歳以上の症例を含む実績であっても、15 歳未満からの継続した治療が必要と考えられる 疾患について、実績のある医療機関一覧、都全 体の症例数推移及び都立病院のシェアを提示す る ・依存に至るまでの症状に応じた医療提供体制 を提示する ・また、依存症の治療のため入院した患者の住 所地を提示し、松沢病院が果たしている役割を 再点検する × ◎神経 リ ウ マ チ ・ 膠 原 病 系 難 病 ・国及び都指定難病について、東京都医療機 ・各都立病院における入院患者数は指定難病の傷病別に実績を把握することが可能 ◎大塚 ○墨東・多摩・小児 関案内サービス上、対応可能な医療機関の一 再 事 - ・難病は、病名を特定するために入口を広くと る必要があることを踏まえ、現在の指定難病に 限定せず、指定難病を含むDPCデータにより、 都全体の症例数推移及び都立病院のシェアを提 示する ○墨東・多摩 △ ○ × × ア レ ル ギ ー 疾 患 医 療 ・食物経口負荷試験を実施可能な医療機関の 一覧は作成可能 ・食物経口負荷試験の医療機関別実績は「1-50件」、「51-100件」、「101-200件」、「201-500 ・ただし、日本小児科学会指導研修施設のう 件」、「501-1,000件」、「1,001件以上」の区分で把握可能 ち、掲載に同意のある医療機関に限られる ○大塚 ○ エ イ ズ 医 療 ・エイズ診療協力病院の一覧を作成可能 ○駒込 ○ △ 医療を必要とする患者への対応状況が不明 ○ 障 害 者 歯 科 医 - △ × 1度・2度の方に係る、医療保険の対象となる医療費、薬剤費等の助成者数)及び年度推移は把握可能 △ ○ 難 合 ん 併 治 症 医 性 併 発 ◎駒込 ○墨東・多摩 - 療 ・ 等 △ ・「がん研究10か年戦略」において難治性がんの一例として示されている膵がんについては、DPCデータに より「06007x膵臓、脾臓の腫瘍」に該当する入院症例数は医療機関別に把握可能 ・国及び都のがん診療連携拠点病院等の一覧 ・合併症併発について、都立病院における入院患者のうち、副傷病を有する患者数は傷病別に把握可能 を作成可能 ・ただし、他医療機関の実績について、全国合計のみ把握可能 また、DPCコード毎に上位10傷病に限られ るため、正確な比較が困難 ・エイズ医療への主な取組として「後天性免疫 不全症候群」に該当する入院症例数を提示する ・HIV感染者の他の身体疾患への対応力向上に ついて次期中期計画策定までに整理する ・心身障害者に係る医療の実施状況について、 都全体及び都立病院の実施状況について提示す る ・障害者合併症医療については、都における医 療課題を踏まえ、都立病院が果たすべき役割を 次期中期計画策定までに整理する × 療 ・障害者歯科医療機関一覧(都立及び公社、 ・障害者歯科診療に係る延患者数、全身麻酔及び静脈内鎮静法件数については、都立病院の件数を把握可能 ○大塚・墨東・多摩・小児・松沢 地区口腔保健センター、心身障害者(児)施 ・区市単位で、H26実績のみ把握可能(福祉保健局調査より)ただし、アンケート未回答があるため、分析 設等) の精度に課題がある が × ・DPCデータにより「130160後天性免疫不全症候群」に該当する入院症例数は医療機関別に把握可能 ・ヒト免疫不全ウイルス病を副傷病として有する患者数については、各都立病院の患者数を把握可能 ・ただし、他医療機関の実績については、全国合計のみ把握可能 また、DPCコード毎に上位10傷病に限ら れるため、正確な比較が困難 障 害 者 合 併 症 医 療 ・都内における重症心身障害児(者)施設等 ・都全体及び都立病院における心身障害者医療費助成受領者数(身体障害者手帳1級・2級の方又は愛の手帳 設置状況一覧(H26.4)は作成可能だが、 ○大塚 - ・食物アレルギーの診断に効果的である「食物 経口負荷試験」の実績について、左記区分によ る推移及び実施状況について確認する ・アレルギーにかかる国の動向を踏まえ、都立 病院が果たすべき役割を次期中期計画策定まで に整理する - ・障害者歯科診療に係る延べ患者数、全身麻酔 及び静脈内鎮静法の件数について、都全体及び 都立病院の症例数とシェアについて提示する × - ・がん対策基本計画等を踏まえ、難治性がんや 希少がんを含むDPCデータにより都全体の症例 数推移及び都立病院のシェアを提示する ・合併症併発に関しては、都立病院と全国合計 との比較を提示する
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