社 会 福 祉 施 設 整 備 事 業

社会福祉施設整備事業
・保護施設(医療保護施設除く)
・身体障害者更生援護施設等
施
・児童福祉施設(児童遊園を除く) ・母子福祉施設等
設
・介護関連施設
・保育士養成所
等
・保育所
・精神,心身障害者福祉施設
・知的障害者援護施設等
・各種老人福祉施設
・保健師,社会福祉士等養成所
等
【 対 象 事 業 】
次に掲げる施設(いわゆる社会福祉六法施設及びこれに準ずる施設。
)の整備事業が起債対象となる。
※ 公営企業債の対象となる施設及び学校教育法(昭和22年法律第26号)第1条に規定する学校を除く。
1 建設改良事業
施設区分
保護
施
設
名
救護施設,更生施設,授産施設,宿所提供施設(医療保護施設を除く)
身障者
肢体不自由者更正施設,視覚障害者更生施設,聴覚・言語障害者更生施設,内部障害者更
生施設,重度身体障害者更生援護施設,身体障害者療護施設,身体障害者授産施設,
重度身体障害者授産施設,身体障害者通所授産施設,身体障害者通所ホーム,身体障害者
福祉工場,身体障害者福祉センターA型(B型)
,障害者更生センター,補装具製作施設,
点字図書館,点字出版施設,聴覚障害者情報提供施設
知障者
知的障害者更生施設,知的障害者授産施設,知的障害者通勤寮
保育所
保育所
児童
助産施設,乳児院,母子生活支援施設,児童館,児童養護施設,自閉症児施設,知的障害
児施設,知的障害児通園施設,盲ろうあ児施設,難聴幼児通園施設,肢体不自由児施設,
肢体不自由児通園施設,重症心身障害児施設,情緒障害児短期治療施設,児童自立支援施
設,児童家庭支援センター
母子
母子福祉センター,母子休養ホーム
老人
養護老人ホーム,軽費老人ホーム,老人福祉センター,在宅介護支援センター
障害者
障害福祉サービス事業(療養介護,生活介護,児童デイサービス,共同生活介護,自立訓
練,就労移行支援,就労継続支援及び共同生活援助に限る。
)を行う施設,障害者支援施設,
地域活動支援センター,福祉ホーム
通達等
精神障害者生活訓練施設,精神障害者福祉ホーム,精神障害者通所授産施設,精神障害
者入所授産施設,精神障害者福祉工場,精神障害者地域生活支援センター,精神障害者
地域生活支援事業施設,重症心身障害児(者)通園事業施設(A型)
,心身障害児総合通
園センター,盲人ホーム,へき地保育所,在宅知的障害者(単独型)デイサービスセン
ター,知的障害者福祉工場,母子健康センター,地域福祉センター,老人憩いの家,子
育て支援のための拠点施設(放課後児童クラブなど)
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施設区分
総合
介護関連
養成所
施
設
名
心身障害者(児)総合施設
認知症老人グループホーム,高齢者生活福祉センター(生活支援ハウス)
保育士養成所,保健師養成所,助産師養成所,看護師養成所,准看護師養成所,社会福祉
士養成所,介護福祉士養成所,理学療法士養成施設,作業療法士養成所
2 用地取得事業
社会福祉施設に係る用地の取得・貸付等については,本事業で協議等を行うこととする。
なお,当該年度に,用地の取得と併せて造成又は実施設計を行う場合,次年度の建設であっても,その建設
が確実に見込まれるものについては起債対象とする。
【 対象事業費 】
1 建設改良費等
2 用地費
「用地取得事業」に係る実用地費をいう。実用地費には下記のものを含む。
(1)用地買収費
(2)借地権,地上権の取得費
(3)補償費
(4)盛土,切土,土留め及び擁壁等の宅地造成費
(5)建替え事業の施行に伴う現に存する社会福祉施設及び共同施設の除却費に要する費用又はこれらの工
事負担金
(6)取り付け道路工事,給水工事,排水工事等でそれぞれの管理を他に移管する部分の工事に要する費用
又はこれらの工事負担金。
(7)電気工事,ガス工事の負担金
(8)付帯事務費
使途基準の登記料,用地の取得に要する交渉費,手数料,委託料,土地借上料,負担金等で用地取得
造成に付随する事務費
3 附帯施設
次に掲げるもののほか,特に必要と認められるものについて,実施事業費により起債対象とする。
冷・暖房施設,エレベーター,給食リフト,特殊基礎工事,自家給水設備,水槽設備,引湯・給湯備,
浄化槽設備,特殊浴槽,受・変電設備,自家発電設備,空気調和設備,舞台設備,特殊照明設備,
音響設備,焼却炉設備,固定椅子工事,避雷針,電話交換機,テレビ共聴設備,医療用ガス設備,
放送設備,公害防止設備,構内舗装工事,駐車場(簡易なもの。
)
,厨房用設備(収容施設及び宿泊施
設に限る。
)
,屋外附帯設備(汚水処理,給水,排水,電気ガス設備等。
)
,消防用設備(自動火災報知
設備,消火栓,スプリンクラーその他消防法及び同法施行令の規定により設置を義務付けられたも
の。
)
,門,柵,塀ほか
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4 機械器具等
施設における医療,検査,試験,研究等のために必要な機械器具等の取得費については,1品当たりの取得
価格が20万円以上かつ,耐用年数が5年以上のものに限り起債対象とする。
※ 一般事務用の複写機,自動車等は起債対象外だが,検診車については検査用機械器具として起債対象と
する。
5 公共的団体が行う社会福祉施設建設事業に対する地方公共団体の補助金
地方公共団体の助成の補助金額は,公共性等の観点から合理的な範囲のものであること。
※運用上は,交付金事業においては交付金の2分の1以内,単独事業においては事業費の4分の3以内の額
を起債対象としている。
(交付金事業)
地方公共団体の
助
成
(起債対象範囲)
交
付
金
(それぞれの施設の交付率による)
事業者負担
公共性等の観点から合理的な
範囲(交付金の1/2程度)
(単独事業)
地方公共団体の
助
成
(起債対象範囲)
事業者負担
公共性等の観点から合理的な範囲(事業費の3/4程度)
【 充
当
率 】
1 対象事業費又は地方負担額の80%
2 貸付目的の施設に係る用地の取得に関しては90%
【
1
2
3
資金及び償還期間 】
機構資金
銀行等引受資金
市場公募資金
20年以内(うち据置期間3年以内)
償還,据置期間は各契約による。
償還,据置期間は各商品設計による。
【 交付税措置 】
なし
【 留 意 事 項 】
1 国庫負担金を伴う事業については,原則として負担金の決定又は内示のあったものについて起債対象とする
こと。なお,国庫負担対象事業であるにもかかわらず厚生労働省に対し補助申請(事前協議)を行わなかった
ものについては起債対象とならない。
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2 次の施設については,本事業の起債対象外となる。
(1)一般の利用が制限されるような状況にあるもの。
(学校教育施設,勤労者のための福祉施設等。
)
(2)既存建物の維持修繕的工事。
(自動火災報知設備,消火栓,スプリンクラーその他消防法及び同法施行令の
規定により設置を義務付けられた設備の設置に伴うものは除く。
)
3 地方公共団体を除く団体との共同施行による施設については,地方公共団体の負担区分が独立の施設として
の効用を発揮できるものに限り起債対象とする。
4 本事業債の起債対象外施設との複合施設における共用部分については,それぞれの面積を按分して起債対象
とする。
5 職員宿舎については,原則として施設と同一敷地内にあり,当該施設の管理運営上必要な技術職員,管理人
等のためのものに限り起債対象とする。
6 利用形態の変更ため,既存施設を社会福祉施設へと改造するための整備事業についても起債対象とする。
7 同種の施設又は同種の設備を同一年度に2つ以上整備する場合は,合わせて一件として取り扱うこと。
8 心身障害者(児)総合施設とは,身体障害者福祉法,知的障害者福祉法及び児童福祉法に基づく収容施設で,
収容者の適切な保護,医療,機能回復訓練,授産並びに生活指導等を行うための施設を総合的に整備するもの
を指す。
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