解答・ポイント

《ポイント》
●刺激の信号がどのように進んでいくかを確認する
●刺激の信号を受けた脳が,その後筋肉を動かす命令を出していることを覚えておく
(『判断と命令にかかった時間』を求めます)
《解法》
神経の長さの合計…200 ㎝(=2m)
刺激の信号が伝わる速さ…100m/s
⇒刺激の信号が神経を伝わる時間…
2m÷100m/s
より 0.02 秒
刺激を受け行動するまでの総時間…0.2 秒
⇒脳が刺激を感じ命令を出すことにかかった時間…
0.2 秒-0.02 秒
より 0.18 秒
(答え)0.18 秒
《ポイント》
●酸化銅に含まれる銅の質量から,還元に必要な炭素の質量を求める
●0.45gを超えた炭素は,そのまま試験管Aの中に残ることを確認する
●求めた値はしっかりとグラフに打点し,端まで定規で線を引く
酸化銅の炭素を用いた還元の化学反応式
2CuO+C→2Cu+CO2
《 ⑴の解法 》
銅と酸素…4:1
銅と酸化銅…4:5
⇒酸化銅 6.0gに含まれる銅…
4:5=X:6.0
より銅は 4.8g
↓
酸化銅 6.0gは炭素 0.45gと過不足なく反応する
●炭素 0.6gの場合…
0.6g-0.45g
より 0.15g残る
酸化銅 6.0gが還元されて出てくる銅は 4.8g
⇒試験管Aの中の物質の質量は
4.8g+0.15g
より 4.95g
●炭素 0.75gの場合…5.1g
●炭素 0.9gの場合…5.25g
《 ⑵の解法 》
炭素(g)
酸化銅(g)
銅(g)
0.45
6.0
4.8
0.9
12.0
9.6
※酸化銅 15.0gのうち 3.0gは還元されずに残る
⇒加熱後の試験管Aの中の物質の質量
3.0g+9.6g
より 12.6g
(答え)12.6g