問題2・解答

2017KKT ★HP 用類題について 社会科
1 次のア~ウは、2 図の・で示した①~③の都市の気温と降水量を表したグラフである。グラフ中
2
2 図のア~エの・は、1 図の・印で示した①~④の四つの都市について、それぞれの月降水量の
の数字は月を示し、その月における降水量と気温に当たるところを・で示している。①、③の都市
差と月平均気温の差を表したものである。ただし、月降水量の差は、降水量の最多の月と最少の
にあてはまるものをア~ウからそれぞれ一つずつ選び記号で答えなさい。
月の差を、月平均気温の差は、気温の最高の月と最低の月の差を示している。①、③の都市に当
≪平成 27 年度 改題≫
たるものを、2 図のア~エからそれぞれ一つずつ選び、記号で答えなさい。
≪平成 26 年度≫正答率:①44.5% ②34.6%
ア
イ
ウ
(解説)
前問と同じ要領で解くこと。資料の内容をしっかり理解できるかがポイント。
①2 図の資料の見方をおさえる→題名・横軸・縦軸
②基本の雨温図と比較しながら分かりやすい選択肢から消去法で答えていく。
エの選択肢→気温の差・降水量の差が小さい →熱帯であるので③
イの選択肢→気温の差が最も大きい
→冷帯であるので②
アの選択肢→気温の差・降水量の差がウと比較して小さい→西岸海洋性気候だから①
(解説)
※アの選択肢の吟味に入る前に温帯の 3 つの気候について触れる。(雨温図を掲載する)
①資料の見方の確認をしよう!
温暖湿潤気候→夏に降水量が多く、冬に降水量が少ない。
◎資料の見方のポイント
地中海性気候→夏に降水量が少なく、冬に降水量が多い。
・何を表している資料かをおさえる→資料の題名を押さえる。
西岸海洋性気候→降水量は年間通してほぼ一定である。
・縦軸と横軸の題名・単位に注目する。
※気候帯のグラフと気候(特に温帯)のグラフはしっかり押さえ判別が出来るようにする。
②ア~ウの資料の特徴→グラフ中の数字は月を示し、その月における降水量と気温に当たるところ
を・で示している。
(答え) ① ア ② エ
③雨温図の基本的事項を思い出し、消去表で選択する。
ア→年間を通して高温であることがわかる→熱帯になるので赤道付近。よって、①
ウ→年間を通して温暖な時期と寒冷な時期がある→温帯になる。よって、③
イ→年間を通して気温が一定で降水量が少ない→高山気候になる。よって②
※②があるところはアンデス山脈に位置する。
(答え)
① ア
③ ウ
2. 2 図のア~エは、1 図の■印で示した a~c と東京の 4 つの都市について、それぞれの降水量と
月平均気温を表したものである。ただし、月平均気温は最高を○印で、最低を●印で表し、
その点を線で結んで示している。a , b の都市に当たるものを、2 図のア~エからそれぞれ
一つずつ選び、記号で答えなさい。
≪平成 25 年度≫
正答率:a 52.3%
b 27.3%
(解説)
※1 図の a ~ c および東京の気候帯を把握する。
a → 温帯(地中海性気候)
b → 冷帯 c → 熱帯(熱帯雨林気候)
東京→ 温帯(温暖湿潤気候)
①上記の気候を押さえ、2 図の選択肢を消去表で選択する。
エ → 気温差が小さいことから熱帯である→ c
ア → 気温差がおおきいことから冷帯である→ b
ウ → アと比較すると年降水量が多いことから温帯(温暖湿潤気候)→ 東京
イ → 残った選択肢から地中海性気候 → a
選択の吟味は、消去法が最も効果的です。よって答えは、
(答え)
a イ b ア