国民年金だより(PDF:731KB)

国民年金だより
障がい基礎年金とは
障がい基礎年金は、病気やけがで初めて医師または歯科医師の診療を受けたときに「国民年金」に加入していた
場合に受け取ることができる年金です。
また、障がい年金を受給するには、受給要件
(年金の納付状況などの条件)が設けられています。
受給要件 障がい基礎年金は、
1∼3の条件のすべてに該当する人が受給できます。
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障がいの原因となった病気やケガの初診日が次のいずれかの間にあること。
◆国民年金加入期間 ◆20歳前
◆日本国内に住んでいる60歳以上65歳未満の人で年金制度に加入していない期間
障がいの状態が、障がい認定日または20歳に達したときに、障がい等級表に定める1級または2級に該当し
ていること。
※障がい認定日に障がいの状態が軽くても、
その後重くなったときは、障がい基礎年金を受け取ることができる場合
があります
《事後重症請求》
。
次のいずれかの保険料の納付要件を満たしていること。
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◆初診日の前日に、初診日がある月の2か月前までの被保険者期間で、国民年金の保険料納付済期間(厚生年金保
険の被保険者期間、
共済組合の組合員期間を含む)
と保険料免除期間をあわせた期間が3分の2以上あること。
◆初診日の前日に、
初診日がある月の2か月前までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと。
※20歳前の年金制度に加入していない期間に初診日がある場合は、納付要件は不要です。
●初診日
障がいの原因となった病気やケガについて、初めて医師などの診断を受けた日をいいます。
同一の病気やケガで転医があった場合は、一番初めに医師などの診断を受けた日が初診日となります。
●障がい認定日
障がいの状態を定める日のことで、
その障がいの原因となった病気やケガについて、初診日から1年6か月を過ぎた日、
または1年6か月以内にその病気やケガが治った場合
(症状が固定した場合)
はその日をいいます。
障がい年金の額(年額)
1級:975,125円 + 子の加算
2級:780,100円 + 子の加算
子の加算額 第2子まで:
(1人につき)224,500円
第3子以降:
(1人につき) 74,800円
※子とは… 18歳になった後の最初の3月31日までの子
20歳未満で障がい等級1級・2級の障がいの状態にある子
障がい基礎年金の額改定請求について
(2級→1級)
障がい基礎年金2級を受給している人で、障がいの程度が重くなったときには、現在受けている障がい年
金の額
(障がい等級)
の改定を請求することができます。
ただし、
年金額の改定の請求は、下記のどちらも過ぎていないと請求できませんので、
ご注意ください。
(1)年金を受け取る権利が発生した日から1年を経過した日
(2)障がいの程度の診査を受けた日から1年を経過した日
※省令に定められた障がいの程度が増進したことが明らかである場合には、
1年を待たずに請求することができます。
●障がい基礎年金についての 問い合わせ/申請先●
●医療保険課 年金係(☎内線1147・1148)
※障がい年金の相談は、
各支所では行っていません。
本庁年金係のみでの相談となります。
●直方年金事務所(日本年金機構)
(☎0949-22-0891)
※音声案内が流れますので最初に
『1』
を押し、
続けて
『2』
を押してください。
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2017.2(No.131)