【資料2】中小企業雇用安定化奨励金の概要 中小企業が、就業規則や労働協約によって、契約社員やパートタイマーを正社員へと転 換させる制度を新たに導入し、実際に転換させた場合に、中小企業雇用安定化奨励金が支 給されます。 ◆受給要件 (1)雇用保険を事業所に適用していること (2)次の範囲の中小企業であること (3)雇用する全ての契約社員やパートタイマーなど(以下、有期契約労働者という)を 対象として、通常の労働者(以下「正社員」)に転換させる制度(以下「転換制度」) を労働協約または就業規則に新たに定めたこと (4)転換制度を定めた労働協約または就業規則に基づき、有期契約労働者を1人以上、 正社員へ転換させたこと (5)転換制度を公平かつ適正に実施していること ◆転換制度の内容 (1)転換のための条件が明示されていること (2)全ての有期契約労働者を対象としていること (3)転換後は、直接雇用で、期間の定めのない労働契約をすること (4)転換後の所定労働時間が、フルタイムで働く労働者の所定労働時間の9割を超えて いること (5)転換後の待遇が、雇用形態、賃金体系等(賞与、定期的な昇給等の有無、社会保険 への加入など)が正社員として妥当なものであること (6)転換後は、雇用保険の一般被保険者とすること ◆受給額 (1)転換制度導入事業主の場合 新たに転換制度を導入し、かつ制度を適用してその雇用する有期契約労働者を1人 以上正社員に転換させた場合・・・・1事業主につき35万円 (2)転換促進事業主の場合 制度を導入した日から3年以内に3人以上の有期契約労働者を正社員に転換させた 場合・・・・対象者1人につき10万円(10人が限度) ◆窓口 管轄のハローワーク
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