インフルエンザ警報発令及び 学級閉鎖等措置・集団発生等の状況について

平成29年2月2日 (木)
照会先:保健福祉部保健予防課 健康危機管理対策室
担当者:室長補佐(総括) 深谷 均
資料提供
インフルエンザ警報発令及び
学級閉鎖等措置・集団発生等の状況について
●インフルエンザ流行情報
本県における平成29年第4週(1月23日~1月29日)のインフルエンザ流行指数が31.85となり,
警報の基準値(30.00)を超えたため,本日,県内全域にインフルエンザ警報を発令しました。昨
シーズンより1週ほど早い警報発令となります。[昨シーズン警報発令:平成28年第5週(平成28
年2月1日~2月7日)]
保健所管内別のインフルエンザ流行指数は,竜ケ崎保健所管内(53.00)が最も高く,古河
(45.88),鉾田(41.00),常陸大宮(36.63)の順に高い状況です。
県民の皆様には,より一層「手洗いの励行」,「咳エチケットの実践」等の感染予防対策をお
願いいたします。
なお,茨城県衛生研究所において,平成28年9月5日から平成29年1月29日までの期間にイ
ン フ ル エ ン ザ ウ イ ル ス を 検 出 し た 131 検 体 の 内 訳 は , AH3(A 香 港 型 ) が 108 検 体 (82.4%) ,
AH1pdm09が12検体(9.2%),B型が11検体(8.4%)となっております。
[昨シーズン AH3(A香港型):16.4%,AH1pdm09:40.0%,B型:43.6%]
また,インフルエンザ情報および学級閉鎖措置・集団発生等の状況については,感染症情
報センターのホームページに掲載し,毎週木曜日に更新しています。
【茨城県感染症情報センターホームページURL】
http://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/eiken/idwr/index.html
《各保健所管内のインフルエンザ流行状況》
値は速報値です。今後数値に若干の変更が生じる場合があります。
保健所
定点数
調査期間:
H29.1.23~H29.1.29(第4週)
患者数
水戸
インフルエンザ
流行指数※
調査期間:
H29.1.16~H29.1.22(第3週)
患者数
インフルエンザ
流行指数※
17
323
19.00
275
16.18
ひたちなか
8
255
31.88
249
31.13
常陸大宮
8
293
36.63
309
38.63
日立
11
221
20.09
171
15.55
鉾田
5
205
41.00
138
27.60
潮来
8
292
36.50
240
30.00
竜ケ崎
14
742
53.00
519
37.07
土浦
13
320
24.62
321
24.69
つくば
10
338
33.80
213
21.30
筑西
10
235
23.50
265
26.50
常総
8
231
28.88
235
29.38
古河
8
367
45.88
342
42.75
120
3,822
31.85
3,277
27.31
県全体
※ インフルエンザ流行指数は1定点あたり1週間の平均患者数
インフルエンザ流行指数=
インフルエンザ定点において1週間の間にインフルエンザと診断した患者数
インフルエンザ定点数(県内120医療機関[平成29年1月29日時点])
1
感染症発生動向調査(流行指数の推移)
※
昨シーズンピーク
45
40
(
イ
ン
フ
ル
エ
ン
ザ
流
行
指
数
)
全国
40.08(H28年 第6週)
茨城
39.44(H28年 第6週)
35
全国 H27~H28
30
茨城 H27~H28
25
全国 H28~H29
20
茨城 H28~H29
15
10
5
0
40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 1
2
3
4
5
6
7
8
9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
(週)
インフルエンザの流行に関する警報・注意報について
① 流行指数が基準値(注意報:10 警報:30)を超えた場合には,「注意報」又は「警報」を発令します。
② 注意報:流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があること,
流行発生後であればその流行がまだ終わっていない可能性があることを示します。
警 報:大きな流行の発生・継続が疑われることを示します。
なお,警報の解除は終息基準値(10)を下回ったときになります。
《備 考》
インフルエンザの予防について
~ひろげるなインフルエンザ!ひろげよう咳エチケット!~
 インフルエンザにかからない,うつさないための対策
☆帰宅時の手洗い
手にウイルスがついたままにしない
ことが大切です
☆咳エチケット
咳やくしゃみをする時は
鼻や口をおさえましょう
マスクをしましょう
☆予防接種
 インフルエンザにかかった場合の対応
・ 早めに医療機関を受診して治療を受けましょう。
・ 安静にして,休養をとりましょう。特に,睡眠を十分にとることが大切です。
・ 水分を十分に補給しましょう。お茶やスープなど飲みたいもので結構です。
・ 一般的に,インフルエンザを発症してから 3~7 日間はウイルスを排出すると言われていま
すので,その間は外出を控えましょう。
2
【学級閉鎖等措置】
平成29年1月23日~平成29年1月29日(第4週)報告分
措置内容
患者数
休校・閉鎖
学年閉鎖
学級閉鎖
発生
累計
発生
累計
発生
累計
発生
累計
発生
累計
幼稚園
20
36
1
1
5
7
14
28
142
274
小学校
165
375
1
1
48
91
116
283
1,498
3,501
中学校
89
179
0
0
8
17
81
162
799
1,877
高等学校
33
59
0
0
2
3
31
56
322
598
特別支援学校
2
3
0
0
2
3
0
0
10
16
その他
3
3
0
0
3
3
0
0
47
47
計
312
655
2
2
68
124
242
529
2,818
6,313
※累計の欄は平成28年9月5日から平成29年1月29日の報告分までの合計。
※本県教育委員会が定めるインフルエンザ様疾患発生時の学級閉鎖の基準は,学級等の欠席率が 20%
施設区分
措置数(延べ)
に達した場合に,学校医と相談し措置を講ずることになっています。
【社会福祉施設等における集団発生状況】
平成29年1月23日~平成29年1月29日(第4週)報告分
施設数
患者数
報告数 累計 報告数 累計
2
16
33
285
6
24
88
340
5
19
76
292
1
4
23
77
0
0
0
0
14
63
220
994
施設区分
医療機関
介護老人福祉関係施設
児童関係施設
障害関係施設
その他
計
※累計の欄は平成28年9月5日から平成29年1月29日の報告分までの合計。
※各社会福祉施設内において,最初のインフルエンザ様症状の患者発生後7日以内に,その者を含め10
名以上の患者が集団発生した場合に,所管保健所に報告することになっています。
《関係課》
子ども政策局子ども家庭課
保育G
課長補佐 渡邉 輝夫
教育庁学校教育部保健体育課
健康教育推進室
室長補佐 岡野 洋一
総務部総務課
私学振興室
室長補佐 石徹白
障害福祉課
自立支援担当G
課長補佐 古市
長寿福祉課
施設指導G
課長補佐 山本
長寿福祉課地域ケア推進室
介護保険指導・監査G
室長補佐 伊東 正憲
重成
辰夫
厚生総務課
医療指導監
医療指導監
弘美
鉾田
皆藤
達治
和明
●過去シーズンの警報発令時期
警報
発令
週数
2010~2011
シーズン
2011~2012
シーズン
2012~2013
シーズン
2013~2014
シーズン
2014~2015
シーズン
2015~2016
シーズン
2016~2017
シーズン
発令なし
第5週
(2012/1/30
~2/5)
第3週
(2013/1/14
~1/20)
発令なし
第2週
(2015/1/5
~1/11)
第5週
(2016/2/1
~2/7)
第4週
(2017/1/23
~1/29)
≪参考≫保健所管轄市町村
竜ケ崎保健所:龍ケ崎市、取手市、牛久市、守谷市、
稲敷市、河内町、利根町
土浦保健所 :土浦市、石岡市、かすみがうら市、
美浦村、阿見町
つくば保健所:つくば市、つくばみらい市
筑西保健所 :結城市、筑西市、桜川市
常総保健所 :下妻市、常総市、坂東市、八千代町
古河保健所 :古河市、五霞町、境町
水戸保健所
:水戸市、笠間市、小美玉市、
茨城町、大洗町、城里町
ひたちなか保健所:ひたちなか市、東海村
常陸大宮保健所 :常陸太田市、常陸大宮市、
那珂市、大子町
日立保健所
:日立市、高萩市、北茨城市
鉾田保健所
:行方市、鉾田市
潮来保健所
:鹿嶋市、潮来市、神栖市
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