平成28年11月24日 (木) 照会先:保健福祉部保健予防課 健康危機管理対策室 担当者:室長補佐(総括) 深谷 均 資料提供 インフルエンザ流行情報および 学級閉鎖等措置・集団発生等の状況について ●インフルエンザ流行情報 本県における平成28年第46週(平成28年11月14日~平成28年11月20日)のインフルエンザ流 行指数が流行開始の指標である1.00を超え1.33(45週は0.90)となり,インフルエンザの流行が始 まったと見られます。今年は,昨シーズンより1ヶ月半ほど早い流行入りとなります(昨シーズン流 行入り:平成28年第1週(平成28年1月4日~1月10日))。 保健所管内別では,古河保健所管内(3.25)が最も高く,常陸大宮(2.50),つくば(2.20),筑西 (2.10),竜ケ崎(1.50),土浦(1.31),日立(1.18)の保健所管内で1.0以上となっています。 県民の皆様には「手洗いの励行」,「咳エチケットの実践」,「予防接種」等,インフルエンザの 予防をお願いいたします。 なお,インフルエンザ流行情報および学級閉鎖等措置・集団発生等の状況については,茨城 県感染症情報センターのホームページに掲載し,毎週更新しております。 【茨城県感染症情報センターホームページURL】 http://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/eiken/idwr/index.html 《各保健所管内のインフルエンザ流行状況》 46週の値は速報値です。今後数値に若干の変更が生じる場合があります。 保健所 定点数 調査期間: H28.11.14~H28.11.20(第46週) 患者数 水戸 流行指数 ※ 調査期間: H28.11.7~H28.11.13(第45週) 注意報・警報 患者数 の状況 流行指数 ※ 注意報・警報 の状況 17 5 0.29 - 6 0.35 - ひたちなか 8 1 0.13 - 0 0.00 - 常陸大宮 8 20 2.50 - 0 0.00 - 日立 11 13 1.18 - 2 0.18 - 鉾田 5 4 0.80 - 1 0.20 - 潮来 8 3 0.38 - 1 0.13 - 竜ケ崎 14 21 1.50 - 15 1.07 - 土浦 13 17 1.31 - 6 0.46 - つくば 10 22 2.20 - 21 2.10 - 筑西 10 21 2.10 - 16 1.60 - 常総 8 7 0.88 - 14 1.75 - 古河 8 26 3.25 - 26 3.25 - 120 160 1.33 - 108 0.90 - 県全体 ※ インフルエンザ流行指数は1定点あたり1週間の平均患者数 インフルエンザ流行指数 = インフルエンザ定点において1週間の間にインフルエンザと診断した患者数 インフルエンザ定点数 ・インフルエンザ定点数は県内に120医療機関(平成28年11月20日時点) ・流行指数が 1.0 を超えると流行期に入ったと判断します。 1 感染症発生動向調査(流行指数の推移) ※ ( 1 定 点 当 た り の 報 告 数 ) 昨シーズンピーク 45 全国 40.08(H28年 第6週) 40 茨城 39.44(H28年 第6週) 35 全国 H27~H28 30 茨城 H27~H28 25 全国 H28~H29 20 茨城 H28~H29 15 10 5 0 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 平成29年 平成28年 (週) ※値は速報値です。今後数値に若干の変更が生じる場合があります。 インフルエンザの流行に関する警報・注意報について ① 流行指数が基準値(注意報:10 警報:30)を超えた保健所区域には「地域注意報」又は「地域警報」 を発令します。また,県全体において流行指数が基準値を超えた場合には,「県全域注意報」又は 「県全域警報」を発令します。 ② 注意報:流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があること, 流行発生後であればその流行がまだ終わっていない可能性があることを示します。 警 報:大きな流行の発生・継続が疑われることを示します。 なお,警報の解除は終息基準値(10)を下回ったときになります。 《備 考》 インフルエンザの予防について ~ひろげるなインフルエンザ!ひろげよう咳エチケット!~ インフルエンザにかからない,うつさないための対策 ☆帰宅時の手洗い 手にウイルスがついたままにしない ことが大切です ☆咳エチケット 咳やくしゃみをする時は 鼻や口をおさえましょう マスクをしましょう ☆予防接種 インフルエンザにかかった場合の対応 ・ 早めに医療機関を受診して治療を受けましょう。 ・ 安静にして,休養をとりましょう。特に,睡眠を十分にとることが大切です。 ・ 水分を十分に補給しましょう。お茶やスープなど飲みたいもので結構です。 ・ 一般的に,インフルエンザを発症してから 3~7 日間はウイルスを排出すると言われてい ますので,その間は外出を控えましょう。 2 【学級閉鎖等措置】 平成28年11月14日~平成28年11月20日(第46週)報告分 措置数(述べ) 施設区分 保育所 幼稚園 小学校 中学校 高等学校 特別支援学校 その他 計 措置内容 休校・閉鎖 学年閉鎖 学級閉鎖 累計 発生 累計 発生 累計 発生 累計 0 0 0 0 0 0 0 17 0 0 0 0 0 2 178 0 0 3 5 3 16 128 0 0 0 2 3 11 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 323 0 0 3 7 6 29 (249) (0) (0) (1) (4) (5) (23) 患者数 発生 累計 発生 0 0 0 0 2 0 6 21 51 3 13 23 0 0 0 0 0 0 0 0 0 9 36 74 (6) (27) (61) ※累計の欄は平成28年9月5日から平成28年11月20日の報告分までの合計。 ※本県教育委員会が定めるインフルエンザ様疾患発生時の学級閉鎖の基準は,学級等の欠席率が 20% に達した場合に,学校医と相談し措置を講ずることになっています。 【社会福祉施設等における集団発生状況】 平成28年11月14日~平成28年11月20日(第46週)報告分 施設区分 医療機関 介護老人福祉関係施設 児童関係施設 障害関係施設 その他 計 施設数 患者数 報告数 累計 報告数 累計 0 0 0 0 1 2 15 26 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2 15 26 (0) (1) (0) (11) ※累計の欄は平成28年9月5日から平成28年11月20日の報告分までの合計。 ※各社会福祉施設内において,最初のインフルエンザ様症状の患者発生後7日以内に,その者を含め 10名以上の患者が集団発生した場合に,所管保健所に報告することになっています。 ●過去シーズンの流行入り時期 流行入り 週数 2011~2012 シーズン 2012~2013 シーズン 2013~2014 シーズン 2014~2015 シーズン 2015~2016 シーズン 2016~2017 シーズン 第1週 (2012/1/2~ 1/8) 第51週 (2012/12/17 ~12/23) 第51週 (2013/12/16 ~12/22) 第48週 (2014/11/24 ~11/30) 第1週 (2016/1/4~ 1/10) 第46週 (2016/11/14 ~11/20) ≪参考≫保健所管轄市町村 水戸保健所 :水戸市、笠間市、小美玉市、 竜ケ崎保健所:龍ケ崎市、取手市、牛久市、守谷市、 茨城町、大洗町、城里町 稲敷市、河内町、利根町 ひたちなか保健所:ひたちなか市、東海村 常陸大宮保健所 土浦保健所 :常陸太田市、常陸大宮市、 :土浦市、石岡市、かすみがうら市、 美浦村、阿見町 那珂市、大子町 つくば保健所:つくば市、つくばみらい市 日立保健所 :日立市、高萩市、北茨城市 筑西保健所 鉾田保健所 :行方市、鉾田市 常総保健所 :下妻市、常総市、坂東市、八千代町 潮来保健所 :鹿嶋市、潮来市、神栖市 古河保健所 竜ケ崎保健所:龍ケ崎市、取手市、牛 、境町 3 :結城市、筑西市、桜川市 :古河市、五霞町、境町
© Copyright 2024 ExpyDoc