インフルエンザ地域警報発令および 学級閉鎖等措置・集団発生

平成29年1月6日 (金)
照会先:保健福祉部保健予防課 健康危機管理対策室
担当者:室長補佐(総括) 深谷 均
資料提供
インフルエンザ地域警報発令および
学級閉鎖等措置・集団発生等の状況について
●インフルエンザ流行情報
竜ケ崎保健所管内において平成28年第52週(12月26日~1月1日)のインフルエンザ流行指数
が30.86となり,警報の基準値(30.00)を超えたため,本日,地域警報を発令しました。
県民の皆様には,より一層「手洗いの励行」,「咳エチケットの実践」等の感染予防対策をお願
いいたします。
なお,県内全域に対する「インフルエンザ注意報」は継続中です。(県全体の流行指数:14.31)
また,茨城県衛生研究所において,平成28年9月5日から平成29年1月1日までの期間にイン
フルエンザウイルスを検出した88検体の内訳は,AH3(A香港型)が70検体(79.6%),AH1pdm09が
12検体(13.6%),B型が6検体(6.8%)となっております。
[昨シーズン AH3(A香港型):16.4%,AH1pdm09:40.0%,B型:43.6%]
【茨城県感染症情報センターホームページURL】
http://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/eiken/idwr/index.html
《各保健所管内のインフルエンザ流行状況》
値は速報値です。今後数値に若干の変更が生じる場合があります。
保健所
定点数
調査期間:
H28.12.26~H29.1.1(第52週)
患者数
水戸
インフルエンザ
流行指数※
調査期間:
H28.12.19~H28.12.25(第51週)
患者数
インフルエンザ
流行指数※
17
115
6.76
90
5.29
ひたちなか
8
69
8.63
63
7.88
常陸大宮
8
80
10.00
54
6.75
日立
11
82
7.45
78
7.09
鉾田
5
62
12.40
37
7.40
潮来
8
144
18.00
93
11.63
竜ケ崎
14
432
30.86
209
14.93
土浦
13
161
12.38
141
10.85
つくば
10
183
18.30
154
15.40
筑西
10
95
9.50
70
7.00
常総
8
109
13.63
89
11.13
古河
8
185
23.13
131
16.38
120
1,717
14.31
1209
10.08
県全体
※ インフルエンザ流行指数は1定点あたり1週間の平均患者数
インフルエンザ流行指数=
インフルエンザ定点において1週間の間にインフルエンザと診断した患者数
インフルエンザ定点数(県内120医療機関[平成28年12月25日時点])
1
感染症発生動向調査(流行指数の推移)
※
昨シーズンピーク
45
40
(
イ
ン
フ
ル
エ
ン
ザ
流
行
指
数
)
全国
40.08(H28年 第6週)
茨城
39.44(H28年 第6週)
35
全国 H27~H28
30
茨城 H27~H28
25
全国 H28~H29
20
茨城 H28~H29
15
10
5
0
40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 1
2
3
4
5
6
7
8
9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
(週)
インフルエンザの流行に関する警報・注意報について
① 流行指数が基準値(注意報:10 警報:30)を超えた保健所区域には「地域注意報」又は「地域警報」
を発令します。また,県全体において流行指数が基準値を超えた場合には,「県全域注意報」又は
「県全域警報」を発令します。
② 注意報:流行の発生前であれば今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性があること,
流行発生後であればその流行がまだ終わっていない可能性があることを示します。
警 報:大きな流行の発生・継続が疑われることを示します。
なお,警報の解除は終息基準値(10)を下回ったときになります。
《備 考》
インフルエンザの予防について
~ひろげるなインフルエンザ!ひろげよう咳エチケット!~
 インフルエンザにかからない,うつさないための対策
☆帰宅時の手洗い
手にウイルスがついたままにしない
ことが大切です
☆咳エチケット
咳やくしゃみをする時は
鼻や口をおさえましょう
マスクをしましょう
☆予防接種
 インフルエンザにかかった場合の対応
・ 早めに医療機関を受診して治療を受けましょう。
・ 安静にして,休養をとりましょう。特に,睡眠を十分にとることが大切です。
・ 水分を十分に補給しましょう。お茶やスープなど飲みたいもので結構です。
・ 一般的に,インフルエンザを発症してから 3~7 日間はウイルスを排出すると言われてい
ますので,その間は外出を控えましょう。
2
【学級閉鎖等措置】
平成28年12月26日~平成29年1月1日(第52週)報告分
措置内容
患者数
休校・閉鎖
学年閉鎖
学級閉鎖
発生
累計
発生
累計
発生
累計
発生
累計
発生
累計
幼稚園
0
10
0
0
0
1
0
9
0
85
小学校
0
108
0
0
0
15
0
93
0
1,029
中学校
0
55
0
0
0
4
0
51
0
558
高等学校
0
12
0
0
0
0
0
12
0
128
特別支援学校
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
その他
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
計
0
185
0
0
0
20
0
165
0
1,800
※累計の欄は平成28年9月5日から平成29年1月1日の報告分までの合計。
※本県教育委員会が定めるインフルエンザ様疾患発生時の学級閉鎖の基準は,学級等の欠席率が 20%
施設区分
措置数(述べ)
に達した場合に,学校医と相談し措置を講ずることになっています。
【社会福祉施設等における集団発生状況】
平成28年12月26日~平成29年1月1日(第52週)報告分
施設区分
医療機関
介護老人福祉関係施設
児童関係施設
障害関係施設
その他
計
施設数
患者数
報告数 累計 報告数 累計
1
1
12
12
0
3
0
38
1
3
17
46
0
1
0
22
0
0
0
0
2
8
29
118
※累計の欄は平成28年9月5日から平成29年1月1日の報告分までの合計。
※各社会福祉施設内において,最初のインフルエンザ様症状の患者発生後7日以内に,その者を含め
10名以上の患者が集団発生した場合に,所管保健所に報告することになっています。
《関係課》
厚生総務課
医療指導監 鉾田
医療指導監 皆藤
TEL 301-3129
子ども政策局子ども家庭課
保育G
課長補佐 渡邉 輝夫
TEL 301-3252 (内線3250)
達治
和明
●過去シーズンの地域警報発令時期
地域警
報発令
週数
発令
保健所
管内
2010~2011
シーズン
2011~2012
シーズン
2012~2013
シーズン
2013~2014
シーズン
2014~2015
シーズン
2015~2016
シーズン
2016~2017
シーズン
第3週
(2011/1/17
~1/23)
つくば
古河
第3週
(2012/1/16
~1/22)
つくば
第2週
(2013/1/7
~1/13)
第4週
(2014/1/20
~1/26)
潮来
第52週
(2014/12/22
~12/28)
竜ケ崎
第4週
(2016/1/25
~1/31)
第52週
(2016/12/26
~2017/1/1)
竜ケ崎
ひたちなか
常陸大宮
鉾田
古河
ひたちなか
潮来
筑西
常総
古河
≪参考≫保健所管轄市町村
水戸保健所
:水戸市、笠間市、小美玉市、
茨城町、大洗町、城里町
ひたちなか保健所:ひたちなか市、東海村
常陸大宮保健所 :常陸太田市、常陸大宮市、
那珂市、大子町
日立保健所
:日立市、高萩市、北茨城市
鉾田保健所
:行方市、鉾田市
潮来保健所
:鹿嶋市、潮来市、神栖市
3
竜ケ崎保健所:龍ケ崎市、取手市、牛久市、守谷市、
稲敷市、河内町、利根町
土浦保健所 :土浦市、石岡市、かすみがうら市、
美浦村、阿見町
つくば保健所:つくば市、つくばみらい市
筑西保健所 :結城市、筑西市、桜川市
常総保健所 :下妻市、常総市、坂東市、八千代町
古河保健所 :古河市、五霞町、境町