地域 宮城県登米市 認定日 平成29年 2月 3日 通巻番号 2 - 28 - 069 ④新規用途開拓による地域農林水産物の需要拡大、ブランド向上 土壌改良資材「リコ・ソイル」を活用したブランド農産物の商品化と販路開拓 上水道ろ過土とカキ殻をリサイクルして主原料とした土壌改良資材「リコ・ソイル」を活用して登米の農家が栽培した手頃 な価格で旨いブランド農産物の商品化と販路開拓。 連携体 農林漁業者 須藤 勇一 (農業) 水稲栽培と肉用牛の生産に取り組み、新たに登米地方発のブランド農産物の商品化と販路開拓に取り組む。 中小企業者 (株)吉田レミコン(法人番号3420001006736 )(窯業・土石製品製造業) リサイクル技術を活用した土壌改良資材「リコ・ソイル」を開発し、 登米地方発のブランド農産物の生産拡大を後押しするとと もに、土壌改良資材の販路拡大を図る。 サポート機関等 宮城県中小企業団体中央会 (独) 中小企業基盤整備機構東北本部 連携の経緯 「手頃な価格の旨い米」を消費者へ届けることを米作りの基本として きた須藤勇一は、㈱吉田レミコンが開発した土壌改良資材「リコ・ソイ ル」との出会いによってその可能性の実現に向けて地域の農業者と「A クラブ味土里」を結成し、ブランド農産物の商品化と販路開拓を目指し ている。 連携に当たっての課題や工夫等 リサイクル技術を活用して誕生した「リコ・ソイル」の試験施用を繰り 返し、宮城大学の協力を得ながら効果の実証や消費者からの声を農 産物の栽培技術に取り入れた結果、水稲用リコ・ソイルが誕生した。 水稲用リコ・ソイルを使えば倒伏耐性が向上し、食味も良好であった ので、農業者の目線からメリットを押し出して販路を拡大する。さらに 今後は果菜類や花卉栽培用のリコ・ソイルの開発によって登米発のブ ランド農産物の生産・販売に繋げる。 一般消費者 みちの駅 ・ 直売所 小売店・飲食店 連 携 体 【代表者】 ブランド農産物の商品化と販路 開拓 須藤 勇一 ( 宮城県登米市) 水稲栽培の技術・設備 リコ・ソイルを施用した水田風景 【共同申請者】 土壌改良資材「リコ・ソイル」の 開発・供給 ㈱吉田レミコン (青森県八戸市) リサイクル技術で「土壌改良 資材「リコ・ソイル」の製品化 農業者 JA ・ 量販店 【連携参加者】 Aクラブ味土里(8名の農業者) 宮城大学食産業学部 ファームビジネス学科土壌肥料学 ブランド農産物の生産・販売 農産物・土壌改良資材の成分分析、栽培指導 連携による効果 農林漁業者 5年で 390万円の売上増加、ブランド農産物の増産による経営安定化。 登米産の米・果菜類のブランド化で新たな販路の拡大と売上げ・利益の向上を図る。 中小企業者 5年で9,700万円の売上高増加、リサイクル製品の農業資材利用拡大。 製造した「リコ・ソイル」の販路拡大を図ることにより、売上の増加と収益性の改善が期待される。 企業等の連絡先 企 業 等 名 : 株式会社吉田レミコン (宮城リ・ソイルセンター) T E L : 022-782-3433 E - m a i l : [email protected] 所 在 地 : 宮城県仙台市宮城野区扇町4-1-29 F A X : 022-766-9919
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