スライド 1

地域
滋賀県高島市
認定日
平成29年2月3日
通巻番号
5 - 28 - 098
③新たな作目や品種の特徴を活かした需要拡大
滋賀高島産の高品質にんにくを用いた燻製にんにく及びその加工品の開発・販売
新たな調味料として燻製調味料が注目され、需要が拡大している。 本事業では、滋賀県高島市の肥沃な黒ボク土壌で栽培さ
れた高品質にんにくを用いた新商品として燻製加工商品の開発に取り組み、新たな需要拡大を目指す。
 連携体
農林漁業者
お米農家のよこい (農業者)
共同申請者の協力のもと、自社で栽培したにんにくを用いて「燻製黒にんにく」「燻製にんにく醤油」「食べる燻製にんにく醤
油」、「燻製にんにくチップ」等の新商品を開発し、百貨店や高級スーパー、ギフト・カタログ販売等への販路開拓に取り組む。
中小企業者
スモーク工房杣人(食料品製造業)、
有限会社岩佐商店(法人番号4160002011199)(食料品製造業)
スモーク工房杣人では、これまで養った燻製技術及び知識をもとに新商品の原料となる燻製にんにくの加工を行い、有限会
社岩佐商店では自社製造の無添加醤油を用いた新商品の開発と製造及び既存販路を活用した販路開拓に取り組む。
サポート機関等
高島市商工会、 (独)中小企業基盤整備機構近畿本部
 連携の経緯
お米農家のよこいでは、有機栽培によるにんにくの栽培と熟成させた黒にんにくの製造販売に着手する中で、規格外にん
にくの活用が課題となっていた。高島市商工会がコーディネート役となり地域の燻製加工事業者と醤油メーカーとで農商工
連携プロジェクトを開始し、規格外のにんにくを用いた新商品として
燻製にんにくの加工品の開発に取り組むこととした。
 連携に当たっての課題や工夫等
本事業で開発する「燻製黒にんにく」は、一般的に販売されて
いる熟成させた黒にんにくを更に燻製することで香ばしさを加味
した商品で、商品化は当社が初めてである。また、一般的な燻製
調味料は調味料自体を燻製にするが、当社の「燻製にんにく醤
油」は燻製したにんにくを醤油に漬け込むことで濃厚な味として
いる。さらに漬け込んだにんにくをスライスし再度濃口醤油に漬
け込んだ調味料「食べる燻製にんにく醤油」は新規性の高い商
品で、同様に漬け込んだ燻製にんにくをチップし、そのまま食べ
られる「燻製にんにくチップ」も当社の独自商品である。
(小売用)
百貨店・高級スーパー
ギフト・カタログ通販
道の駅・ネットショップ等
(業務用)
飲食店・食品加工事業者
連
携
体
高島産高品質にんにく
(ホワイト福地六片にんにく)
燻製にんにく醤油
食べる燻製にんにく醤油
【代表者】
【共同申請者】
原料供給・加工品販売
新商品の開発・製造
お米農家のよこい
(滋賀県高島市)
スモーク工房杣人
(滋賀県高島市)
高品質にんにくの生産
新商品の開発・販路開拓
新商品の開発・にんにくの燻製加工
有限会社岩佐商店
(滋賀県高島市)
新商品の製造・販路開拓
 連携による効果
農林漁業者
5年で33,000千円の売上拡大
高品質にんにくの生産及びそれを用いた燻製商品の開発と販売により売上拡大が見込める。
中小企業者
5年で13,500千円の売上増、収益拡大
にんにくの燻製加工及び新商品の開発・製造により売上増と収益の拡大が見込める。
 代表企業等の連絡先
企 業 等 名 : お米農家のよこい
T E L : 0740‐33‐0823
E - m a i l : [email protected]
所 在 地 : 滋賀県高島市安曇川町中野292
F A X : 0740‐33‐0823
ホームページ: http://yokoifarm.jp/
地域
京都府向日市
認定日
平成29年2月3日
通巻番号
5 - 28 - 099
④新規用途開発による地域農林水産物の需要拡大、ブランド向上
京の伝統野菜®を活用した業務用「冷凍おばんざい」の開発・販売
京都で古くから栽培されていた「京の伝統野菜®」を活用し、手づくり感ある業務用「冷凍おばんざい」の開発と販売に取り組む
ことで国内外の需要拡大を目指す。
 連携体
農林漁業者
農事組合法人アグリ竹藤(法人番号3130005014228)(農事組合法人)
京丹後市でこれまでの栽培技術を活用し、「京の伝統野菜® 」の計画栽培と安定供給。
農林漁業者
まる京 (農業者)
京丹後市の国営農地で「京の伝統野菜® 」の計画栽培と安定供給。
中小企業者
京都食品株式会社(法人番号4130001019436)(食料品製造業)
「京の伝統野菜®」を原料にした業務用「冷凍おばんざい」の開発・製造・販売。
連携参加者
株式会社田園紳士(法人番号2130001057768)(飲食料品卸売業)
「京の伝統野菜® 」の物流及び調達。
サポート機関等
(独)中小企業基盤整備機構近畿本部
 連携の経緯
京都食品(株)は主取引先のホテル及び飲食店等から原料産地の情報開示や
京野菜使用の要望が出ていた。また既存商品は高温加熱殺菌により品質劣化
の課題があるため、製造工程見直しの必要性を感じていた。京野菜の生産農
家を探していた時期に、中小機構近畿本部の農商工事業者マッチング会で、
京丹後市内で京の伝統野菜を栽培している農業者と出会い、協力を要請して
連携に至った。
 連携に当たっての課題や工夫等
【商品盛り付けイメージ】
京都の「京の伝統野菜®」を原料にした手作り感ある「おばんざい」を開発し、さらに急速冷凍加工した業務用「冷凍おばん
ざい」は品質保持期間も長く、利便性があり、利用者は解凍するだけで、京都の和惣菜の味が提供可能となる。また、「京
の伝統野菜®」原料のブランドを活かして国内外の販路拡大を進める。
【共同申請者】
原材料の供給
【代表者】
製造・販売
国内外のホテル
旅館等宿泊施設
飲食店
高級スーパー
連
携
体
(農)アグリ竹藤
(京都府京丹後市)
京都食品(株)
(京都府向日市)
【連携参加者】
(株)田園紳士
京の伝統野菜の生産
商品開発、製造技術、
製造設備、販売、販路拡大
まる京
(京都府京丹後市)
京の伝統野菜
の物流・調達
京の伝統野菜の生産
 連携による効果
農林漁業者
5年で5,026千円(アグリ竹藤4,486千円、まる京540千円)の売上増
京の伝統野菜の栽培・安定供給で売上増加と収益拡大が見込めるとともに、「京の伝統野菜®」の認知度が高まる。
中小企業者
5年で50,447千円の売上増、収益拡大
京都の伝統野菜を原料にした高品質の業務用「冷凍おばんざい」の開発と国内外の販売により売上拡大を見込める。
 代表企業等の連絡先
企 業 等 名 : 京都食品株式会社
T E L : 075-933-0257
所 在 地 : 京都府向日市鶏冠井町西金村3-1
F A X : 075-933-0138
地域
奈良県北葛城郡
認定日
平成29年2月3日
通巻番号 5 - 28 - 100
④新規用途開発による地域農林水産物の需要拡大、ブランド向上
国産こんにゃく芋を用いたダイエット・低カロリー商品の開発・販売
永井大介が栽培したこんにゃく芋を使用し、(株)上杉食品が健康志向の高い低カロリー商品として、「こんにゃく麺」及び「こ
んにゃくスイーツ」の開発に取り組む。開発した商品は、付加価値の高い商品を取り扱う高級スーパーや外食産業に提供
するとともに、新たにギフト・カタログ通販や宅配市場での販路開拓に取り組むことで事業拡大を目指す。
 連携体
農林漁業者
永井大介(農業者)
(株)上杉食品が開発する「こんにゃく麺」「こんにゃくスイーツ」に必要なこんにゃく芋の栽培と安定供給に取り組む。
中小企業者
株式会社上杉食品 (法人番号5150001014764)(食料品製造業)
「こんにゃく麺」「こんにゃくスイーツ」を開発し、高級スーパーや外食産業、ギフト・カタログ通販等の販路開拓に取り組む。
サポート機関等
(独)中小企業基盤整備機構近畿本部
 連携の経緯
こんにゃく製品において、現代の食生活や生活環境の変化に対応した付加価値の高
い製品が必要と考えていた(株)上杉食品と、品質の高い国産のこんにゃく芋の新たな
需要拡大を模索していた永井大介との思惑が一致したことから、今回両者が連携して
国産こんにゃく芋を用いた「こんにゃく麺」及び「こんにゃくスイーツ」の開発と販売に取り
組むこととした。
【開発商品の盛り付け例】
 連携に当たっての課題や工夫等
消費者のライフスタイルの変化に伴い、昔ながらのこんにゃくの需要は年々減少して
いるが、一方では、こんにゃくはカロリーが極めて低く、植物繊維が豊富で整腸作用の
効果が高いことから、健康に良いダイエット食品としてのニーズが高まり、こんにゃくを用
いた低カロリー商品が注目されている。 (株)上杉食品は、こんにゃく独特の臭みを抑え
る製法ノウハウをもっており、永井大介と連携することで、栽培する品質の高い国産のこ
んにゃく芋を計画に応じて安定的に確保することが可能となった。
高級スーパー
外食産業、
ギフト・カタログ通販
宅配市場等
連
携
体
【代表者】
こんにゃく製品製造
【共同申請者】
原材料調達
(株)上杉食品
(奈良県北葛城郡)
永井大介
(群馬県利根郡)
こんにゃく麺・こんにゃくスイーツの
開発・製造・販売
こんにゃく芋の栽培・供給
 連携による効果
農林漁業者
5年で4,740千円の売上高増
本事業を行うことで、こんにゃく芋の新たな需要拡大と安定した販路が確保できる。
中小企業者
5年で84,000千円の売上高増、収益性の改善
本商品で新たなユーザー獲得に向けた事業展開を図ることにより売上の増加と収益性の改善が期待される。
 代表企業等の連絡先
企 業 等 名 : 株式会社上杉食品
T E L : 0745-72-2455
E - m a i l : [email protected]
所 在 地 : 奈良県北葛城郡上牧町下牧3-7-53
F
A
X
: 0745-32-2455
ホ ー ム ヘ ゚ ー シ ゙ : http://uesugisyokuhin.co.jp/
地域
奈良県奈良市
認定日
平成29年2月3日
通巻番号 5 - 28 - 101
④新規用途開発による地域農林水産物の需要拡大、ブランド向上
北海道本別町産黒豆を使用した和菓子の開発・製造・販売
三和製菓株式会社は本別町農業協同組合と連携することで、新商品として従来商品にはなかった黒豆餡を使った和菓子
を開発し、関連会社の店舗やJR沿線等の駅キヨスク、ギフト・カタログ通販等での販路開拓に取り組むことで売上拡大を目
指す。
 連携体
農林漁業者
本別町農業協同組合(法人番号2460105001416)(農業協同組合)
本別町農業協同組合は新商品の原料となる黒豆「いわいくろ」の計画栽培と安定供給に取り組む。
中小企業者
三和製菓株式会社 (法人番号6150001000904 )(菓子製造業)
農林漁業者が生産した「いわいくろ」の特性を最大限に引き出した和菓子の新商品開発と販売に取り組む。
サポート機関等
(独)中小企業基盤整備機構近畿本部
 連携の経緯
伝統的な和菓子以外にも、若年層を意識した和洋折衷の新商品開発を模索していた
三和製菓(株)と、炒り豆や味噌等で味の評価を得ている、繊細な皮を持つ本別町産黒
豆の新たな活用方法を求めていた本別町農業協同組合との思惑が一致し、本別町産
黒豆「いわいくろ」を餡に練り上げ、黒豆餡を使った新商品として「黒豆大福」「黒豆わら
び餅」「黒豆ミニ三笠」「ういろ黒豆」等の開発と販売に取り組むこととした。
【試作品(黒豆ミニ三笠)】
 連携に当たっての課題や工夫等
小豆餡のような食感や粘度を出すには豆に含まれるでんぷんが重要であるが、黒豆
はタンパク質が多く含まれるため、一般的に小豆のような餡はできないとされていた。三
和製菓(株)は、1936年の創業から培った高い和菓子の技術があり、本別町農業協同組
合と連携し、加工特性に優れ餡状にしやすい本別町産「いわいくろ」を安定供給できるこ
とで本事業が可能になった。黒豆は、古来より体に良いものと知られており、高タンパク
低カロリーである黒豆は、健康・ダイエット食材としても注目され、女性を中心に健康志
向の顧客に支持されている。
関連会社である
千壽庵吉宗の店舗、
菓子卸売業者、百貨
店や量販店、JR沿
線等の駅キヨスク、
ギフト・カタログ通販、
食品商社等
【共同申請者】
原材料調達
【代表者】
和菓子の製造
連
携
体
三和製菓(株)
(奈良県奈良市)
本別町農業協同組合
(北海道中川郡)
本別町産黒豆を使った和菓子の
開発・製造・販売
黒豆「いわいくろ」の安定供給
 連携による効果
農林漁業者
5年で2,106千円の売上高増
本事業を行うことで、黒豆の新規用途開発が可能となり、本別町産黒豆の更なるブランド化を進めることができる。
中小企業者
5年で30,225千円の売上高増、収益性の改善
本商品で新たなユーザー獲得に向けた事業展開を図ることにより売上の増加と収益性の改善が期待される。
 代表企業等の連絡先
企 業 等 名 : 三和製菓株式会社
T E L : 0742-23-3001
E - m a i l : [email protected]
所 在 地 : 奈良県奈良市押上町39-1
F A X : 0742-27-4546
ホ ー ム ヘ ゚ ー シ ゙ : http://www.senjyuan.co.jp