様式1 学力向上に向けた取組事例(H28) 事務所名 県北 学校名 北茨城市立精華小学校 課題 ・基礎的・基本的な学習内容の定着 ・教師の授業力向上 TEL 0293-42-0328 改善方法 ・学校課題研究の推進 ・指導改善の方途の共有化 1 昨年度までの課題 ・基礎的・基本的な学習内容の定着に二極化の傾向がある。 ・全国学力・学習状況調査,茨城県学力診断のためのテストの分析結果から,特に,算数科の「図形」 「量と測定」領域の学習内容の定着率が低い。 ・教師間で指導改善の方途が十分に共有されていない。 2 取組のキーワード 「すべては児童のために」(学校経営方針と共通) ○ 課題の明確化 ○ 指導改善の方途の共有化 ○ 系統的な実践計画の立案化 3 具体的な実践 基礎的・基本的な学習内容の定着 ・全国学力・学習状況調査の自校採点を行い,課題の明確化を図った。 ・全国学力・学習状況調査の自校採点の分析結果資料を速報として職員に配付し,課題につい て職員間で共通理解を図った。【資料1】 ・特に,課題が見られた領域,内容については,目標を達成した児童の姿を設定し,それを見 取るための適応問題と振り返りを重視する授業を実践した。【資料2】 ・算数科に関する掲示物を教室や廊下,階段等に掲示し,校内環境整備を進めた。【資料3】 ・「家庭学習の手引き」を配付し,家庭学習の充実を保護者に呼びかけた。【資料4】 ・主に算数科の授業で少人数授業やTT指導を行い,個に応じた授業の実践を目指した。 教師の授業力向上 ・各学年で1回以上研究授業を行い,全職員で相互参観することで教師の授業力向上に努めた。 ・研究授業に向けた指導案検討を全職員で行い,指導改善の方途の共有化に努めた。 ・「精華小の学習プロセス(算数)」を作成し,職員間で共通理解を図った。【資料5】 4 成果について ・児童へのアンケート結果から「進んで発表し,工夫して学習する」児童の割合が増加した。 ・全国学力・学習状況調査では,国語A・B,算数A・Bの全てにおいて昨年度の本校の結果, 今年度の全国,県平均を上回った。 ・教師の学力向上に向けた意識が高まり,指導改善が図られている。
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