『頑張る人たち』訪問

『頑張る人たち』訪問
頑張る人たち
目の見 えない方に各 種の広 報 誌を録 音して
届けているのが、音 訳 ボランティアのみなさん
です 。広 報 特 別 委 員 会の正 副 委 員 長 がおじゃ
ま してお 話 を う か がいまし た 。ふ だんは 旧 町
ごとのグループで活 動しておられますが、
この
日は全 グループから集まっていただきました。
しています。「議会だよ
まずは活動内容を教えてください。
広報は見える方にも見え
人
専用の機械から聴こえてきたのはこんな声でした。
代の
で構成する美山の「こだま
「神社の舞台に着物を着た子どもが緊張した顔つきで
代から
てはなりません。見える、
グループ」が担当していま
立っています。その周りには裃姿の大人が…」
り」は
聞こえる人たちが読み取れ
す。美山町時代の朗読ボラ
ない方にも平等に届かなく
る広報の中身と同じように
なんと議会だよりの表紙を飾った写真を音に直して説明
ンティアから
年目を迎え
しなければというあたりに
テープからデイジーと呼ば
している部分でした。
音訳する立場から言うと
れる機械に変わったときは
社協の広報も音訳していま
字数が多いことはあまり問
操作に苦労しましたが、若
す。
京都ライトハウスの講師
題ではありません。文字で
い会員がベテランを助けま
人)」は
「広報なんたん」を、八木
による研修で、聞き取りや
はなく写真やグラフを表現
した。
「かわせみ(
人)」は
すい読み方などを学んでい
するほうがはるかに難しく
の「やまびこ(
「お知らせなんたん」を、
ます。これを聴いてみてく
と書いてありますが、何か
員のところに「一問一答」
一般質問のページの全議
んに苦労をかけていたとは!
は 説 明 がほしいです 。む し
が 、こ ういう 難 しい 用 語 に
葉 も よ く 使 わ れ てい ま す
ま た「 専 決 処 分 」とい う 言
が 大 事 だと思 うのです が 。
コの 中 に 書 いて あ る 内 容
て」より も 、そのあ とのカッ
ろ「 専 決 処 分 の 承 認 につい
他に「議会だより」についての意見を聴かせてください。
ら言 葉 にするので時間が
グラフや写真は考えなが
は「広報なんたん」を午
で、一日かかります。園部
を聞き直す作業もあるの
月に2回活動しています。
「 お 知 らせなんたん」
なので
後2日間に分けて、八木は
は専用の機械が必要です
音訳したCDを聴くに
届けますので多くの方に利
す。ご希望があればCDを
事業」という制度がありま
会員も募集しています。
す。また、ボランティアの
用いただければうれしいで
頑張る人たち
きありがとうございました。
私たちもわかりやすい紙面づくりに努力したいと思います。貴重なお話を聞かせていただ
(※)対象者や上限額に制限があります。
が 、 「 ※日 常 生 活 用 具 給 付
たくさんの方に聴いてもらいたいですね。
そういうご苦労があって届く情報があるのですね。
かかります。録音したもの
悩んでいます。音訳作業にはどのくらい時間がかかるのですか。
そうですよね。編集する側も「正確な言葉」と「わかりやすさ」をどうするのか、いつも
意味があるのでしょうか。
編集委員が見やすい紙面にしようとグラフを使ったことがかえってボランティアのみなさ
苦労します。録音機材が
そして日吉の岩田佳枝さん
機械を囲んで真剣に録音が進みます
ださい。
4町で分担し、園部の
ました。他にも民生委員や
10
重い責任を感じます。
70
18
4
市議会だより
『なんたん』
/第44号
市議会だより『なんたん』/第44号
5
40
が「人推協だより」を担当
社会福祉協議会の担当者も交えて活発な意見交換
12
13
議会広報特別委員会
×
音訳ボランティア