アビームコンサルティング

PBL
プログラム 16
アビームコンサルティング
A B e a m
トホンで情報やデータを探す学
した。疑問が出てきたらスマー
通じて英語でヒアリングもしま
な体験をした一日でした。
し切った」と言い切れる、そん
「今持っているすべての力を出
始まってしまうとあっという
間。頭のなかをフル回転させて
「まだ話し合いが十分ではな
に求められるスキルについての
生も。刻々とプレゼンテーショ
い」
「話す内容に筋が通ってい
講義がありました。
ンまでの時間が迫る中、意見が
ない気がする」など、不安な気
そして講義終了後、いよいよ
課題が発表され、学生は、
「海
まとまらずに焦って、話し合い
持ちを抑えながら、なんとかチ
外の某飲料メーカーが日本市場
ームとしての意見を一つにまと
めることができました。そして
で売り上げを伸ばしたいと考え
ありました。すると、チームご
の方向性が見えなくなる場面も
いよいよ5分間のプレゼンテー
ており、そのための施策を考え
意見が出過ぎて収拾がつかないときの
サポーターのこの言葉。冷静になって
話し合いの軌道修正ができた
ションです。
る」といった実践に近いロール
今は何をする時間なの?
海外飲料メーカーが日本で成功するには?
とについた同社のサポーター
総合系コンサルティング会社、アビームコンサルティングのPBL は、特定の大学ではなく、参加学生を広く公募し、実際に
﹁コンサルティング体験﹂をするプログラム。全国から参加した学生は、テーマ発表から3時間という短時間決戦に臨みました。
(コンサルタント)が、今やる
限られた時間で成果を出す
体験をしてほしい
プレイを行いました。これはコ
テーマ発表からわずか3時間
で、チームで意見を出し合って
ンサルタントとして解決策を提
結論を一つにまとめ、プレゼン
です。
テーマ
実際にコンサルタントの業務を体
験して、
「チームで意見をまとめて
仕事をするのは難しい」
ことを実感
人事グループ
企画チーム
衣川亜紀さん
が深い
わずか数時間で、各チーム
提案をチ
議論をし、しっかりした
チーム
ームでまとめ上げました。
議論し
って
向か
ルに
ゴー
つの
で一
を感じ、コ
提案することの面白さ
をもっ
ンサルティング業界に興味
てもらえたらいいですね。
テーションまでもっていくの
あえてこのような設定をしたの
は、難しいこと。しかし同社が
は、
「限られた時間で、一定の成
ス。学生は「今は何について話
とい
「いい案をださなきゃ」
最初は
なかなか
うプレッシャーもあって、
が、サポ
発言ができなかったのです
、どんど
ーターのアドバイスを受け
ました。
ん意見を出せるようになり
やりが
コンサルティングの仕事は
した。
いがあって面白いと思いま
べきことに気づかせるアドバイ
目谷友花さん
示するというもの。
め や ゆう か
PBLにはさまざまな
今回の
大学から学生が集まりました。
2年
果を出すという体験をして欲し
PBLを終えて
しあえばいいのか」
を再確認し、
【参加学生】
瑞島真弥、吉岡夏美、目谷友花、米山陽香
い」
という狙いがあるからです。
売り上げを上げるためには認知度のアップが不可欠ということ
で、宣伝方法に着目。国産ブランドにこだわらず、いろいろな飲料
を飲んでみたい若い人に対し、某飲料メーカーのイベントを催し
て、その様子をSNSなどに投稿して拡散を狙うと提案。審査者か
らは
「認知度を上げて、国内でどのポジショニングを狙うのかを
はっきりさせるともっとよい」
という意見が出た。
ホワイトボードを使いながら可
「抽選で海外旅行が当たる、
某海外飲料メーカー製品を飲める場の提供」
まずは与えられた資料を読み
込み、日本の飲料市場を理解。
チーム 2 (9班)
海外にいるコンサルタントやク
【参加学生】
浅井菜緒、田原優香、笹田もも、牧岡依莉
PBL当日は現場の第一線で
活躍するコンサルタントから、
日本での売り上げ不振の原因を4P(Product 、Price 、Place 、
Promotion)のキーワードにまとめて提示し、そこから現実な解
決策として、
「女性や若年層に特化した某飲料メーカーのイベン
トを東京で開催することで広告を出し、露出を広げる」
ことを提
案。審査者からは
「4Pを使った現状分析は分かりやすい。問題解
決のプロセスがしっかりしていて、納得感がある」
と評価された。
コンサルティング業務や一日の
イベントを東京で開催
コンサルタントの仕事は「限
られた期間でいかに成果を出せ
チーム 1 (8班)
某海外飲料メーカーの
視化し、話し合いを進めます。
企業
ライアント社員とビデオ会議を
学生
プレゼンテーション
スケジュール、コンサルタント
1週間前のオリエンテーションでは、コンサルティ
る提案ができるか」が勝負なの
オリエンテーション
ング業界と同社におけるサービスの説明が行われ
た。各自に資料が配布され
「これを読んで、社会のビジネスの流れ
を知り、来週までにコンサルティングについてのイメージをふく
らませてください」
という宿題が出た。
95
オープン参加した女子学生たち。プレゼン
が終わり、充実感のある笑顔を見せていた
C o n s u l ti n g
企業
学生
オープン参加