海上保安学校では、１２月２６日、今年最後の訓練行事となる早朝訓練競技会を行いました。この競技会は、先に行われた早朝訓練（１２月１５～２３日）で培われた精神力と忍耐力を発揮し、分隊対抗で競技することにより、分隊内の団結力及び士気の高揚を図ることを目的として行われているもので、競技会終了後に学生は離寮を迎えるということもあり、学生が指折り数えて待ちわびる１年の締めくくりの訓練行事となっています。競技会は、学生５７８名（うち女子６６名）が参加し、駅伝競走、端艇競漕及びその総合得点で競いました。駅伝競走は、男子２４チーム（各分隊２チーム）女子２チームの計２６チームが、男子２５．６キロメートル、女子２０．１キロメートルをリレー方式でたすきを繋ぎ、端艇競漕は、各分隊１チームの計１４チームが学校前面海域に設定した往復３５０メートルのコースで行いました。本競技会にあたって、各分隊とも、必勝を期してチーム編成を工夫したり、休日を利用して端艇の練習を行うなど、一致団結して競技に臨み、周囲の盛大な応援に応えるべく、懸命に走ったり、漕ぐ姿は感動を呼びました。協議会終了後、表彰式を行い、各種目及び総合１位から３位までの分隊には、西山博教育訓練部長から賞状及び副賞が授与され本競技会に幕を下ろしました。【結果】駅伝の部１位１分隊 A チーム、２位２分隊 A チーム、３位１０分隊 A チーム端艇の部１位７分隊、２位１分隊、３位１１分隊総合優勝６分隊、準優勝１分隊、３位２分隊