季節の味を楽しみましょう!! もち

平 成 29年 1月
みぞのくち保育園
新年おめでとうございます。今年も元気に過ごしましょう。
お正月はお餅を食べましたか。最近はのどにつまらせるのがこわかったり、あまり食べる機会がなかったりして
お餅を食べずに過ぎてしまうこともあるようです。口には ○消化器官(食物を小さくして消化酵素の唾液と混
ぜて体内に取り込む) ○発声 ○呼吸 ○感覚器官(食感を感じる)役割があります。お餅や豆腐などいろい
ろな食感がありますが、経験をするうちに固さや飲み込み方を覚えていきます。よく噛んで唾液と混ぜ、飲み込
むといった経験をたくさんしましょう。泣いている時やふざけている時は思いがけずに飲み込んで危険なことも
あります。楽しい食卓にするためにもよく噛んで飲み込む習慣をつけましょう。
唾液の役割を知っていますか
梅干を見た時、ご飯を食べている時に出てくる唾液。どんな
役割をしているか知っていますか。知らないうちに大切な仕事
をしています。
よく噛んで唾液と混ぜることで飲み込
みがしやすくなります。また、消化もし
口を閉じておくと唾液で乾燥を防
やすくなるうえ、一層おいしく味わうこ
ぎ、鼻呼吸のため病気の感染も防ぎ
ともできます。
ます。風邪もひきにくくなります。
口の中を中性に保ち、虫歯を防ぎ、再石灰化を
促します。でも睡眠中は分泌が減少するので寝
る前の歯磨きはしっかりと。
参考:芽ばえ社「保育園の食事&健康だより」
もち
季節の味を楽しみましょう!!
お餅は古くから稲の実りをもたらす歳神様へのお供えでした。特にお正月には歳神様に供えたお餅を食べるとエネル
ギーを授かるとの言い伝えがあり、大晦日の小さな丸餅や地域の産物を供え、元旦にひとつの鍋で煮込んで食べていた
のが雑煮の始まりといわれています。また、お餅は命を再生すると考えられていたので、出産、誕生日、桃の節句、端午
の節句など人生の節目に作られてきました。一升餅を背負ったり、お赤飯を炊いたりと今でもお祝い事に使う風習が残り
ます。節目のお祝いを形にできるのは素敵ですね。
平成29年1月
日
4
昼食献立名
曜
乳児・幼児 主食
日
乳児・幼児 副食
ごはん
ツナ入り卵焼き
水 じゃが芋の甘煮
予定献立表
午後おやつ
献立名
牛乳
ブラウンケーキ
みぞのくち保育園
ひ と く ち メ モ
今月の献立
伝えていきたい伝統の味
味噌汁(切干大根・わかめ)
5
・
19
6
・
20
木
金
7
・
21
土
10
・
26
火
・
木
11
・
23
水
・
月
12
・
24
木
・
火
13
金
14
・
28
16
・
30
17
・
31
18
土
月
みかん
ごはん
鶏肉の胡麻照り焼き
炒めなます
味噌汁(里芋・ほうれん草)
みかん
ロールパン
ほうれん草のグラタン
粉吹芋カレー風味
キャベツスープ
みかん
ごはん
炒り豆腐
ブロッコリーの塩茹で
味噌汁(じゃが芋・玉ねぎ)
りんご
はちみつサンド
鮭のムニエル
さつま芋サラダ
春雨スープ
いちご
ごはん
生揚の土佐煮
小松菜の胡麻和え
沢煮椀
ぽんかん
カレーライス
中華サラダ
りんご
のっぺいうどん
厚焼き卵
豆腐の和え物
みかん
ごはん
ポテトのチーズ焼き
野菜スティック
味噌汁(絹豆腐・小松菜)
みかん
ごはん
豚肉の鉄火煮
人参のしりしりー
牛乳
スティックパン
今月は、七草(雑炊)、鏡開き(おしるこ)など、古くから伝わる日本の
食文化にちなんだ献立を多く取り入れました。のっぺい汁やあんかけ
ビーフンなど、とろみのある料理を選び、冷めにくく、体の温まる献立を
工夫しました。
お茶
雑炊
◎ 今月の献立に取り入れた旬の食材
【野菜】 ほうれん草・小松菜・大根・里芋
【その他】 みかん・ぽんかん・いちご
牛乳
豆乳ウエハース
玄米小丸
◎ 献立紹介 ~保育園の和食~
・炒めなます…
根菜としらたきを炒め煮に。
少しの酢でさっぱりとした味わいです。
・沢煮椀…
「沢」は「沢山(たくさん)の」という意味です。
豚肉や野菜など、たくさんの具が入った汁物です。
牛乳
バウムクーヘン
家族そろって「いただきます」
11(水)お茶
おしるこ、のりおかき 子どもたちは、身近な人と一緒に食べることで安心感を得られます。
23(月)牛乳
沖縄風ドーナツ
のむヨーグルト
マクビティビスケット
星たべよ
牛乳
ひじきごはん
牛乳
手塩屋
オレオ
牛乳
芋ようかん
味噌汁(油揚げ・かぶ・かぶ葉)
りんご
ごはん
花しゅうまい
火 ほうれん草とコーンのソテー
味噌汁(大根・えのき)
みかん
ごはん
ポークビーンズ
水 キャベツのおひたし
牛乳
手作りポップコーン
北の卵
牛乳
りんごゼリー
リッツクラッカー
味噌汁(わかめ・長ねぎ・麩)
25
27
みかん
ごはん
厚焼き卵
水 豆腐の和え物
のっぺい汁
みかん
ごはん
レバーの立田揚げ
金 ほうれん草のおひたし
煮豆
牛乳
あんかけビーフン
牛乳
ひじきごはん
味噌汁(わかめ・玉ねぎ) いちご
※献立は、都合により変更する場合があります。
励ましてもらって、苦手な物にも挑戦してみる。
一口でも食べられたら褒めてもらう。そんな食卓での体験は、
一生の宝物になります。
家族一緒の食卓を、大切にしてみませんか。
春の七草
七草粥に入れる7種類の若葉を、「春の七草」といいます。
春の七草の種類
セリ・ナズナ
ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ
スズナ・スズシロ
保育園の入り口付近に、見本を飾る予定です。
ぜひ、お子さんと一緒に、実物も見てみてくださいね。
なぜ七草を食べるのか
七草は、早春にいち早く芽吹くことから、邪気を払うとい
われました。
そこで、無病息災を祈って、七草粥を食べます。
お粥は、消化が良いので、正月疲れが出はじめた胃腸に
も優しい料理です。
みぞのくち保育園では、七草粥の代わりに、
6日(金)おやつにて「雑炊」を提供します。
ご家庭でも、ぜひ話題にしてみてくださいね。