年間件数40件を下回るのは57年ぶり!

茅 ヶ 崎 市 記 者 発 表 資 料
平 成 2 9 年 1 月 4 日
消防本部消防総務課 課長 高木邦喜
電話 0467(82)1111 内線 4113
年間件数40件を下回るのは57年ぶり!
茅ヶ崎市の平成28年の火災・救急出動状況
平成28年1月1日から12月31日までの1年間の火災・救急出動の状況をまとめました。
1 火災の発生状況
平成28年中に茅ヶ崎市内で発生した火災は35件で、平成27年中の51件に比べると16
件、約3割の減少となり、57年ぶりに年間件数40件を下回りました。火災件数は人口規模に影響さ
れるため、人口1万人当たりの出火率で比較すると、平成28年の出火率は1.5(件/万人)で、昭和
23年の茅ケ崎市消防本部・消防署発足当初の1.1(件/万人)に次いで歴代で2番目に低い出火率と
なりました。減少した火災の内訳としては、昨年と比べ、建物火災が3件、車両火災が3件減少し、
その他の火災は10件減少しています。火災による死傷者は、死者が2人、負傷者は6人となり、
昨年と比べ負傷者が1人減少しています。また、出火原因として、放火・放火の疑いによる火災が
7件減少しています。
過去の出火率
種別
年別
昭和23年
平成26年
平成28年
出火率
人口
火災件数
順位
1.1
1.9
約45,000人
約238,000人
5件
46件
歴代1番目に低い
歴代3番目に低い
1.5
約240,000人
35件
歴代2番目に低い
火災種別
種別
年別
26年
27年
合計
建物火災
林野火災
車両火災
その他の火災
46件
51件
30件
28件
0件
0件
2件
4件
14件
19件
28年
35件
25件
0件
1件
9件
△16件
△3件
-
△3件
△10件
前年比
死傷者数
死傷者
年別
26年
27年
死者
負傷者
3人
2人
15人
7人
28年
2人
6人
前年比
-
△1人
-1-
焼損程度(出火建物)
程度
年別
全焼
半焼
部分焼
ぼや
26年
6棟
1棟
6棟
16棟
27年
3棟
2棟
3棟
20棟
28年
3棟
2棟
3棟
17棟
前年比
-
-
-
△3棟
出火原因別件数
出火原因
1位
年別
2位
26年
27年
放火・放火の疑い 11件
放火・放火の疑い 14件
28年
放火・放火の疑い 7件
3位
こんろ 5件
配線器具 6件
配線器具 4件 ・ こんろ 4件
こんろ 5件
たばこ 4件
※今後の調査状況により件数等が変更となる場合があります。
2 救急救助出動の状況
(1) 救急出動件数
平成28年の出動件数は、10,692件(昨年比約3.5%増加)で昨年に引き続き1万
件の大台を超え、1日平均約29件の出動となりました。搬送人員は、365人増加し10,
076人搬送を行い、初めて1万人の大台を超えました。
119番通報を受けてから、病院に収容するまでの平均所要時間は28分30秒で、27年
全国平均の39分24秒(総務省「平成27年救急・救助の概要」抜粋)より10分54秒早
い結果となりました。
過去3年間の署所別救急件数
年別
26年
27年
28年
(増減)
本署
1,843
1,899
2,053
+154
小和田
1,897
1,968
1,989
+21
鶴嶺
1,289
1,288
1,388
+100
松林
2,170
2,112
2,168
+56
海岸
2,222
2,260
2,275
+15
小出
822
819
+16
署所
803
合計
10,243
10,330
10,692
+362
前年比
▲0.7%
0.8%
3.5%
-
搬送人員
9,648人
9,711人
10,076人
+365
-2-
(2) 救急搬送状況
事故種別ごとでは、急病が292人、一般負傷が159人の増加となり、交通事故が57人、
その他が29人の減少となりましたが、全体では365人の増加となりました。
傷病程度別では、死亡10人、重症71人、中等症107人、軽症が181人増加し、その
他が4人減少しました。
軽症者の搬送比率が、全体の約42パーセントを占めているため、「救急車の適正な利用」
の啓発および周知を継続していきます。
搬送状況詳細
27年
28年
事故種別
救急搬送人員(上位)
急
病
一般負傷
交
通
6,614人
1,440人
854人
急
病
一般負傷
交
通
6,906人
1,599人
797人
月別
救急出動件数(上位)
1月
7月
8月
(最下位
973件
930件
916件
6月 760件)
12月
8月
1月
(最下位
997件
989件
977件
6月 733件)
月平均 救急出動件数
1日平均 救急出動件数
860.8件
891件
28.3件
(約51分に1件の割合で出動)
老 人
年齢別搬送人員
成 人
(老人は65歳以上の 少 年
高齢者)
乳幼児
新生児
軽 症
中等症
傷病程度別搬送人員
重 症
死 亡
その他
5,798人
3,029人
392人
459人
33人
4,035人
4,876人
660人
128人
12人
-3-
29.2件
(約49分に1件の割合で出動)
老 人
成 人
少 年
乳幼児
新生児
軽 症
中等症
重 症
死 亡
その他
6,044人
3,118人
360人
523人
31人
4,216人
4,983人
731人
138人
8人
(3) 救助出動件数
出動件数の約6割が「交通事故」と「水難事故」によるものでした。
救助出動件数は減少したものの、全国的にも大規模な自然災害の発生が印象的で、市内
でも台風や集中豪雨による出動が発生し、その対応強化を継続していきます。
年別
24年
25年
26年
27年
28年
出動件数
36件
44件
29件
27件
22件
救出人員
26人
26人
23人
区分
25人
27年
事故種別
救助出動件数(上位)
交通事故
水難事故
建 物 等
28年
9件
8件
4件
-4-
16人
交通事故
水難事故
建 物 等
7件
7件
5件