金澤光泰

キャリアステップ & ある日のスケジュール
[日頃のこころがけ]
何ごともまずやってみる挑戦の気持ちと
日々の人との関わりを大切に
金澤光泰
監 理部 2008年入社
キャリアステップ
東北(仙台)で設計や施工管理の仕事の経験を重ね
入社までの約 9年
ある日のスケジュール
5:30
現場確認や移動で毎日1万歩は歩く。
る。医療施設、大学施設、駅前再開発などの現場を担
当。
起床。朝食は必ず摂る。大事なエネルギー源! 7:00
現場までの移動中に、メールやニュースを確認する。時
間は平均1時間半
(始発の新幹線に乗ることも)
。
それまでのキャリアを活かして、東京の現場に赴き、
実戦形式で業務にあたる。中小規模のオフィスビルや
大学施設を担当。そこでのオン・ザ・ジョブ・
トレーニン
グ研修では、マニュアルにはない貴重な経験と技術
1∼2年目
を得られた。
監理業務に対しては、施工管理との立ち位置や着眼
8:30
建築現場。デスクで施工関係書類の確認などをする。
9:10|始業
認は欠かせない。
10:00
点の違いに難しさを感じながらも、監理の基礎を実
践で学びながら、諸先輩の取組みを参考に日々奮闘
していた。
現場の最新情報は大切なので、現場の進
状況の確
分科会と呼ばれる専門工事ごとの打合せをする。工事
計画や工程の確認をし、施工者と検討協議を行う。彼
らの技術に新たな発見があったりもする。
12:00
昼食。現場事務所でお弁当を食べる
(現場近くで外食
の場合も)。
東北の現場
(工場や医療施設の担当)
も増えはじめ
13:00
た矢先、
「大震災」が起こる。東京と東北を往復する
る術を学びつつ業務を遂行した。
監理部は社内業務
(研修や会議)
も充実しており、こ
15:00
の頃から監理 ITチームや研修講師を任されるように
なる。
進
や検査の報告、変更事項の協議を監理者が主体
となり進行する。
日々が続き、ITを駆使しながら
「効率良く」仕事をす
3 ∼ 4年目
クライアントを含めた現場全体会議を開催する。工事
現場を検査する。設計図書との照合のほか、品質や進
もチェックする。現場に入った雰囲気で状況把握が
できるようになると一人前!
18:00
18:10|終業
社内会議に参画する
(現場の場合、Web会議で参加す
る時も)。監理業務の IT化や、多様な監理に対して今後
の展開を協議する。
「頼まれた仕事」=
「さまざまな学びの機会」と捉え、
多様な現場にチャレンジ。
気づけば、十数件の現場を
任されていた
(本社ビル、大学施設、再開発施設を担
5 ∼ 6年目
当)
。上司や同僚との協力によって、無事に各建物を
19:00
完成させてクライアントに引き渡すことができた。
この頃から大規模現場の検査補助員や増改築改修
建物の業務も増え、多くの技術を磨く機会となった。
上司や同僚と食事に行く。この時間にコミュニケーショ
ンをとることは、私自身にとって大事で有意義な場と
なっている。
21:30
帰宅。家族との団らんやお風呂に入ってリラックスして
就寝。
病院の改修現場や遠隔地の医療施設を担当。専門
の関係者が非常に多く特殊な分野だが、日建チーム
の力で業務を円滑に進めている実感をいだく。医療
施設の勘所をまとめる会議にも参画している。
7∼ 9年目
監理は経験と知識がものを言う職務なので、40歳
になってもまだまだ。
還暦を迎えても現役の諸先輩の
パワフルさに感銘を受けつつ、次世代を担うための
決意を新たにしている。
今後は大規模プロジェクトも
担当するので、
現場最前線で働く
「日建の顔」として、
日々さらなる技術を磨いている。
★週末
土日祝は休日。前職に比べ休みが多く、
体力的にとても
楽になったと感じる。家族とすごす時間が増え、心身と
もにリフレッシュできる。