春日部市立葛飾中学校2年 「平和な毎日と税金」 中島 優渚 今年から、私の住む春日部市の学校にもエアコンが設置された。それによって、暑い夏 も快適に授業を受けることができている。よく考えると、エアコンの設置には、多くの税 金がかかっている。この作文を書くにあたって、税金について色々考えてみた。 まず、税金は、法人税、所得税、消費税など、色々な形で国民全員から集められ、私達 の生活をより良くするために使われている。例えば、学校や公園、消防署、道路や橋の建 設、また、そこで働く人の給料、そこの修理。数えきれない多くの場所で税金は活躍して いる。あたりまえだが、税は本当に大切だということが分かる。人間は一人では生きてい けない。税は、みんなで助け合い、みんな平等に豊かな生活を送るためにあるのだ。 では、もし税がなかったら。私達の生活は一変するだろう。警察や、消防がなく、道路 などの整備もされず、学校にも通えないし、病院代も高くなる。ゴミの収集もされない。 これでは、毎日不安な気持ちで過ごすことになるだろうし、町はゴミだらけ。争いも絶え なくなるだろう。今、私達は、安心して日々を過ごし、学校に行けて、無償で教科書がも らえて、先生に教えてもらえて。いつも税にお世話になり、税によって幸せな日々を送っ ている。平和な毎日には税金が不可欠だということだと思う。 では、私達にとって一番身近であろう、消費税の増税について考えてみる。増税には、 反対意見が多数ある。しかし、私の意見は賛成だ。なぜなら、慣れてくればあたりまえに なるだろうし、消費税なら、大人も子供も、働いている人もいない人も、平等であるから である。それに、増税によって、助け合いや人々のつながりが深まると考えれば、お互い に尊敬の心とか、感謝の気持ちが芽生えてくると思う。そうなったら、今よりさらに良い 社会になると思う。それでも、反対意見があるのは、税金の無駄遣いがあるからだと思う。 今、税金を何に使うことが一番大切なのか、みんなで考えるべきだ。 税については、様々な意見、問題がある。それを解決するには、みんなが税についてよ く知る必要があると思う。税の大切さをみんなが理解し、いい気持ちで税金をはらえるよ うになったら、日本は、すばらしい国になると思う。まずは、私達子供が税について学び、 理解することで、これからの日本は増々良くなると思う。それに、図書館の本や、公園の 水など、公共物を大切にする人が増えるのではないだろうか。 人々は税によってつながり、税によって、平和な毎日がある。私は、税金をはらう全て の国民に感謝の気持ちを持ち、税の大切さを実感しながら、生活していきたい。
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