ECU(エディスコーワン大学)への交換留学生 特派員

東京都市大学
国際センター発行
2016 年 10 月 18 日
ECU(エディスコーワン大学)への交換留学生
特派員レポート Vol.18
今回は、都市生活学部の一ノ宮さんからレポートを頂き
いです。と同時に、日本の魅力を知ってもらうために説明
ました。電話に出る際の「もしもし〜〜〜」というフレーズが
することの大切さや難しさについて考えさせられます。
外国人には異なった音に聞こえるようです。では早速、一ノ
宮さんの レポートを見てみましょう!
先日、日本人代表として友達の発表を手伝うべくマネ
この留学生活における 3 つある山場の 2 つ目、第 10
ジメントの授業に参加した時にポーランド人とアボリジニー
週のテストが無事に終わり、ホッと一息つくと同時に帰国
しました。そこでは、歴史や文化、外国人にポピュラーなも
まで残すところあと約 5 週間、カウントダウンが始り今更な
のに加えて「2020 オリンピックについて」と盛り沢山に説明
がら観光しておかなきゃと焦りを感じ授業の合間を見つけ
しようと試みたばかりに、周りからは良かったと言われてもど
てはどこかへ出かけるという生活を送っています。
こか心残りがあるものになってしまいました。コンパクトかつ
の人と中国人と共に、それぞれの国の文化について発表
盛り沢山に説明するのはとても難しいのだと改めて実感し
最近は、政府主催のパーティに参加した時に知り合った
オーストラリア人の友達に紹介してもらい、日本に関心の
ある外国人達が集まる交流会に参加しています。そこで
は、日本人同士だと全く気づかないことが沢山見つかりと
てもワクワクします。国によって音(発音)の聞こえ方が
本当に違うということに気づかされました。鶏や犬の鳴き声
が国よって違うのは周知のことだと思いますが、日本語の
単語、フレーズの発音も鳴き声の例のように外国人には、
異なって聞こえるみたいです。例えば、私達は友達や家
族と電話をする時、日本語で「もしもし〜〜〜」と相手が
話す準備が出来ているのか確認してから話します。この何
気ない「もしもし〜〜〜」というフレーズですが、英語圏の
人々、中国、香港の人々には我々日本人と同じ様に「も
しもし」と聞こえるみたいです。一方インド人や中東の
人々には「むしむし」もしくは「ムッシュムッシュ」と聞こえるみ
たいです。そして彼らにとってこの「ムッシュムッシュ」というフ
レーズは面白いようです。このように突然いろいろな質問
をされてびっくりしますが、そういう小さな好奇心からでも日
本について興味を持ってもらえると日本人としてやはり嬉し
ました。
都市生活学部都市生活学科 2 年 一ノ宮克友