アプリケーションの最新化と統合

ソリューション概要
アプリケーションの最新化と統合
データを活用したアプリケーションポートフォリオの管理戦略
競争の激化やテクノロジーの変化、デジタル化などにより、最新のアプリケーションポートフォリオで業務
を遂行することが、かつてないほど重要になっています。もはや、「誰かがこのデータを必要とするかもし
れない」というだけの理由で多くの冗長なレガシーアプリケーションを運用しながら競争力を維持すること
は、不可能になっています。
企業は、レガシーアプリケーションの維持に伴うコストと複雑性を軽減しながら、効率性と生産性を向上す
ることを目指しています。アプリケーション管理の一般的なイニシアチブは次の通りです。
• アプリケーションの最新化:少数の新しいアプリケーションで標準化し、生産性を向上します。単一の
アプリケーションに統合することで、ビジネスプロセスとそれに含まれるデータの単一ビューも可能に
なり、生産性が大きく向上します。
• アプリケーションの統合:レガシーアプリケーションから新しいアプリケーションにデータを移行し、
古いアプリケーションをリタイアします。これにより、アプリケーションのメンテナンスや電力、冷
却、管理などのコストが節約されます。また、データ統合環境の簡素化によるメリットもあり、全体的
な生産性とビジネスの俊敏性も向上します。
• M&Aと売却:この種の取引を行う上場企業は、1つの企業として運営していると顧客から見なされるよ
うに、取引終了後の「初日」にアプリケーションデータを統合することが要求されています。一般的に
は、冗長システムを整理するための長期にわたるアプリケーションの最新化と統合が必要になります
が、この種の取引の多くは、アプリケーションポートフォリオの標準化、統合、最新化によるITの相乗効
果を発揮できないため、期待したメリットを得られません。
インフォマティカのソリューション
インフォマティカでは、データ管理のゴールドスタンダードを提供しており、このようなプロジェクトのリ
スクを軽減し、データを企業の競争優位性に変えることができるグレートデータ(高品質なビッグデータ)
をアプリケーションとビジネスプロセスに活用できるようにします。
インフォマティカでは、アプリケーションの最適化と統合に関連する最も複雑なデータ管理イニシアチブに
関して、これまで1,000社を超える顧客を支援してきました。インフォマティカのエンドツーエンドのデー
タ管理ソリューションは、ガートナー社のデータに関連する6つのマジック・クアドラントで「リーダー」
に位置付けられています。具体的にインフォマティカは次の分野を支援します。
• アプリケーションデータの移行:ガートナー社の調査では、データ移行プロジェクトの50%が予算内で
スケジュール通りに完了しておらず、その原因はデータの問題であるとしています。インフォマティカ
では、業界先進のツール、サービス、パートナーにより、プロジェクトのリスクを軽減し、予算内でス
ケジュール通りに完了できるようにします。特に、データ統合、データ品質、マスターデータ管理の先
進の製品を備えており、また、iPaaSの業界リーダーとして、クラウドベースのツールでデータ管理をハ
イブリッド環境に拡張します。
• アプリケーション間の統合: アプリケーションの稼働後は、グレートデータ(高品質
インフォマティカにつ
いて
インフォマティカは、あらゆるモ
ノを動かすデータの未来を変革す
るイノベーションに取り組む先進
的な独立系ソフトウェアプロバイ
ダーです。インフォマティカのソ
リューションによって世界中の企
業が情報価値を高めることに成功
し、ビジネスの最重要ニーズを満
たしています。現在、5,800社を
超える企業がインフォマティカを
利用して、オンプレミスやクラウ
ドのほか、ソーシャルネットワー
クを含むインターネット上の情報
資産から最大限の価値を引き出す
ことに成功しています。
なビッグデータ)を活用できるようにする必要があります。インフォマティカでは、
社内外のすべての種類のデータソースと統合するための業界先進のツールを備えてい
るとともに、持続的なデータ品質とデータガバナンスの先進のツールも提供するの
で、信頼できるデータでビジネスプロセスを運用できます。さらに、複雑なデータ統
合環境にも対応できるように、業界唯一のソリューションである Data Integration Hub
も提供しています。Data Integration Hubは、数百ものポイントツーポイントのデータ
統合接続を、単一の高度なパブリッシュ/サブスクライブモデルに置き換えます。各
データソースは、1回のみデータ更新をパブリッシュするだけで、後は柔軟に適用する
ことが可能です。各データのユーザー(サブスクライバ)は、求める形式とデータ品
質で必要な時にデータ更新を取得できるので、データ管理環境の俊敏性と柔軟性が向
上します。
• アプリケーション リタイアメント:データを最新のアプリケーションに移行した後は
レガシーシステムをリタイアする必要がありますが、大規模企業の多くは、単に「誰
かがこのデータを必要とするかもしれない」という理由だけで、誰も利用していない
数百ものレガシーアプリケーションを動かし続けています。Informatica Data Archiving
を使えば、これらのレガシーシステムからデータをアーカイブして、レガシーシステ
ムをリタイアできるため、レガシーシステムがまだ稼働しているかのようにデータに
アクセスできます。
IT部門にとっての価値
データ管理の業界先進のツールで標準化することで、 IT による業務の対応力が向上し、
大規模アプリケーションプロジェクトの技術的リスクが大幅に軽減されます。 これは主
に、IT開発者に本来備わっている生産性と、ツールにあらかじめ組み込まれた業務部門と
IT 部門のコラボレーションによるものです。また、インフォマティカはこのような種類
のプロジェクトに対応するエンドツーエンドのソリューションを完備しています。 Bloor
Research社は次のように述べています。「Data ValidationとProactive Monitoringを加える
ことで、他社を圧倒するデータ移行の幅広いポートフォリオが揃います」その結果、開
発者の生産性がさらに向上し、これらのプロジェクトのリスクも軽減されます。
業務部門にとっての価値
業務部門においても、インフォマティカにより、このような主要プロジェクトのリスクが
軽減されます。スケジュール通りにアプリケーションが稼働しないことによるビジネス
への影響は、簡単にITコストの増加をはるかに上回る規模になる恐れがありますが、 イン
フォマティカでデータ管理を標準化することで、IT部門は新しいデータとアプリケーショ
ンを迅速かつ高品質で提供できるようになり、企業の俊敏性と競争力も向上します。
ビジネス上のメリットには、M&Aに伴うシステム統合の相乗効果、迅速で正確なビジネ
スプロセス、各状況への迅速な対応力の向上、顧客満足度の向上による収益増加などが
あります。
インフォマティカのアプリケーション向けデータソリューションの詳細については、こ
ちらをご覧ください。
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